「嗤う伊右衛門」

 ◎ この物語の主役‥‥。
   貧乏なくせに、由緒正しい家柄を自慢し、プライドばかり高い家の、
   気の強い娘の元に婿養子としてやって来た、まめだが相当に腕が立ち、
   心の中に「闇」を住まわせている浪人・境野伊右衛門‥‥。
      これは、どう考えても中村主水である(‥‥って、そんな阿呆な!)。

 ◎ P.29
  「御行とは、行者紛いの格好で鈴を振り振り、魔除けの護符を売り歩く
  者のことである」
   →この格好から連想するのは「必殺剣劇人」のすたすたの松坊主。

  ◎ P.33
    「所詮は‥‥‥他人よ」
     →「必殺仕業人」の主役の一人、お尋ね者で仕業人の赤井剣之介
     (中村敦夫)が、#2Oで、事件の渦に巻き込まれていく被害者を見て、
   無常観を漂わせたような態度で;
       『まあ、いいか‥‥どうせ、他人のことだ』
 
 ◎ P.55
  鏡磨き師→必殺シリーズで鏡磨き師と言えば「必殺渡し人」の鏡研ぎの惣太。

 ◎ P.81
  鋳かけ屋→鋳かけ屋と言えば、「新・必殺仕置人」のおなじみ
   巳代松である(必殺4の仇役・久蔵も同じ職業)

 ◎ P.86
  直助の長屋仲間の棺桶屋と仕立屋
   →棺桶屋なら「必殺仕置人」の錠。仕立屋は「必殺仕切人」の新吉。

 ◎ P.95
  足力按摩の宅悦は灸を指南されていて、「灸閻魔」の悪名を持つ。
   足力按摩と言えば、言わずと知れた「必殺商売人」の走り屋・正八!
   →灸師と言えば「必殺仕業人」のやいとや又右衛門!
  

  ◎ P.113
    騙し技・透かし技
     →「必殺仕事人」後半のサブ・タイは、すべて「××技〜〜〜」と
   なっている。ただ、残念ながら「騙し技」「透かし技」と
   付いている回はない。

 ◎ P.134
  西陽が照りつけ酷く熱かった
   →「必殺仕業人」の挿入歌は「西陽のあたる部屋」。

  ◎ P.252
    痛い痛い痛いと言う、断末魔
      →「必殺渡し人」。渡辺篤志演じる大吉の殺し技「必殺腸捻転」で
      腸を握り潰された悪党は、必ず「痛い痛い痛い!」と三回悲鳴を
      上げてから絶命する。

  ◎ P.257
    旦那の見知らぬ名なしの権兵衛
      →スペシャル「春雨じゃ、悪人退治」。実在の剣豪・千葉周作
   (滝田  栄)は、千葉道場に迷惑が掛かる事を怖れた主水たちに対し、
      「名無しの権兵衛」と名乗って仲間に加わる。

  ◎ P.362
    喋り過ぎだッ‥‥直助は突進した。
      →「必殺仕置人」第11話。鉄たちを前に、不敵な笑みを浮かべながら、
   得々と自分の信念を語る鬼岩に対し、念仏の鉄が‥‥
      『喋り過ぎだ、てめえ!』
        尚、#23で、悪党を前に主水が同様の台詞を発している。

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