過去のtopics・・・(2002〜2009)
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幻の巨大城郭はどうやって造られたか?を総棟梁の視点で描いた「火天の城(山本兼一著) 」を読んだ。織田信長が天下統一の象徴として造らせた豪華絢爛な望楼型五層七重の安土城。多くの謎に包まれた安土城は完成後まもなく、信長の運命と同様に天守・本丸が焼失してしまった。
名高い宮番匠(大工)たちと指図(設計図)を競わせて総棟梁が選ばれ、イタリア生まれの宣教師から大聖堂の構造を学び、空前絶後の巨城造りだけでなく城下町を創り出す巨大プロジェクトの工程が、作業記録のようにリアルに語られていく。
信長から命じられる無理難題に対して、総棟梁が実現可能な木組を考え、命懸けで天下一の檜を探しに行く執念、伊勢神宮の御霊木を守る杣人との対立。石積の地下階で塔状建物を安定させ、模型により吹抜空間の床剛性や延焼の検証も行う。職人たちの葛藤や敵の謀略もあり、多くの番匠や職人たちの心をまとめていく総棟梁の生き様が描かれている。
巨大城郭の建設現場が時代背景そのものの戦争のような状況であっただろうとは想像できるが、こんなに緻密で面白い人間ドラマになるとは、当時の資料や建築技術を咀嚼した著者の想像力に恐れ入った。 
この小説が映画化されて公開中だ。総棟梁の西田敏行と妻の大竹しのぶ、信長の椎名桔平、杣人、若頭、石工など、キャストがまさに適材適所で迫力ある映像が楽しめる。ただし映画では視覚優先のため、建築のトリビアが省略されてしまっている。建築好きな人には、様々な職人が登場する原本を読んで欲しい。 (2009/9/23秋分の日)
 
長野県建築士会主催の「信州木造塾(全5回)」に参加している。木造建築について、もっと学びたいと思ったからだ。第1回は県林業総合センターに1泊2日で、山辺豊彦先生と丹呉明恭先生による通し柱の仕口の曲げ強度試験と、渡り腮構法による住宅設計、木造住宅の構造計画の講座だった。
通し柱の曲げ強度試験では4寸角と5寸角の柱を12種類の条件で実験した。左の写真は、4寸角の柱に四方から梁が差している実寸モデルを横にして、大地震時の層間変形角1/15まで荷重をかけているところ。天然乾燥材に比べて、人工高温乾燥材の方が最大耐力は約1.5倍大きい。
実験で驚いたことは、人工高温乾燥材が凄まじい音とともに真っ二つに折れてしまったのに対し、天然乾燥材は同じ変形でも折れずに荷重を緩めると粘り強く元の形に戻ろうとしたことだ。大地震時に柱が折れてしまっては、建物は倒壊してしまう。まるで建築科の学生に戻って実験をしている気分になった。
続いて、渡り腮(あご)構法の住宅のつくり方の講座では、接合部に金物を使わないで木の栓で留める真壁造りの骨組みを学ぶ。丹呉先生は日本の住宅の更新周期が約30年で極端に短いことを嘆き、長く住み続けることができて解体や再利用が容易にできる構法を追求している。
翌日はヤマベの木構造 (エクスナレッジムック) の山辺先生から、木造住宅の構造計画の講義を受けた。実験と計算に裏付けられた内容なので、分かり易くて内容の濃い、休みなしの150分講義だった。(2009/8/30)
 
新築住宅を発注する消費者保護のため、10月1日以降引渡しの住宅から「住宅瑕疵保険」の加入または「保証金の供託」が義務付けられることになった(住宅瑕疵担保履行法)。中間検査があるため着工前に申し込む必要があり、工期の遅れにより引渡し時期がズレ込むことも考慮しておかなければならない。
「瑕疵(かし)」とは、構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分に関する欠陥のことである。
今までも、民法によって瑕疵担保責任が規定されていたが、新たに請負人や売主の資力確保が求められるようになった。例え請負人や売主が倒産して補修が行えない場合でも、「住宅瑕疵保険」によって10年間は保険法人に直接損害賠償請求できる。
建設業の許可または宅地建物取引業の免許を受けていれば、対象事業者となる。工事分離発注の場合や、建設業の許可を受けていない請負人に発注する場合は、特に注意する必要がある。
これから新築住宅を発注または購入する予定のある方は、請負人や売主が「住宅瑕疵保険」に加入しているか、ご確認ください。(2009/5/6)
 
