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画像メニュー

画像メニューは、Gimpにある最も有能な画像操作機能のいくつかを提供しています。 この章では、画像メニューで何ができるかお話ししましょう。色、チャンネル操作とアルファのサブメニューは、別の章でカバーします。

 

RGB、グレースケール、インデックス

 

右クリック|画像| RGB , 右クリック|画像|グレースケール そして 右クリック|画像|インデックスは、画像の三つの転換オプションです。通常は、RGB カラーで作業するでしょう。

グレースケールまたはインデックスの画像が欲しいときには、後ですぐに転換できます。一部のフィルタ、Script-Fuのコマンドの中にはグレースケールが必要なものもありますが、それ以外は、RGB 画像が必要です。

助言。グレースケールに転換するやいなや、すべての色彩情報が不可逆的に失われます。また、インデックスに転換するときに大量の色彩情報が失われます。

ほとんどのコマンド、フィルタ、そして Script-Fu は、インデックス画像に使っても、貧弱な結果に終わります。または全然効果がありません。インデックス画像を使っているなら、すぐに RGB 画像に転換して、その画像を完成するまではインデックスに転換し直さないようにしましょう ! RGB、グレースケール、インデックスについて詳しい情報は、カラーモデルを復習して下さい。

インデックスパレットオプション

右クリック|画像|インデックスのコマンドは、RGBまたはグレースケールの画像をインデックス画像に変換します。このコマンドは、インデックスカラー変換のダイアログを開きます。

インデックス画像というと、たぶん256色を最大とするGIF画像をを思い浮かべると思います。しかし、一般的には、インデックス画像の色数は自由に指定することができます。色数を設定するには、最適パレットを生成のラジオボタンを押して色数のボックスに欲しい色数を入力して下さい。

ウェブデザインをしているなら、WWW用パレットを使用を使うべきです。あなたはまた、ドロップダウンリストからカスタムパレットを選んだり、カラーマッピングに白黒パレット使用を使うことによってラインアート画像をつくることもできます。Floyd-Steinberg ディザリングオプションは、わずかな色を使っているだけのときでも、インデックス画像を「良く」みせることに役立ちます。

 
 

キャンバスサイズと拡大縮小

 

キャンバスサイズ

右クリック|画像/キャンバスサイズ(Resize)のコマンドは、画像を配置する場所になる「キャンバス」の縦横の比率とサイズを変更します。その中にあるアクチャルな画像とレイヤーの尺度、縦横の比率は影響を受けません。キャンバスサイズの変更には、基本的に二つ理由があります。

A. 現在のレイヤーには満足しているけれども、新規のより大きなレイヤーのためのスペースを作ろうとすると、新しいキャンバスサイズが必要になる。キャンバスの大きさを変更すると、新規レイヤーのダイアログボックスで別の幅と高さを指定しない限り、新しく作る全てのレイヤーは、このサイズと縦横比になるでしょう。しかし、古いレイヤーは、以前のままで残ります。

B. そこに加えたいものを含めるためにはレイヤーが小さすぎることがわかった。またはおそらく、レイヤーの中にある情報を変形せずに画像の形(縦横比)を変えたい。古いレイヤーのキャンバスの大きさを変更するには、レイヤータブで右クリックしてレイヤーメニューのレイヤー境界の大きさオプションを使います (右クリック|レイヤー|レイヤー&チャンネル|レイヤーバーで右クリック|レイヤー境界の大きさ)。

 
 

キャンバスの大きさ設定ダイアログオプション

ダイアログボックスは、サイズ、縦横比、オフセットに加えようとしている変更がどうなるかのプレビューを表示します。ダイアログウィンドウのグレーの「画像の長方形」をドラッグして画像を配置したいキャンバスの位置に設定するか、オフセットフィールドの XY に値を指定して設定して下さい。

拘束比チェックボックスをチェックすると元のキャンバスのプロポーションが維持されます。拘束比をチェックしないでプロポーションを変更すると、キャンバスサイズの変更は、新規の大きさに適合するように画像に透明な領域を付加するか画像を切り取るかするでしょう。

拡大縮小

右クリック|画像|拡大縮小(Scale)は、画像のサイズ縦横比を変更します。拡大縮小は、レイヤーを含めて、画像の全てを拡大または縮小します。

拘束比チェックボックスをチェックしていると、元の画像のプロポーションが維持されます。拘束比チェックボックスをチェックしないでプロポーションを変更すると、拡大縮小は、新しいサイズに適合させるために画像を引っ張たり縮めたりします。かくして、画像は歪むことになります。

拡大に伴う補間

拡大縮小を使って画像を拡大するときに、Gimp は、画像を補間します。これは画像に新しいピクセルを加えるときに、補間と呼ばれるプロセスが、隣接するピクセルの属性に基づいて新しいピクセルの色と明るさを計算することです。すなわち、黒と白のオリジナルのピクセルの間の追加のピクセルは、グレーの色になります。

その結果、拡大した画像は、オリジナルを同じサイズにズームしたときよりもきれいに見えるでしょう。しかし、それはシャープさや透明さを失うことでもあります。Gimp の補間についてのさらに詳しい情報は、補間をみて下さい。

 
 

ヒストグラム

 

