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Gimpマニュアルページ

ここにはGimpとGimp-toolというユーティリティのためのGimpの二つのマンページがあります。

Gimpマニュアルページ

 

名前

Gimp -- 画像操作とペイントのプログラム

要約

Gimp [-h] [--help] [-v] [--version] [-b] [--batch <commands>] [-n] [--no-interface] [--no-data] [--verbose] [--no-shm] [--no-xshm] [--display display] [--no-splash] [--no-splash-image] [--debug-handlers]

説明

GimpはGNU Image Manipulation Programです。これは画像編集と画像操作のために使われます。さまざまな画像形式を読み込んで保存することができ、画像形式間の変換に使用することができます。

Gimpはペイントプログラムとしても使うことができます。エアブラシ、クローン、鉛筆、絵筆のようなペインティングと製図のツールの集合を特徴とします。ペインティングと製図のツールはさまざまなペイントモードで画像に適用することができます。矩形、楕円、ファジー選択、ベジエ選択、電脳ばさみ、色による選択といった多くの選択ツールも揃っています。

Gimpはさまざまな画像操作を行うための多種多様なプラグインを提供しています。例えば、バンプマップ、エッジ検出、ガウシアンぼかし、など数多くのプラグインです。

さらに、Gimpは先進的な非インタラクティブ処理と画像作成を可能にする複数のスクリプティング拡張を持っています。

オプション

Gimpは下記のオプションを受け入れます。

-h, --help
全てのコマンドラインオプションの一覧を表示する。

-v,--version
バージョン情報を出力する。

-b,--batch <commands>
非インタラクティブに<commands>集合を実行する。典型的には、<commands>集合は、Gimpスクリプティング拡張の一つで実行できるスクリプトの形式である。

-n, --no-interface
ユーザーインターフェイス無しで実行。

--no-data
パターン、グラデーション、パレット、ブラシを読み込まない。最小状態で起動する非インタラクティブの状態に便利。

--verbose
起動メッセージを表示。

--no-shm
Gimpとプラグイン間に共有メモリを使わない。共有メモリを使う代わりに、Gimpはパイプによってデータを送る。これは共有メモリを使うよりもパフォーマンスが低下する。

--no-xshm
X共有メモリ拡張を使わない。GimpがリモートXサーバー上に表示されているなら、恐らく有効にする必要がある。X共有メモリ拡張に対応していないようなXサーバーにも便利。これはX共有メモリを有効にするよりもパフォーマンスが低下する。

--display display
指定するXディスプレイを使う。

--no-splash
スプラッシュ画面を表示しない。

--no-splash-image
スプラッシュ画面の一部としてスプラッシュ画面の画像を表示しない。

--debug-handlers
デバッギングシグナルハンドラを有効にする。

環境

DISPLAY
デフォルトのホストとディスプレイ番号を取得する。

XENVIRONMENT
RESOURCE_MANAGERプロパティに記録されているグローバルリソースを無視するリソースファイルの名前を得る。

ファイル

Gimpの設定の大部分はユーザーの初期化ファイル$HOME/.Gimp/Gimprcから読み込まれます。システム共用の初期化ファイルは$PREFIX/share/Gimp/Gimprcです。システム共用のファイルが最初に渡され、ユーザーのGimprcはシステムの設定を無視することができます。Gimpを最初に起動したときにユーザーのホームディレクトリに置かれるデフォルトのGimprcは$PREFIX/share/Gimp/Gimprc_userです。

$HOME/.Gimp/gtkrc -- ユーザーのGTK設定ファイルの集合。ウィジット色やフォントサイズといったオプションはここで設定することができる。

$PREFIX/share/gtkrc -- システム共用のデフォルトのGTK設定の集合。

$HOME/.Gimp/menurc -- ユーザーのつくったキー割り当ての集合。

$PREFIX/share/menurc -- システム共用のキー割り当ての集合。

$HOME/.Gimp/plug-ins -- ユーザーがインストールしたプラグインの場所。

$HOME/.Gimp/pluginrc -- プラグイン初期値がここに保管される。このファイルは起動時に解析され、必要であれば再生成される。

$HOME/.Gimp/tmp -- 一時的なスペースとしてGimpが使用するデフォルトの場所。

Gimpのデータファイルは$PREFIX/share/Gimpに保管される。$PREFIXはインストール時に設定され、一般には/usr/localにある。

$PREFIX/share/Gimp/brushes -- システム共用のブラシファイル。

$HOME/.Gimp/brushes -- ユーザーが作成してインストールしたブラシファイル。このファイルは.gbr形式(Gimp brush)のほか、Gimp image hose ブラシの.gih形式のものもある。