「住宅用火災警報器」を既存住宅にも設置しなくてはいけない期限(消防法の設置義務)が迫っている。市町村条例によって異なるが、長野県の場合は5月末である。
おすすめの機種は、「電池式ワイヤレス連動型」だ。配線工事が不要で、電池寿命は10年、1ヶ所で火災を感知(煙・熱)するとワイヤレス連動で家中の警報器が警報メッセージとライトの点滅で知らせてくれる。単独型より、ワイヤレス連動型の方が格段に安全だ。
電池式なので誰でも簡単に取り付けられ、動作試験も1人で容易にできる(高額な設置料を請求する悪質業者もいるので、気を付けて欲しい)。電池切れや電波チェックも自動的に行なうため、直径10cmほどの薄い小型警報器の高性能に驚いてしまう。
米国では火災警報器設置の義務化で、住宅火災の死者数が半減したという。設置義務化による罰則はないが、住宅火災の犠牲者の6割以上が火災に気づかない逃げ遅れであり、暮らしを守るため速やかに全家庭に設置して欲しい。(2009/3/29)
 
国内の大手製造業では非正規労働者の契約切りが行われて、数万人の労働者が職と住まいを同時に失っているそうだ。米国の要求により、派遣労働者の規制緩和が製造業にも拡大された結果である。中小企業の景況判断指数は過去最低となり、麻生内閣の支持率は20%を割り込んだ。
米国のサブプライムローン破綻に端を発する100年に一度の世界金融危機といわれる中、明るいニュースとして黒人初のオバマ米大統領がまもなく就任する。新大統領は、グリーン・ニューディールとして太陽光や風力などの環境分野や地球温暖化対策に巨費を投資して、景気浮揚と雇用創出を図るという。
太陽光発電の設置に対する国の補助金(7万円/kW、市町村の補助と併用可)が復活したが、既に太陽光発電を設置した人から見ると不公平感がある。なぜ、ドイツやスペインのように買取り価格を優遇する方式が取れないのか。制度面で遅れているため、日本の太陽光発電量はドイツに抜かれて世界2位になり増加率も停滞している。
科学者の試算によると、地球上の砂漠の6%を太陽光発電に利用すれば、全世界の必要な電力量を賄えるという。スペインでは、100ha規模の太陽光発電所が建設されている。太陽光発電は二酸化炭素を排出せず、低炭素社会の再生可能エネルギーのひとつだ。
厳しい財政の中でも、日本は環境先進国として次世代自動車や住宅の環境分野への投資が望まれている。国際競争力のある環境ビジネスの技術を開発して輸出できれば、資源を持たない日本の未来は明るいだろう。(2009/1/12)
PS.その後、法改正により2009年11月から太陽光発電の固定買取り制度が開始され、売電価格が2倍になった。
 
建築士会佐久支部の創立20周年記念式典が、佐久セントラルホテルで行なわれた。
小海町高原美術館(安藤忠雄氏設計)の藤森照信建築展に合せて藤森先生の講演とギャラリートークが予定されて楽しみにしていたが、先生の体調不良により急遽、料理研究家の山本麗子先生に代わっていただいた。また、映画「スウィングガールズ」のモデルになった蓼科高校ジャズクラブの演奏もあり、楽しい式典になった。
20周年記念住宅コンペ”環境に優しい住宅”で当社の「八千穂の週末住宅」が審査員特別賞を受賞、審査委員長の宮本忠長先生から講評していただいた。1000m林道の傾斜地のため、最小限の切土整地となるよう等高線に沿って建物を配置、周囲の落葉松林はできるだけ伐採せず、内外装やポーチ柱に落葉松材を採用した。
  八ヶ岳連峰の眺望を楽しむため、ピクチャーウィンドウを各部屋に設けた。寒冷地対策の外断熱を施し、米国Dutchwestの高出力薪ストーブで、全体を暖房できるように計画。木製サッシは、空間の機能により木材浸透保護塗装の色彩を塗分け。土地の傾斜で高基礎になる部分を地下ワイン庫に利用した。(2008/10/25)
 
東京、ソウルに続いて、アジアで3回目のオリンピックとなる北京五輪が、縁起の良い8月8日から開催された。スローガンは「同一个世界 同一个梦想、One World, One Dream、ひとつの世界、ひとつの夢」。
通称「鳥の巣」と呼ばれる北京国家体育場(ヘルツォーク&ド・ムーロン設計、91,000人収容)で行なわれた開会式は、中国の急激な経済発展を象徴するように豪華絢爛な演出があり、中国で発明された紙の巻物や活版印刷、羅針盤などをモチーフに壮大な絵物語になっていた。
一目見ると忘れられない独特な外観形状をもつ「鳥の巣」は、国際コンペによりスイスの設計者が選ばれた。国家の威信をかけた巨大プロジェクトをつくる過程のドキュメント(開閉式屋根を削除し解放部を拡大など)は映画化されている。
競技では開催国の中国選手が、国家の成長さながらに金メダルを量産していた。日本選手では、アテネに続く競泳2冠王になった北島康介選手の精神力と言動が印象深い。
チベットの人権問題、大気汚染や食品衛生の問題など批判は多かったが、これから世界の政治・経済を動かす大国となろうとする中国の意気込みを感じたオリンピックだった。(2008/8/24)
 
