御嶽山
   標高 3063m 登山日:05.10.10 3名  登り6時間(山頂周遊含む) 下り1時間45分

              地図マピオン   長野県王滝村田ノ原     国土地理院  御岳北東
 

御嶽山は富士山、白山と並んで三大霊峰の一つ、御嶽講の霊地です。また日本で21を数える3000mを越える高山の一つでもあります。山頂部は南北に長く、3.5qになり、日本のキリマンジャロとも呼ばれています。昭和54年10月28日、長らくの休みから大爆発を起こしました。これがもとで火山の休火山、活火山の区分が無くなったようです。爆発の噴出物(黒っぽい安山岩)と地獄谷からの噴煙と硫黄の匂いは雄々しく、荒ぶる神を感じさせ、紺碧の二ノ池、三ノ池の神秘な佇まいはまさに聖地の趣が感じられるます。 


王滝経由、二ノ池、摩利支天山、白竜小屋、一ノ池火口丘、二ノ池、剣ガ峰
 中津川から降りだした雨が上がっていくと止み、田ノ原駐車場につくと青空さえ見えます。このまま天気が持てばとの望みもむなしく山頂ではガスの覆われ、セーターに防寒着というスタイルです。雨こそ降りませんでしたが、白竜小屋で遅めの昼食と暖を取り、剣ガ峰に上がるとガスが取れ北アルプスが雲間から望めました。


 
 
シラビソ(マツ科)
亜高山帯に生育。樹皮は暗灰色で平滑。球果は5〜6
pの円柱形。
  御嶽山(田ノ原から)          
   
コケモモの実
   
  登山道     ヤマハハコ(キク科)  
 
大ノゾキ
     
      イワツメクサ(何とまだ王滝山頂で咲いていました)
ナデシコ科 ハコベ属 花期7〜8月
分布 本州(中部) 高山、亜高山に育成
  剣ガ峰への分岐(左 山頂)
最初に山頂へ行くはずが、真っ直ぐ二ノ池へ進み後で剣ガ峰に寄ることにした。
 
       
  二ノ池への道       摩利支天山が見えてきました。  
       
  一ノ池の火口丘(二ノ池南より)   ニノ池 日本最高標高の湖 2905m 水深3.5m
  賽ノ河原
ケルンのように積み上げられた石塔は周氷河地形の構造土です。
 
       
  摩利支天への道   ハイマツの松笠   キバナシャクナゲ  
       
  摩利支天山への道
この辺りは地層も古く、日当たりも良いので岩肌には高山植物が多い。
  ツガザクラ(ツツジ科) 花期 6〜7月
  シラタマノキ(ツツジ科) 花期 7〜8月
写真は実です。潰すとサロメチールのような匂いがします。分布 北海道、本州(中部以北) 高山、亜高山に生育。
 
   

コケモモ(ツツジ科) 
   
  シラタマノキの実     摩利支天山山頂
 
       
  三ノ池
日本最高所・最深の火口湖 水深13.35m 標高2720m
  二ノ池(西側より)   摩利支天山、二ノ池、継子岳
摩利支天山、継母岳、奥の院は外輪山の残りといわれています。剣が峰は中央火口丘になります。
 
   
  北アルプス(上ノ岳、黒部五郎岳、笠ケ岳、立山、抜戸岳、乗鞍岳、槍ヶ岳、穂高)  
       
  黒部五郎岳、笠ケ岳、立山   雲間に覗く北アルプス   乗鞍、槍、穂高  
   
  一ノ池、摩利支天山、賽の河原、二ノ池、継子岳    
       
  継子岳(奥は乗鞍岳)
継子岳の南 四ノ池から流れる滝は幻の大滝といわれ、夏冬以外に現れる。
  乗鞍岳   地獄谷  
   
  一の池(中央 水の無い窪地、右に二ノ池が見える)  
   
王滝頂上(2936m)、奥の院(2940mピーク)  

【下山】
 山頂で3時過ぎとなり、登山者も少なくなり急ぎ下山しました。今日の行動時間は8時間近くとなりました。本日の宿泊は下にある名古屋市民休暇村です。下山後、車道は霧に覆われ、替えたばかりの車のディスチャージ&フォグランプとナビに助けられました。

       
  継母岳   紅葉の山肌
  ホシガラス(カラス科) 亜高山の針葉樹に生育。体長35p。
松笠の開かないハイマツはこの鳥が種子をため込む事とで発芽する。今回出合いませんでしたが、御嶽には日本最南端の雷鳥が70羽ほどいるそうです。
 
   
  中央アルプス  

【木曽、開田】
 翌日は、開田へ、蕎麦工場「霧しな」での工場見学や試食、馬主の山下家住宅、木曽馬の里と回りました。昼食はもちろん新蕎麦を堪能しました。この後、温泉と妻籠に寄り帰りました。

     
御岳神社里宮ではアザミに
アサギマダラが寄っていました。
 
  シロヨメナ(キク科)   ミツバフウロ(フウロソウ科)      
       
  山下家住宅(県宝 馬主であった山下家宅)   木曽馬の里   シラカバ林(木曽馬の里)  
 
木曽馬
 
引き馬
 
    帰宅後、10/12の開田(蕎麦工場 霧しな)からの御嶽山
写真は霧しなONLINEから借用しました。
10月は新蕎麦の季節です。おいしい蕎麦が食べられます。
 
 


 御嶽は噴火前に3度ほど行ったことがあります。昔、登った時は修験者の方が多かったのですが、今回は秋の為かその姿はまったく見かけませんでした。けれども神社、山小屋と一体になった剣ガ峰は修験者の要塞のようでもありました。摩利支天山では岩肌も鋭く、高山植物が繁り、出会った若い方が「ここは良いですね。御嶽とは思えません」と言われるほど印象に残る場所でした。他にも奥の院、継子岳、お鉢巡り(一ノ池の周り)、三ノ池、四ノ池のお花畑等々見所の多い山です。今度は飛騨側から三ノ池、四ノ池、継子岳辺りでも行こうかと考えています。



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