自動二輪免許奪還記録!
身体障害者によるオートマチック限定自動二輪取得
2003/04/21 #24更新!
#1
左大腿部粉砕骨折による神経及び大動脈損傷。
簡単に言えば左足が不自由って事。特に膝下は義足同様ピクリとも動かない。
詳しい内容はこちら。
1987年17歳。サーキットで二輪レースをしたいという夢は容易く砕け散った。
しかしバイクは嫌いになれず、いつか必ず乗れるようになると信じていた。
療養中、バイクは無理だと言うことに気付くが、それでも諦める事が出来なかった。
今思えば、無理なリハビリもそんな想いがあったからこそできた事でもあるかな。
しかしながらミッションが扱えないのは、何年か前から諦め始めていた。
#2
2001年の免許更新時、「ビッグスクーターで免許取得(奪還)はできないものか?」と、
試験場の身体障害者の窓口で問うと、持ち込みなら取得可能と言われる。
詳しく聞くと、車体に教習用のランプ類をつける必要がある。
速度表示灯・前ブレーキ・後ブレーキ(前後独立)あと、横からウインカーが確認できなければ、
別にウインカーも設置しなければならない。
サイドバンパーは付けなくても良いらしい。
大雑把にはこんな感じだが、
とりあえず乗ろうとしているバイクのカタログを持ってくるように言われた。
何が必要かは物を見て判断するらしい。
その後自宅の最寄りの教習所へ「こういうバイクで限定免許を受けさせてやってくれ」と、
指示を出してくれる。
こんな流れを説明されてちょっと希望が見えてきたが、
よくよく考えたら、バイク(フォルツァ)+諸費用+改造費+工賃+教習代=100万前後…
現実っちゅうのは…
#3
2002年11月、長年見てきた夢が遂に動き出す。
試験場へ車両申請に行く為に12月に有給を半日取ってきた。
何としても年内に取りたい気になってきた。
しかし課題が残っている。教習中のバイクの保管方法だ。
教習所に置いておくといたずらされんか?
#4
いつもお世話になっているバイク屋へ打ち合わせに行った。
試験場やサービスセンターは教習車改造を簡単に言っていたんで、
そういう簡単なパーツがあるものだと思っていたが、
実際そんなに簡単にはいかなかった。
ブレーキやウインカーは、まあ、どうでも良い問題だろうね。
しかし問題は速度センサー。※40km/h以上でランプ点灯。
フォルツァのメーターにセンサーを取りつけることは不可能らしく、
やるとすれば、教習車用のバイクのメーターを取りつけなければならない。
そーなるとメーター周りをばらす必要がある。
となると、インジケーターの配線も関係してくる。
部品代より工賃の方がかかりそう…
メーターやインジケーターは剥き出しで構わなければ
部品代や工賃が多少安くつくだろう。
そういった部品事情を試験場に行く前に打ち合わせして良かった。
試験場まではちょっと遠いんでいつでも行けるわけじゃないからな。
これだけ具体的な話ができたんで、
試験場でかなり話を煮詰める事ができるだろう。
#5
試験場に行って「スクーター持ち込みで免許取りたいんですけど」と言うと、
第一声が「もうできなくなったよ。」この言葉に金縛りに合う俺…。
負けずに「いや、ここでそれが可能と聞き、
今日は試験用のバイクのカタログを持ってきたんですけど…」
すると奥に座っていた見覚えのある教官が俺に気付いて、説明をしてくれた。
どうやら自動二輪AT車限定免許の為の法改正が平成16年までに話をまとめる為、
現在バイクメーカーなどと共に検討中でちょうどバタバタしていて、
特殊な条件付免許が教習できないらしい。
そんな所から、ランプ類や速度計の追加など、
一切追加しずに試験を受ける事を許されたのだが、
その状態での教習所を一箇所紹介されたが門前払いを食らった。
つまり“一発試験”を受けなければならないということになった。
ただでさえ愛知県のH試験場は厳しいと評判なのに…
以前、車をAT限定で取得し、その限定を解除する為にH試験場で
一発試験を受けたんだが、七回落ちた。
五回目すべった時試験官にはっきり言われた。
「あんたが今受けている試験は、二種免許より難しいんだからすべって当然だ。」と。
そんな事を言った試験管と同じ人が今回も試験官な訳だから前途多難。
まあ、障害を持った人を公道に出すにはそれなりの責任があるんだろう。
だから左足の動きは集中的に見られるのは間違い無い。
#6
今回分かった特殊な条件がつく場合の規則について。
125ccで試験を受ければ当然自動二輪小型になる。
中途半端な排気量の場合は…
例えば150cc(ある国の車両に多い排気量)で試験を受ければ、
150cc以下限定となる。
250ccで受ければ250cc以下限定となる。
また障害の場所が左手でブレーキレバー(リアブレーキ)を握る事が困難な場合、
フットブレーキ(リアブレーキ)限定となり、
その逆で障害の場所が右足でフットブレーキ(リアブレーキ)を踏む事が困難な場合、
ブレーキレバー(リアブレーキ)限定となる。
俺の場合、左足なんでどちらも該当しなかったけどね。
#7
#5の続きにはなるが、もう一箇所紹介された。
それは教習所ではなく、練習コースを貸してくれるバイクショップだった。
30分525円で持ち込みOK。しかし自宅から遠く、
試験が受かるまでのバイクの保管ができないと言われる。
ちょっと困った。バイクの移動はどうやって…。
トラックは借りるとして、問題はトラックにバイクを載せるためのハシゴと積み下ろし。
バイク屋でハシゴの金額を聞くと二万円前後。購入予定に入れる。
積み下ろしは…
転倒したバイクを引き起こすのは自信がある。
しかし積み下ろしのの時、不安定な足場で乾燥重量176kgを支えきれるだろうか?