小学校の恩師、画家の新海輝雄先生が『ぽっかりふんわり 川村吾蔵物語』〜出版社「櫟(いちい)」〜を出版された。新海先生は、今年81才になられる。構想10年、関係者を訪ね歩いて資料を集め、伝記物語にまとめた。
この出版を記念して出会いを楽しむ会を企画され、多くの人にお会いしてきた。井出孫六氏や、中学校の恩師(英語、美術)、初めて出会う方など、先生が好きな「人生は縁」という言葉通りの会だった。先生が出席者を紹介しながら大半をしゃべり、「ブスは居るけど、ぶすこいた顔は居ない」と方言を使って皆を笑わせた。
川村吾蔵は旧臼田町出身の彫刻家で、日本での知名度は低いが米国で主な作品を残した偉大な人物であることを、この伝記物語を読んで初めて知った。佐久市では川村吾蔵記念館の建設を計画している。
吾蔵は20歳で渡米、米国とフランスで学び認められて、ニューヨーク公共図書館や合衆国最高裁のモニュメントを創った。太平洋戦争勃発のため帰国し、敗戦後は進駐軍の通訳、マッカーサー元帥胸像を製作、と波乱万丈の生涯が描かれている。
かつて新海先生(担任)に教えてもらった木造の古い校舎と、RC造打放しの斬新な新校舎にちょうど3年ずつ学んだことは、建築の原体験だった。当時美術担当だった新海先生が、校舎内の塗装色をアイボリーに決めたそうだ。現在はペンキが剥がれてきた壁を、保護者がボランティアで塗装している。37年後、私が耐震改修工事の設計監理をすることになるとは、これも縁なのだろう。(2008/7/12)
 
『夢をかなえるゾウ』100万部突破!のメールが届いたので、読み返してみた。近いうちにTVドラマにもなるらしい。夢をかなえるために必要なことは何か、関西弁を喋るインドのゾウの神様(ガネーシャ)が師匠になり課題を出すという、不思議で笑えてタメになるエンターテインメント小説だ。
ガネーシャの課題は、三日坊主の自分にもできそうなことばかりだ。がむしゃらに努力するのではなく、どれも必ず1日で実行できる簡単なことでありながら、実はとても深い。
非常勤で教えている専門学校の3つの約束は、「あいさつ」、「掃除」、「素直」だが、ガネーシャの課題も似ている。いい習慣を身に付けることが大切で、夢をかなえるための本質は、意外に単純で誰でも知っていることなのかも知れない。
著者の水野敬也とは何者か?とネットで検索してみると、うわっ、おもろいことしてるやんか、と関心してしもうた。突然なぜ関西弁か、というと小生も大阪に9年間ほど暮らしたことがあるねん。
「愛と笑いの自己改革小説」というふれ込みだが、建築を志す若者にもぜひ、読んでもらいたいがな。(2008/4/28)
 
佐久教育会館が改築された。平面プランは敷地形状を生かした直角三角形(30度の三角定規より鋭角)である。頂点にあるアプローチ階段を上ったテラスから玄関に入る動線になっており、底辺に楔を打つような形の中庭が配置されている。外壁はコンクリート化粧打放し、竪樋を隠す壁面リブは焼スギを使用している。
会議室など諸室への動線の基点となる多目的ロビー(写真左)の低い窓が中庭に面しており、明るく開放的な空間となっている。竣工式当日に見学する機会があり、設計者の柳澤氏(柳澤孝彦+TAK建築研究所)から説明を聞くことができた。「必然的に生まれた単純な幾何形態」と仰っていたが、非常に意味のある形態だと感じた。(2008/3/23)
 
「200年住宅ビジョン」が来年度国家予算の住宅政策として取り上げられている。今までの「つくっては壊す」フロー消費型社会から「いいものを長く大切に使う」ストック循環型社会へ変えていかねばならないと政策転換を打ち出した。日本の今の住宅事情は、諸外国に比べても確かにおかしい。
例えば、1950年以前の住宅ストックは日本で5%弱に過ぎないが、英国38%、フランス33%、ドイツ28%、米国24%である。平均築30年で建て替えられているわが国の住宅がいかに無駄に使い捨てられているか、この数字からよく分かる。中古住宅の資産価値としても、日本は土地偏重の評価となっている。よく手入れされた住宅は、真っ当に資産価値として評価すべきだ。この考え方の差は、まち並みの美しさにも影響しているだろう。
先の政策では、住宅履歴書の整備、200年住宅(スケルトン・インフィル住宅)の建設支援、200年住宅に係る税負担の軽減、良好なまちなみの形成・維持などの具体的な政策提言があり、実現に向けたロードマップを作成して強力に推進するという。
スケルトン・インフィル住宅とは、住宅をスケルトン(躯体部分)とインフィル(設備・内装)に区分して耐用年数を設定し、、スケルトンについては耐久性・耐震性、インフィルについては可変性を確保して堅牢で、かつ変化する住宅のこと。スケルトンは200年もたせ、インフィルは社会の変化やライフスタイルに合せて約20年ごとに見直していく。200年住宅では当たり前になるだろう。日本ではインフィルの陳腐化によって建替えられているのが実情だ。
「200年住宅」といえば、5〜6世代にわたって長く大切に住み続けることになる。日本の民家は築数百年のものが現存して使われているし、法隆寺は世界最古の木造建築物である。技術的には、木造の200年住宅もすぐに施工できる。あとは、消費者の意識が変わればいいだけ・・・ (2007/12/30) 
 
