百合を主体とした妄想雑記(2009/10/01-2009/10/15)

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2009年10月01日の百合妄想雑記

◇「友だちの作り方」注記

_ 先日のエントリでHJ文庫の「友だちの作り方」(愛洲かりみ)(via e-hon)が良い感じ、と言いましたが。
念のために言っておくと百合的な感情は出てこないですよ。♀同士友情というだけです。が、まぁ百合ヲタだったら良い感じに読めます。作者はともかく編集者はそれは意識していると思いますね。全部俺の思いこみだけどな!むふふ。

◇長い長い話をどう作るか

_ とりあえず、日記代わりに短い話を載せていけば短編ならば大丈夫、書ける、という事が判りましたよ。でもさぁ。すんごい長い話ってどうやったら出来るんだ?多分短い話が100m走だとすると長い話ってマラソンでしょう。しかも盛り上げ方がまた別になってくると思うんすよね。例えば大江健三郎さんの小説って導入部はエッセイと見紛うごくごく日常のクスリとくるよーな話から始まって徐々に徐々に変化して最後にはどう考えてもこれ日常の延長じゃないでしょう!みたいな所にたどり着いたりするんすよ。キルプの軍団なんてまさにそれ。
つまり効果を上げるのに多分細かいネタをスプリントの如く積み重ねるのが短編で、ゆっくりと小さく積み上げて最終的に大きな効果を得るのが長編なんじゃないかと思うんですが。そして多分描き方が全然違うんですよね。作者の書き方も全然違うんじゃないかなぁ。みんなどう思う?<どうと言われても。
なんでこんな事考えているかってえと、あるエロゲの話にいたく感激して「これは百合にパクるしかないでしょう!」等と考えているからです。で、結構長いんですよ、その話。

2009年10月02日の百合妄想雑記

◇「友だちの作り方」注記

_ 先日の長崎はハンパなくフォトジェニックじゃんというエントリで「このフォトジェニックな離島を舞台に百合ストーリーを誰か書いてくれ」と言いましたが。
いま脳内妄想がババンと出てきた。とりあえず粗筋だけ書いておきますね。<誰も待ってない

汐崎璃乃が大湊美香に出会ったのは故郷の上五島に住んでいた小学生の時だった。
美香に上五島の頭ヶ島天主堂への道を聞かれた時だった。
聞けば美香は建築史家の卵であり、日本の教会をテーマにしているのだという。
「あ、頭ヶ島天主堂はあっちですよ、案内しますよ」と連れていく璃乃。
デジカメで写真を取った後、バス停に戻り疲れたのか眠った美香に璃乃はこっそりとキスをした。美香に恋している自分に気が付いた瞬間だった。
しかしそれだけだった。美香は島を離れ、そして連絡する手段もなかった。
時は流れて璃乃が大学に入学。やはり建築史家を目指して建築学科へ。
学会の発表で九州大学へと行くと偶然にも美香に再会。「あの・・・8年前の事覚えてますか」とおずおずと話しかける。
この時、結局は名刺交換がやっとだった。それに大学が違う人間がいきなり会いに行けるものだろうか、と躊躇して進展せず。ただ寝る時にそっと名刺を撫でるだけだった。
しかし運命は急転する。
上五島への案内を美香から頼まれる璃乃。天にも昇る気持で案内する璃乃。
勢い余って教会でキスしてしまう。
そして・・・・・

という様な妄想を延々と語る自分がちょっとどうかと思う。

2009年10月03日の百合妄想雑記

◇小ネタSS「あなたとギターを」(その7)

_ 「あなたとギターを」(その6)の続き。
なんかなー。もっとギターのネタ出したかったなー。やっぱ無理を承知で途中デートネタを入れるべきだったんだよ!
今回もレズビアンに対して登場人物は不穏当な意見を持っていますが、読者諸氏におかれては和やかにスルーしていただきたい。俺だって困ってるんだよ!

その日は本社や支社の同期の皆で集まって飲み会だったのね。
で、西尾ちゃんも私も一緒に行きましたよ。本社のロビーで待ち合わせて近所のちょっと気張った飲み屋さんに。
「いやー、井坂さんお元気でした?楽しく仕事出来てます?」「あ、はい、大丈夫ですよ、楽しく仕事してますよー」なーんて御愛想を振りまきながら注ぎまくり。皆さん、こういうのお好きじゃないかもしれませんが、社会人たるものこういうの大事なんだよ。困った時とかにお願いするのに顔知っていると凄いラクだもん。別に特別に何かしてくれる訳じゃないですが、心理的な負担が全然違うんだよ。
それに色々ポジションが違う人の話しって面白いぜ。
「それでそれで?」「だからさー、あの部長、絶対カキ食べないんだよねー。やっぱ内陸の人だからさー、魚介類って干物位しか食べてないからだよねー」「そうっすかー、やっぱ磯崎さん、港の近くにいるからそういうの食べ慣れているんですよー、あたしもカキってダメだもん」「えー、あんなに美味しいのに?井坂さん、もう大人だからさぁいい加減食べてみようよー、東京駅にオイスターバー出来てるから行ってみようよ」なーんてね。
一方、西尾ちゃんはといいますと・・・・・。お、なんか♂に食いつかれてる・・・・よ・・・。
いやいやいやいや。
別にこの機会に上手い事西尾ちゃんが引っ掛かってくれれば私としては理想の展開だし!そもそも私がレズビアンだ!なんてウソ、いい加減止めにしたいし!
だから歓迎すべき絵である筈・・・・・なんだよ・・・・・。
でも。
なんだか下っ腹がもやもやする・・・・ぞ?
なんだよ、楽しそうに話しやがって。むかー。そうだよ、これは西尾ちゃんが取られるとかではなくて!そもそも西尾ちゃんは私の事を第一に考えるべきなんだよ!
あ、あれ?
チッキショー。いいや、もう。飲んでやる!暴れてやる!うおーーー!
「どうすか、そろそろ焼酎とかいきませんか」「あ、俺、ワインがいいなー」「じゃ、ボトル、うーん3本位頼んじゃおう、お願いしまーす」
結局ちゃんぽんに飲みまくってその日は撃沈しました・・・・・
(続く)

