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原澤牧子 個展 「空気、Kuchen」 日誌 (文:原澤牧子&橋爪英美
 
■9/20
今日でラストです。
いつもの個展はいつのまにか終わる感じですが、今回は個展やってる感でいっぱいですね。
最終日は駆け込みで見に来る方が多いせいか、沢山いらしていただきました。

 

 
暑かったり涼しかったり。季節を感じさせてくれるギャラリーでした。
色々お世 話をしていただいた言水ヘリオさん、中村綾緒さん、橋爪英美さん、
この展示の緊張を一緒に味わったもとはし遥さん、坂本東子さん、
個展にきていただいた皆様。ありがとうごさいました。
次はどこに出現するか、、、 お楽しみに。

最後に会期中頑張ってくれた老扇風機くんもありがとう。

 
■9/19
今日は絶対寿司が食べたくてギャラリーの近所で
寿司とべーグルとカフェラテを買って行く。
寿司をモグモグたべているとお客さんがいらしていた。
それから 時間をあけずにお客さんが来る。
しかも ゆっくりとじっくりとみていただく方が 多く、ありがたいです。
そして意外にドーナツ星人の人気が高く、びっくり。
いままであまり人の意見を聞いていなかったことに自分をせめたり。(軽く)
夕方、入ってきたトンボ。秋です。

 

 
■9/18
今日もバイト帰りにギャラリーへ寄る。
お留守番のオノさんにどんな人がきたか教えてもらう。
ドーナツ星人お買い上げ。アリガトウ。

 

◇◇◇◇◇

留守番の橋爪です。何か留守番らしいことを・・と思い、掃除機をかけてみる。
昼過ぎからコンスタントに来廊者あり。
おひとりで、ひっそり見て行かれる方多し。良い感じ。
作家のKさん、明るく気さくな方。
「こんなきれいなギャラリーになっ てるとは!」と繰り返し仰る。
以前を知らないのでなんとも言えなかったが、もっと壁や床が汚かった らしい。
柏水堂のアイス頂く。シールがかわいいので読んでいる本に張ってみる。
仕事帰りの原澤さんとティーヌンでごはん。
 

 
■9/17

今日はなんかのんびりしたい気分。
だが現実の私は12時に新宿のギャラリーへ。
1時には自分の個展へと忙しくする。
今日のお昼は富士そばとべ−グルカフェラテ。

早い時間にオ−クション時代の同僚が遊びにきてくれた。
いまの会社の現状など教えてくれたり。
いろいろ考えさせる一日。
 

 
■9/16
今日はバイト帰りによる。汗だく。ナゼカ。
着くと作家の先輩が来てくれていた。実りのある話。がんばるぞと思う。
なんかいいたいことがわかってうれしい。

作家であることが社会にでているとわからなく、保てなくなる瞬間があるが、
そんないいわけや甘えを吹き飛ばして彼は去っていった。
 

 

◇◇◇◇◇


留守番の橋爪です。今日はとても暑い。
昭和な扇風機を回す。夕方までは暇だったのでお昼寝。
ドーナツ到着していたので、並べ替えたりして遊ぶ。
後半、原澤さんの先輩や画廊巡り達人のIさんなど。
Iさんのお話はとてもおもしろく、時間が経つのを忘れる。なんでも 知ってる。
御茶ノ水の明治大学リバティタワーは、二十何階かに学食があり、
眺め 良いとの情報を得る。
誰でも入れるそうなので、今度行ってみようと思う。
 

 
 
■9/15
のんびり。友人と同伴出勤。羊とチョコレートをくれる。
そのあと作家の友人来る。マカロンをくれる。
みんな元気がないといっていた。少しでも元気になって帰ってくれればよいと思う。
作品は私の幸せの瞬間とそこに生じる少しの不安を培養して取り出しているので
その空気を少し持って帰ってくれれば。
 
■9/13
夕方まで客人がまばら。夕方ごろ、画家のもとはしさん来廊。
とても楽しい方。友達いない話をする。
その他、お客さんがきたが、ギャラリーお留守番、初心者で、
どう挨拶していいかわからず。
人見知りなもので、すみません。