千曲市の稲荷山養護学校(設計:北川原温建築都市研究所)を見てきた。「森とまちをつなぐ」というコンセプトで、県産材のカラマツを構造材と内外壁羽目板に使用している。公募型プロポーザル方式により設計者が選定され、各社のプレゼンテーションや審査委員講評は長野県公式ホームページで紹介されている。
木は保温・調湿・吸音性能に優れ、たとえば木造校舎はRC校舎に比べて生徒の風邪疾患率が低いそうだ。環境への配慮として、ペレットボイラー熱源、太陽光発電、トイレ洗浄水に雨水利用、エコセメントを用いたPC杭、歩車道に透水性舗装を採用している。長野県は県土の78%が森林であり、森林保全のためにも県産木材(約3,760立米、在来軸組住宅135棟分)を大量に使用する意義は大きい。(2007/9/2)
 
環境にやさしい太陽光発電システム(4.13kW)を導入した。CO2を排出しないクリーンな自然エネルギーで地球温暖化対策への貢献といった大義名分もあるが、やはり「太陽光発電は元がとれるか?」が気になる。
この地域の日照時間は全国平均より長く、変換効率もいいようだ。経済的には市の補助金(5万円/kW、最大20万円)があり、時間帯別電灯契約のメリットも大きいらしい。導入前後のシミュレーションもやってみた。実際はどうなのか、とにかくやってみないと分からない、というのが導入のそもそものキッカケだ。
設置工事費は徐々に安くなってきており、補助金を差し引いて15年ローンとした。まだ設置後2ヶ月のデータ(晴天が多い時季)にすぎないが、実質電気代は設置前の電気代を少し下回っている。皮算用では、16年目から電気の自給自足的ライフスタイル(今の使用状況では売電より買電がやや多い)が可能になる。但し、(実質電気代)=(買電)-(売電)+(工事費ローン)とする。
日本は太陽光発電の先進国であるが、世界1位の座をドイツに奪われたそうだ。ドイツではエコ意識が高く、制度面での優遇(電力買取単価が一般家庭向け電力単価の約3倍)もあるらしい。
因みに私はオール電化アドバイザーになっているが、我が家は都市ガスと灯油を併用しているため、オール電化住宅ではない。それでも、太陽光発電システムは経済的メリットがあることが分かった。(2007/6/22)
 
1月に開館したばかりの国立新美術館(黒川紀章氏設計)を見に行った。うねるようなカーテンウォールと紫外線を遮断するガラス小庇、外壁の三次元曲面を決めている逆円錐形のカフェとレストラン、4層吹抜の巨大なアトリウム空間、10もの展覧会を同時開催できる広大な展示スペース、基本構想から竣工まで約10年、総工費350億円、延床面積48,000uという世界最大規模の美術館だ。
黒川紀章展、トーク&ダンス、ポンピドー・センター所蔵作品展、20世紀美術探検などのオープンイベントが催されていて、広い館内を足早に見て回った。アトリウムの半外部空間は、雨天にも拘らずとても明るく感じた。“空間のコア”(いわゆる“耐震のコア”ではない)にカフェを配置したゆとりの無柱空間、エントランス前をすっきり見せるための豪華な傘の部屋など、贅沢で無駄なこの空間が日本を代表する芸術文化のサロンなのだろうか。(2007/2/18)
 
 高度成長期の競争社会を担ってきた団塊世代(1947-49年生れ)が大量に定年退職を迎える「2007年問題」について、いろいろな予測が話題になっている。
 社会の世代構成が大きく変わることにより、経済への影響は大きく、技能や技術も同時に社会から奪われてしまう恐れがある。急速に進む高齢化社会も、一層身近に感じられるようになるだろう。
 一方で、第2の人生として自給自足の田舎暮らしを望む中高年も増えている。地方では空き家となっている民家も多く、各市町村は都会からの移住を支援する制度をいろいろ設けているようだ。
 団塊世代が引退して地方に戻ってきてくれれば、一極集中のバランスも多少は良くなり、地方の活性化につながるのではないだろうか。
 団塊世代の皆さん、地方の暮らしはそれなりに不便さもあるけど楽しいですよ・・・・・(2007/1/10)
 
