[1号室|2号室] アトリエ、ギャラリー、時々その他諸々。

 
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もとはし遙 展 日誌 (文:もとはし遙)
 
■9/10
最終日です。 結局毎日少しずつ展示物を動かし続けた。
いわば公開制作のよう?
懐かしい方も。
毎日ちまちま配置換えしているので、おや?空間に緊張感のようなものも(笑)
なんか、だまされそうな展示だねと皆さん。
なんですか?だますって、どう、だまされそうなのか教えて欲しい。
展示をはずしたら、部屋が狭く感じたので、一番最低限の事は良かったように。
 
 ■9/9

のんびり、お二人で見にいらっしゃるかたが多く、日曜日である。
 

■9/8
展覧会にやっと題名をつける。これが初日から出来ているほど覚醒していたらいいのに。
撮影である。日ごろからとっていただいている柳場さん。
以前BTの取材で私の家に来たとき、3万5千円の家賃のお化け屋敷
足の踏み場もなく男性3人がいる姿こそ写真にすれば良かったなど、懐かしい話。
インスタレーションなので記録、写真である。

 


(C)もとはし遙 撮影:柳場大
 


(C)もとはし遙 撮影:柳場大

 

■9/7
森、森、森である。
ロバートスミッソンの融解の感覚とかの2007年度の解釈から始めるべ、と思った今回の作品。
ギャラリー自体2色の壁面で場所の特性が強くて、
いつものように絵が立ち上がらなかったのですが、
サイトスペシフィックというには、つたな過ぎるのか
結局、そんな事話題にも上らないのであった。。
今日はすいていたのと暑さに我慢できず銭湯に行く 夜、管理人さん他と四方山話。
 

■9/6
台風。7時ぐらいに来てくださる方あり感激と心配。
しかもその時私は会場の真ん中で睡眠をとっていた。
目が覚めたら、じっとこちらを見ているそのお方がいて、女の人が寝ている作品と思ったとの事。
昼のうちに大掛かりに展示物を移動してみるがうまくいかず元に戻す。
この日の自分の制作noteにはだんだん自分の作品の面白さが分かってきたとある。
本気なのか?

 

■9/5
本日遅出、しかし13時OPENと同時に友人のアーティストから、道のといあわせが。
私がDMの画像面しかおくっていないから、切手面の説明はとても判りやすい。
なぜかこの日は、銀座界隈で私がお会いするかたなど。
絵はちゃんと描いているんでしょ、といわれしどろもどろ言い訳する。
インスタレーション作家になんかなったら、荷物どうするのなど どうするんだろう?
 
 ■9/4

撮影の柳場さんと打ち合わせ。
ご自分でとった方が、、と親切にサゼスションいただくが、自信がないので
やっぱり、カメラマンだのみ。 初めて冷たいお茶でも、と、気がつく。
2、3日落ち込んでいたのから復活。
 

■9/3
夕方から混む。
この日企画してくださった言水さんのご友人多数。
だんだん作品の展示品を削除している。
この場所の特徴なのか皆さん作品について自分について
割とゆっくり味わいぶかくお話してくださる。
 

■9/2
初日です、早めに来てお掃除など、
連日の疲れでうとうとしてしまい、来ていただいた方がよろよろだよ〜
など言ってくださるが、反応も鈍い。
自然光で展示していたら、夜困り、友人が照明の仕方を教えてくれる。
夕刻、9月最後の個展の、坂本さんも。
 

■9/1
搬入です、残暑、残暑。
いったいどんな風に見ていただけるのか本当に心配。
 

 


もとはし遙 展


(C)もとはし遙

 
(C)もとはし遙

DMより


もとはし遙の作品は、複数の色彩による線の絵画から、平面の画面を飛び出し、空間へ、インスタレーションへと変わり始めています。

今回の展示では、台風の後拾い集めたたくさんの木の枝、土、砂利などを会場に持ち込んだインスタレーションを行います。2003年「VOCA展」に出品したころの作品とは見かけが異なっていますが、作品の本質に変わりはありません。

 

「私は、絵を描くときはそれが、結局自分で想像できない物になったり自分のみたくない物になった時に、偶然に他人との距離が縮まる事になって、超える事がまれにおきそうな予感を感じたりします。さてインストールする時には、ある程度、基準をつくって、でも最終的に、自分がぎょっとするように(多分今回はそれを探しています)、計画が無効になるように計画しないといけないみたいですね」(2007年7月25日のメールより転載)。


※今回の個展の企画は、「1号室|2号室」の隣室で、
アートの情報誌『etc.』を発行する言水へリオさんによるものです。もとはし遙さん、原澤牧子さん、坂本東子さんの3人の個展が1か月にわたって、順次開催されます。


■3つの個展について

9月2日から30日までの間、神保町にある自分の事務所の隣の部屋で、3つの個展を企画・開催します。ここは昭和30年代に建った2階建てのオフィスビルの一室で、現在は写真を使った作品のアーティストがアトリエ兼発表場所として使っています。


三方に窓や戸があり、ギャラリーというよりは「部屋」と呼ぶのがふさわしく、夏は、窓を開けはなつと涼しい風が通り過ぎていく気持ちのいい空間です。

 

もとはし遙さん、坂本東子さんは約10年、原澤牧子さんは6年のキャリアをもつアーティストです。皆、仕事をしながら作品制作をし、発表を重ねています(もっとも、ほとんどのアーティストはそうしているのです)。

 

彼女たち3人に共通しているのは、作品を通して誰かと感覚を共有し、なおかつそれを実感したいと願っていることではないかと思います。作品をつくり続けるということは、彼女たちにとっての、自分やまわりの世界を確かめるやり方なのかなと。3つの個展を通してのテーマはあえて設けていませんが、展示場としては少々変わった空間での展覧会、空間の雰囲気をうまくとりこんで、来場者にとって興味深い体験となることと期待しています。(2007年7月24日 企画者/言水ヘリオ

とき:9月2日(日)〜9月10日(月) 会期中無休

じかん:13:00〜20:00

場所:ギャラリー[1号室|2号室] 

ギャラリー[1号室|2号室]
東京都千代田区神田神保町1-14 英光ビル2F
都営三田・新宿・半蔵門線のA5出口 徒歩1分