ううむ、相変わらず井坂さんは百合サイトとしては危険思想の持ち主と言うしかないのですが・・・・勘弁して下さい。

2009年10月04日の百合妄想雑記

百合ヲタの煩悶―――GNOMEのアマゾンアソシエイト(日本版)

_ ポケットを空にして。から「Friends of GNOME」 - amazon で買い物をすると GNOME にちょっと寄付がいくよ、な仕組み
あららら。個人の印象としては百合は完全に離陸しているけどLinuxは完全に離陸とは言いきれない状況です。なので俺の心の中では百合なアソシエイトよりもGNOMEアソシエイトの方がやや優勢。・・・・百合ヲタにあるまじき発言ですね・・・・
まぁそう思う位に最近の百合の勢いは素晴らしい、という事であります。後は百合アニメが各期に1本確実に出ればもう大丈夫ですね。

◇小ネタSS「あなたとギターを」(その8)

_ 「あなたとギターを」(その7)の続き。

酔っ払って、意識不明になって。
駅で堪らず嘔吐したような記憶がある。優しく背中を誰かが撫でてくれたような記憶がある。でも曖昧。夢だったのかもしれない。何もかもがあやふやに思える。まるで私の朱音への想いみたいに・・・・・

気が付くと、私のアパートの近くの公園だった。ウーロン茶を西尾ちゃんが差し出している。「麗ちゃん、大丈夫?」「あ・・・、大丈夫だよ・・・・ん」ウーロン茶が美味しい。普段はあんまり美味しいとは思わないけれど、飲んだ時は水分が欲しくなるからね・・・。
まったりとした時間。酔っていて意識がふわふわしているから多分言えたんだと思う。「西尾ちゃんさぁ、飲み会の時結構口説かれてたよね、どうだった?」ってつい口に出した。本当は言わない積もりだったんだけど。
瞬時に西尾ちゃんの顔が赤くなった「あ、あの人ね、なんだか私の事凄い気に入ったらしくって、私作曲やるから家事も夫婦生活もまともにしないよ、って言ったんだけど・・・」
「だけど?」多分その時、私の顔は強張っていたと思う。
「それでも良いんだって・・・・。なんだかねー」と言いつつも満更でもない顔をしている。その朱音の顔を見ると急にムカムカして。
気が付いた時にはもう私の口から言葉が飛び出していた。
「そう、良かったじゃない?」
「え?」
「だってさ、別に西尾ちゃんはセクシャリティとしてじゃなくて作曲の為にセクシャリティを変えたいんでしょう?でも作曲を全部認めてもらえるならそんな面倒な事しなくて良いじゃない」
「・・・・何言っているの?麗ちゃん?」
「あたしがレズビアンだってのも嘘だし」
「・・・・何?分らない!麗ちゃんが何言っているのか分らないよ!」悲鳴に似た声が朱音から出てくる。その事に自虐的な快感を覚えながら、もう止まらなかった。
「だって、あたし西尾ちゃんが理念の為に自分の生理を変えるってのが不誠実だと思ったから、ああ言って脅かすだけの積もりだったもん。いい機会だよ。もう終わり。それでいいでしょ。じゃサヨナラ」そう言って私は脱兎のごとく逃げ出した。そう逃げ出したのだ。

アパートに帰って。
得体の知れない気持ち悪さを吹っ切るためにシャワーを浴びた。口がざらついていたから口の中にシャワーを当てた。でもそんな事で気分の悪さは無くならない。当然だけど。
パジャマに着替えてベッドに横たわると後から後から涙が零れて来た。油断すると嗚咽が出そうになって必死に堪えた。
「あたし・・・・・かっこ悪い・・・」
そうカッコ悪い。まるで失恋した見たいじゃない。そんな筈無いのに。そうよ、そんな筈ないよ。私が朱音を好きだなんて。
それじゃ私レズビアンみたいじゃない。
私は最初から朱音の事が好きだったみたいじゃない。
そんな筈・・・・・・
そう思いながら涙がとめどなく流れていた。

朝。
気が付くと寝ていたらしい。
顔が凄い事になっていた。むくんで目が真っ赤で凄い不美人。今日が休みでホント良かったよ。
とのろのろと身体を起こしたら。
インターフォンが鳴った。
インターフォンで聞く「どちら様ですか」
「あたし。西尾です」
身体が硬直した。
「ちょちょちょちょ、ちょっと待って。いま寝起きだから凄い散らかっているし」正直こんなブスい顔で会いたくないよ!
「いいから空けて。じゃないと大声で叫ぶよ」ドスの効いた声で朱音が言う。こ、こわー。
「お、おはよう・・・・・」顔を背けながら怖々朱音に言う。
強張った顔でづかづかと入って来た朱音はすっ、と息を吸って。
怒涛の追及が始まった。
「麗ちゃん、昨日の事、本当?!」
「・・・本当」
「分った。OK。じゃぁ麗ちゃんはとりあえず私にラブって訳じゃないのね?」
「・・・・・そう・・・・」
「じゃあ、これから言いたい事言うけど、麗ちゃんは黙ってて」
朱音は相当立腹している口調。でも恐くて顔が見れない。
「麗ちゃんがあたしの事、愛してないってのは分った。でも!」
「・・・・」息をつめて次の言葉を待つ。
「あたしは麗ちゃんの事が好き。愛している。だから今度はあたしが麗ちゃんを落とす様に頑張る。手始めにまずはデートしよう、デート!イヤとは言わせないから。麗ちゃんには拒否権無いから!」
「え?」
とまどった私の唇にいきなり朱音の唇が被さった。ぎゅっと朱音は私の身体を抱きしめている。
急に身体の強張りが解けた。身体中が安堵の安らぎで満たされる。
気が付くと私も朱音の身体に手を回していた。
身体を朱音に押しつける。隙間を空けるのが恐い様に。朱音も身体を押しつけてくる。ぎゅっと、ぎゅっと抱きしめる。ぎゅっとぎゅっと抱きしめられる。
気が付くと二人とも床に横たわって・・・・・。