 
 諏訪青木神社の築150年の木製鳥居(ケヤキ)が老朽化したため、鉄骨製に改築した。自宅の近くで馴染みのある鳥居であり、改築のお手伝いができたことは非常に感慨深い。
 「明神鳥居」形式で笠木があり、柱がやや内側に倒れている。色は曽根神主の希望で青銅色にした。木製のときは笠木の上に屋根があったが、鉄骨製になり山形の笠木・台輪・楔を設けてかつての面影を残している。
(2006/11/23)
 

 矢ケ崎川のせせらぎを聴きながら、苔むした石畳のアプローチを登っていくと、丘の上に山荘が現われてくる。吉村順三氏が設計した珠玉の別荘「軽井沢山荘」(1962築)である。
 1階ユーティリテイの階段を上ると、2階居間が現れる。まず、目にするのは前庭の樹木の自然の広がりだ。雨戸、ガラス戸、網戸は全部戸袋に引き込めるから、空中に浮かんでいるように感じられる。ロフトへ上がり、さらに急な階段を上がってハッチを持ち上げると、樹上を見渡す屋上テラスに出る。
 何が素晴らしいのか、うまく説明できないが、この小さな森の家に設計者の思想がすべて凝縮されているようだ。氏は「よいデザインの基本は、プロポーションしかない」と仰った。「気持ちのいい空間」にどっぷり浸かったひとときだった。
(2006/10/27) --->>>もっと詳しい文&写真は、建物探訪(建築士会佐久支部)へ・・・

 

 「北国街道小諸宿の会」より、第13回小諸町並み賞(小諸市共催)をいただいた。
 小諸宿周辺地区修理修景事業により、土蔵造り住宅(近くの本陣と同じ上田家建造、築200年)の改修を行なったものだ。和瓦の葺替え、外壁の塗替え、窓格子・庇・樋の設置など、町並みとの調和に配慮した。
(2006/8/29)
 
土蔵造りの家並みを活かしたまちづくりで人気のある小布施町で行なわれた「美しい景観を創る北信濃シンポジウム」に参加した。主催の「美しい景観を創る会」では、景観論議を巻き起こす刺激にしたいという「悪い景観100景」をコメント付きで公表している。
背後に里山を持つ地方都市で優れた景観を創っていきたい、と中村良夫氏(『風景学入門』の著者)が基調講演で話された内容に共感した。
美しい景観を創るためには国民と各分野の専門家の総合的な協働が必要であるという。シンポジウムのまとめに、同会代表の伊藤滋氏がすぐに提案できる次の3つのことを教えてくれた。
@看板をなくす。 A電柱をなくす。  B街路樹を何とかする。
因みに無電柱化率は、全国(10万人以上の都市の市街地)で1.1%、1位は東京都千代田区の34.8%に対し、海外のパリ、ロンドン、ボンは100%、ニューヨークは72%である(1998年建設省資料)。
どこにでもある駅前のサラ金看板など、どうにかならないものか。地元建築士会で公共サインについて実態調査と提言のパンフレットを作成したばかりなので、一般市民としてできることは何か、考えさせられるシンポジウムだった。(2006/6/24)
 
富弘美術館(ヨコミゾマコト氏設計)を訪れた。懐古園の桜はまだ蕾なのに、途中、わたらせ渓谷鐵道沿線では桜が満開だった。
シャボン玉をイメージしたという、廊下も柱もない大小の円筒状の展示室を順路なく歩いていくと、方向感覚がなくなり異次元に瞬間移動したような不思議な気持ちになる。
展示室の色彩や素材は部屋ごとに異なり、照明もコントラストの効果を利用して必要最小限の明るさ(50ルクス)に制御されている。視覚弱者には、少し辛い環境だろう。
作品保護のため、空調は常に『恒温・恒湿』に保たれている。床面から空気を吹出し、床面で吸込む空調方式となっていて、床下ピットのダクト音がやや気になった。
外壁の構造は9mmの鉄板でできているので、内部結露や熱膨張による歪みを防止するため、内壁の下地は外壁と切り離して自立している。
初めは美術館の建物に興味を持ってみていたが、富弘さんの境遇を知り、詩画を幾つもみているうちに、ただ普通に生きていることを感謝するようになった。(2006/4/13)
 
