「ごあす」旅ノート
行程
かねてから予定していた北軽井沢へ向けて出発。
それも鈍行列車のみを利用しての行程。ところが,8月13日,東武東上線は東武練馬〜上板橋間で
発生した人身事故の為,大幅にダイヤが乱れていました。
その為,往路に関しては,鈍行列車のみの行程は実現せず,高崎〜軽井沢間は,長野新幹線を
利用することに。しかし,新幹線を利用した事により,人身事故の遅れを取り戻すことが出来ました。
詳しくは,下記写真&旅記を参照して下さいませ。
◆DATA
2004年(平成16年)8月13日(金)〜8月16日(月)
  ・1日目 東京都板橋区→埼玉県寄居町→群馬県高崎市→
        長野県軽井沢町→群馬県長野原町北軽井沢
  ・2日目 群馬県長野原町北軽井沢(泊)
  ・3日目 群馬県長野原町北軽井沢→群馬県草津町草津温泉(泊)
  ・4日目 群馬県草津町草津温泉→群馬県長野原町→
        群馬県高崎市→埼玉県小川町→東京都板橋区

利用線区
  ・東武東上線  ・八高線  ・長野新幹線  ・吾妻線  ・上越線
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さて,寄居に13:00ごろ到着した私たちは
ひとまず腹ごしらえをする為に駅を出ました。
寄居から高崎まで乗車する列車は
寄居を13:47に出発します。せっかくですが,
寄居ではゆっくりとしてはいられないようです。
という訳で,駅前のとある蕎麦屋へ。
すぐ食べることが出来るであろう「せいろ」を
オーダー致しました。本当は「天せいろ」が
食べたかった。。。まぁ,それはさておき,
この「せいろ」,コシがあり,かなりおいしかった
です。また,食べに行きたいお店候補です。
おいしい「せいろ」を食べれた事で,
旅への感情は高まりました。
いよいよ高崎へ向けて出発です。
八高線高崎行きは定刻どおり,
寄居駅ホームで待機していました。
この独特のディーゼル音。
たまりません!
八高線は,14:29定刻どおりに
高崎駅に到着致しました。
夏休みのせいか,いつも以上に
混んでおりました。
八高線を後にした私たちは,急ぎ足で
長野新幹線ホームへと向いました。
予定では新幹線に乗るはずでは
無かったのですが。。。
残念です。。。
臨時の長野新幹線「あさま547号」長野行が
定刻どおり,高崎駅新幹線ホームに
姿を見せました。長野新幹線に乗るは,
5月以来ですね。
あさま547号は高崎駅を14:40に発車し,
軽井沢へはわずか17分足らずで到着します。
軽井沢駅には定刻どおり,14:47に到着。
次は軽井沢15:10発のJRバス草津温泉行きに
乗り,北軽井沢を目指します。
しかし,バス停に到着し,どんなに待っても
15:10のバスは来ませんでした。
すると,そんな私たちを気遣ってか,草軽交通の
バスの運転手さんが「きっとJRバスは国道を
通ってくるから渋滞に巻き込まれているんだよ」と
親切に教えて下さいました。さらに,「草軽交通の
バスの方が北軽井沢には早く着くよ」とも教えて
下さりました。
草軽交通の運転手さんが仰った様に,
結局,JRバスは1時間待っても来ませんでした。
なので,軽井沢15:45発の草軽交通草津温泉行きに乗ることにしました。北軽井沢着は16:24。
約40分のバス旅です。
バスは乗り心地が良く,快適でした。
北軽井沢には定刻どおり,16:24に到着。
北軽井沢のバス停前には旧草軽電鉄の
駅舎が保存されています。
洒落た駅舎で,欄間には法政大学の頭文字で
ある「H」が誇らしげに見えます。
夕日に染まった駅舎は,何ともいえない風情を
かもしだしていました。
宿に歩いて向う途中,「御当地マンホール」を
発見致しました。北軽井沢は長野原町に属します。
長野原町の御当地マンホールは,浅間山と
キジでした。
これが北軽井沢でお世話になった宿です。
2泊致しました。
ペンション風ですが,室内は和室でした。
農家の方々が経営をされているらしく,
近くには観光農園も併設してありました。