しばらくして。いろいろして。
私の汗だらけの一糸纏わぬ身体を同じ姿の朱音に押しつける。
「もしかして私達、元々こういう趣味の人だったのかな」って呟くと。
「じゃない?でないと『レズになりたい』『実はレズ』なんて発想無いと思うよ」くすくす笑いながら朱音が言う。
私も同意するよ。だから頷くと同時に朱音にキスをした。
(終わり)

弁解しておきます。元々「レズビアン」という言葉を使いたくは無かったのですが、流石に百合ヲタとは関係の無い人が「私って百合っ娘なんだ」と言うのは不自然過ぎると思って使ってます。
使いたくない理由は「レズビアン」という言葉はイメージの喚起力が余りにも強く、素直にこのフィクションに入りづらくなると思うからです。
もしこういう話を作るのであれば趣味でBLも百合も読んでいる、として「百合っ娘」と言った方がイメージ喚起力が弱いので便利ではないかと思います。
・・・・言訳だけどな!

2009年10月05日の百合妄想雑記

「ドリームクラブ」「ラブプラス」のヒットを百合的に憂える

_ うわー、ドリームクラブやラブプラスがヒットしとるやないかー!!
これは実は百合ゲーム側としては憂慮すべき事態です。
つまりですね、前述のゲームってプレイヤーはゲーム中に没入してKKUMMを楽しむゲームです。つまりプレイヤー=主人公という構造。
で、こういうのが流行ると困る。百合ゲームの構造は「プレイヤー=ゲーム中の♀を愛でるだけ」という態度なのでプレイヤー=主人公というタイプのゲームは百合ゲームとは真逆の精神態度なんですよ。しかもヒットしたら柳の下のドジョウが出てくるのは必然。
しばらくは主人公=プレイヤーという構造のゲームが流行る事を覚悟しておく必要があります。出来れば「ストパン」のゲームがヒットして「プレイヤー=ゲーム中の♀を愛でるだけ」というスタイルのゲームにも市場がある事を見せつけてほしいもの。
大丈夫ですかね。
明確なデータは無いですが、同様の事象は「ときメモ」大ヒット前後にも同様の事があったと思われます。この影響が10年位は続いた訳ですからちょっと不安です。

百合ヲタの煩悶―――書く事の飽きっぽさ

_ 俺ですね、今回の「あなたとギターを」というコネタSS凄い不満なんすよ。もっと井坂さんと西尾ちゃんの告白する前のKKUMMなシーンをもっと書きたかったしギターの蘊蓄も書きたかった。というかギターの蘊蓄はこれから調べるんですけどね。
ただねぇ、書き終えるともう推敲する気力が湧きません。典型的な「構想練っている時が一番楽しい」タイプですからねぇ。
という訳で誰かこの設定でもっといい話を作ってくれ!<この他力本願さはある意味凄い

2009年10月06日の百合妄想雑記

「あなたとギターを」まとめました

_ コネタSS倉庫2009「あなたとギターを」をアップしました。
まぁ、何だ、生暖かい目で鑑賞推奨です。

例によって横道逸れたの助

_ 今月のコネタSSのネタを思いついた。というか前々から考えていた「エロゲー「高飛車な巨乳」を百合的にパクる」ネタで、こうすりゃいいんじゃないか、という事を考えついた。具体的には元ネタはかなり長大な作品なんで、4分割してその最初の章だけ書けばいいじゃん、という感じなのです。
で、いける、やれる、という所まではいいとして。
例によって主人公とヒロインの名前で詰まる。で、自作のランダム名前ジェネレーターを使っていたのですが・・・・・
「とりあえずランダムに名前を出してみて・・・・」
「うーん、主人公はともかくヒロインの名前は旧家っぽくないとダメだしなぁ・・・」
「じゃ、良いのがあったら名字だけは固定に出来る機能を入れて・・・・」
「よしよし、うまくいった」
「あ、これだと名前にふりがなが入らないとどういう名前だか判らない!」
「ふりがな機能を入れて・・・・」
「動作が段々複雑になってきたな。じゃぁオブジェクト化にソースを改造して・・・」
と当初目的からガンガン離れてプログラム制作に夢中に。アホや。
更にですね。
『エロゲーの「高飛車な巨乳」を百合的にパクる』なんですけど、毎回「高飛車な巨乳」って見出しに書かねばならないと思うとかなり切ない。パクっているのを隠す気は無いですが、かなり間抜けな題名じゃないですか。(エロゲとしては真っ当な題名だと思いますが。元ネタはツンデレスキーなら堪らん出来かと)
なのでちょっとかっこよさげな題名にしたい。
ヒロインは元々愛情豊かな娘さんなんだけど、色々あって心を閉ざしていて、それ故に益々愛情を遠ざけてしまって・・・・見たいな負のフィードバックが懸かっている娘さんなのですね。だから「高飛車なラプンツェル」とかどうかな。
・・・・いや、これはこれで間抜けじゃないか。
あ、そうか。高飛車=high and mightyで、塔の上にいればhighだからなんかこれでダブルミーニングできそうじゃん。英語の類語を調べよう・・・・
と当初目的からガンガン離れて今英語のシャレをどうやって作るか研究中<アホ。
という訳で今SSのネタとは全然違うところで詰まっています。助けてドラえもん!

