東京大学名誉教授・杉山好先生は内村鑑三を師と仰ぐキリスト者です。私と杉山先生の出会いは、私の入学した獨協大学は杉山先生は師と仰ぐ哲学者天野貞祐先生が創設されたという経緯から来ています。杉山先生はつい最近まで、天野先生との師弟関係を重んじ、片道二時間半の通勤を苦ともされず、獨協大学・外国語学部・ドイツ語学科でゼミを持っておられました。

1999年10月、ワーナーミュージックジャパンよりバッハ2000(バッハ全集)が発売されました。(153枚・全12巻・完全限定発売・全巻価格\220,000!)
1999年12月19日、【杉山好先生のバッハ歌詞全訳完成を祝う会】が東中野バッハ研究ゼミナール・百合丘聖書集会主催により催行されました。
この文書は刊行記念パーティに於ける私のスピーチの原稿です。
実は、この時私はマックで原稿を書いたのですが、家にはプリンタがないことに気がつき慌てふためいた結果、妻が画面を見ながら者筆してくれたという顛末もあります。実は今も家にはプリンタがありません(笑)。

バッハ2000に付属する訳詞(カンターター・受難曲・ミサ曲など)は全て杉山好先生の訳です。つまり、この仕事をもって師はバッハの個人全訳を完成したことになります。
私は獨協大学杉山ゼミOB代表としてスピーチを任されましたが、人前で話す機会が初めてだったので、原稿を作成しこれを読み上げました。幸いご出席の皆様から大変好評だったこと、杉山先生もHPに掲載することを快く承諾して下さいました。

私の卒業論文です。原稿用紙六十数枚の短い物です。杉山先生に単位を頂きましたので、根本的な間違いは少ないと思われますが、かなり独創的なバッハ論かも知れません。しかし、打ち込みというのは本当に骨の折れる仕事です。青空文庫の活動者の皆さんには本当に敬意を表します。私は自律神経の病気の中でこの作業をやったもんだから、もう、目が回って・・・。私は卒論の著作権は大学にあると思っていたのですが(笑)、杉山先生に問い合わせたところ、「君が書いたんだから何処に出そうと自由だよ」と笑われてしまいました。私は卒論を自分のHPで公開なんかしたら大学から著作権法違反で卒業を取り消されると思っていました。

下記のドイツ語抄訳の下書きを発見。上記論文の要旨です。卒論自体はこれに史的バッハ、史的イエス、マタイ受難曲の楽曲に見られる特徴などの記述で膨らんだものです。

何が大変だったかって、卒論の提出条件にドイツ語の抄訳が課せられていたのであります。とにかく、横文字は打つのが簡単なのでアップします。ドイツ語のわかる方、添削して下さい!

獨協大学杉山ゼミ時代のレポートです。ヨハネ受難曲についてブロッケス受難曲との対比について論ぜよという課題によって書いたものです。実は私、ブロッケス受難曲のレコードもCDも今持っておらず、ブロッケス受難曲がどのような楽曲であったかの記憶にもありません・・・。ただ、マタイ受難曲についての私の卒論の伏線となる文書ですのであえて、公開させていただきます。

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