神奈川県の「山の仲間 浮雲」の記録です


山行記録

木曽駒ケ岳・上松Aコース

2014年12月21日〜23日



”登山口の滑川砂防公園まで下りると木曽前岳と歩いた尾根が青空に聳えていた



 毎年年末に2泊3日の山行が恒例になっているが、 今年はKさんから数年前に行ったルートで避難小屋が良かったのでもう一度行きたいがどうですかと提案があり、 木曽駒が岳上松Aコースに決まった。 クリスマス前の飛び石連休に日程を決めていたが、 1日目の天気予報が雨であったために急きょ日程を一日ずらしての出発となった。

 道の駅「日義木曽駒高原」で仮眠をとるが、気温は高く感じる。雪も凍っていない。 明るくなってから登山口の滑川砂防公園まで凍結した道を恐々車で移動する。 案内標識に惑わされながらも赤い橋を見つけて、ゲート手前の広場に駐車。 準備を済ませて、ゲートから敬神ノ滝小屋まで林道を下る。

 敬神ノ滝小屋からは緩やかな登りで雪は少ない。 Hさんはすぐに姿が見えなくなるハイスピードな登り。 Fさんは大量のお酒を背負っているのか、ゆっくり気味。それぞれのペースで小屋に向かう。 雪は思ったより少なかったが、四合目あたりからワカンをつけた。 最後は硬い雪面となった斜面を2度ほどトラバースして金懸小屋に着いた。 ここが五合目となっている。標高は約1900mである。



 小屋には畳とテーブルがあり二階には毛布もあって、とてもくつろげる明るい小屋である。 計画では7合目あたりでテント泊の予定であったが、 重荷のラッセルは時間がかかるので小屋ベースに変更し翌日のためにトレースをつけることになった。 ここからはふわふわの雪の上にカチカチの板状の雪がのっており、体力的にも精神的にも消耗する。 結局六合半までしかトレースつけられず小屋に戻る。 この日の夕飯は、Hきのこ園の貴重なしいたけの芽をはじめとして、いろいろな食材が入った豪華鍋。 美味しすぎだった。

 2日目は暗いうちから出発。六合目ころから明るくなり、七合目過ぎたところでKさんFさんは小屋に戻る。 HさんとOで山頂を目指すが、樹林で雪が深く踏み抜きも多い。 八合目あたりから開けてくるが、逆に天候は悪化、樹林限界に出ると吹き付ける風も強まり視界も悪い。 途中で雪に埋もれたお地蔵さんの頭を発見、掘り出してみると、いかつい顔をしている。 帰宅後ネットで見たらこれは不動明王像だった。 Hさんのやる気を受けてさらに進むが、山頂方面はホワイトアウト。 木曽前岳まで夏道タイムでも1時間以上あり、天候の回復も見込めないと判断、11時に山頂はあきらめ下山する。 掘り出した不動明王像はまたすっかり雪で埋もれてしまっていた。 下りはあっという間で、午後からは凍った小屋の中でお酒とつまみで温まりながらのんびり過ごした。


 下山の日は、なんと快晴。残念だが、仕方がない。 麓から見える木曽前岳は青空をバックに輝いていた。 また今度挑戦しよう。
(記事:O)


21日 天気:くもり
滑川砂防公園7:20 敬神ノ滝小屋7:40 四合目9:10 金懸小屋(五合目)11:50

22日 天気:くもり
金懸小屋5:30 八合目10:00 下山開始11:00 金懸小屋13:00

23日 天気:はれ
金懸小屋7:30 敬神ノ滝小屋9:10 滑川砂防公園9:40

メンバー:O、S、F、H