政治的には作品は鑑賞しないで

_ 以下の話は当事者の方々とは無縁の話です。
政治的に作品の良否を決めないでという主張は何度となくこのサイトで言っていますが。
たとえば「オトメキカングレーテル」を「同性恋愛に偏見の無い世界、素晴らしい」なんて政治的に賞賛するとしますよね。でも「オトメキカン〜」の世界って逆にヘテロタイプの人間があの学校に入ったら相当厳しいよ。同性恋愛を強要する社会だから、あの社会はヘテロを弾圧する社会なのですね。それを政治的に称揚するとなるとつまりは「ある優勢な立場の人間が劣勢な立場の人間を弾圧する」事を肯定する訳ですよ。それはブーメランのように自分に返ってきてしまうのです。
だから「オトメキカン〜」を称揚するのに政治的態度を取るのはいただけない。単純にエロ可愛い彼女たちを2828するだけで良いのです。
・・・・結局少数派を弾圧するな!という事を言い出すと「じゃぁヘテロ恋愛しか見たくないという少数派はどうするんだ?」という質問に全く答えられない。(*1)。
なお、当事者の方々は上記の議論とは全く無縁です。だって「私にシネというのか」と言えばいい。でも私のように当事者でない♀同士恋愛スキーとしては上記の設問を突きつけられたときに全く返事が出来ない。だから政治的な評価を積極的に無視して作品を作るしか無いのです。
・・・・・という訳で「あなたとギターを」については生暖かい目で閲覧して下さいという、弁解なのでありました。げはは。

(*1)
念のために言っておくと偏見とかそういうレベルの話ではなく、生理的にダメという人を念頭に置いています。多分生理的に同性恋愛じゃないとダメという人と生理的に異性恋愛以外見たくないという人はほぼ同数いる筈です。確率的に。

2009年10月07日の百合妄想雑記

11月に向けての雑感

_ おおう、シックスティーン、もうマンガが出るんだ!はやっ!
武士道シックスティーンはデラマ版はかーちゃんに、アフタヌーン版は小僧に読ませる予定。一応終盤になると濃い友情が展開されるので「君に届け」あたりがグッと来る方は最後まで付き合うと吉ですよ。直接的な百合描写は全然無いですけど!
後一応「i.d」(岸虎次郎)は11月刊行予定ではあるんですね。実はこれ惹句は二人の少女の交差する人生・・・みたいな感じなんですけど、未だ連載で出会っていないんすよ。いや厳密に言うと先月号で出会ってるんだけど、交差してないんですね。
なもんで、現時点だとフツーの友情ものになるのかなぁ、どうなんだろうなぁ?という状況ですねぇ。まぁ少年画報社には百合シンパがいると思っているので(でないと「シュガーはお年頃」の2巻の惹句に「この百合なに色」とは付けないよね)♂が絡まない話になるんじゃないの、と思っています。割と自己実現系な話ですので俺は百合とは関係なく好きなタイプの作品です。
ケータイ百合姫コミックスは5冊全部買うのかい?俺は・・・・?アンソロジーもどうするんだい?11月は一息つけると思ったのになぁ。それに青い花のDVDもあるし。ソルフェージュのPCゲームもあるしなぁ。
ああ、何時になったら私はウルトラマンとウルトラセブンのDVDを購入できるのでしょうか・・・。大体フレッドアステアDVD−BOXをどうすんだよ!腰抜け二丁拳銃も、という百合とは全く関係ない話題でした。

例によって横道逸れたの助(その2)

_ とりあえず登場人物の名前は決まった。正直自作ランダム名前ジェネレータについては色々直したい気がするし、そもそもデータベースからある条件を抽出する訳だから汎用的なKeyValueデータベースを自作したい気持ちもあるが、そこまで行くと何やってんだ、卵割るのにタイガー戦車はいらないだろ、という感はあるので、ヤメにして。
次は西洋館の歴史を有る程度捏造しないといけないんで、間取り付きの西洋館の写真集とも言える「藤森照一+増田彰久」コンビの本を図書館より借りる。良い感じの物件があるような無いような・・・・ううむ難しいぜ。大体俺は建築とは全然無縁の人間なんだぜ!<誰も頼んでない。
・・・・とどう考えても本質と関係ない方向に逸れていく。そもそも今回の企画自体は今まで書いてきた案件と比べて物量がケタ違いに多い。4分割しても今までの倍くらいの物量が必要で、書ききれるのか?という不安がある。うーん、もう少し細かく分割しようかな・・・・。などと考えていて結局書かなかったりしそうな・・・・・
題名は尖塔がspire(スピア)という所から連想して「槍を持つラプンツェル」とかどうかな。いや、これも結構間抜けな感じだなぁ。等と悩みは尽きません。どうでもいい悩みですけど。なはは。

2009年10月08日の百合妄想雑記

コネタSS「ラプンツェルのスピア(第一部)」

_ えーと、色々唸ってましたがエロゲ「高飛車な巨乳」を百合的にパクるコネタSSを見きり発車で始めてみます。
ただ、題名はさすがに「高飛車な巨乳」と毎回書くのはかなり恥ずかしいのでこうしました。また文書で書く場合は巨乳ってキャッチーじゃないので(ヴィジュアルが見られませんので)ヒロインの巨乳属性もカットしますよ。同様の理由でえっちいシーンも出ません。元ネタはヴィジュアルがあるからこそ映えるシーンが多いんであんまし流用できないと判断しております。。
では。