実は,今から8年前,この観光農園に訪れ,
この宿で「ブルーベリーヨーグルト」を飲んだ事が
あります。今も昔も変わらずで,安心致しました。
そうそう,この宿では自家製ジュースも自販機等で
販売をしています。プラムに梅,そしてりんご。
その中でも,りんごジュースがおいしかったです。
これは,宿でりんごジュースを飲んでいる時の
写真です。また,葉唐辛子や山椒などの
佃煮もおいしかったですね。私たちはお土産に
これらの佃煮やりんごジュース等を
買って帰りました。
ところで,北軽井沢での1日目ですが,
ただ宿に泊まるだけに終わってしまいました。
なので,2日目の行程を書きたいと思います。
朝食後」,早速,北軽井沢中心部へ
移動致しました。自転車を借りるためです。
1日,2000円と割高でしたが,あちこちに移動する
為には,車が無い私たちにとっては必需品と
考えました。
レンタサイクル屋は,この旧草軽電鉄北軽井沢駅
横付近にあります。定食屋も兼ね備えており,
とてもいい香りがしていました。

これは,旧草軽電鉄北軽井沢駅欄間の
拡大写真です。法政大学の頭文字である
「H」が誇らしげです。
さっそく自転車で北軽井沢を散策。
まだ9時過ぎだったので,空気が澄み,
木々たちが本当に綺麗でした。
ただ,スズメバチやハエなどの昆虫たちが
多くいて,正直,怖い面もありました。
ところで,私たちは「大学村」へと向いました。
大学村は,昭和初期,法政大学の
教職員が一丸となって切り拓いた地で,
かつては「法政大学村」と呼ばれていました。
しかし,その後,法政大学関係者だけではなく,
他大学の教職員もこの地に別荘を持つように
なった事から,「大学村」に名称を変更した様です。現在は,大学教職員以外の一般の方々も
別荘を持つに至っております。
この大学村に関しては多くの書籍が出版されて
いますが,さきの旧草軽電鉄北軽井沢駅前に
大学村について書かれた石碑が建てられて
います。無論,この石碑においても北軽井沢と
法政大学との関係は述べられています。
散策中,偶然にも,洒落た喫茶店を見つけました。
私たちは,ここで休憩をすることに。
あたりは緑一色で,すがすがしく,
ロッジからはジャズが流れてきていました。
また,多くの鳥たちもこの店を休憩場所に
している様で,ちょっとしたバードウォッチングも
楽しむ事ができました。
この喫茶店では,ドライカレーセットを注文。
地の素材をふんだんに使った上品な
プレートでした。
無論,食後のコーヒーも
おいしかった事は,言うまでもありません。
ようやく北軽井沢にやってきた気が致しました。
喫茶店を後にし,ひとまず宿へ戻る事にしました。
その途中,噴煙を上げる浅間山を撮影致しました。
これは,噴火する直前の浅間山です。
この時から,直感的に何かあるなと感じて
おりましたが,本当に爆発するなんて
思ってもみませんでした。
喫宿からも浅間山が見えたのですが,
やはりモクモクト噴煙をあげておりました。
宿で一休みをした後,私たちは再びサイクリングを
楽しむ事にしました。次に向った先は農業地帯。
北軽井沢は農業や酪農も盛んで,地域住民の
息吹きを感じるために出かけてみることに
致しました。
さっそく宿の近くで見つけたのが,広大な
トウモロコシ畑。いかにも夏らしく,田舎らしい
景観に感動致しました。また,夏の青い空,
白い雲,そしてトウモロコシの緑と,なんとも
いえぬコントラストが最高でした。
また,牧草地も多くみられました。
これらの草を,乳牛たちが食べるんですね。
一瞬,北海道にいるかと思うぐらい農業景観は
似ておりました。
そして,とうとう出逢いました,乳牛に。
乳牛たちは,のんびりと牛舎の中で,
すごしておりました。高原といえども
やはり夏は暑い。のんびりと過ごすに越したことは
人間も牛もかわりはありません。
長野原町によると,北軽井沢は一大酪農地帯
だとか。なるほど,どおりで牛舎が多く密集して
いるのですね。
牛舎を後にし,次に向ったのが
マウンテン牧場。