これについてはかなり自信が無い。
その上一回や二回では済まないわけで…。
しかし考えてみればメリットもある。
改造費はもちろんだが、教習費が安く済む。
おまけに上手く行けば短期間で取得する事が出来る。
無茶苦茶な状況ではあるが、法改正の直前の今がチャンスかも…
#8
本当は年内に試験を受けたかったんだが、そうもいかなくなった。
試験を受けたい12月中旬は、仕事が年末にかけて忙しくなるのだ。
いや、大した忙しさではないんだけど、休む事が許されない。
となると、年内練習しても年末年始はどの道、試験も練習も受けられない。
その上バイクの納車がかなりおくれるらしい。
いやここまできたら、納車がおくれようが何しようが、
もうどうでも良くなってきた…。
早く済まさないとややこしい事になりそうな気がする.
気合は十分だったのに…。
ひたすら年が明けるのを待とう…。
#9
2002/12/05(木)フォルツァが納車された。その日は何もせずバイクカバーをかけた。
翌週月曜日、仕事が早く終わったんで、
工場の脇の通路(私有地)幅3m長さ20mくらいの所で、2往復ほどしてみた。
思ってたほど不安がない。
左足でバイクを支えきる自信があまりなかったのだが、結構余裕がある感じだった。
おまけにクラッチのつながりもスムーズでわかりやすい。
加えて安定性と足つき性の良さに驚く。
加速も思っていたよりかなりいい。
とても乗りやすいフォルツァに試験への心強さを感じる。
あと問題なのはバイクの積み下ろしのみ。
これさえ何とかすれば…。
#10
フォルツァが納車された時に、軽トラで運んできてくれたわけなんだけど、
バイク屋がフォルツァを降ろす時、トップボックス(タンデムシート後部)がジャマで
軽トラから降ろす為のハシゴが全く見えないらしい。
なので免許を奪還するまでトップボックスを外すことにした。
ボルト4本で止められているだけだが、暗闇で外したので苦労した。
#11
今日は去年から予定してた通り、初めて免許奪還の為の練習に行った。
会社でトラックを借りて、買っておいたバイク用のハシゴと踏み台(折りたたみ洗車台)を
使って、フォルツァを荷台にのせるわけだけど、これがむちゃくちゃ怖い。
慣れも有るんだろうけど、カウル(ボディー)がでかくてタイヤの位置が非常に見づらいし、
自分の左足の不安定さは避けられない。
こんな事を繰り返していたら、いつかは落下するだろうな…。
練習コース(個人経営のバイク屋さん)についてバイクを降ろし、手続を済ませた。
※スラローム・波状路・一本橋・8の字・クランク
30分500円(消費税込み525円)三台までしかコースインできない。
コースはそれほど広くはないが、フォルツァに慣れるには十分のスペースだ。
コースイン
始めの30分はフォルツァに慣れるまで苦労した。
曲がってくれない。曲がれない。
なのでしばらくスラロームには近付かないようにした。
一本橋も始めのうち感覚がわからなかったけど、
慣れてきたらなんとか安定させる事が出来るようになった。
フォルツァに慣れ始めたのでスラロームも課題に混ぜる。
最初はたしか10秒くらいかかったかな?(中型は8秒以内でクリア)
そのうちには7秒台でなんとか通過できるようにはなったけど。。。
一本橋(中型は7秒以上でクリア)は10回のうち1回くらいの割合で脱輪。
タイムはバラバラで、それでも規定範囲の8〜10秒台。
練習後半はかなりフォルツァになじめた感じで、余裕も出始める。
途中、スラロームのアクセルを開けるタイミングを見失って
それに気を取られてポールを倒すというミスもあったが、
練習が終わる頃には再び落ち着いて走れた。
心配だった停止時の足の接地も丸っきり不安がない。
ただ予想以上に苦戦したのは、ニーグリップのできないスクーターという事。
直角コーナーが多い練習コース、けっこう振り回される。
一本橋も一度バランスを崩し始めると修正するのに大変だった。
あと大きな問題は試験のコースを覚えられるかどうかだな。
試験場が近いので帰りにコース表を携帯のデジカメに納めてきた。が、
果たして見ることができるだろうか?
