「ネオパーク → ミッションビーチ → コザ」編
(’07年8月/6歳7ヶ月&1歳2ヶ月)





8/26(日)
  

朝、みんなが寝ている間にお洗濯。
クラウンホテル1階にはコインランドリーがあります。洗剤&柔軟材もセットされているタイプなので便利。
洗濯の間、朝のコザの空気を吸いにゲート通りへ。
思い立って1人散歩なんて、なんかすっごい久しぶり、しかも場所はコザ、もうめちゃ解放感。
この、空や町は明るいのに寝静まってる感じってのがいいのよね〜。通りごとに表情が違うのがまたいいわ〜。自然発生して栄えた町って感じで。

  

旅先で何か食べたり買ったりするのは、私の場合、「腹減った。これ欲しい」という物質的な欲求よりも、その町を目に見える形で捕獲して自分のものにしたいという欲求、それがかなえられないための代償行為に他なりませんが、散歩はその究極形。そこの景色を目に焼き付けて、そこの空気をいっぱい吸うことで、町の雰囲気ごと自分のものにできると錯覚して歩き回ってしまう。たとえ錯覚とわかっていても、その錯覚を積み重ねればいつか現実になるんじゃないかって。無理だってのに。

と、あちこちで錯覚を拾い集めつつ、Uの起床泣きが気になるママは、後ろ髪引かれながら帰還。
あ〜ゴヤ十字路にすら到達できなかった;;続きは明日だ(まあどんなに時間があっても足りないんですけどね)

そ〜っと部屋のドアを開けたら、まだみんな寝てて、ほ〜よかった。
洗濯機の底には、誰かの5セントが落ちてました。さすがクラウン。お守りに(?)もらっとこう。
ついでにフロントで、各種観光案内をゲット。場所柄、コザや中部のフリーペーパー、外人向けの英字パンフレットなんかも多いのがうれしいところです。

8時過ぎ、やっと起き出してきた皆と朝食へ。
ここは前日に和/洋の希望をフロントに伝え、当日1階のレストランで作ってもらうシステム。
朝食時間が長いためか食べる人が少ないのか、いつ行っても混みあうことがないので、くつろぎます(かりゆしアーバンから来ると特に(^^;))。
今回ひときわ印象に残ったのが、和朝食。洋食はトーストに卵料理とごく普通ですが(とはいえバイキング朝食のオムレツなんかとはわけが違う、きちんとした一品料理)、和食のおかずはなんと8品!のりや汁物を入れたら10品!
魚や納豆などの他、パパイヤの和え物に田芋の煮物、ゴーヤーチャンプルーやツナ&オクラなどの沖縄の味が、少量ずつ並んでいるのがうれしい♪器もそれぞれ違っていたりして。食前酒のようについてくる豆乳もさらっとしていて飲んだことない味。てか豆乳なのかな?
沖縄料理屋の味ではなく、沖縄の家庭料理を味わったという感じがとってもグーでした。


クラウンホテルのTVには
もちろん米軍放送が入ってます。CNNも。


さて今日はKKお待ちかねのネオパークです。UもTVで動物を見るとやたら反応するので、見せるのが楽しみ。ゆっくり見て廻るには、やっぱり開園の9時半頃を目指したいね。
とか言ってたのに、ホテルを出たのは10時近く。着いたのは11時頃。そもそも8時過ぎに起きてる時点で(^^;)
しかし駐車場のまわりは、まるで今開園したばかりのように車少なっ!お店閉まってるし。日曜の昼近くでこれって、大丈夫なのかなあ?好きな施設だけになんか寂しいわ。

うわっ鳥が入り口のガラス戸にへばりついて待ってるじゃないの。戸の隙間からなだれこんで来そうで、思わず開けるのをためらってしまいました。
5年前から何回か来てるけど、こんなにがっついた鳥達を見るのは初めて。エサ持ってる人を目当てに、ゲルマン民族大移動です。ネオパークどうした?
最初こそ喜んでいたKKも、追いかけてくるわ待ち構えているわで、だんだん逃げ腰に。UにいたってはTVみたいに反応を示すどころか、かちこちに固まってました。

