単発貨物輸送機
ハッツローホーガー




遥か後方に位置する操縦席・・



にもかかわらず側前下方視界は優秀



離着陸操作がやさしい3車輪降着装置の採用で
平凡〜平凡以下の操縦者にも扱いやすい
搭載量を減じれば短距離離着陸も可能


単発だから双発に比べ製造費、製造時間とも少なく

数を揃えやすい


主脚々柱に着陸灯を装備して
敵の目を盗んでの夜間輸送にも備える

主輪タイヤカバーは脚出し後に閉まる方式
開きっ放しだと地面とのクリアランスが少ない
ついでなので前脚も右へならえ



=諸元=

主要寸法 
 全長 14.505m  全幅 18.114m  全高 4.69m 

主翼
 単桁構造 主桁 30%位置  補桁 65%位置
 主翼面積 47.05u  最大厚さ位置 30%
 上反角 内翼 1.1度  外翼 10.3度(後縁線で測定)
 取付け角 翼根 3.5度  中折れ部 3.5度  翼端 1.5度 (捩り下げ2度)  
 縦横比 6.973
 翼厚 翼根 16%  中折れ部 12%  翼端 12%
 ファウラーフラップ 翼弦比 30% 最大下げ角 45度
 エルロン 翼弦比 30%

胴体
 最大幅 1.6m

貨物室 床長 6.0m

発動機
 ログローレッゲライボー社製 ドグボグンボV
 空冷単列星型11気筒  内径15.5mm  行程17.5mm  総容量 36.304L
 離昇出力 1550馬力

プロペラ
 恒速フルフェザー 3翅  直径 3.6m


降着装置
 主輪 直径 90cm  幅 25cm シングルタイヤ
 前輪 直径 70cm  幅 20cm シングルタイヤ

乗員 2名 (操縦兼機長 航法兼通信)  物資の空中投下時は投下要員 1名〜2名プラス

重量 
 正規全備重量 7550kg   過荷重量 7980kg

貨物搭載量
 標準 1600kg   最大 2000kg

武装 なし

各比
 翼面荷重 160.4kg/u
 馬力荷重 4.87kg/hp



翼根後縁と貨物扉が位置的に重なるのを避けるため
翼根翼弦を大きく取れず、内翼を矩形翼としました


基本的に貨物輸送機なので貨物室の窓は
あかり取りの天窓がひとつあるだけです
一応、緊急脱出口を兼ねています 


水平尾翼は貨物扉からの乱流を嫌って上方に離して設置
お陰で地上高が高くなってしまった
整備性、地上での隠匿性は難あり

貨物扉の直前には気流の剥離抑止、抵抗減を狙い
ボルテックスジェネレーターを装備しました



貨物扉は空中での開閉がし易い観音開き式
(ローディング・ランプを兼ねると重量も増えるし角度も急過ぎるので)


胴体上面の断面形は貨物室の中央まで半円
その後なめらかに楕円に移行しています

風防は平面ガラス構成
特に側前下方を見る時できるだけ深い角度でガラスを見通せるようにしました


捩り下げのコツは

捩り下げようとする翼断面のそれぞれのエルロン(フラップ)ヒンジ点を軸にするのがコツです
それにしてもアンテナ線支柱の先端にピトー管くつけたのはちょっと乱暴だったかも・・・


荷積み荷降ろしは機体が尻餅をつかないよう
引き込み式のつっかえ棒で支えてから始めます
開口幅1.2m、前後長1.75mで小梱包の空中投下、空挺降下も可能(・・・と思)

またしても友情出演の軍用トラック『ブイタン』今度は給油車



前脚は風圧に逆らって出すので、故障して出なくなったらピンチ!
でも大丈夫、固体ロケットの脚出しカートリッジで非常脚出しバッチリ(・・・と思)


最後に ハッツローホーガーのレントゲン画像を・・・