とりあえずフォトショップで大きくしてみようと思うが…
今日の練習はかなり自信がついた。
しかしそれはフォルツァに対してだけのもので、
実際の試験場ではコースも違えば道幅も違う。
走っているうちに以前、自動二輪の教習を受けた時の事を思い出して、
不安になってきた。こんな練習では試験は受からない。
もっと難しかったはず。
次回もう一度練習して、翌日に試験を受けようと思っている今の状態が、
非常に無謀に思えてきた。
嗚呼、教習を受けたい…
#12
試験場に電話したら、予定していた月曜日は試験延期。
しかも何やら雲行きが怪しい喋り方。また話しが変わってきた。
「わざわざ来なくても電話をしてこれば試験をしてあげるから」と
はっきり言ったはずなのに、今日は
「来なきゃ試験の手続きできないし、試験の打ち合わせもしたいから、
試験に使うバイクのカタログを持って来て」
試験の打ち合わせは散々したし、カタログなんかコピーまでしたぢゃねーか!
このまま時間稼ぎされそう。しかし怒ったら向こうの思う壺なんで、
言われた通りにするしかないな。
この試験官が俺の味方をして試験を受けさせようとしてるのか?
それともその場しのぎなのか?
いろいろ問い詰めてみるか…
#13
試験場に行くと、とにかく笑顔で挨拶。
無駄かもしれんが、やれる事?はしてみよう…。
しかし、いつもとは違った様子。
何がどうなったかは知らないが、試験の正式な手続をする為に
視力などの適性検査を開始。
そして身体障害者用の適性検査もする。
これは原付スクーターにまたがって、
左足をステップに乗せて右足で原スクを支えてバンクさせる。
その逆もやって、これを何度も繰り返す。
何の問題も無くパス。(何ならフォルツァでもやってやるぜ?教官殿!)
あと悪い方の脚で一本立ちもさせられるが、
足首が固定されてるからバランスが取れるわけは無い。しかし合格。
持ちこみ試験の場合、持ちこむ車両の軽自動車届出済証の
コピーが必要になるらしいので提出。
他に試験代3300円と顔写真・免許証のコピー。コース表1枚30円。
教官:「AコースとBコースを記入して覚えてきて…
いや、Aコースだけでいい。その代わり一発で受かるように練習してきてくれ。
面倒臭いからな。。。」
憶えるのが苦手な俺にとって、こんなラッキーな事は無い。
俺:「コースを把握する為に3回は不合格になるつもりになってたんだけどなあ。」
教官:「そんなに何度も面倒な事したくないからしっかり練習してきなさい!」
俺:「は〜い!」
怠慢な人だ!とか思いつつ、愛想を振り撒く俺は一体…。
ようやくこの時がきた。
15歳でバイクに興味を持ち、16歳で自動二輪小型を取得。
17歳で生死をさまよう事故をして障害を持ち、
しかしながらバイクが嫌いになれずに原スクで我慢してきた。
辛いリハビリもイヤな事もバイクへの想いがあったからこそ乗り越えられた。
そんな心の支えとも言えるバイクへ一気に近付いた。
嬉しくて誇らしげ。
普通の人なら普通に取れる免許。しかも限定無し。
それでもいい。たかが普通自動二輪と笑われるだろう。
加えて“スクーター限定”という条件が付く。
でも俺はそれで満足。
そのうちには大型スクーター免許も開始されるらしいから、
250cc限定が気に入らなくなる頃には普通に教習所で取れるようになるだろう。
※スクーター限定免許は五年以内に実施されるような事を言っていた。
来週はいよいよ試験だ。
#14
前回練習に行った時、
スラローム手前で一旦停止。
スラローム通過後一旦停止。
で、一旦停止から一旦停止を計っていた。
このタイムを計ってギリギリだった。
しかし実は一旦停止不要。
っで、一旦停止しずに計ったら、なんと5秒代だった。
けれど気付いた時は遅く、変なクセがついていた。
乱雑な走り。時々曲がりきれないし、何より6秒代が出ない。
ゆっくり走れば不安定で、安定させようとすると5秒代。
一時間半くらいはタイムを落とす事に専念した。
なんとか安定した走りができるようになった頃、
疲れも出てきて、一本橋も度々脱輪するようになった。
これ以上やってても逆効果。一本橋はあきらめて速度を上げて通過する事にしよう。
練習を終えて料金を払いに行くと、店員に声をかけられた。
店員「明日試験なんだよね?」
俺「はい。」で始まり、恐らく普段は有料であろうアドバイスを
詳しくしてくれた。スラロームの入り方・抜け方。
クランクの入り方・抜け方など。
このアドバイス、試験前日にしてとても有り難かった。
買ってきた参考書には書いてなかった事が聞けたのだ。
まあ、明日の試験で実践できるかどうかはわからないが、
今まで「なぜココが不安定になるんだろう?」という部分をアドバイスもらったので、
綺麗に決まらなくても、失敗率はかなり下げられると思う。
技術有る者からの初めての指導に心強さを感じた。
しかし、バイク搬送の為にトラックへの積み下ろしはヤバ過ぎ。
積む時2回ほどハシゴから転落させそうになったし、
バイク屋で脱輪しかけて店員さんに助けられたし…。
早いトコ合格しんと、いつかは落とすだろうな…。
☆今世紀最大のショック☆
フォルツァのシート下のプレスラインにパイロンを引きずった跡が!