  
楽しそうなKKと、おびえるU
  

ポニーの乗馬体験コーナー(300円だったかな?)で、KKついに恐怖を克服。自分から乗ってみたいと言い出し、「お尻が痛い」と言いながら楽しそうに乗っていました。最後にニンジンをやれるのが、馬と仲良くなれた気がしてグーです(馬はどうだか?)。
その他、イノシシみたいなの、シカみたいなのといった各種4つ足動物を見て、太陽雨を避けるために入った何か新しい施設でカキ氷休憩。
ここのテラスでは、池にいるピラルクーにエサをやることができます(エサ代200円)。うっかり落ちたら食われそうな食べっぷりが迫力。


これはフラミンゴ近くのトンネルに
吸いついてるピラルクー

出口近くの軽便鉄道は、人ガラガラでした。うちらも乗らないから言えませんが、出来たばかりの時は行列1時間だったのに。。。
乗り場の近くには、屋台やゲームコーナーによくあるようなクジ引き屋さん。こういうのに目がないKK、ゲットしたブーメランをするために広い草っぱらに戻り、さんざん遊んでさて出口へ・・・
と思ったらKK「ゾウガメなかった〜」。
そうなのです。途中「ゾウガメ→」の看板が2方向に出ていたので、「どっちでもいいや」と適当にその片方を選んで歩いてきたら、もはや軽便鉄道。どこで間違った?
まあ今日は「KKの好きなことする日(といつのまにか決まっていた)」だから仕方ない、と、出口から外に出ず、もう一度入り口へ。
親もネオパークは嫌いじゃないけど、2周は疲れるわ〜。あ〜また鳥たちがへばりついてる〜
再度ゲルマン民族しながら、今度は無事ゾウガメ牧場へ。
ヤギにエサもやり、パーラーに設置してあるスワンボートにも乗りと、KKのお楽しみ全部クリア(親お疲れ様)!スワンボートでは、ペリカンが間近で見れました。

    

ついでにここのパーラーで、沖縄そばの昼食。といってももう14時半ですが。Uは食べ終わった途端、ベビーカーで爆睡。
そうそうこの時、前に並んでたおばさんが「カキコオリちょうだい」と注文して、「カキゴオリじゃないの?おばあちゃん」と横から孫にツッコミいれられてたのが、ふと印象に残りました。孫は旧盆の里帰りかな?カキコオリ、いいね〜発音してみるとすごく沖縄。


すっかり東南アジア人なU

15時すぎ、ネオパークを後にし、嵐山パイン園へ。
ここのパインは以前買った時、パイン独特のヒリヒリすっぱい味や、歯に残るスジっぽさが苦手だった私が、思わずパインに謝るほどのウマさ。ただやたら遠い印象があったので予定に入れてなかったのですが、よくよく見ればネオパークから7kmほど。以前あんなに遠かったのは、瀬底方面から行ったからだったんですね。
ここで親戚用に発送しちゃえば、あとは買うおみやげもなし、最終日はフリー。これはもう行くしかないでしょう。パインもいっぱい試食させてもらえるし(それが目当てかー)