$PREFIX/share/Gimp/palettes -- システム共用のパレットファイル。ユーザーがパレットを変更できるように、Gimpが最初に起動されたときにファイルをユーザーのパレットディレクトリにコピーする。このディレクトリはデフォルトではパレットのために検索されない。

$HOME/.Gimp/palettes -- ユーザーがパレットファイルを作成したり変更できるようにしたシステム共用のパレットファイルのコピー。

$PREFIX/share/Gimp/patterns -- Gimpで使用するためのパターンの基本的なセット。

$HOME/.Gimp/patterns -- ユーザーが作成したりインストールしたGimpパターンファイル。このファイルは.pat形式である。

$PREFIX/share/Gimp/gradients -- 標準的なシステム共用のグラデーションファイルの集合。

$HOME/.Gimp/gradients -- ユーザーが作成したりインストールしたグラデーションファイル。

$PREFIX/share/Gimp/palettes -- システム共用のパレットファイル。

$HOME/.Gimp/palettes -- ユーザーが作成したりインストールしたパレットファイル。

$PREFIX/share/Gimp/scripts -- Script-Fuと他のスクリプト拡張で使われるスクリプトのシステム共用ディレクトリ。

$HOME/.Gimp/scripts -- ユーザーが作成したりインストールしたスクリプト。

$PREFIX/share/Gimp/gflares -- gflareプラグインで使われるシステム共用のディレクトリ。

$HOME/.Gimp/gflares -- ユーザーが作成したりインストールしたGフレアファイル。

$PREFIX/share/Gimp/gfig -- gfigプラグインで使われるシステム共用ディレクトリ。

$HOME/.Gimp/gfig -- ユーザーが作成したりインストールしたgfigファイル。

$PREFIX/share/Gimp/Gimp_splash.ppm -- Gimpスプラッシュスクリーンのために使用するグラフィックファイル。

$PREFIX/share/Gimp/Gimp_logo.ppm -- Gimpについてのダイアログで使うグラフィックファイル。

$PREFIX/share/Gimp/Gimp_tips.txt -- 「今日の一言」ダイアログボックスで表示される助言のリスト。

参照

Unixワークステーションでは、Xのマニュアルページが利用できます。

著作権

Copyright © 1995 Spencer Kimball & Peter Mattis

ソフトウェアの複製に上記の著作権表示があり、ソフトウェアの文書に同著作権表示とこの許諾表示があるという条件で、このソフトウェアと文書を目的を制限せず無料で使用、複製、修正、頒布することを許可する。

提案とバグレポート

どんなバグを見つけたときもGimp開発者メーリングリストGimp-developer@scam.xcf.berkeley.eduに報告すべきですが、ウェブサイトhttp://www.wilberworks.com/bugs.htmlのオンラインバグトラッキングシステムを使うことができます。

バグを報告する前に、バグがFAQやメーリングリストのアーカイブで既出ではないかを確認して下さい。これらの場所はその他の情報セクションを見て下さい。

Gimpのバグを報告する時には、Gimpのバージョン(と恐らくGTKのバージョンも)や、OSの名前とそのバージョンや、関係するハードウェアのスペックなど、バグを再現するための信頼できる方法を含めることが大切です。少なくともサーバー名、ヴィジュアル深度やビット深度を含めて、その問題が見つかったXサーバについてできるだけ情報を含めることも非常に重要です。

もしバグがクラッシュを引き起こしているなら、スタックトレースが提供されれば非常に役に立ちます。そしてもちろん、バグを改善するパッチであればさらに結構です。

その他の情報

GIMPの情報を見付ける正統的な場所はhttp://www.Gimp.orgです。ここであなたは他のGimpサイトやチュートリアル、データ集やメーリングリストのアーカイブなどへのリンクを見付けることができます。