こけてもいないのに傷が〜〜〜〜〜っ!
俺以外にもたくさんの人がこのバイク屋の練習場で練習をこなしているわけだが…
バイクはほとんどの人がバイク屋のバイクを借りて練習している。
それを見ていて少し羨ましい気になった。
バイクを転倒させられる安心感。サイドバンパーが付いていて、
ちょっと転倒したくらいじゃ壊れない。
そんな事を羨ましがってはいけないんだろうけど、でも…
緊張感が半端じゃなくて、練習後は前回に引き続き今回も脱力感が激しい。
#15
試験当日、異様なほど落ちついていた。
朝から雨が降っていたが、昼には止んで、
路面も所々乾燥し始めていた。
12:45にいつもの適正相談室を訪ねろと言われたが、
実際のコースを歩きたかったんで9:30頃に試験場について、
試験をしていない時間を見計らってコースを歩いた。
課題は合流⇒坂道発進⇒踏み切り⇒スラローム⇒S字⇒一本橋⇒クランク⇒外周⇒急制動
と、こんな感じ。
歩きだして気が付いたのは、まずスラローム。
練習していたコースはスタートからゴールまで、
一直線にパイロンが並んでいるだけだった。
しかし試験場のコースは左旋回の場所には右側に二本。
右旋回の場所には左側に二本、余分にパイロンが立っている。
一箇所に付き合計3本…。
パイロンの間隔は同じはずなのに非常に圧迫感を感じる。
ちょっとビビったが気にしない事にした。
次にS字。これも両サイドにパイロンぎっしり。
これも圧迫感を感じる。
あと、クランク。
これもまた、パイロンが両サイドぎっしり。
これって通れるの?
まあ… ぶっつけ本番で…。
トータル5週ほど歩いただろうか?かなり疲れた。
もう試験なんかどーでもいい気になった。
悪い方の足もちょっと痛い。後悔…。
左足がふらついたら試験失格なんだよね、実際…。
身体をバイクに慣らす為にバイクで外周のみ2週する事を許される。
その時初めて違和感に気付く。
フォルツァでこんな広い所を走った事無い…。
ちょっと焦り気味のまま試験突入。
走り出してすぐ、気持ちが試験モードでない事に気付くが、
もうどーにもならない…。
坂道発進まではスムーズにクリア。
スラロームに来ると冷汗がジワーっと出る感じ…。
歩いてみた時よりもっと狭く感じる。
そのままヨロヨロと突っ込んでしまった。
スラローム3本目まで来ると、我にかえりアクセルを開けたが、
動揺して余計不安定な走りになってしまった。
更に動揺したままスラロームを抜け、
次にどちらへ曲がるかわからなくなりヨロヨロとして一旦停止(止まっては行けない所)。
あれだけ完璧に憶えていたのに…。
気を取り直してS字へ向う。
ビビリながらもなんとか通過。
しかし動揺は抑えきれなかった。
一本橋で後輪が乗った直後、「あ、もおだめ、落ちる…」そう思った瞬間脱輪…。
今まで練習中でさえこんな短距離で落ちた事は無い。
(本来、脱輪で試験失格なんだが、初めてという事で全コース走らせてもらえた。)
しかしもう、こーなったら手の打ち様は無い。
クランクが極端に狭く感じてヨロヨロ。
しかもその直後、コースを忘れる。
一旦止まって考えた。コース復帰。
しかし再びクランクへ…。
ミスの積み重ねで更にクランクは狭く感じて、
ハンドルで曲がった感じ…。
急制動も自信があったのに失敗ではないが納得いかない状態。
これでは試験官も情けの掛け様が無いだろう。
終わった瞬間、「俺は原チャリだけでいいや」って気にさえなった。
試験後、試験官に少しでも多くのアドバイスをもらおうと、
色々話しかけてみた。
スクーターの試験が難しいのは承知しているらしい。
しかし、公道に出る以上、厳しい審査は逃れようが無いと言う。
分かってはいたが、少し安易に考えていたかもしれない。
次回は練習時と同様、豪快に走ってみよう。
パイロンに接触したって(失格になる)構わない。
びびってオロオロした走りよかマシのような気がする。