両側パイン畑の中にポツンと立つ、嵐山パイン園。
折りしも旧盆中日ということで、店番のおばさんは1人だけ。「ごめんなさいね、人手が足りなくて」と言いながら、出してくださったパインスティック、山盛り!
ついでにKKを見て「随分前にも来られませんでした?ご両親と一緒に」って、ウッソー覚えてるの!?
その時はお店のおばあさんがなかなか話が通じなくて(笑)、沖縄旅行の楽しい思い出の1つになっていたのですが、この方のお母さんだったそう。去年亡くなられたそうです。
中ぶりが6〜8個入って4,000円のパックを、親戚用に発送。おみやげ終了〜
ちなみにマンゴーやドラゴンフルーツなども「あわよくば」と思っていましたが、予約分だけでもはや終了、上物は時期的にもだいたい旧盆までだそうです。店内にも、これから発送される最後のマンゴーが箱詰めで並んでいました。
そういえば、おとといのタクシーの運転手さんによる一口メモ。沖縄のオススメは
「なんといってもイセエビとマンゴー。ピンポンサイズのマンゴーがあるんだけど、これがウマイんですよ〜!規格外だからスーパーに並ばないの。今年はもう終わりの時期だけど、市場へ行ったら探してみて」
だそうです。イセエビとピンポンマンゴー、ともに沖縄みやげとしては初めて聞くものでしたが、食べてみたいな〜
ホテルで食べるようにと、またまた袋いっぱいのスティックパインをいただき、南下。


でも今年のパイン、おいしいことはおいしいけどは前回の感動はなかったな〜
時期的なものなのかな?

夕方とはいえまだ陽も高いので、帰りがてら海に寄っていくことに。
名護から58号を下る間には、人工ビーチやいちゃんだビーチがずらっ。どこのビーチがいいかなあ?
やっぱりある程度シャワーやレンタル設備の整っているところがいい、とするとホテルのビーチ?でもホテルのビーチだと魚とかいなさそう、適度に整っていて適度に自然なビーチはないかなあ
と虫のいい望みをかなえるビーチを探しつつ南下していくと、カーナビの行く手に「ミッションビーチ」が。なんか穴場っぽくない?ここにしよう。

駐車場に行ってみると、穴場どころか「わ」ナンバーが何台も。カーナビに載ってるのに穴場のはずはないですね(^^;)。しかもロープのはってある遊泳区域が狭いこと。
けれど見た感じ、時間帯のせいか人も少なく、見晴らしのいいテラスに白いテーブルセット・パラソルつきや、売店に浮き輪のたばもあり。てことはたぶんレンタルやシャワーもありってことで、ここで泳いでいくことに。
ここのビーチは管理費として、入場料300円、しかも管理の都合上18時半でクローズだそう。妙にきっちりしたビーチなんだなあ。安心ではあるけど。
売店の人によると、魚は遊泳区域ギリギリの岩場あたりにいるそう。けれど時間が残り少ないのとかなり潮が満ちてきていたことから、シュノーケルはレンタルせず、KKの浮き輪だけ借りて海水浴モードに。
KKはもう待ちきれず、パパと一緒にシャワー室で着替えてさっそく海へ。
そんな2人をテラスから見やりながら、おなかがすいたママUは、売店で買ってお湯を入れてもらったカップ沖縄そば。Uばっくばく。また1つジャンクな味を覚えさせてしまったわ。
腹ごしらえしたところで、ママUも合流。
Uはここにきてやっと海に慣れたらしく、わきの下を支えて水に浮かべたら、短い足を必死に動かしてカエル泳ぎ。懸命にぴょこぴょこ動く足と、自分で進んでいるつもりらしいお得意の笑顔が笑えます。
KKもマネして全員で競争したり、おぼれゴッコ(誰が一番リアルにおぼれたふりをできるか(^^;))したりで、あっという間の18時半。この時間制限がイタイなあ。でもみんなで楽しめてよかった。
一応岩場の方にも行ってみましたが、ゴーグルがないのと、満ち潮で海底が遠いのとで、魚は確認できませんでした。が、1人シュノーケルしていた人はいたので、何かいることはいるのかな?
ちなみにここのシャワーは、水は無料、温水のみ300円です。温水の方にはシャンプーやボディソープも置いてありました。

コザに向かう帰り道では、これから出動するエイサーチームをいくつも見ました。
昨夜もそういえば、北谷でエイサーの行列に出会いました。いずれも車ですぐ通り過ぎちゃって残念。


