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文字とフォント

Gimpの文字サポートは、Xウィンドウシステムのフォント管理を基礎にしています。

 

文字ツール

 
 
 

Gimpで画像に文字を入れるには、道具箱の文字ツールをクリックしてから、画像の内側のどこかをクリックします。文字ツールのダイアログボックスが開いて、インストールされているフォントのリストが表示されるでしょう。欲しい文字をダイアログ下方の文字ボックスにタイプして下さい。欲しいフォントをクリックして、もしもデフォルトの値を変えたかったらパラメータを設定して、了解を押します。(訳注)

さあ、これで画像にフローティング選択として文字列が現われるでしょう。文字は道具箱の前景色と同じ色をしているでしょう。もしも何かの理由で文字が気に入らないときには--小さすぎる、大きすぎる、フォントがぴったりこない--、レイヤー&チャンネルダイアログのゴミ箱(レイヤー削除)ボタンを押して、フローティング文字選択を削除することができます。

文字の移動と固定

文字の選択領域を他の場所へ移動するためには、移動シンボルが出てくるようにカーソルを文字の上に置き、それから文字をクリックしてドラッグします。気に入るまで何度も文字を移動して配置することができます。移動ツールに切り替える必要はありません。

文字の配置に満足したら、二つの選択肢があります。つまり、新しいアクティブなレイヤーに文字を固定するか、またはそれ自身のレイヤーに文字を置くか選ぶことができます。画像に文字を融合するには、レイヤー&チャンネルダイアログのレイヤー固定ボタンを押します。文字レイヤーをつくるためには、新規レイヤーボタンを押すかフローティング選択アイコンバーをダブルクリックします。

画像に文字を固定してしまうと、文字をそれ以上編集することはできません。しかし、もしも透明な文字レイヤーに文字を配置することを選択したときには、移動ツールを使って文字レイヤー全体を移動することは簡単です。

文字の色の変更

文字レイヤーの文字の色を変えることも簡単です。まず、文字レイヤーの透明保護チェックボックスがチェックされていることを確かめて下さい。右クリック|選択|全てを選択選んでから、色選択ダイアログにアクセスするために道具箱の前景色のところをクリックします。他の色を選びます。塗りつぶしツールを選び、そのレイヤーでクリックします。

助言。文字を編集できるようにしたいときには、文字ツールのかわりにダイナミック文字という素敵なプラグインを使うべきです。このプラグインについてはダイナミック文字を読んで下さい。

オプション

文字ツールのダイアログの一番上に、現在の文字のサイズピクセルポイントで表示されます(プルダウンメニューで好きな方を選べます)。1ピクセルはビットマップ画像の最小構成要素です。そしてピクセルで測られたものは全てスクリーン解像度に依存しています。しかし、ポイントは固定的な値です--1インチは72ポイントと同じです。

ポイントはフォントを測るのに使われます。例えば、12ポイントはほとんどのワープロプログラムの本文の文字の標準サイズです。

標準的なスクリーン解像度は、しばしば1インチ当り72ピクセルです。その場合にはピクセルで測った文字はポイントで測った文字と同じサイズになるでしょう。しかし、高解像度スクリーン、例えば1インチ当り90ピクセルの解像度のスクリーンでは、ポイントで文字を設定したもののほうがピクセルで文字を設定したものよりも大きく描画されるでしょう。そこには、例えば、72ポイントごとに90ピクセルがあり、従って、文字サイズが50ポイントなら63ピクセルの幅になります。なぜなら、1ポイントに1.25ピクセルあるからです。

アンチエイリアシングは、ビットマップ画像の縁を滑らかにするために使われる効果です。それはしばしば芸術的文字に使用されます。それがぎざぎざを(低い解像度の文字の曲線がぎざぎざのピクセルの縁になるのを)やわらげるからです。それは透明度で縁のピクセルをぼかします。これは曲線をより滑らかに見せますが、縁はシャープさを失い不鮮明になります。