あと、安全確認が指摘されたんでその辺りも、
集中的に補修する事にしよう。
それから試験前に練習場に行って、1時間くらい練習をさせてもらおう。
次回試験は3月7日(金)
職場の皆様、迷惑かけます…。
#16
3月7日に試験を受けるつもりだったが、
前日3月6日に俺の代りに仕事してくれる人が追突事故(被害者)を起こして、
むち打ちになったらしく、仕事が休めなくなってしまった。
試験をキャンセルしたのだが、3月中旬は試験コースを工事するらしく試験が受けられない。
3月末から6月にかけて、仕事がとても忙しくなるので試験が受けられない。
前回の試験日から離れれば離れるほど不利だよな。
できる事なら会社の人に追突したヤツを殴りたい気にもなった。
こうなってくると、キックのついていないフォルツァが心配になってきた。
長期放置すれば、当然エンジンのかかりは悪くなるだろう。
キックがあるなら体力消耗で済むがセルのみではバッテリー上がりの可能性も…。
夢って所詮夢なのか?って、イタズラに自虐してしまいたくなるな…。
#17
久し振りに練習に行った。
前回の試験で気になった、クランクを徹底的に練習する。
試験場のようにパイロンがたくさん並んでいるイメージをしながら何度も走った。
もちろんそれ以外も走ったわけだが、そのうちに自分の意外な欠点を発見した。
8の字を走行中、右旋回は綺麗に決まるのだが、左旋回が不安定。
何度走っても左旋回が不安定。冷静に分析しながら走っていると、
左旋回の時だけ、視点が極端に近い。遠くに持っていっているつもりなのに、
気が付くと手前になっている。どうやら癖になってしまっているようなんで、
修正にちょっと手間取った。
肝心なクランクも不安定な原因を掴んだ。ライン取り。
直線でしっかり速度を落とし、アウト・イン・アウト。
こんな基本的な事なんだけど思いきり忘れていた。
っていうか、こんな狭いクランクで、ライン取りがこんなに役立つとは思わなかった。
何度かこなすうちにソコソコ安定してきた。
もう一つ課題を作ってみた。
ブレーキをできるだけ使わない。特にスラローム。
アクセルワークだけで走れないだろうか?
ミッション車に比べてエンジンブレーキがかかりにくいスクーター。
試しにゆっくりスラロームへ進入すると、
これが案外、アクセルオフにするとソコソコ速度も落ちてくれる。
タイムもそれほど誤差は出ない。これなら何とかなる。
大型(CB750)の人にスラロームを余裕でついていく事も可能になった頃、
右手中指の付け根が痛くなる。グリップダコができたんだろうか?
休憩に入り痛くなった部分を見てみると、水ぶくれが出来ていたので本日は練習終了。
いつものようにバイクをトラックに載せてロープとガッチャで固定して、
家に帰る途中渋滞にはまった。事件はその時起きた。
トラックの上のフォルツァがブレーキと同時におかしな動きをしている。
ラッシングを増し締め。しかし結構な力でしまっている。
原因はサイドブレーキのかけ忘れだった。前方の車が動き出したんで、
慌ててサイドブレーキを引く。
その時トラックのあおりに胸下部が押さえ付けられていたままだった。
次の瞬間、ボキボキボキッ!
完璧に折れた…。呼吸がまともに出来ない状態でトラックに乗りこみ、トラックを走らせる。
しばらくすると骨のズレが治って呼吸が楽になる。
折れたのはあばら骨の下の方だった(推定3本)ので、
トラックの振動くらいでは痛くはならないけど、身体をひねるとヤバイ。
試験は次の金曜日なのに大丈夫だろうか?
スクーターの場合、クランク・スラロームなんか力任せだから、
絶対、再骨折だろうな…。はあ、えらい時に骨折したもんだ…。
#18
試験前日の今日、あばら骨折状態でも試験を受ける方法を見つけた。
これは多分普通にあばら骨を折った時に使える手だと思うんで、参考にどおだろ?