萱嶋 玲(かやしま あきら)は一言で言えばパッとしない女子高生、という事になるだろう。
ショートカットでスレンダーな体型に中性的な顔立ちで・・・と言えば聞こえは良いが要するに女性性を感じさせない娘だった。身長こそ170cmとやや高めだが、消極的な性格といい、地味な趣味といい、つまりは教室のメインストリームとは離れてちょこんと存在しているのだった。
そんな彼女は漠然と今までと変わらない未来が待っていると信じていた。パッとしないまま50年ほど経って墓場に入るまでごくごく目立たない人生を送るだろうと予想していた。その予感がどれほど間違っているか、彼女は未だ知らなかった。
17歳の春。彼女は新館浩一という同級生と親しくなった。そのパッとしない、異性との交流がほとんど無いと言い切って言い彼女の人生では輝かしいトピックと言って良いだろう。きっかけは学校の図書館だった。
元々建築史に興味があった彼女は自分の先祖の一人である萱嶋四郎が西洋館をいくつかデザインしており、足を伸ばせば未だに実物が見られる、という事を郷土史のコーナーで知った。その西洋館の資料を一心不乱に探していた玲の姿を見た新館浩一は「俺、そういう家に住んでるよ?」と言った事から親しくなったのだ。聞けば彼の家はかなり古い洋館を改修して使っているのだという。先祖が作ったものを壊すには忍びない、という理由からだそうだ。
「だけどさー、暮らすには不便だぜー。気密性が低いから、冬とか地獄。たまに寝るときに出しっぱなしの机の上の珈琲が凍ってたりするもん」「ホントなの?それ?」「いや、誇張しているけどさ」等と興味深い話が聞けたりするので、図書館での会話が愉しみだった。
一方自分の先祖が設計した洋館の場所はようやく突き止められた。自宅からは小一時間もあれば着く所にある。(これは行ってみるしかないでしょう)そう決心して玲は、晴れた初春の土曜日に現地へと赴いた。
土地勘のまるでない彼女は旧市街の住宅地を2時間ばかり彷徨い歩いてからようやく目当ての洋館を発見できた。
「あ、あれだ!」
資料通りのハーフティンバー様式の洋館だ。建物としては傑出して大きい訳ではないが、しかしこの土地の広さと維持費を考えれば所有者の財力を感じ取らずにはいられない。
「これは・・・・結構凄くないかな?」思わず携帯のカメラで建物を撮り出す。敷地内に入って全景を撮りたいが、さすがにそこまでやる度胸は無かった。
夢中でシャッターを切っている玲の前に。
気がつくと少女が立っていた。
ベージュとブラックのバイカラーワンピースにカーディガンを軽く羽織っている。その長い髪、つり上がった目、肉感的な唇。玲は一瞬にして目を奪われた。(すっごく綺麗な娘だなー)
「ちょっとあなた、何してんの?何人の家を勝手に撮ってるの?」怒りを込めた声が少女から出た。
「え?え?え?」
「ちょっと、その携帯、よこしなさい!」
「え?え?え?」
手慣れた手つきでメモリ内の画像を消去された。
「警察に突き出すのは勘弁してあげるわ。感謝する事ね」そう捨て台詞を吐かれて彼女は洋館へと戻っていった。
ここに至って玲はようやく理解した。彼女はこの洋館の住人なのだ。
(うわー、絵になる人だったなー。美人でアッパークラスなオーラが出てて、こんな洋館に住んでいるんだー。完璧じゃん!)
そう、写真を取り損ねたのは残念だったが、それ以上に彼女に出会えたのがラッキーだった。いや、別に近づきになりたいと思った訳ではなかったが。
(続く)

2009年10月09日の百合妄想雑記

11月の百合地獄

_ 11月の購入予定リストを書き出してみた。これも百合情報サイトのおかげです。ペコペコ。で、書き出したリストをじっと見てみる。見てみる。・・・・・11アイテムありますね・・・・。DVDも入っているしPCソフトもある。大体2万円コースですよね。
にまんえん・・・・・。
何度見てもにまんえん・・・・。別に減ったりはしないよなぁ<当たり前。
大体来年になると青い花とささめきことのDVDがダブルで発売される訳で。俺、その前にウルトラセブンとウルトラマンのDVDも揃えなければならんのよ。
無理だよ、無理。買えねぇよ!
「百合姫」刊行以前は百合物件なんて月に一つ出ると「今月は豊作だ」なんて思ってたり、3ヶ月前から「次のマリみては11月頃かナー」なんて予定表をチェックしてたりしたのに・・・・・。
そういう時代に百合ヲタになった人間としては今はホントに有り得ない程百合作品が次から次へと。でも金銭的に無理だから取りこぼしが凄く多いし、そもそも全部買っても保管場所が確保できない。
だもんで今まじめに百合情報サイトをチェックしたりしますね。どれに絞ろうか、なんて考えるわけですよ。
ただ近い将来(2年後くらい?)にこの百合バブルは一旦はじけると思いますんで、その時になって「百合は衰退した」なんて言わないよう気を付けてないと。単にバブルがはじけただけだよ!と言えるように今から百合ヲタは心の準備をするように<先回りしすぎ。
多分2年後に百合アンソロジー系の1〜2誌は休刊になると思います。で、残るのが百合姫系統、つぼみ、あともう一つ位に集約されるんじゃないかな。つまりは来年辺りにもう2〜3誌百合アンソロジー系雑誌が出てくるんじゃないかと思っています。・・・・・当たるかな?
しかし、ホントに「百合作品の勘所」「百合作品を作るには」「出版の際に気を付ける事」等の出版に即したハウツーを誰か纏めるべき時期に来ていますよね。いや、マジに。作者の数が払底しますよ、このままじゃ。

コネタSS「ラプンツェルのスピア(第一話)」(その2)

_ 「ラプンツェルのスピア(第一話)」の続き。
いや前回は確かに(第一部)と書いてましたが第一部、と書くほど大げさでもないな、と思い返して第一話と。あと、ホントに元ネタの最終章までたどり着くか判りません!途中でぶん投げるかも。今回の第一話の目標はモトネタの星也が聖里香に天宮邸で告白する迄です。・・・・・分割してもホントにそこまで行けるのだろうか。ここまで不安要素が多いのに大丈夫なのかね。ま、待っている人はあんまりいないだろうから気楽にやりますよ

良いものを見た、という興奮が玲を支配していた。地味ながらも要所要所にレベルの高い処理をされている洋館。ハーフティンバーの彫りは深く、正統的なチューダー様式。日本人の心性にピタリとはまった、小粒だがピリリと切れた洋館だった。
そしてその住人が!
先ほどのこの洋館の住人と思しい彼女の美しさといったら!
まるでモデルと見紛うスタイル。触れると切れそうな美貌、つり上がった目、高圧的な物腰とオーラ。教科書的な洋館に住む美女と言っていいだろう。
思わず「いやー、眼福、眼福」等とオヤジ臭い言葉が口をついて出る。
ずっと歩きづめで強張った足にも力が入ろうというものだ。

とはいえお腹が空いた。確か駅前に喫茶店が並存されている書店があった。あそこで軽い食事をしよう。もしかして郷土史の本がいくばくかおいてあるかもしれないし・・・。そう考えると急に空腹が耐え難く思えてきた。
玲は疲れた足にむち打って駅に向かって出発した。

