この区分は、明治37年の国定教科書「小学地理」に記載され、これより以前の地方区分である五畿七道に変わって今日まで学校教育で使用されているものであるが、法的な根拠等があるわけではない。

8地方は、明治以降の都道府県単位でまとめられており、以下の区分となっている。

なお、各省庁が行政上便宜的に行っている地方区分は、省庁により異なり8地方区分とは区別して考えるべきである。

 

 

北海道地方

北海道(1道)

東北地方

青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島(6県)

関東地方

東京、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川(1都6県)

中部地方

新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知(9県)

近畿地方

京都、大阪三重、滋賀、兵庫、奈良、和歌山(2府5県)

中国地方

鳥取、島根、岡山、広島、山口(5県)

四国地方

徳島、香川、愛媛、高知(4県)

九州地方

福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄(8県)

 

 

また、各地方名にはそれぞれ以下の意味がある。

北海道

(七道※1に一道(北海道)を加えた八道の一つ)

東北

(本州の東北部の意味)

関東

(関(箱根の関)の東、旧関東八州※2による)

中部

(日本の中央部の意味)

近畿

(五畿(畿内)※3とそれに近接する地方の意味)

中国

(七道のうち、山陰道と山陽道の総称、遠国との中間の国の意味もある)

四国

(四国本島に四つの旧国(讃岐、阿波、伊予、土佐)が存在したことによる)

九州

(九州本島に九つの旧国(九州)※4が存在したことによる)

 

 

※1

七道(東海道、東山道、山陰道、山陽道、南海道、西海道、北陸道)

※2

関東八州(常陸、下野、上野、下総、上総、安房、武蔵、相模)

※3

五畿(山城、大和、河内、摂津、和泉)

※4

九州(筑前、筑後、肥前、肥後、豊前、豊後、日向、大隅、薩摩)

 

 

 

注) 昭和20年代以降、8地方区分以外に9、13等の区分が考えられたが一般的に用いられていない。ただし、これらの区分には、五畿七道によるものもあり、通称として用いられているものもある。(13区分の山陰、山陽地方など)

8地方区分について