右クリック|画像|ヒストグラムは、画像全体のチャンネルの明度について、または一定範囲のチャンネルのピクセルの明度について価値のある統計情報を与えてくれます。

ヒストグラムは、常にアクティブなレイヤーについて調べます。ヒストグラムのどのスパイクも確定した値を持ったピクセルを表現しています。スパイクが高いほど、画像の中にその明度のピクセルを多く持っています。左の低い値から始まって右にだんだん高い値になっていく256 スパイクの列が順番に並んでいます。ヒストグラムの一部をクリックしてドラッグすることで、一定の明度ないし明度インターバルを選択することができます。

 
 

ヒストグラムパラメータ

· 平均は、そのインターバルの平均値です。この数字は、あなたが関心を持っている範囲のおおよその明度を与えてくれます。

· 強度は、選ばれたピクセルスパイクの明度( 0 から 255 の値で )を教えてくれます。つまり、選ばれたインターバルの最初最後のスパイクの明度を知らせます。例えば、ピクセル数が大きく見えるインターバルを選んで、それらのピクセルの明るさと暗さのスケールを見つけることができます。

· 標準偏差は、一定の範囲にあるピクセルスパイクの高さがどの程度均一かを示します。それは、一定のインターバルにあるピクセルがその範囲に均一に分布しているかどうか( これは、通常、画像に多くの異なった濃淡と柔らかな移行があることを意味します )、または、一定の明度ないし色調の中にわずかな濃淡しか知覚できないかどうかを知らせます。

· カウントは、一つのスパイクまたはインターバルに表現されたピクセル数を示します。

· 中心値は、インターバルの中心値です。すなわち、100 スパイクのインターバルを選んだら、50 番目のスパイクの値です。

· パーセントは、選んだ範囲にあるピクセルの総数のパーセンテージです。これは、その部分が画像の中でどのくらい大きいかを示します。

· ピクセルは、アクティブなレイヤーにあるピクセルの総数を示します。

パレット保存

 

右クリック|画像|パレット保存は、インデックス画像から色のパレットをつくります。このオプションは、インデックス画像の操作をしているときに、色を整理して欲しい色をすぐに取り出せるように、画像にある色を保存できるようにします。

画像をインデックス(右クリック|画像|インデックス)に変換するときに、インデックスカラー変換ダイアログボックスで欲しい色の数を設定します。これはまた、インデックス画像からつくられるパレットが何色になるかも設定します。

インデックス画像からパレットをつくる

画像をインデックスに変換するためには、右クリック|画像|インデックスを選んで下さい。何色、パレットに欲しいかを選んで、色数のボックスにその数をタイプします。了解ボタンを押すと、画像はインデックス形式に変換されます。

右クリック|画像|パレット保存は、エクスポートGIMPパレットダイアログを表示します。パレットに名前をつけて了解ボタンを押します(ダイアログはすでに個人パレットディレクトリにあるのでディレクトリを変える必要はありません)。

インデックス変換を取り消して画像をRGBに戻すときには、Ctrl+zを押します。そうすると前の画像に戻ります。

色パレットダイアログを開いて(右クリック|ダイアログ|パレットまたはファイル|ダイアログ|パレット)、パレットを再読み込みするために操作プルダウンメニューからパレット再読み込みを選んで下さい。もう、つくったばかりのパレットがプルダウンパレットメニューにあって使えるようになっているはずです。

変換

 

自動切りぬき

右クリック|画像|変換/自動切りぬきは、画像を自動的に切りぬきます。大きなべたの背景または大きな透明の背景に、何かをペイントまたはペーストしたときは、画像のオブジェクトの周りにあるスペースが大きすぎたと思うかもしれません。

自動切りぬきは、重要な部分のほかは自動的に全部切り取ります。もしも、あるレイヤーで作業しているときに使えば、自動切りぬきは他のレイヤーのことを配慮しないで全画像を切りぬくようになっていることにご注意下さい。

画像

右クリック|画像|変換|画像回転270または回転90は、画像全体を270度または90度回転させます。これは、スキャンした画像を横向きまたは縦向きにするのに便利です。

レイヤー

右クリック|画像|変換|レイヤー回転270または回転90は、レイヤーを270度または90度回転させます。大きなレイヤーを回転するときは、一部分が画像の境界の外側に出て見えなくなるだろうということを忘れないで下さい

右クリック/画像/変換/は、鏡のように画像を映します。鏡と鏡像反転との違いは、では、全画像の鏡チェックボックスをチェックしておくと、同時に全てのレイヤーをひっくり返せることです。

回転

右クリック|画像|変換|回転は、画像または選択を簡単な方法で0, 90, 180, 270度に回転します。回転は、スキャン画像の向きを変えるのにとても便利です。

最小枠で切りぬき

右クリック|画像|変換|最小枠で切りぬきは、自動切り取りと同じように働きますが、いくつか大きな違いがあります。自動切り取りは色やアルファに変化のない画像の周辺部分を切り取りますが、最小枠で切りぬきは切り取るまえにオブジェクトを移動して集めます(しかし、重ねません)。

同じレイヤーのべたの背景の上に、または透明の背景の上に、異なった色のオブジェクトを見つけたときは、最小枠で切りぬきは相互に同じ相対的位置を保つようにオブジェクトをオーバーラップしないようにしてできるだけ近くに移動します。最小枠で切りぬきは、画像にあるオブジェクトを維持しますが、画像の拡大縮小をせずにサイズを可能な限り縮めます。

最小枠で切りぬきは、全てのレイヤーに作用しますが、アクティブなレイヤーにあるオブジェクトだけを圧縮します。自動切りぬきはアクティブなレイヤーによって決定される位置で全てのレイヤーを切りぬきますが、最小枠で切りぬきは非アクティブなレイヤーの左上で常に切り取ります。

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