Gimpを対話的に使用するためのさらに詳しいGimpのユーザーマニュアルもhttp://manual.gimp.orgから利用することができます。(最新の場所についてはwww.gimp.orgをチェックして下さい。未来永劫この場所にあるわけではありません)

最新バージョンのGimpとgtkライブラリは、ftp://ftp.Gimp.orgでいつでも利用可能です。

作者

Spencer Kimball & Peter Mattis

パッチ、修正、プラグイン、拡張、スクリプトなどにおいて、次に掲げる人だけではなく、さらに多くの人々が作者になっています。

Lauri Alanko, Shawn Amundson, John Beale, Zach Beane, Tom Bech, Marc Bless, Edward Blevins, Roberto Boyd, Seth Burgess, Brent Burton, Ed Connel, Andreas Dilger, Larry Ewing, David Forsyth, Jim Geuther, Scott Goehring, Heiko Goller, Michael Hammel, Christoph Hoegl, Jan Hubicka, Simon Janes, Ben Jackson, Tim Janik, Tuomas Kuosmanen, Peter Kirchgessner, Karl LaRocca, Jens Lautenbacher, Laramie Leavitt, Raph Levien, Adrian Likins, Ingo Luetkebohle, Josh MacDonald, Ed Mackey, Marcelo Malheiros, Ian Main, Torsten Martinsen, Federico Mena, Adam D. Moss, 楢崎修二, Sven Neumann, Stephen Robert Norris, Erik Nygren, Miles O'Neal, Jay Painter, Mike Phillips, Raphael Quinet, James Robinson, Mike Schaeffer, Tracy Scott, Manish Singh, Nathan Summers, Mike Sweet, 高森英一, Tristan Tarrant, Owen Taylor, Ian Tester, James Wang and Kris Wehner.


gimp-toolマニュアルページ

 

名前

gimp-tool -- 様々なGimp機能を実行するスクリプト

要約

gimp-tool [--prefix[=DIR]] [--exec-prefix[=DIR]] [--version] [--libs] [--cflags] [--build plug-in.c] [--install plug-in.c] [--install-admin plug-in.c]

説明

gimp-toolは.cファイルで配布されていれば、とくにプラグインを作成してインストールすることができるツールです。

Gimp-tool は、Gimp がどんなライブラリやインクルードパスで コンパイルされたのかを知る必要のあるプログラムからも利用されています。 こうしたライブラリなどの検出用に、GNU autoconf と一緒に用いられる m4 マクロも入っています。アップストリームメンテナにはこちらの方が便利でしょう。

オプション

Gimp-toolは下記のオプションを受け入れます。

--build plug-in.c
plug-in.cをGimpのプラグインへコンパイルとリンクを行う。

--install plug-in.c
plug-in.cをコンパイルとリンクを行い、ユーザー個人用のGimp設定ディレクトリ(例えば、
/home/che/.Gimp/plug-ins/)にインストールする。

--install-admin plug-in.c
plug-in.cのコンパイルとリンクを行い、システム共用のGimpプラグインディレクトリ(例えば、/usr/lib/Gimp/0.99/plug-ins/)にインストールする。

--version
現在インストールされているGimpのバージョンを表示する。

--libs
Gimpがコンパイルされたライブラリを表示する。

--cflags
Gimpがコンパイルされた時にコンパイラに渡されたフラグを表示する。

環境

GTK_CONFIGはgtk-configプログラムの位置を入手するためのもの。

CCはお好みのCコンパイラの名前を得るためのもの。

CFLAGSはCコンパイラに渡すための完全なフラグを得るためのもの。

参照

Gimpマニュアルページとgtk-config(1)マニュアルページがUnixワークステーションで利用できます。

著作権

Copyright © 1995 Spencer Kimball & Peter Mattis

ソフトウェアの複製に上記の著作権表示があり、ソフトウェアの文書に同著作権表示とこの許諾表示があるという条件で、このソフトウェアと文書を目的を制限せず無料で使用、複製、修正、頒布することを許可する。



 
 

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