まずあばら骨折用コルセットをセットする。気持ちきつめがいいだろうか。
で、腹式呼吸で息を吸って肺と腹を膨らませたままの状態で小刻みに呼吸。
苦しくなってきたら、できるだけ腹を膨らませたまま息を吐く。
これを繰り返す事によって、振動や少しくらい力んだ時でもそれほど痛みは無い。
多分ちょっとやそっとでは骨がずれる事も無いだろう。
でも運転に気を取られて呼吸タイミングがずれたらヤバイな。。。
#19
二回目試験当日
トラックにバイクを積み込み練習場(バイクショップ)へ。
あばら骨に負担がかからぬよう、慎重にコースを回るが、
トラックを運転するより痛みは無い。
しかし気を抜けば再骨折の可能性はあるので気は抜けない。
試験場のコースの記憶を基にイメージをしながら、
スラロームとクランクを重点的に練習する。
しかし、集中力に欠ける・・。一本橋の成功率が低過ぎて苦戦。
スラロームも若干不安定…。午後から試験だと思うとぞっとする。
1時間練習して試験場に向う。
試験場のコースのクランクとスラロームを何度も確認。
前回走った時より狭く(圧迫感)は感じないが、
念を入れてコースを脳裏に焼き付けた。
不思議と悪い気はしない。受かるかどうかは別として、
実力を出しきれるような気がした。
試験直前に慣らし運転として外周を2〜3週させてもらえるんだが、
前回は遠慮したけど、要領がわかった今回はガンガン走った。、
ストレートではアクセル全開。コーナーはセンタースタンドガリガリ。
ほとんど投げ槍…。
で、試験突入。
※合流→坂道発進→踏み切り→スラローム→S字→一本橋→クランク→外周→急制動
スラロームなんか、がむしゃらで余裕無しって感じ。どう走ったか憶えてない。
一本橋もかなりヤバかった。
クランクも1つ目は屁垂れ…。急制動なんて、
何処からブレーキかけたか分からない。
ただ確実に停止範囲内で止まれた。
走行が終わって試験官に「まあ、走れたんで、3時15分ごろに
電光掲示板の所へ来て」と言われる。
「まあ、走れたんで」ってどー言う意味?
合格?それとも前回がひどすぎたから今回はちょっとまともになったねって事?
そんな試験官の言葉に疑問を持ちつつ、バイクをトラックに載せる。
だが、スッキリした気分。受かってるかどうかは知らないが
非常に気分が良い。前回のように屁垂れではなかったからだろうか?
時間が来て電光掲示板前に行く。
他にも各種試験を受けたものたちが大勢集まってくる。
不安と自信が飽和した電光掲示板前。
しかし時間になっても発表されない。
何分か経過してアナウンスが流れる。
「只今電光掲示板が不調の為、そのまましばらくお待ち下さい。」
どっと騒ぎ出す。まあ、いい気はしないね、こういうのって。
ドキドキする気持ちは無いんだけど待っているのに嫌気が差してきた。
30分以上経った頃だろうか、再びアナウンス。
「1000番代は○○へ集まってください。」
「2000番代は○○へ集まってください。」
俺って0621…。不合格?
するとそこへタイミング良く、見覚えのある試験官。
「あの〜、俺って何処へ行ったら〜」
「何で?合格発表は?」
「いや、電光掲示板が壊れてるらしいんです…」
「あ、そう。じゃあ、ついてきて」
そう言うとダラダラと歩く人たちの間を縫ってスタスタと歩き出す。
「あそこに行って指示受けて。」と試験官が指を差した。
そこは以前、免許更新の時に利用した事のある教室だった。
まあ、そんな事は良いんだけど、俺は受かったのか滑ったのかどっちだ?
受験票のコピーが渡される。同じように教室に来た者の大半は、
「18番へ行って」と指示されている。
18番って何する所よ?
しばらくすると試験官に「あっちで説明を聞いてきて。」と言われて、
指示通り説明を聞きに行く。
何の説明よ?
「さて、あなたがたには講習を受けていただきます。」
はあ?今更何の講習よ?
何か怒りが込み上げてきた。
「教習所で講習を受けて終了証を再びココ(H試験場)へ持ってこれば、
免許の交付を受けられます。」
受かってたんかよっ!なんか、嬉しくねー!
合格しても免許くれねーのかよっ!
しかも¥12.300-の講習?ええ金儲けやのぉっ!
合格した気になれねーっ!
受かってたら帰ってすぐフォルツァに乗るつもりだったのに…。
帰り道、苛々しながら渋滞にはまっていた。
退屈だったんで説明書きを読んでいると目が点に…。
講習って実技講習があるぢゃねーかっ!
実技って事は教習車を使うんだよな…。
教習車って今はまだミッション車しかないはずだし、
スクーターの教習車があるなら、当然そこで教習を受けていた。
って事は、試験は合格しても免許はもらえないって事?
そんな話は最初から聞いてない。
だいたい、取得時講習なんて聞いた事無い。
俺がやってきた事って一体何だったんだ?