喫茶店でサンドイッチをほお張りながら地図に印をつける。次回来る時に迷わないように、と考えたからだ。リュックに地図をほうり込んで今度は隣接する書店に向かう。地元の郷土史に類する本が置いてないかチェックするつもりだった。
店内の配置が分からずうろうろと2周した時だった。
玲は信じられないものを見た。彼女だった。
(えーーーーーー!なんでここにいるの?!)
彼女だった。洋館で出会った、あの彼女だった。一心不乱に何かを見ている。遠目に見る限りは何かの料理レシピ集に見える。意外だった。あの洋館を維持できる財力があるのであれば、賄い専門の人間を雇う事など簡単であり、事実上家事労働を行う必要があるとは思えなかったからだ。
(意外だなー)
多少問題ありだとは思ったがチラチラと横目で彼女を見ずにはいられなかった。洋館で出会い、ここでも出会ったのであるから場合によってはストーカーと誤解される可能性はあったのだが・・・・・。しかし玲はその可能性はまったく失念していた。ひたすら横目で彼女の姿を見ていた。
だからこそ次の行動には度肝を抜かれた。
いきなり冊子をバッグの中に突っ込むと平然と外へと向かったのだ。レジではなく。
(え?万引き?)
まずい。何がまずいのか玲は全く判らなかったが、とにかくまずいと思った。そして追いかけなければならないと決意した。
書店の外のフロアで彼女に声を掛けた。
「あの、すいません」
ぎくりとした様子で振り返った彼女は、しかし玲の姿を見ると途端に「貴女?!なんなの貴女!ここまで私を付けてきたって訳?とんだストーカーね!」語気荒く怒りを口に出した。
「そうじゃなくて!貴女のバッグの中の話です!」
うっ、とつまった彼女は、しばし黙考した後「判ったわ。ここじゃなんだから・・・」
結局二人は同じビルのカラオケへと行くことになった。人に聞かれずに会話できるからだ。
(続く)

うーん、どうなんだろう。色々な意味で描写が足りてないのは判るんですけど・・・

2009年10月10日の百合妄想雑記

あー、石黒さんの四コマが少年チャンピオンに連載されてんじゃん!

_ あの「ネムルバカ」の石黒さんの四コマが少年チャンピオンに連載されてんじゃん。しかも主人公の名前が「鯨井」!
ビジュアルから何から「ネムルバカ」の鯨井ルカさんですよ。百合は無いけどちょっと楽しみです。

色が付いている、付いてない利点と欠点

_ 人は何故一銭にもならないブログを書くのでしょうか。
大雑把には「何事か言いたいことがある」からブログを書くわけですよね。(昨今はtwitterがあるんでブログは大分重要度が減ると思いますけど)
つまりは「過剰に何事かを言いたい」人間が個人Webサイトを作っていると断じて良いわけです。
で、その「過剰に何かを主張したい」理念が多かれ少なかれ個人webサイトには憑いている訳です。
このサイトで言えば「理念を創作に持ち込むな!」という「理念」が色濃く憑いています。なんか自己矛盾っぽいんで突き詰めて言うのは難しいっすけどね。
一方ある種のサイトで見られる様に「過剰な何かを言わない」事をメインにWebサイトを作られている方々がいらっしゃいます。
でさー、ぶっちゃけ閲覧者たる私が年を取ってくると「過剰な何かを言わない」サイトの方が読むのがラクになってきているんだよねー。
若いとき、時間が無限にあるときには主張の濃いサイトを読んで頷いたり反感を覚えたりするのが無上に楽しかったのですが、ヲッサンとなって自由時間が少なくなるとそれ自体が大変になるんですよ。反感を覚えて、それをどうやり過ごすか文を作って書いて、という様な事を思い浮かべるだけで疲れてしまう(笑い)そんな事をする位だったら他にやりたい事が一杯あるわけで。かーちゃんに怒られたり、子供を怒ったり、ヲタ話で小僧と盛り上がったりね。<最低だ、こいつ。
なんで年をとると色の付いてないサイトの方が読んでいてラクになるのです。結局「人それぞれ。人を説得する事は出来ない」というのが骨身に染みてくるので。「みにくい家鴨の仔の定理」を持ち出すまでもなく、自然言語で会話している限り絶対に人を説得は出来ない。リアルの世界だと「残念だと思うならお前がやれ」という言葉でケリが付けられますが、Webの論争だと事実上つぎ込んだ時間が長い方が勝ちますからね(笑い)
という訳で長く続くサイトは段々過剰な主張が薄くなっていくんじゃないでしょうか。

2009年10月11日の百合妄想雑記

今月の別冊少年マガジン

_ 今月の別冊少年マガジンですが。
とりあえず「そんな未来はウソである」(桜場コハル)が百合的にいい感じ。
一方「蓬来ガールズ」は今回はあんま百合っぽくない。
という感じでした。桜場コハルさんのはかなりいい感じっすがしかし次回も百合っぽくなるかどうかは未知数ですね。

コネタSS「ラプンツェルのスピア(第一話)」(その3)

