[MSX] FORMATION Z

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■STORY

 西暦2701年、地球連邦は惑星ザナックにおいて、連邦軍第9特殊機甲師団の反乱による総攻撃を受けた。

 壊滅状態にまで追い込まれた地球連邦は、反乱軍の特殊兵器群に対抗するべく、まだ未完成の状態にあった可変戦闘メカ「イクスペル」を出撃させることを決意した。

 パイロットとして、形態可変兵器の発案者であり、また連邦軍中尉でもあったクラウディア=イクスペリーナを起用することになった。


■戦慄のバトルフォーメーション!!

 今回はJARECOより、フォーメーションZをレビューします。
 アーケードからの移植作品で、ジャンルは横スクロールタイプのシューティングゲームです。ゲームの目的はロボット形態と飛行形態の二種の形態を使い分けて、最終攻撃目標であるジズィリアヌを破壊することになります。


  

 自機である可変戦闘メカ・イクスペルは、スペースキーで通常攻撃であるパルスレーザーと、溜め撃ちで撃てる貫通力のあるビッグバンの2種の弾を撃ち分けて戦います。敵の中にはビッグバンでしか破壊できない敵もいるので注意しましょう。

 graphキーでジャンプ、押しっぱなしでロボット形態から飛行形態に可変します。飛行形態時は地表が見える位置で1回軽く押すだけでロボット形態に戻ります。飛行形態時にはエネルギーを大量に消費するので、必要時以外に飛行形態でいると、エネルギー不足に陥るので、地上ではなるべくロボット形態で戦うほうがいいでしょう。
 エネルギーは画面右下に残量が表示されていて、地上にある青いエネルギーコアを取る事によって若干量回復します。

 ステージの概念は無く、山間部→平野部→海上→砂漠の島→海上→衛星地表→宇宙空間と進み、最終目的であるジズィリアヌを破壊すると、また地上にループします。2度目の海上では中ボスであるS.T.Y.が待ち構えています。



  

 足元にいるアールズィーとヘラ(戦車)がまとめて出てくると何かと面倒です。戦車はビッグバンでしか壊せないし、RZはジャンプで飛び越そうとするとロケットのように飛び出してくることがあるので危険だし…。
 もひとつ戦車はエネルギーコアとセットで出てくることが多いので、素晴らしく邪魔です。

 飛行形態時はものすごくエネルギーを食います。ありえないぐらい燃費が悪いです。さすが未完成兵器といったところでしょうか。地上で むやみやたら飛んでいると海越えができなくて墜落するはめになるでしょう。飛行形態だとスクロールが早くスイスイ進むので、つい可変してしまうんだよね。そして海に突っ込むわけです(笑)

 移植元のアーケードでは、砂漠にサンドウォーカーという、イデオンかマクロスに出てきたような敵がいるらしいのですが、宇宙空間に出る時に使用するブースターともどもカットされています。どうやら本作は完全移植というわけではなかったみたいで残念です。とはいえ当時はアーケードでの本作の存在を知らなかったので、どうと言う事はなかったのですがw

 ラスボスであるジズィリアヌと護衛機であるニジ・アドゥとニジ・エイダスです。
ジズィリアヌは放っておくと少しずつ前進してきます。3機ともビッグバンでしか倒せないのですが、さして難敵というほどでもありません。本作では敵の弾も破壊できるので、ボスとしての怖さは更に半減ですw

 しかし、どこからどう見ても、某グラディウスの某ビッグコアとよく似ています。フォルムといいコアと遮蔽板のような見た目といいほんと瓜二つと言ったところでしょうか。アーケードではこちらが先にリリースされていたので、こちらが元祖なんでしょうけど、知名度が違いすぎて、なぜか不遇な空気を感じずにはいられません。同じ会社からの作品だったら何も言われることもなかったのだろうけど…。
 

 敵を全部ビッグバンだけで倒そうとしたり、雲が見えるまで上空に上がり燃料ギリギリでどこまで飛べるかだとか、当時の管理人はいろいろ変な遊び方をしていたような気がします。敵の弾がこちらのショットで撃ち落せるので、撃てるものは全部破壊してしえ! って頑張るのはいいけど、足元が疎かになって戦車やロケットによくやられたのも、良い思い出でしょうかw

 やはり本作のウリと言えば、可変する自機でしょうね。ロボット形態と飛行機形態に変形するというのは、男子としては目を惹かれるものがあったと思います。シューティングゲームに自機として飛行機だけではなくロボットも出てくるというだけで、それだけで何もかもが許せるといったような時代だったし。男子はロボットに弱いのですよ(笑)

 背景も変化があるし、中ボスとラスボスの配置でメリハリもあったし、操作もそれなりに快適で、プレイしていて楽しかったです。
 難易度は1985年のゲームなので、たいして難しくもなんともないです。今も昔も変わらずあっさりプレイできる逸品でしょう。



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2011/2 初版