先月、「耐震強度偽装」が国交省から公表されて、同じ構造設計を業とする立場である故に、その異常性とモラルのなさに愕然としてしまった。建築士や建設不動産業に対する信頼も揺らいでいる。
デベロッパー、コンサルタント、建築士、設計会社、検査機関、建設会社など、責任を追及される登場人物は多く、偽装が白日の下に暴かれるまでに隠蔽、癒着、献金、キックバック、見えない圧力・・・が闇に蠢いていたようだ。
もし、関係者の1人でも道徳観や倫理観が欠如していなければ、建築確認の審査で計算書や図面の異常性に気が付いていれば、1年半前に偽装が見破られたとき隠蔽されていなければ、これほど被害は拡大しなかっただろう。マンハッタン島のCiticorp Center(1978年築)において、建物完成後に構造技術者が耐風強度不足の問題を自ら告発して多大な費用をかけて補強工事を実施した事例(但し、設計当初は危険性を予見できなかったが、完成後に対角方向の風力に対する追加検討によって危険性が判明)とは、全く正反対の技術者の行動に驚く。
使用禁止命令が出た分譲マンションや、営業停止になったホテルなど、影響はとてつもなく大きい。突然、マンションから退去しなければならなくなった入居者や巨額の資金を投入して途方に暮れるオーナーには、心から同情するとしか言えない。社会不安が広がってマンションの買い控えや、過去に遡って確認済み物件の耐震強度を再計算する自治体も出てきた。
これからの原因究明によって、私たちの生命や財産を守るシステムが見直されるだろう。しかし、現状のシステムを変えるだけで解決する問題ではない。若者のニート化が社会問題となっているが、働く意欲の原点になる職業観をもっと大切にして夢と希望のある若者が増えて欲しい。(2005/12/20)
 
田舎暮らしを始めたい都会人の別荘を設計した。現在は東京の高層マンションに住んでいるが、終の棲家は好きなところに住み、好きなことをしたいという。
アウトドアが趣味という事情もあるが、便利で刺激の多い都会暮らしは若いときだけで十分、リタイアしてからは田舎に移住して悠々自適に暮らしたいそうだ。
私の住む長野県の片田舎は、都会人から見れば、遊ぶ場所も少なくて物足りないかも知れない。しかし、普通に生きていく上で、不便を感じることはない。必要なときに新幹線に乗って、都会に出れば用は足りてしまう。
田舎暮らしといっても、いろいろな情報が都会と同時に入ってくる。高速道路、新幹線、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンも生活圏内にあるので、本当の意味での田舎暮らしではないが・・・
人間は集団的動物であるが、人口密度が高くなり過ぎると、何やら問題が起きてくる気もする。ある動物は、異常繁殖すると生殖抑制をするよう予めDNAにプログラムされているそうだ。自然災害や様々なリスクを考えると、都市に集中して住むことは見直した方がいい。
こんな田舎に住んでいても、四季折々の山々や霧深い高原なんかを見るとつい感動してしまう。ソローの「森の生活」のような晴耕雨読のスローライフにも憧れるが、その方が人間らしい暮らしじゃないか、と思う。 (2005/11/1)
 
国土交通省が今年の基準地価を公表した。住宅地全体ではバブル期から地価の下落が続いている反面、鉄道や市街地の再開発などで便利になった地点は値上がりする二極化の傾向だという。軽井沢では、県内住宅地で6年ぶりとなる地価上昇地点(軽井沢銀座ミカドコーヒー前 277千円/u)が出た。
長野市、松本市の中心市街地では地価の下落幅が縮小し、不動産投資が増えて商業地の地価は下げ止り感がみられる。
また、住まいに関する県民の意識調査(長野経済研究所)が発表された。街なかと郊外のどちらに住みたいか、との質問では、7割近くが郊外に住みたいと答えた。所有したい住宅の形態では、土地付き一戸建てが9割近く、集合住宅や借家を大きく上回った。
首都圏では、分譲マンションがバブル期に比べて値ごろ感があり、よく売れているそうなので、首都圏と地方の住民意識はかなり違うようだ。但し、かつての土地神話による値上がりを期待する投資ではなく、土地の収益性に見合った本当の価値を考えて売買するようになった。
9/11衆院選の小泉自民党圧勝で株価が上がった。景気も同じように上向いてくれれば、いいのだが・・・ (2005/9/29)
 
長野県木造耐震診断士に登録した。すまいの安全「とうかい」防止対策事業により、 近い将来発生が予想されている東海地震などの大規模地震に備える制度だ。また、地震時に被災地に派遣されて、住宅被害の危険度を判定する応急危険度判定士にも登録している。
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震では古い建築基準で建てられた建物の倒壊等により多くの犠牲者が出た。東海地震の地震防災対策強化地域に指定されている地域(長野県では中南信地方)は、地震に関心が高い。しかし、他の地域では行政・住民とも関心が低く、せっかくの制度も利用されていないようだ。
事業の内容は、耐震診断(市町村が費用負担)の総合評点が1.0未満の住宅に耐震性を向上させるための耐震補強(改修)工事を行った場合、補強費用の一部を市町村が補助を行なう(補助対象工事費の1/2、限度額60万円)。
地震はいつどこで起きるか、予想できない。何百年に一度の地震が、明日起きるかも知れない。建物の倒壊は、自分の生命財産への直接被害だけでなく、隣の建物を壊したり避難や救助の妨げになるので、地域への影響も大きいと考えるべきだろう。(2005/5/14)
 