#20
翌日、以前持ち込み教習の件で、門前払い食らったC自動車学校を訪ねる。
すると担当がいないとの事で、電話番号と担当の名前を聞く。
今度は電話をしてみると日比野(担当)はいた。
これが以前持ち込み教習の件の担当と同一人物。
人の話をまともに聞かない。人の話を理解しようとしない。
言葉の使い方を知らない。
例えば…
俺:「その講習はどんな講習なんでしょうか?」
日比野:「今そんな事答える必要は無い!」
俺:「実車とか、実技って書いてありますけど、教習車を使うんですよね?」
日比野:「当たり前だ!そんな事聞いてどうするんだ!忙しいんだぞ!」
俺:「いや、話を最後まで聞いてください。」
日比野:「何時から?」
俺:「は?」
日比野:「毎日やってるわけじゃないから、予約が必要なんだわ!」
俺:「俺、その講習受けられないんですよ?」
日比野:「はあ?なんだそれ?」
俺:「俺ミッション車が乗れないんです!」
日比野:「はあ?あんた何言ってんの?」
俺:「スクーター限定で試験を受けてきたんだけど、
持ち込みで講習はできるのか?って事が聞きたいんです!」
日比野:「すみません!そんなもんは受けつけておりません!」
俺:「それだけが聞きたかっただけなんですけどね〜」
って具合で電話を切った。
事務のねいちゃんが電話してくれって言うから電話したのに、
何でこんな対応されてるんだ?
そもそも時間がかかったのは、自分が理解せずに余計な事言うからじゃないんだろうか?
こんなヤツが窓口やってるってのははっきり言って不思議だな。
しかし困った…。これぢゃ免許がもらえない…。
#21
H試験場の身体障害者適正相談室に電話をして聞いてみる。
「俺、取得時講習はどーしたら良いですかね?」
「ん〜、一度N自動車学校T校を訪ねてみろ。
少し前にその辺の話をした事があるし、
スクーター講習の経験もあるから…(略)」
話聞いてるとゾッとしてくる。
取得時講習をしてくれるかどうかも分からないのに試験を受けさせられて、
本当に講習を受けられなかったら…。
翌日N自動車学校T校へ電話をしようと思ったんだが、
この時期自動車学校は忙しいだろうから、
Eメールを出した。
するとその日のうちに返事は返ってきて、
持ち込み講習は可能だという内容。
住所を教えれば資料を送ってくれるらしい。
早速住所をメールに載せて送信してみた。
現在期待に胸を膨らませ資料待ち。。。
#22
資料が届き、資料片手にN自動車T校へ電話する。
C自動車学校より遥かに対応は良いが、慎重に言葉を選びながら話す。
話は順調に進み、4月18日に講習予約を入れる事ができた。
しかし講習は午後からなので、慌てて免許交付の為に翌週月曜日に午前中だけ有休を確保。
もお、会社で頭ペコペコ下げまくり。
「これでバイクに関する休みは終わりですから…」などと苦し紛れに頼み込む。
ただでさえ忙しいこの時期、無理をきいてくれた会社や先輩に感謝!
#23
講習当日、フォルツァをトラックに乗せる時、バランスを崩しかけて心臓が大暴れした…。
N自動車学校T校へ行き、フォルツァをトラックから降ろす。
まだ時間があったのでフォルツァを駐輪場へ持っていってワイヤーロックをかけて
トラックの中でぼけーっとしていると、教官が近付いてきて、
「今日、持ち込みで取得時講習受ける方ですよね?」と愛想良く話しかけられる。
「はいそうです!」と答えると、
「私が担当する事になっておりますので宜しくお願いします」
学校が違うと何でこんなに違うんだろ?
この後バイクを駐輪場に置くといたずらされるかもしれないんで、
コース上に置いたほうが良いと言われ、その言葉に甘える。
講習の手続をして受け付け係りの女性から説明を受ける。
その説明中、別の教官が、「駐車場が混雑してきたんで、
トラック移動してもらいたいんですが鍵を借りれますか。」と言われて、
鍵を差し出し、再び説明を受ける。説明も丁寧でわかりやすい。
説明後、鍵を持って先ほどの教官が現れて、おおまかな注意を聞く。
そして時間が来るまで再びぼけーっとした。
時間になると教官が来て教室へ案内される。
なんだか愛想が良く、話し方が面白い。
最初二時間の講習はビデオを見たりシミュレーション(ゲーム?)したり。
ビデオは教習所でよくありがちな、ガッシャーンってやつ。
シミュレーションは現実バイクとかけ離れた操作性に、ポリゴンの世界。
教官曰く、「事故ってくれなきゃ困る」という物。
つまり事故って、その原因とは何かを考えるという講習なのだ。
なのに事故らなきゃ行けない所で事故らなくて、
事故る設定じゃない所で事故って、教官も大ウケ。「そこは事故らなくて良い場所だよ!」
そうして楽しく?雑談混じりの講習が進み、3時限目に突入。
少し急制動のシミュレーションをして実技の大体の説明を聞き実技に移る。
教官のCB750Fの後をついて走る。10分くらい走って、