ここは北軽井沢の観光地として発展している
みたいで,農業のテーマパークといったところ
でしょうか。このマウンテン牧場も,私たちが
泊まっている宿と同じく,農家の方々が関わって
いるみたいで,新鮮な野菜や加工品を購入する
ことが出来ました。また,その場で食べることも
可能で,食べることの好きな私にとっては
たまらない施設でした。
ひとまずは,地元で採れたトウモロコシと
地ビールを頂きました。
トウモロコシが大好きな私は,2本目をガブリ。
どうりで太る訳です。しかし,本当に北軽井沢の
トウモロコシはおいしかったです。
地ビールも進み,トウモロコシのお次は
地元で採れたキュウリとトマトを頂きました。
氷水で冷やしていたお陰で,野菜の鮮度は
抜群。本当に,これもおいしかったです。
お腹がいっぱいになったところで,
園内を散策。ふとある一角に目をやると,
きれいな夏の花々たちが咲き乱れていました。
こういう風景は,ホッとしますね。
園内には花々の他にも,こんなものがありました。
そうです,これはデパート屋上遊園地にかつて
あった観覧車のゴンドラです。
それもはるばる横浜から運ばれてきたみたいで。
現在は,マウンテン牧場の休憩所として
利用されています。
さらにマウンテン牧場には,愛らしい動物たちが
沢山いました。ポニーや豚,そして鶏など。
ニワトリがかわいらしかったので一枚
撮影させて頂きました。
これで北軽井沢2日目は,無事に終了致しました。
北軽井沢3日目,今日は草津温泉へ向います。
宿を後にし,私たちは大学村にある照月湖を
訪ねました。この照月湖も,昔,法政大学
関係者が川を堰き止めて造ったものです。
風光明媚な景観は8年前とは変わっていません
でしたが,ただ大学村内での規則が厳しくなった
為,以前の様な賑やかさはなくなっていました。
その為,モーテルも廃止され,ほとんどひと気の
無い湖に。モーテルが無くなった代わりに,
競馬を育てる施設が出来ていました。湖奥に
見えるのがそうです。この日は,浅間山も綺麗に
望むことが出来ました。
照月湖では,かわいらしくて人懐っこい猫に
出逢うことが出来ました。
照月湖から自転車でわずか10分足らず。
北軽井沢のバス停に到着を致しました。
レンタサイクルを返却後,さっそくバスを
待つことに。北軽井沢を11:29にたち,
草津温泉には12:08に到着をします。
私にとっては初めての草津温泉。
期待が高まります。
バス車内では,「草津よいとこ〜」の民謡や
景勝地の車内アナウンスが流れ,「旅」を
意識することが出来ました。
若干の渋滞に見舞われましたが,
バスはほぼ定刻どおり,12:08に草津温泉
バスターミナルに到着致しました。
これから宿探しです。私たちは観光案内所で
宿を紹介してもらい,さっそく向いました。
今日の宿は,湯畑前の明治期から続く老舗旅館。久しぶりに良い宿に泊まります。
私たちが案内された部屋は,この宿の最上階で,
湯畑が一望できました。
窓を開けっぱなしにしておりますと,
草津温泉特有のにおいが風と共に入り,
また,カランコロンという心地よい下駄の音が
聞こえてきます。これはこれは,草津温泉とは
こんなに素晴らしい所だったのか。
私は,この雰囲気だけで満足しておりました。
1時間ぐらい休憩をした後,早速,「かけ流し」の
温泉へ。これが本日のメインといっても
過言ではありません。鹿児島出身の私は,
地元はもちろん,伊豆や松本,喜多方などの
温泉にも入ってきました。
しかし,草津温泉は,明からにこれらの温泉とは
違いました。さすがは「温質宣言」をしているだけは
あると,心から思いました。
これぞ,まさしく温泉。皆さんがそういう理由が
ようやく分かりました。
草津温泉にはまりそうです。
部屋に戻ると,女将からのあいさつがあり,
夕食や朝食の時間を聞かれました。
こんな所にも気配りがされ,良い旅館を
紹介して頂いたと思いました。
さて,入浴後の休憩を済ませ,私たちは
浴衣を着て湯畑周辺を散策することに。
湯畑を中心に発展してきた草津温泉は,