「京都議定書」がようやく発効した。異常気象や地球温暖化の原因とされる温室効果ガス排出の削減を先進国に義務付けるものだ。
最大排出国である米国の離脱(先進国では、物質的豊かさより精神的豊かさが社会目標になってきているが、ブッシュ政権が国内産業界の損得勘定による圧力に負けた結果)など、人類共通の危機としてまだ認識されていない問題はあるが、地球環境を持続させる努力の第一歩として非常に重要だ。
温暖化が進むと、干ばつや豪雨などの異常気象が多発、東京の中心部や島諸国は水没し、マラリアなど熱帯性の病気が中緯度地方に広がる懸念もあるらしい。自然環境が急変する温暖化は、国際テロに勝るとも劣らない脅威であると報告されている。
個人レベルではなかなか危機感を実感できないが、便利さや大量消費の豊かさを追求する暮らしを見直して、できることから環境にやさしい暮らし(スローライフ)を考えていこうと思う。例えば、省エネ、リサイクル、節水、ゴミの少量化、エコ商品購入、車に頼らず歩く、過剰包装を止める、アイドリングストップ、植栽、森林保護など。
設計事務所の立場からは、エコ材料(リサイクル資材や珪藻土等の自然素材)の使用、 ライフサイクルコストを考慮したエコシステム(太陽光発電、エコキュート 、木質バイオマス等)の採用、サスティナブル仕様の設計、建築廃材の減量化など。(2005/2/20)
 
今年は過去最高の台風10回本土上陸、集中豪雨と水害、浅間山の噴火、震度7の新潟県中越地震があり、自然には全く逆らえないと痛感する。異常気象がこんなに続くと、地球全体がどうにかなってしまうんじゃないかとさえ、思ってしまう。
いつどこで遭遇するか分からないだけに、忘れた頃にやってくる自然災害は恐ろしい。人間から見たら災害であっても、自然の当たり前の成り行きに過ぎないのか。人間という存在が自然の中ではどんなに些細なものか、思い知らされる。
もしものときの心構えも含めて災害に対して準備しておくことは難しい。運命だと簡単には割り切れない。身に降りかからなければ想像できないかもしれないが、自分に何ができるか、家族を守ることができるか、人と助け合うことができるか、落ち着いて考えてみたい。(2004/12/20)
(速報:この話題をUPして間もなく、12月26日インドネシア西部、スマトラ島沖でマグニチュード9.0という史上最大規模の巨大地震が発生した。この地震によるインド洋大津波の死者・行方不明者数は約30万人という。津波は tsunamiと表される世界共通語であり、日本人にとって他人事ではない。)
 
白骨温泉露天風呂に端を発する「入浴剤添加問題」が最近マスコミに取り上げられた。芋づる式に他の温泉地でも客を欺く行為が暴露され、中には水道水を温泉と偽って表示して入湯税まで取っていた温泉があるという。
長野県が全ての入浴施設に対し、入浴剤使用の有無、掛け流しか循環式か、加温や加水の有無、塩素等の殺菌の状況、源泉の割合、湯の入れ替え頻度などを調査し、その詳細をホームページ上で公表した。「温泉の成分、禁忌症及び入浴又は飲用上の注意」は掲示義務があるが、このような情報を公開している資料はないので、今回の調査は興味深い。
温泉法では源泉の使用方法などの規制はなく、遠方の源泉から湯をタンクで運んできても、温泉と名乗ることができてしまう。また、法に定める物質のうち一つでも有すればよいので、浅間山麓の地下水を水源とする小諸市では水道水が温泉みたいなものだ。現に、湯垢が多い。
温泉、欲をいえば露天風呂が大好きだ。泉質も重要だが、もうひとつこだわりたい点は「掛け流しか循環式か」である。「掛け流し」とは、源泉からの温泉をそのまま浴槽に入れ、あふれた湯を浴槽に戻さずに流す方式のこと。源泉の湯量が豊富でなければ「掛け流し」にできないため、循環式や湯量を増やすための加水が行われることになる。
今回の調査で、「掛け流し」と回答があった東信地方の温泉は次の通り。
高峰温泉ランプの宿、小諸ブルースカイ、常盤館雲の助、中棚荘、天狗温泉浅間山荘、初谷温泉、一萬里温泉、塩壺温泉、小瀬温泉、塩沢温泉高林閣、星野温泉トンボの湯、春日温泉かすが荘。(2004/8/16)
 
現代はインターネットをはじめ、あらゆる情報が洪水のように入力されてくる。馬耳東風で受け流してしまえば、ただの雑音に過ぎないが、情報をどう見るか? によって有用な情報が見えてくる。
アメリカの大手スーパー「ウォールマート」で、紙オムツと缶ビールを並べて置き、売上げを伸ばした例がある。「週末に紙オムツを買いに来るお父さんは、一緒に缶ビールを買うことが多い」なんて情報は、膨大なデータをいくら分析しても、そう簡単には見つからないだろう。
日に何10通もメールが届くようになり、仕事もメールだけで用が足りてしまうことが多くなった(迷惑メールが多いのには腹立たしいが・・・)。メールであれば、相手との距離や夜がけ朝がけの時間も意識する必要がない。それでも、何かひとに頼むときには、直接顔を突き合わせて話した方が安心する。
情報社会の恐ろしいほどのスピードに乗り遅れないように、あふれる情報との接し方を間違えないように、大切な情報を見逃さずに、うまく付き合っていかなくてはいけない。(2004/4/24)
 