次に急制動をしたんだけど、教習では停止線の手前なら何処でも止まって良いのだが、
取得時教習の場合、枠の中で止まらなければならない。
枠はフォルツァの全長+α。
はじめは30km/hから。
難しいのは30km/hをキープする事。止まるのは全然平気。
次に35km/h。40km/h。
それが終わってまだ時間があったんで色々フォルツァの事で聞かれる。
サイドブレーキ・コンビネーションブレーキ等。
近い将来自動二輪のAT限定免許開始の為だと思うんだけど、
かなり気になるようだ。講習とは関係無い教官にまで色々聞かれたし。
っで、講習をしてくれた教官がとても乗りたそうだったんで、
「乗ってみますか?」と聞くと、むっちゃ嬉しそうに「乗る!」と言ったので、
フォルツァを貸した。
外周を周り急制動をする。俺の近くを通る度に何かコメントを残して走る。
「よく走るね〜」「ブレーキが良く利くね〜」「でかいね〜」など。。。ほんとに面白い教官だ。
しかしジェットヘルを被った教官とまっしろなフォルツァ…
噂通り白バイそのものだな…。
何だか講習だかなんだかわからない楽しい時間もあっという間に過ぎて、
フォルツァをトラックに載せて教官に挨拶をする。
なんだかこれでお別れするのが寂しい気がした。
受付に行って、講習終了証を受け取り教習所を後にする。
#24
2003年04月21日 スクーター限定免許を無事受け取る事ができました。
免許を受け取った直後、身体障害者適正相談室へ挨拶に行くと、
ちょうどこの件を担当してくれた二人の試験官がいた。
とても喜んでくれた。そして防御運転を心がけるように言われた。
片方のバイク好きな試験官が、
「ツーリング先で会うかもしれんな。」
「何に乗ってるんですか?」
「バルカンだ。」
「あ!バルカンですか。」
「俺は足が短いからシート高の低いバイクしか乗れんのだ。」
「はあ、そーなんすか…」どう反応しろと???
「俺も条件つけるか?二輪車はシークレットブーツ装着に限るって。」
「ははははは…」苦笑い&冷汗
でもこの試験官とツーリング先で会えたら嬉しいね。
最後に一礼して適性相談室を後にする。
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今回スクーター限定免許を取得するのに、実に多くの方々のご協力を頂きました。
そして多くのご声援を頂きました。また多くの方々にご迷惑をお掛けしました。
本来、たかが自動二輪の免許。にも関わらず惜しむ事無くご協力していただいた事に
この上なく感謝いたしております。
フォルツァ購入から試験車への改造等相談に乗っていただけたバイク屋さん。
H試験場の身体障害者適正相談室。
そのお店で買ったバイクではないのに練習コースを使わせてくれたバイク屋さん。
俺が休んだ時に、俺の仕事のしわ寄せを快く引き受けてくれた上司や先輩方。
本当にたくさんの方が応援・協力をしてくれました。
でも何より一番負担をかけて、何より一番応援してくれて、何より一番協力してくれたのが婚約者です。
婚約者の「私が協力する!」の一言が無ければ
この18年越しの夢は夢のままで終わっていたかもしれません。
俺達はこの11月に結婚式の予定が立ってます。そんなお金の要る今、頭を抱えながら、
必死にサポートしてくれました。
もし自分が孤独に生きていたら、実現しなかったとはっきり言えます。
「がんばれ!」の一言がどれほどの支えになった事か。
一つの壁を乗り越えた時、この俺より喜んでくれた人もいる。
「免許取得後、ツーリングへ行こう!」と誘ってくれてる人もいる。
自分本意に走って事故を起こし、後遺症(障害)を持ち、
本来、人様から見ればどうでもいい事の筈なのに、
自分の事の様に考えてくれる。申し訳無くて、有り難くて…。
普段バイクに興味の無い方まで巻き込んで、応援させてしまったりして…。
障害者らしく大人しく生きていれば良いのに、
「再び自動二輪に乗りたい」という馬鹿げた夢物語は、
皆様の貴重な時間を奪いながら達成し、いくら感謝しても足りない物となりました。
本当に有り難うございました。
申し訳け有りません、皆様のお心遣いへ相当するだけの言葉が見つかりません。
有り難うございました。本当に本当に有り難うございました。
無事免許を奪還できたのは、俺のわずかな努力ではなく、
皆様の大きな大きなご協力・ご声援が全てでした。
本当に有り難うございました。
#最後に…
今回の限定免許取得は、ちょうど法改正で限定免許取得が複雑化していたので、
今後このページの内容がお役に立てるかどうかはわかりません。
障害を持って、しかし「バイクに乗りたい」「車に乗りたい」という方がいましたら、
ココには書いてない障害者の免許取得情報も有りますので、是非お気軽にお声掛け下さい。
これが終わりではなく 始まり 新たなバイクライフへ…
偽善者
輝輝
季節無きこころ
B-Call