コンパクトにまとまっているが故に,賑わい空間が
創出されやすく,人々の息吹きを感じる事が
出来ました。このひょうたん型の湯畑は,
岡本太郎氏のデザインだとか。
湯畑をみると,何やら箱がズラリと
並べられていました。何でも温泉の温度を
下げるのに役立っているとか。
さらには,この箱に「湯の花」も溜まっていくとか。
年に数回,この箱から湯の花を取り出すそうです。
という訳で,私も湯畑の前でパチリ。
自分でいうのも変ですが,最近,お腹が
出てきている為,西郷さんにだんだんと
似てきている気が致しました。
そういってしまったら,西郷さんに失礼かな。
草津温泉は,コンパクトな都市構造で,
都市軸は「細街路」で形成されていました。
このような細街路は,日本各地でみられて
いたのですが,防災上危険だということで
姿を消しつつあります。
東京下町にも細街路は見受けられますね。
ところで,この商店街では,ガラス細工や
パチンコ屋,喫茶店,温泉饅頭屋,せんべい屋,
うどん屋やそば屋,ラーメン屋,とんかつ屋
さらには無料の公衆浴場などなど,おもしろい
店舗を確認する事が出来ました。
こちらは湯畑付近の旅館街。
この一帯に密集している旅館は提携をし合って,
温泉手形を発行していました。
この温泉手形を利用することにより,各旅館の
温泉を満喫できるという趣向。
また,建造物の景観も統一をし,明治期の
良き温泉街を垣間見る事が可能です。
草津温泉街を散策し,お腹を減らして宿に戻ると
夕食が待ち受けてました。
地の素材を使った料理たちに感動。
とくに鮎の塩焼き,旬野菜の天麩羅,地元なすびの
味噌田楽は,おいしかったですね。
酒と一緒に料理を楽しみました。
食後,しばらく休憩をしてから,再び温泉に
つかりました。
草津温泉2日目の朝は,あいにくの曇り空。
しかし,なんだか秋めいていて,いい感じでした。
ひとまずは,朝風呂へ。
朝風呂の後,私たちは7:00から開演する
「ゆもみ」を見に参りました。
宿からはわずか3分のところ。
しかし,早朝にもかかわらず観客は多く,
驚いてしまいました。
はじめて「ゆもみ」を観ましたが,なかなか良い
感じのショーで,観客も体験出来る等,
工夫を凝らしているのが好感を持てました。
ゆもみをみてから,お腹を空かせて宿に
戻ると,朝食が待ち受けていました。
出てきました,草津温泉の「温泉卵」。
この半熟感がなんともいえませんなぁ。
宿を後にし,草津温泉街を再度散策をし,
昼食は「まいたけうどん」を食べることに。
やはり,地元で採れたまいたけだけあって,
新鮮な感じが致しました。
この歯ごたえと香り,なんとも言い難い
旬を体験する事が出来ました。
さて,とうとう私たちは草津温泉と
サヨナラをしなくてはならなくなってしまいました。
こんなにいいところだったのなら,もう少し,
早く来たがったですね。
私たちは,14:10のバスで長野原草津口を
目指しました。
長野原草津口には定刻どおり,14:32に到着。
緑に包まれた駅は,なんとも言えない
雰囲気をかもしだしていました。
夏らしい駅の風景です。
私たちは,長野原草津口14:53発の高崎行き
始発列車に乗り込みました。高崎までは
約1時間40分の旅です。
高崎駅には定刻どおり,16:41に到着致しました。
今度は八高線に乗り換えます。乗車する八高線は
16:58発で,小川町を目指します。
とうとう旅も終わりに近づいています。
小川町には定刻どおり,17:49に到着。
今度は東武東上線に乗り換えます。
かねては八高線との接続が悪い東上線ですが,
この日は17:55の池袋行き急行電車に
乗車する事が出来ました。
なんと運が良いんだろう。
いよいよ東武東上線で下赤塚に向います。
丸い目玉の東武8000系は愛着が感じられます。
下赤塚に到着をしたのは19:30過ぎでした。
夕食として,高崎駅で購入した横川駅の
釜飯を広げました。今回の旅は近場でしたが,
多くの想い出を作る事が出来ました。
さて,次回はどこへ行こうかな。