_ エロゲ「高飛車な巨乳」を百合的にパクるコネタSSです。
「ラプンツェルのスピア(第一話)」その2の続き。

洋館の彼女と二人でカラオケの個室へと移動する。
玲は不謹慎だが胸の高鳴りを押えられなかった。正直に言えば彼女が素直に万引きした本を店にそっと戻してくれればそれで良いのだ。別にこんな所まで来てどうこうする必要は全くない。が、なにしろ彼女は自分の先祖が設計した(かもしれない)洋館の住人なのだ。上手い事了解を取付けられれば中に入る事だって出来るかもしれない。ここは細心のかじ取りが必要だ。万引きの件を上手く収めてしかも彼女と親密になる。この相反する目的をなんとかして実現しなければならない。玲はぐっと手を握りしめた。
一方その肝心の彼女だったが。
実は彼女は玲を誘惑して黙らせる積もりだった。壮大な勘違いだった。彼女は玲の事を男だと思っていたのだ。これは玲の服装とカメラ小僧然とした態度、そして玲の低い声と男顔が要因だった。無理からぬ事だった。玲の服装は歩き回る事を想定してラフなカーゴパンツとパーカー、そして建築物を見上げる場合に太陽に目が眩まないようスポーツキャップを被り、髪をキャップの中に押し込んでいたからだ。遠目には確かに男に見えてもおかしくない。玲はまた化粧もしていなかった事が更に男っぽい外見を後押ししていた。
こうしてまったく相異なる思惑を胸に二人はカラオケの部屋に入った。
「あなた。私に何をして欲しいの?」開口一番こう切り出したのは彼女の方だった。
「あ、え、そ、その───そうだ、まず本を返しましょう!」
「いやよ。なんでそんな事しなきゃならないの」にべもなく切り捨てる。
「だって───いやその───」うはー、御機嫌斜めだー。当然かぁ。でもとにかく万引きだけはケリをつけるべきだ、と玲は思った。こういう所で律儀な娘だった。
「いいわ。わかった。どうすれば黙ってくれる?私の写真を撮りたい?それともデートしたい?」彼女は(勘違いだが)勝算があった。まず洋館での写真取り。そして本屋までつけてきた事。つまりは相当自分に執着している男の筈だ。こういうエサさえ撒けば食いついて来るに違いないと。実際なんとしても口を噤んでもらわないと学校で問題になる。場合によっては停学から悪くすると退学までありうる。そのためにはなんとしても凌がなければならない。外見はクールに見える彼女だったが、実際には必死だった。
「いや、そういう事をお願いしたいんじゃなくて、ですね」
押し問答が続く。当然ながらお互いに相手の求めている事を勘違いしているのだから着地点が見いだせないのは当然だ。
痺れを切らした玲は「じゃぁいいです。もう本屋さんに伝えに行きます」と立ち上がって出口へと向かった。
彼女は焦った。直ぐにでも食いついてくると思ったのに。ここまで妥協してやったのに?今更?冗談じゃない!その焦りが思わぬ行動へと繋がった。
「わかった。じゃぁ」
玲の手を取るといきなり彼女の胸に押しつけた。「どう、ほら?」
玲はまったく反応できなかった。多分彼女は自分を誘惑しようとしている。それは分る。が、なんでこういう行動に?この時においても玲は彼女が自分の事を男だと思っている事に気が付いていなかった。彼女が同性愛好者なのだろうか、と疑念が生じた。玲は慌てて手を引っ込める積もりだった。が、やはりパニクっていたのだろう、彼女の胸をぎゅっと握りしめた。
まったくそういう意図はなかった。が、玲はその柔らかな感触にズンと身体中を貫く様な衝撃を受けた。そのふくよかな脹らみの感触に玲は無意識のうちに洋館の彼女の胸をつかむ右手に力を込めた。
(かかったッ!)洋館の彼女は心の中で歓声を上げた。そうだ。やはり男などちょろいものだ。女がちょっと甘い顔をすれば直ぐによってくる。単純な生き物だ。そう考えたのも一瞬だった。掴まれた胸から炎のように快楽が広がった。一瞬のうちに身体中にかぁっと熱いものが広がる。「ふぁっ、あっ」口から嬌声が漏れた。
(ああぁっ、柔らかい。堪らないこの感触。止めないと。おかしいよ、こんなの。でも、でもっ。止められない。ああっ。気持いい)玲は頭の中に鳴り響く警報を十分に判っていながら、しかし揉みしだく手の動きを止める事は出来なかった。
(ああっ、気持良い、堪らない。止めないと。おかしいわよ、こんなの。でも、でもっ、止められない。ああっ、気持良い)洋館の彼女もまた頭の中の警報を十分に判っていた。いきなり見ず知らずの男に胸を揉ませているのだ。どんな人間がこんな事をするだろうか。しかし彼女は玲の動きをはね除ける事が出来なかった。かぼそい声で警告しようと口を開く。「や、止めなさい、こんな事して、あっ、ああっ!」しかし途中で快楽の炎が口をふさいでしまう。もう股間が湿っているのが判る。太ももをこすりだした。腰がうねる。
「もういい加減にしなさい!警察を呼ぶわよっ、ああっ、あっ、ああっ、ああああーーーー」限界だった。白いヴェールが一面を覆った様に感じた。重力が無くなり身体が浮いた。
玲はがくっと頭を垂れた彼女をゆっくりとソファに横たえた。しかしそれは失敗だった。異様な興奮に襲われている玲は、ゆっくりと身体をのし掛かるように動いた。(やめなさい、玲。いくらなんでも、もうヤバイよ。犯罪でしょうこれはっ)脳の中では理性が悲鳴を上げて警告する。
その時、洋館の彼女はパチリと目を開けると平手が飛んできた。
バシン!
皮肉にもその衝撃で玲の理性が優勢になった。
「あっ・・・・あのっ・・・・・」
「あなた・・・・・女だったの?!」
そう、平手の衝撃でキャップが飛び、玲のショートとはいえ男に比べたら長い髪がむき出しになった。そこで初めて洋館の彼女は玲が女だという事に気が付いたのだ。
「えっ?」その時初めて玲は彼女が自分を男と勘違いしていた事に気が付いた。同時に彼女の行動が腑に落ちた。逆に自分の行動だけが異様である事にも。
「そう、あなたはストーカーだけじゃなくて同性愛好者でもあったのね。とんだ変態だわ。黙っててあげるから、今日の事は誰にも言わないで。じゃぁ」とそそくさと出口へと向かう。玲はただそれを見ているだけだ。
「あ、これ、帰しておきなさい」万引きされた本を放り投げると、あっというまに外に出ていった。
バタン。
ドアの閉じる音と同時にどっと後悔の念が玲を襲った。
(何やってんの私はっ。なんなんだーーーー)
玲はあまりの事件の連続で小一時間、呆然とただ座っていた。
(続く)

原作はこのシーン、凄いねちっこいんですが、あっさり処理しました。今後もこの程度で済ます予定であります。

2009年10月12日の百合妄想雑記

コネタSS「ラプンツェルのスピア(第一話)」(その4)

