双発三座爆撃機
グッゴバルド


鼻先をガラス張りにしたくなかったので
風防ガラス面を大きく取って視界を稼いでます
夜間作戦もがんばります!


ヘリコプター然とした機首・・・ そして”山字尾翼”・・・


黄色い帯は追突注意・・・じゃなくて部隊識別カラー


爆撃照準窓は平面ガラスにしたのに曲面に見えるぞ



=諸元=

主要寸法 
 全長 17.0m 全幅 23.0m

三点静止角 6度

主翼
 二桁構造 前桁 25% 後桁 55%  25%位置で左右一直線
 主翼面積 57.24u
 上反角 1.5度
 翼弦長 仮想中央翼弦 3.6639m  翼根 3.5m  エルロン外端部 1.4m
 取付け角 2.5度  捩じり下げなし
 翼厚 翼根 17.1% 翼端 9.85%

フラップ 
 スロテッド式 翼弦比 30% 

エルロン
 フリーズ式 翼弦比 30% 

胴体
 最大幅 1.4m  最大高さ 2.0m (銃座含まず)

発動機
 空冷2重星型18気筒x2  内径14.5mm  行程14.5mm  総容量 43.09L
 離昇出力 1850馬力x2  緊急出力 2000馬力x2  

プロペラ
 フルフェザー 3翅  直径 4.0m


降着装置
 主輪 直径 1.0m  幅 39cm
 尾輪 直径 50cm 幅 15cm

乗員 3名 (詳細は本文参照)

重量 
 正規全備重量 13200kg  爆撃過荷 13700kg

爆弾
 爆撃正規 250kgx6
 爆撃過荷 500kgx4

射撃武装
 11mm機銃 『ガルツォン』 x4  (旋回防御銃)

格比

 翼面苛重 230.6kg/u

 馬力荷重 3.56kg/hp

 主翼縦横比 9.241


=基本概念=

 乗員数がいたずらに多い爆撃機では未帰還時の人員損失が大きい、
 そこでまず乗員数を3名に限定、
 浮いた重量で防弾・防火性能の充実を図るとともに
 乗員減によって低下する汎用双発爆撃機としての能力をできる限り維持する。


=特徴=

 乗員の内訳は
 機長+操縦手1名 爆撃+無線+航法手1名 後方見張り+臨時操縦+銃手1名
 3名とも機首に搭乗し、空中での相互の連絡、交代が可能になっている。

 一人の銃手が全方位の射界を引き受けるために潜望鏡式の照準装置を採用。
 ただし上半球に限っては直接目視での射撃も可能になっている。

 射界を最大限広く得るため射撃の邪魔になる垂直尾翼を3枚化し、
 高さを押さえて、水平射角までは自由に撃ちまくれるようにした他、
 銃座をプロペラ面に並ぶように位置させ、
 射撃制限(左右銃別々、自動)は真横だけですむようになっている。
 通常この形の銃座はB-25でもB-26でもプロペラ面の後方にあり、
 この場合プロペラ面を通しての射撃はできないので前方射界が相当狭くなっている。

 とはいえ本機でも銃座とプロペラとを横に並ばせるのは容易ではなかった。
 この程度の機体サイズで乗員が前方に集中し、発動機も主翼前方に取り付ける以上
 機体重心は前寄りになり、銃座を操縦席の直後としても
 ペラ面より後ろになってしまうのである。
 そのため本機では両者を横に並ばせる数々の努力を行った。

 その1 プロペラが前に突き出る液冷発動機は避け、空冷星型発動機を選択
 その2 主翼の縦横比を大に⇒翼根翼弦を小に⇒発動機とペラを重心に近く、
 その3 テイルモーメントアームを長く(胴体を長く、尾翼を後方へ)
 その4 垂直尾翼の3枚化(単尾翼より重い)
 その5 発動機ナセル後端部を伸ばし消化用不燃ガスボンベ等、諸々の雑貨品を装備

 降着装置は尾部の接地角を確定できる2車輪式を採用、
 本機では射撃死界となる胴体高を目いっぱい方向舵にしたいので、
 主輪接地点と尾端を結ぶ角度が浅くならざるを得ない
 尻餅防止の保護装置が付く3車輪式だと、保護装置をぶつける機会が多く実用的でない上
 乗員区画である機首に前輪を格納する余裕もないのである。


=欠点=

 飛行機は一般に、離陸前後や着陸直前等、地表近くにある時に
 機首を上げようと操縦桿を引いても反応が鈍い傾向があるという。
 これは地面効果が主翼のみならず水平尾翼にも働くためで、
 おまけに主翼からの吹き降ろし流も地面よってに矯正されてしまい、
 水平尾翼が下向き揚力を発生しにくい状況になるためである。
 そのため昇降舵の可動角は下げ角より上げ角の方が5度前後大きいのが普通である。


 本機のように水平尾翼が主翼より低い位置にある機体では、
 地面効果が主翼よりも水平尾翼に強く働き、
 引き起こし時の舵効きがいっそう鈍い傾向があると考えられる
 (地面効果はその翼の翼幅程度の飛行高度で現れ始め、高度を下げるにつれて強まる)
 
 ファウラーやWスロテッド等、強力なフラップを装備する機体では
 フラップを開いただけで機首下げモーメントを生ずるが、

 フラップの翼幅に対して水平尾翼の翼幅が小さい機体でも
 同じ症状を起こす事が知られている。
 本機ではこの症状を緩和するためシングルのスロテッドフラップ装備にとどめた。
 (水平尾翼々端に垂直尾翼が付くので、水平尾翼の取り付け角を可変化するのは避けた)





機体総重量から主翼や尾翼、降着装置等の重量がおよその幅をもって割り出せるのですが、
めんどくさいので重心計算はしていません、ただ尾翼容積は簡単なので毎回計算しています
ちなみに構造物としての主翼の重心は空力平均翼弦の40〜45%位置なので
重心を後ろに引っ張ってくれるメンバーの一員です


赤頭の銃手が潜望鏡で照準中


500kg爆弾4発を投下
風防ガラスと推力式単排気管は作るのめんどくさいんです!


垂直尾翼への気流の流れ込みを良くするため
胴体上方断面を丸めました、ドーサルフィンも付属 ・・・
エンジンナセル後端は少し内向きに絞りました。胴体との干渉抵抗低減と、
垂直尾翼にナセル尖端流が常時直撃するのを回避するためです
また両サイドの垂直尾翼を下方に伸ばさなかったのは
離陸/着陸滑走中に機体が傾いた時、地面にぶつけて
尾翼全体が破損するのを防ぐためです


脚出し状態です、引き込み扉を小さくするためトルクアームを車輪の内側に設置しました

主脚引き込みのスライドショー