フォントリストは、ローカルのXサーバーにインストールされている全てのフォントを表示します。文字ボックスの文字を変えるためには、フォントの名前をクリックして下さい。より独特なフォントの幾つかは(例えば、中国語や日本語のフォント)、極めて多くの文字を含んでいるというだけで、Xをクラッシュ寸前に停止させるかもしれません。一般的に、アジアの名前のついたフォントを使うときは注意深くやってください。または全く避けるようにして下さい。新しいフォントのインストールについて学ぶには、Gimpへフォントを入れる方法を読んで下さい。

フォントパラメータ

文字ツールのダイアログボックスには、八つのフォントパラメータ(鋳造所太さ傾きセット幅間隔レジストリ文字集合境界)があります。


 
 

鋳造所

鋳造所はあなたのフォントの由来について言及しています(通常、製造業者)。このパラメータは異なる会社から来た同じ名前の異なったフォントを区別しなければなりません。これは重要です。なぜなら、良く知られたフォントの多くの異なるバージョンが存在していて、いくつかのバージョンがインストールされていれば、どれを指定するのか特定する必要があるからです。

太さ

太さは、あなたの選んだフォントの印刷上の「黒さ」オプションを表示します(black, bold, demibold, medium,regular)。利用できないオプションはグレーアウトしています。

傾き

傾きは、「姿勢」のオプションです。文字r(Roman)は、真っ直ぐ立った姿勢を意味します。文字i(italic)またはo(oblique、斜め)は、二つの異なる斜めの姿勢です。iは文字の良い表現を作り出します。oは、より単純な、よりぎざぎざなイタリックタイプを与えます。利用できる姿勢はフォント次第です。

セット幅

このオプションは、フォントが水平方向の幅の修正能力を備えているときのオプションです。ときどき、同じフォントがより広い、またはより狭いバージョンで提供されます。たいてい、black,semi-condensed,narrowと呼ばれます。

間隔

間隔は、フォントが備えている間隔のタイプを表示します。文字セル(character cell)のc固定スペース(monospaced)のmプロポーショナル(proportional)のpです。cmのフォントは主にプログラマのためのもので、ターミナルディスプレイウィンドウで使われます。これらのフォントでは、全てのフォントは同じ間隔の量を持ちます。プロポーショナルフォントは、固定幅に制限されていないので、「通常の」印刷フォントと考えてさしつかえありません。それぞれの文字は異なる間隔の量をとることができます。

レジストリと文字集合

ここれらのオプションは先進的ユーザーのためのもので、たぶん、これらのパラメータに頭を悩ませる必要はないでしょう。追加的な情報は、Gimpへフォントを入れる方法を読んで下さい。

縁オプションは、レイヤー&チャンネルダイアログの新規レイヤーボタンを押すかフローティング選択アイコンバーをダブルクリックしてつくられた文字レイヤーのサイズを大きくします。縁は、文字を文字レイヤーに置こうとしているときや文字のまわりを少しあけておきたいときに便利です。

たぶんご存知のように、フローティング選択をそれ自身のレイヤーに置くときには、Gimpはレイヤーができるだけ小さくなるように最適化します。レイヤーに文字を配置したときには(それをアクティブにするためレイヤーのアイコンバーをクリックして下さい)、黄色の点線の長方形の箱が文字の周りにできているのが見えます。これはレイヤーの境界です。

境界はゼロピクセルというデフォルト値は、文字にぴったり適合しています。これに対して、より大きな境界はレイヤーのサイズを大きくします。手動で文字のカーニング(文字の間隔の調整)をするために間隔が少し必要なときや、単に各文字を別々に移動したいときに、縁パラメータを変更して下さい。もしも結局レイヤーサイズが十分に大きくないと判明したら、いつでもレイヤーメニューにあるレイヤー境界の大きさを使ってレイヤーサイズを変更することができます。フローティング選択と文字の移動の仕方についての追加情報は、フローティング選択レイヤーのオブジェクトの移動に含まれています。


** 訳注 **

現在の文字ツールのダイアログは体裁が少し変わり、またアンチエイリアシングや縁のパラメータは文字ツールのツールオプションダイアログ(道具箱のTの字をダブルクリック)に移っています。戻る

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