アドリアン・ヴィラールト
Adrian Willaert
1490年頃生-1562年没



MIDIサンプル


モテット「めでたし、天の女王」
Motettus "Ave Regina coelorum"
(3' 25)


モテット「汚れなく全きかつ純潔な」
Motettus "Inviolata, integra e casta"
(5' 40)
NEW


モテット「おお主、イエス・キリストよ」
Motettus "O Domine Jesu Christe"
第1部
Prima pars
(1' 50)
NEW


CDその他


Jeremy Summerly指揮Oxford Camerata:
Adrian Willaert: Missa Christus resurgens, Magnificat sexti toni, Ave Maria.
NAXOS, 8.553211.
NEW

 ヴィラールトのスタイルは適度に和声感覚が近代的になっており、日本の合唱団でももっと歌われていいはずの音楽家です。

 このミサ曲は、リシャフォールのモテットChristus resurgensを元にして作られたもので、このモテットの定旋律だけではなく、対位法の進行そのものまで使ってしまうパロディ・ミサに分類されるものです。もちろん、それとは関係ない部分も使われるのですが、ヴィラールトのこのミサでは、かなり自由に作った部分が多いようです。

 Oxford Camerataの演奏は、全体としてはいい演奏だとは思うのですが、イギリスのこのタイプの合唱団によくあることですが、上っ面だけが美しく仕上がっている反面、心に引っ掛かってくるものがあまりないきらいがあります。選曲からいって、ヴィラールトの音楽を知るには絶好のCDで、それなりにきく気持ちで聞けば、十分よいCDだとは言えるでしょうが、今一つ深いところまで達しきれない印象が残るCDになってしまっています。廉価というメリットは確かに大きく、それなりにペイするCDとは言えるでしょうが、ちょっと残念な気がします。




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