_ エロゲ「高飛車な巨乳」を百合的にパクるコネタSSです。
「ラプンツェルのスピア(第一話)」その3の続き。体調不良につき、今回は短いっす

次の日。萱嶋 玲は学校の図書室で盛大にため息をついた。昨日。あの彼女との行為がまた手の平に感触として残っている。
(結局私の事を男と思っていたから誘惑して黙らそうと考えたのか)
そう。単なる誤解が重なってああなった。それだけの筈だった。しかし自分の行為については回想と交互に自己嫌悪が襲ってくる。
忘れよう、忘れようとする度に感触が蘇る。そしてその感触が自分の自己嫌悪として襲ってくる。
実際あの洋館の彼女とは二度と会う事は無いだろう。最悪の印象を与えただろうが、別に会わないのだから。そう思うと胸の奥に何かチリチリした物が沸き上がる。
玲は郷土史の資料をめくりながら何度も盛大なため息をついた。
「どうしたの。なんかため息ばっかりついちゃって」
「あ、浩一君。うーん、ちょっと色々ありまして・・・・」と口を濁す。
「・・・・?あ、そうそう、来週の土日ヒマ?萱嶋はさ、洋館に興味があるって言ってたじゃない。だから俺んち来ない?当日姉貴はいるけど、親父はいないからさ。気楽に来れるかと思って」
「ホント?行く行く行く行くーーーー」玲は喜色満面で即答した。実際外からしか洋館は見た事が無い。週末が非常に楽しみになってきた。いつの間にか憂欝は消えていた。単に押し殺しただけだったのだが。
(続く)

すんません、風邪気味+私事のイベントの為、今日はこれまで。<誰も興味無い

2009年10月13日の百合妄想雑記

「青い花」ってちゃんと売れているのでしょうか

_  『咲-Saki-』はアニメ化前が15万部、アニメ後が35万部に増えた。出版社としては完璧な黒字というスクエニのアニメプロデューサーの発言がありますが。
翻って我らが希望の「青い花」ってアニメがDVDで元取れているのか。出版増で元が取れているのか。一話あたり大体1000万程度必要という話を聞くにつれてDVD1巻で1500円の純益があると仮定するとDVD1巻で2話収録だから大体8000部売れないと厳しい・・・・のかな?
DVDの売れ行きが少なくても出版でカバーと考えても店頭を見る限りそんなに売れている雰囲気無いですし・・・。というかDVDは未だ発売されていないし、なんとか売上げが伸びてほしいもの。大体アニメの質としては文句が付けようが無いと思いますけど。これで売れなかったら百合アニメの未来は暗いですよ!皆さんちゃんと買いましょう!
・・・・と言いつつ俺はウルトラマンとウルトラセブンのDVDをヌケヌケと買います<サイテー
「青い花」「ささめきこと」は一巻と最終巻は買って残りはちまちまと買い集めるという事でどうすか。許していただけないでしょうか。
「青い花」についての懸念を書きましたが、事情は「ささめきこと」でも同じで。TV放送後に爆発的に単行本が売れるのでしょうか。DVDがバンバン売れるのでしょうか。とにかく経済的に百合アニメが上手い事廻ってくれる事を祈るばかりであります。逆に今回のこのコンボが経済的に廻らないと当分百合アニメは出てこない事になりますからね。なんとか突破してくれる事を祈るばかり。

2009年10月14日の百合妄想雑記

妻子持ちが映像を見る時間は?

_ 独身、あるいは趣味を共通にした共同生活を送っておられるヲタの方には全く理解できないでしょうが、妻子に秘密の百合趣味を持っている人間としては、時間の捻出が非常に苦しい。大体妻子には「青い花」や「ストライク・ウィッチーズ」なんかを見ている姿なんて見せられませんよ。それにさぁ映像を見るという事は現実問題として小一時間TVを占用する訳で、そんな時間我が家には無い。皆無。家族が大体使っている訳だから・・・。
だからいきおい映像に食指が伸びづらい。小説やマンガだったら携帯性が抜群だからどこでも見られるけれども。
なのでやっぱり映像、それもフルスクリーンサイズで見るものはヲタ作品については厳しいなぁ、と思うのです。
同様の話で最近、かーちゃんがこのページを作成しているのを見て「この百合って何?」と聞かれたときは背中から滝のように汗が出ましたよ。こういうプレッシャーの中でえっちい百合コネタSSを書いている訳です。
・・・・・心臓に悪い。
やっぱ軽くてDVDを閲覧できて文章を書きやすいマッシーン欲しいですねぇ。1万5千円くらいで。<無理だろ

2009年10月15日の百合妄想雑記

小僧とのバトル

_ 「ささめきこと」に関しては当初は全く時間帯が被らないから小僧との録画バトルには影響ないぜ、ふふん、なんて思ってましたが、突如として「なのは」が割り込んできた(笑い)
まぁ「なのはAs」については家庭内では批判的な立場(あの顔の絵はアップで見るのはキツイ等)だったんで「親爺の横暴」で理解して頂けるとありがたいが「ささめきこと」を撮るからだ・・・・と理解されたらちょっと立つ瀬が・・・・。
と言うような家族バレの危険と隣り合わせの今日この頃。ううむ。事務所にDVDレコとか無いかな。

一瞬のライティングマシーンとなれ

_ 今までは仕事がユルい状況だったのでまぁこういうサイトの文章をつらつら考えるどころか、小ネタSSも就業時間後にこっそりと書いていた訳です。
が、今仕事がドタバタすると途端に書けなくなる。結局日常の思考とまた違う脳の領域を使うからタスクスイッチに時間がかかるんだと思うのです。
で、小ネタSSはまたこのサイトの文章とはまた違う脳の領域を使うみたいである程度続けて書いていないとダメみたいですね。妄想自体はそこそこ出来るけど、それを文章に定着させる脳の領域は普段使わないから起動するのに時間がかかるし、能力も鍛えないとすぐに落ちる。
だから今の小ネタSSもちょっと気を抜くとすぐに止まってしまいます。話は完璧に脳内にあるんだけどなぁ・・・・。
でも稀に飛ぶような勢いで書けるときがあって、30分くらいでババンとラストのシーケンスを書けたりする。そういう時ってやっぱり気持ちが良いです。この感動を味わいたいからこそチマチマと小ネタSSを書いているのかも。
ぶっちゃけ月に一つって結構厳しいんすけど、上記の理由で毎日書くくらいの勢いじゃないと書くのは難しい気がします。