天気もまあまあで、風も気持ちがよかったので、
窓から、ジュリエットのように ロミオ(お客さん)を待つ。
不思議と中年のおじさんが占い(お向かいの部屋) の看板を じっくりながめている。
すごく豆腐がたべたくなり、いそいで帰宅、豆腐2丁食す。
 

 

 
■9/12
今日は別の仕事があったので、19:40よりギャラリーへ。
トップスムジラボ、インナースーパーハッカ、ボトムボブソン、

サンダルスナオ クワハラ といういでたち。
お留守番をハシズメさんにお願いしていたので、様子をうかがう。
初日でこれはさびしいなあーと思ったが、雨も降っていたし。と気を取り直す。

前作の話を何人かのひとにいわれたみたいでしたので、
あしたから、ちょっと事務所のほうにおいておきますので、
見たい方、のぞいてみてください。
雨の中きてくださった皆さん、ありがとうございました。

◇◇◇◇◇

初日。留守番の橋爪です。
オーナー中村さん来廊。その他、知人や作家さんなど。
みなさん、ドーナツはないの?とDMの写真が気になる模様。
ギャラリーはとても風通しがよくて快適。
仕事帰りの原澤さんと、近くの無国籍料理屋でチーズフォンデュ。

 


原澤牧子 展 「空気、Kuchen」


(C)原澤牧子


DMより


原澤牧子は、時分の好きなもの、宝石や食べ物などを彫刻の作品にして発表してきました。それはときに巨大化されたり、複数のものが整然と並べられていたり、ひとつぽつんと壁にかかっていたりと、彼女の思いが展示の仕方に反映されているように感じられるものでした。

作品はいずれも、粘土で原型をつくり、石膏で型を取り、樹脂、ロウ、紙などで仕上げられています。「型からパカッとはずすのが楽しい」と作者は言います。そういった触覚に関わる感覚を、来場者にも味わってほしいという願いを抱いているのです。

「社会的な訴えやコミュニケーションとは少し違う、もっと近くの感情を見た人に持ってもらいたいとおもっています。大きな声で訴えても聞こえないものは、小さい声で内緒話です。内緒話は近づかないと話せませんから。近づけば言いたいことはたいがい伝わります」(2007年7月26日のメールより転載)。今回の展覧会タイトル「空気、Kuchen」のKuchen クーヘンとは、ドイツ語で「お菓子」のことです。


※今回の個展の企画は、「1号室|2号室」の隣室で、
アートの情報誌『etc.』を発行する言水へリオさんによるものです。もとはし遙さん、原澤牧子さん、坂本東子さんの3人の個展が1か月にわたって、順次開催されます。


■3つの個展について

9月2日から30日までの間、神保町にある自分の事務所の隣の部屋で、3つの個展を企画・開催します。ここは昭和30年代に建った2階建てのオフィスビルの一室で、現在は写真を使った作品のアーティストがアトリエ兼発表場所として使っています。


三方に窓や戸があり、ギャラリーというよりは「部屋」と呼ぶのがふさわしく、夏は、窓を開けはなつと涼しい風が通り過ぎていく気持ちのいい空間です。

 

もとはし遙さん、坂本東子さんは約10年、原澤牧子さんは6年のキャリアをもつアーティストです。皆、仕事をしながら作品制作をし、発表を重ねています(もっとも、ほとんどのアーティストはそうしているのです)。

 

彼女たち3人に共通しているのは、作品を通して誰かと感覚を共有し、なおかつそれを実感したいと願っていることではないかと思います。作品をつくり続けるということは、彼女たちにとっての、自分やまわりの世界を確かめるやり方なのかなと。3つの個展を通してのテーマはあえて設けていませんが、展示場としては少々変わった空間での展覧会、空間の雰囲気をうまくとりこんで、来場者にとって興味深い体験となることと期待しています。(2007年7月24日 企画者/言水ヘリオ

とき:9月12日(水)〜9月20日(木) 会期中無休

じかん:13:00〜20:00

場所:ギャラリー[1号室|2号室] 

ギャラリー[1号室|2号室]
東京都千代田区神田神保町1-14 英光ビル2F
都営三田・新宿・半蔵門線のA5出口 徒歩1分