日本の住宅が約20年で資産価値ゼロになってしまい土地本位の不動産取引になっていることは、住宅の財産価値を軽視し、循環型社会(かけがえのない地球)の観点からもおかしいことだと思う。
住宅をつくっては壊しの繰り返しで、産業廃棄物(住宅の廃材が大半)はヤマとなり、住宅はストックではなく、フローとして考えられている。法隆寺という世界最古の木造建築物の文化を持ちながら、なぜ日本の住宅は寿命が短いのだろうか?
最近TVではリフォーム番組が人気になっているので、住宅を維持管理しながら長く大切に使う意識が少しづつ出てきている風潮はある。しかし、住宅を社会の財産としてストックするためには、寿命の長い、質の高い住宅を作ることが本質だろう。
これからは、住宅の性能を評価できる人材をつくり、住宅流通市場の新しい産業を育て、売買の実額を公表し、税制を変えることによって、貴重な財産である住宅を次世代へ引継いでいけるのではないか。(2004/1/19)
 
今年のベストセラーに「バカの壁」(新潮新書¥680) がある。本のタイトルが面白かったことと、”「話せばわかる」なんて大うそ! 見えない「壁」がわかると世の中が見えてくる。気が楽になる。”という本の帯に書かれている宣伝文句に惹かれて読んでみた。
自分が知りたくないことについて自主的に情報を遮断してしまっていることを「バカの壁」と養老孟司氏は表現した。昨日の私と今日の私は同じではない。人間は絶えず成長し、変化している。あと半年の命だといわれたとき、あそこに咲いている桜が今までと違って見えるだろう・・・。
確かに私たちは知らないうちに、いろいろな壁を作って思考停止状況に陥っている。世の中にはいろいろな人間がいて、外見や言葉、生き方や価値観、常識さえも違うことを想像できれば、「話せばわかる」なんて大うそだと納得できる。この本から、現在ぶつかっている問題をどう見たらいいか、答えは一つだけじゃない、違う答えもあるというヒントをもらった気がする。(2003/11/3)
 
改正建築基準法によるシックハウス対策が7月1日より施行された。住宅等の居室における必要換気回数を0.5回/時以上確保することが義務付けられ、24時間常に換気する必要がある。
そこで問題となるのが、音・匂い・寒さについてどう対処するかだ。夜中に換気扇の作動音で眠れない、隣室の声が筒抜けになる、冬季のドラフトによる寒さなど、クレームが多発するのは目に見えている。
寒冷地において、実際に24時間換気をするのか、住み手がスイッチを切ってしまうことは十分予想されるが、義務付けられたからには対応しなければならない。
設計する立場としては、住み手への換気方法の説明、寝室の配置や換気設備と給排気ルートの選定など、今まで以上に重要になるだろう。(2003/8/19)
 
ファーストフードに脅威を感じたイタリア人がスローフードという運動(1989年)を始めた。地域の質のよい食材を使った伝統的な郷土料理をゆっくり時間をかけて楽しもうじゃないか、という哲学である。とても真っ当な考え方だと思う。
スローフード運動は料理の分野だけでなく、スローライフという人生哲学として世界に広まった。
現代社会では、とかく速さと効率が要求されるが、時には家族や仲間とゆっくり語り合うことも必要だろう。「スローでもいい、もっと人生を楽しもう!」と云われているようだ。(2003/5/1)
 
米英軍のイラク攻撃が始まって10日が過ぎ、当然のことながら双方にかなりの数の死傷者が出ている。
イラク戦争について、当事国のアメリカでは「支持する」が73%、小泉首相が支持を表明した同盟国の日本では「支持する」が31%、「支持しない」が59%だそうだ。
北朝鮮問題やテロ問題が背景にあるにせよ、世界で唯一の原爆被災国であり、戦争放棄の憲法を持つ日本が戦争を支持するということに、大きな矛盾を感じる。 (2003/3/30)
 
世界のニュースではテロや戦争の話題が多いこの頃、未だ日本の経済もどん底(完全失業率5%超、景気動向指数40〜60%台)を低迷している。
『もしも世界の人口が100人だったなら・・・。20人が世界の90%の富を握ります。食料援助よりも化粧品に40倍のお金が使われるあいだに、15人は飢えで苦しみます。
そして教育よりも武器に10倍近くお金が使われているため、16人は字を読むことができません。・・・』(オランダのTV-CM、世界中に転送された或るEメールより)
自分にとって、「明るい豊かな社会」とは何か? もっと考えてみたい。 (2003/1/16)
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