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右クリック|フィルタ|輪郭抽出|LoGは、とても有用な輪郭抽出とトレーシングのフィルタです。ただしこれはCorel TraceやAdobe Streamlineのようなベクター描画プログラムと比較できるほどのものではありません。しかし、もしもGimpのようなビットマップのアプリケーションで同様の効果を得たい場合には、LoGは優れたツールです。
LoGの使い方
LoGフィルタはスキャンされた、あるいはコンピュータでつくった画像を白黒の線画の画像に変換します。ここでは、それぞれの線は閉じた曲線です。これによって、塗りつぶしツールを使ってこの閉じた領域を塗りつぶせば、単純ですが効果的な描画を行うことが可能になります
またこのフィルタをテンプレートとして、あるいは手描きの画像の補助として使うことができます。しかし、多くの場合に、欲しい塗りつぶし領域を定めるために不要な輪郭や閉じた曲線をある程度消すという修正が必要になるでしょう。
パラメータ
このフィルタを上手く使うためには、画像に適用する前にいくつかのパラメータをセットする必要があります。
縁探知のやり方
許可PA(許容可能なエイリアシングエネルギのパーセンテージ)、つまり、エイリアシングの許容可能量は縁の扱われ方を指定するために使われます。
高いPAはより高い縁探知のレベルを可能にします。これはあなたの画像からより高精度の線画を生成します。高いPA値は画像が複雑で、その詳細が重要な場合にはおすすめです。より単純な画像か、あるいはクリーンな出力を得たい場合には、低いPA値を適用して下さい。
LoGのレンダリングタイプ
LoGのレンダリングには3つのタイプがあります。標準LoG、ロバートLoG、ソーベルLoGです。
標準LoGは多少加工が甘くなるでしょうが,出力される画像としてはクリーンで単純であることが強みです。標準LoG はオブジェクトの回りをとりかこむ太い境界を生成します。高いPA値を設定すると、この輪郭となっている境界は細くなります。
ロバートとソーベルは境界のない細い輪郭、よりリアリズムなペン画をトレースします。それらはグラデーションを用いて画像中の擬似的な輪郭を除去します。見た目はよりクリーンな結果を得ることができますが、一方でしばしば画像の重要な部分を消し去ってしまいます。
ディテールのレベルの調整
このフィルタによる画像情報の欠落を補正するために、PC1とPC2の欄に適切な閾値を設定することができます。PC1閾値の欄には下限の閾値を設定します。この欄に入力された値よりも小さな明度は無視されます。PC2閾値の欄には上限を設定します。ここに入力された値を越える明度は無視されます。
指定された閾値の範囲内の明度がトレースされ,生成画像に現れます。もし画像が全体に低いコントラストを持つ場合には、この閾値の範囲を大きくすべきです。明るい画像で輪郭が薄くはっきりしないようなときは、PC1を0にしてPC2を比較的低い値、たとえば50とか60にして下さい。するとフィルタはより明るい部分を無視し、より暗い部分に集中して作用します。もし画像が暗い場合には、閾値をこの逆のように設定して下さい。
もしトレースされた画像のディテールがさらに欲しい場合には、標準偏差を低くしなくてはいけません。しかしながら、デフォルトの値(2.0)よりも低い標準偏差でこのフィルタを上手く働かせるためには,高いPA値(3.0や10.0など)が必要となります。標準偏差を上げると、ディテールの少ない、より大きく、ソフトなカーブを得ることができるでしょう。
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