「空港通り」改め

19時半ごろ、クラウンホテルに到着。
夕飯は、おなかがすいたのでガツンとステーキでも、ということでパークアベニューにある老舗「ニューヨークレストラン」へ。ママかれこれ10年ぶりくらい。
ここのオックステイルシチューが、アメリカっぽくて好きだったんですが、今日はオシマイだそうで、これまた残念。
よーしこうなりゃステーキだ〜!サーロインのニューヨークステーキに、ヒレのテンダーロインステーキ(だったかな??)、KKはアメリカのマンガみたいにこんもり盛り上がったオムライス。さらにメニュー写真がおいしそうだったチーズバーガーとエンチラーダ(だっけ?)を持ち帰りでと、すごい腹ペコぶり。つかエンチラーダって何?


店内には、エイサーまつりのポスターもありました

店内は、高級でもなくチェーン店でもなく、むしろどこか懐かしい洋食屋さんといった佇まい。
テーブル席の他たたみスペースもあり、それが50年代アメリカを髣髴とさせるポスターやアメリカ統治時代の写真とともに違和感なく店内に収まっています。
肉は柔らかく、臭みなんかもまったくなく、おいし〜〜〜!!!小食なくせに意外と味にうるさいダンナも「これなら300gでもいけたな〜」。
塩コショウだけで食べてもよし、ワインの酸味が効いているA1ソースで食べてもよし(というわけでママは半がけで)。お店の雰囲気同様、決して高級ではなくしかしチェーン店みたいな味でもなく、地に足の着いた(?)ステーキという感じがします。
もっとも、ここが高級じゃないと言えるのは現代だから。創業当時はそりゃもう、日本人には高嶺の花だったそうです。
KKもステーキの方ばかりツマミ食いするので、オムライスはケチャップ味の好きなUと、ステーキを奪われたパパママがばくばく。しかしいくら食べても減らないわ〜。
ステーキにはジャガイモのポタージュがついてきたのですが、これもKKがいたくお気に召し。さっぱりしていておかわりしたいくらいでした。


食べ終わったお皿でスミマセンm()m

帰り、Aサインを掲げたレジの奥に「コザ残像」という写真集発見!!あっこれブログで見て欲しかったやつだ〜
レジのおばさん「立ち見も出来ますよ、どうぞ」と言ってくれたけど、旅先では欲しいと思ったらその時に、の法則を、数々の痛い経験から学んだママ、即お買い上げです。
本屋さんだけでなく、こういったコザの要所要所に置いておくのが、町の人みんなでコザの残像を大切に守っているようで、いいですね。

帰り道、人気のない夜のコザも、やっぱりいいもんです。一風変わったホテルやレストランのネオン、大きな亀甲墓や、「センター自治会」と書かれたシャッターなど、過去から繋がっているものがさりげなく息づいています。

  


子供らが寝た後、エンチラーダをつまみながら写真集を眺めるひととき。
本の中もコザ、顔を上げてもコザ。うれしすぎる〜
まるまる1冊、アメリカ世のコザの姿。あまりにも直球ストレートに求めていたものが溢れている本でした。
街の写真1枚1枚についた解説が、すごくタメになると同時に切なさまでも喚起させます。これを書いた人のコザへの愛情が伝わってくるような。コザを愛したお歴々のコラムは無論。
米兵や女性、子供達、通りを横断する人々の姿、懐かしい型の車やバス、看板の1つ1つ、みんなみんないいも悪いもなく、ただその時代の中で、与えられた状況の中でその人なりに生きてきた記録の一部分。
ところでエンチラーダとは、タコスのひき肉をクレープにつつんでホットソースをかけたものでした。タコスが好きな人にはオススメです。


コザ好きな方にオススメな2冊。
個人的には「コザ残像」最高。浸れます