神奈川県の「山の仲間 浮雲」の記録です


山行記録

八ヶ岳・河原木場沢醤油樽の滝

2015年2月7日



”ピッチをきらず40m程のアイスクライムでは、ギア、ロープの重さを実感した”



 美しいゴルジュを抜けて突然、姿を現す立派な滝。
あの時の感動が今でも忘れられない。 昨年3月、Sさんから醤油樽の滝へアイスクライミングに行かないかと提案があった。 変わった名称だけに気になった。 滝の下部へ行くとその名前の由来は分かった。 昨年は時期が少し遅かったこともあり氷結状態も甘く、 ギリギリ登る事も可能そうではあったが私hはアイス初心者という事もあり偵察に留めた。 また必ず来て登りたいという気持ちが強く、今回の山行となった。


 快晴。風もなく暖かい。 唐沢鉱泉と夏沢鉱泉分岐の林道脇に駐車。 駐車場からは緩やかな登りの林道歩き1時間程で看板のある河原木場沢の下降点へ着く。 林道は夏沢鉱泉へ上がる雪上車のおかげで歩きやすい。 そこからは、トレースもあり楽々とハイキングコースにしたがって沢を詰められた。 2の滝を左岸に巻き、美しいゴルジュを抜けると目指す醤油樽の滝。 いつ訪れても突然、目に飛び込んでくるスケールの大きい醤油樽の滝には感動する。 滝の周囲を取り巻く岩の景観が素晴らしい。

 滝の下部へ行くと、昨年よりは氷が小さく感じ、そのためか立っている様に見える。 緊張しながら登攀の準備をする。今回は計画時からリードすることに決まっていた。 覚悟を決めて、登攀開始。

スクリューの間隔など考えながらで時間が掛ったが、滝の上部出口を慎重に越えて無事に完登。 ピッチをきらず40m程のアイスクライムでは、ギア、ロープの重さを実感した。 左岸の潅木からの残置支点で後続を向かえ、すぐに懸垂で下りた。 ちょうど後続パーティーが登攀し始めたところだった。

 醤油樽の滝を後にし、2の滝手前右岸支流の小滝に移動した。 昨年に偶然見つけた小滝上部の洞穴を再訪するためである。 昨年訪れた時とはまた少し変わった氷柱、二度と同じものを見せない自然の造形美に感動した。

 河原木場沢は沢を詰めていく雰囲気がルートっぽく初心者でも楽しめる沢だと思う。 今回の山行も課題は残ったが、昨年から目標としていた滝を完登出来て感激した。
(H記)


天気:はれ
唐沢・夏沢鉱泉分岐7:00〜7:45醤油樽入口〜8:30醤油樽の滝下〜懸垂終了10:00〜 右岸支流13:30〜14:45分岐

メンバー:S、H、K