神奈川県の「山の仲間 浮雲」の記録です


山行記録

谷川岳・ヒツゴー沢

2015年8月1日



”快適に上れる滝の連続でそれぞれ、好きなルートを選んで登って行く”



 金曜夜発、日帰りで谷川岳ヒツゴー沢に出かけた。 12時には駐車場について、途中のコンビニで買ったビールで一杯。 直ぐに就寝。私は駐車場にマットを敷いて、シュラフカバーだけで寝る事にした。 朝方、風が吹き出して少し寒かったが、寝れない程では無かった。

 5時起床、朝食を取って谷川温泉先の駐車場を目指す。車はここに置き二俣を目指す。 この道はヒルロードと呼ばれる位ヒルが多い登山道らしく、道の駅で足元を固めていたので駐車場から直ぐに出発した。 二俣までは道が悪く途中崩れている所もあった。二俣で休憩しかけたが暑さから入渓地点まで先を急いだ。 二俣から10分程度で入渓地点に至る。ここで装備を整え休憩後に入渓とした。 入渓地点は未だ陽があたらず涼しくて気持ちがいい。数匹のヒルを撃退し出発。

 入渓後直ぐにきれいな水が出てきてF1-7mに到着。右側の岩を登った。すぐにF2-二段20m逆くの字滝。見上げると迫力がある。 シブキを浴びながら左のルンゼを登る。手も足もしっかりしたホールドがあり見た目以上に簡単に上れる。 数年前の記録ではこの滝にはスズメ蜂の巣があり、多くのパーティーが難儀していたが、当日はスズメ蜂の巣は無く。気持ちよくシャワーを浴びる。

 その後8m程のF4を過ぎると小滝やナメ滝となり釜に入ったりヘツッたりして楽しく登って行く。 F8 2段20m、F10トイ状10m、F12 7mと続くが、グリップも良く快適に上れる滝の連続でそれぞれ、好きなルートを選んで登って行く。 幾つか、嫌な箇所があるルートには必ず残置がある。選んだルートが間違いで無いと思うのと、条件によっては ロープが必要な箇所である事を認識し、浮かれた心を引き締める。



 F15の8mを越えた先にトイ状のF16がある。 この滝、斜めに切り立った一枚岩と岩の間を物凄い勢いで滝が流れ落ちる迫力のある滝である。 この滝はすぐ右のリッジを上った。この後少し登ると最後の滝F17 10mが出てくる。 この滝を越えると様相は変わり、雪渓が出て来る。 アーチ状の雪渓を恐る恐る渡った。ちょうどこの辺りから、私のペースが落ち始め二人とどんどん差が開き始めた。 頭は熱く、腹も痛く足が進まない。2つ目の雪渓(小さなアーチ状)の下を小走りで抜け休憩を取った。

 ここからは、約300mをひたすら稜線を目指して登るだけである。 とはいえ、視界は開け日光キスゲ等の高山植物も沢山あり、万太郎方面に続く稜線もくっきり見えて、心地よい詰めだと思う。 (個人的にはバテバテで景色を楽しむ余裕は無かったのだが・・・) 稜線に出ると風を感じる事が出来て気持ちがいい。50m程だろうか?すぐそこに肩の小屋が見える。 肩の小屋前で長めの休憩を取り、下山開始。

 下山は天神尾根から保登野沢コースを取った。 保登野沢道は殆ど通る人がいないらしいが、踏み跡はしっかり付いており、迷う事は無いが天神平から保登野沢への道が 少し分かりずらいが、方角さえ見ていれば大丈夫だろう。 この下りもヒルが多いとの事で、急いで下る。 途中で渡渉が4,5回あるが、簡単に越えられる。ただこの渡渉箇所が良い休憩場となり、涼を取る事が出来た。 この渡渉をポイントを過ぎて30分も歩けば一般道にぶつかり近くの湯テルメに直行出来た。 その先の駐車場にUさんに車を取って来て頂き、残り2名は湯テルメ駐車場に直行した。

 この時期、天神尾根は行列が出来る程の混雑ぶりであるが、谷川岳ロープウェイは数日前の豪雨の影響で運休の為、 下山まで登山者とは誰にも会う事が無かった。 温泉を出て横浜を目指す。上里での渋滞も無くスムーズに横浜まで戻れた。今回のブレーキは私だけだった山行であった。
(記事:Km)

8月1日 天気:晴れ
谷川温泉先の駐車場6:00〜7:30入渓点〜13:30肩の小屋〜17:00駐車場

メンバー:U、F、Km