気まぐれ日記
風景歳時記

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2018.05の記事…【Index⇒2018.05.31-06.30 Diary掘

6月21日(木) 曇りのち晴れ

夏至

二十四節気『夏至』、梅雨の晴れ間で空が明るい。
日没が伸びる日、外は夕方の様。

夏本番を告げられたようで
さて、前向きに夏を迎えられるか
年々不安があるが、気が付けば夏が終わる。
知らないうちに空きが来る…
そんな夏であってほしい、と思う。

たわわに実った梅の実の
その木が切られて久しい。
ドラッグストアの駐車場になってしまった。
寂しい限り。


6月20日(水) 

雨の日と紫陽花と

梅雨の風景に紫陽花は欠かせない。
遠い昔、子供を保育所へ迎えに行った日は
たくさんの雨が降り、自転車では無理なので
徒歩で迎えに行き、息子と一緒に歩いて帰った。
帰り道、何か見つけてくれなければ良い…
心で願う場所が数か所あった。
一つ目クリア、二つ目クリア…三つ目で
「あ、カタツムリがいた」
ああ、これでもう足止めだ。
満足するまで動かない。
その満足は、見ているだけではとどまらず
「はい、手を出して」と
息子は容赦がない、私の手の平に腕にと
どんどんかたつむりを載せていく。
終いには、両腕にカタツムリが這っていた。

あれから30年近く経ったのに
紫陽花を見かけるとその時の感覚が蘇る。

すっかり大人になった息子は
そんなことは忘れている。
そして、雨の日は外へ出かけたがらない。
こうして人は大人になると
雨を楽しまなくなるのだ。

雨の音、風の音、合間に聞こえる蛙の鳴き声
梅雨はこんなにも瑞々しいものがいっぱいだ。
生きているあらゆる者たちが
喜んでいるような気がする。


6月16日(土) 晴れ

梅雨の晴れ間

梅雨入りをしたのだから雨が降って当然とはいえ
降らないほうが正直なところ、嬉しい。
週末は心地よい風が吹く一日となりそうだ。

今月初めにまいた朝顔の種は
梅雨入りとともに発芽、双葉から本葉が出てきた。

駐車場の片隅で豪快に花を開いているのは
自生の「洋種朝鮮朝顔」
観賞用ということで毒性はないらしいが
そこはわからない。素人なので眺めて終わっている。
驚くほどの白さと優雅さを持っているというのに
その昔、その毒性から麻酔薬として使われていたのだそうだ。

薬草として日本に渡来し、その花の優雅さに魅了された人が
外へ持ち出し、アメリカで観賞用と改良をされ
また日本へ持ち込まれた、という説。

それでも自生しているとは、最初の発端はだれか…

それにしてもこの白さには気品があり
花の開くさまは優雅の一言に尽きる。
美しい花には棘がつきもの。
触らず、眺めるだけにしているが
花が終わるとその花の姿を忘れてしまうほど
その種は大きく、棘がある。

初夏のこの時期のこの花を日々見ていると
ゆるりと心が落ち着く。

梅雨空は週明けには戻るという。
まだまだ雨の季節は続く。


6月10日(日) 曇りのち雨

時の記念日

時間の大切さを尊重する意識を広めるために設けられたという
時の記念日は、1920年に制定をされた。
その頃、日本国民はあまり時間を守れなかったのだろうか
欧米並みに生活の改善、合理化を図ろうと呼びかけた。

時をさかのぼること、671年、
天智天皇が日本で初めて設置したといわれる
水時計(漏刻)が時を刻み、鐘を打ち鳴らしたという
日本書紀の記述からこの日になった。、

『漏刻を新しき台に置く。初めて候時(こうじ)を打つ。
鐘鼓(しょうこ)を動す。』

この日が旧暦の4月25日、現在の6月10日にあたる。

時の流れは残酷で…という歌の歌詞を思い出した。
それでも残酷なことばかりではなく
今の時が遅々としているようで進んでいる
それを知るには、草花を見るとよい。
梅雨入りには1つだけ咲いていた桔梗は
湿度が上がるとみるみるつぼみを開く。
豪華な開花、記念に一枚ここへ置くことにした。
今までで一番大きくてたくさんの花が一気に開いた。
少し手をかけて育てるととても嬉しい風景を眺め感動をした。


6月 9日(土) 晴れ

空よりも蒼く

梅雨の晴れ間、台風の影響なのか風も強い
日差しは強いのに涼しい風が吹き心地よい一日となった。

紫陽花の藍が極みの狭庭かな   南部 静孝

涼しげな色合いの紫陽花も雨が降れば青空よりも蒼くなる。


6月 7日(木) 曇り

梅の結実

梅雨入り前になると青梅が店先に並ぶ。
生鮮食品の一つ、日に日に青い梅が黄色くなる。
梅干しは、久しく漬けることがなく
ほぼ紀州の梅干しを使う。
昨年、故郷の知人と電話で話している時に
「ラッキョウ酢で青梅を付けると美味しいよ」と教えてもらった。
とても美味しく、梅干しよりも食べやすい。
味をしめたので今年もつけてみた。

梅の実は、梅酒用が出回り梅干し用がその後に並ぶ。

梅の実には毒がある・・そう子供の頃から聞かされていた。
塩漬けをしてあく抜きをし梅干しにしても
種の中に毒が残ると最近知った。
本当だろうか?子供の頃、種を割って中身を食べていたことがあった。
お腹を壊すこともなく過ぎたが、知らぬこととはいえ何と無謀なと思う。

猛暑酷暑のこの地の夏、梅は役立つ保存食と痛感する。

青梅でジャムを作るとプラムジャムのような味わいがあり
その酸味が良い、冷たい水で溶かしてドリンクにしても良い。
健康志向が強いわけではないが
できたら「医者いらず」でいたい。
梅雨は体調に気をつけねばと思う朝。


6月 6日(水) 

芒種

「芒」とはイネ科植物の穂先にある毛のような部分のこと.で
芒種とは、稲などの穀物の種をまく時期という意味。
田植えの目安とされ、農家が忙しくなる時期。
梅雨入りも間近な時期を指す。
この時期になると毎年、桔梗の花が咲き始める。
風船のような緑の蕾が少しずつ紫に色づく。
五枚に分かれて開く、黄金比の花の一つ。
色合いも涼しげで上品、この花が開くと梅雨となる。

この桔梗は、年に3回咲いてくれる。
この時期の花は大きく見事で美しい。

先日大家さんから新じゃがを頂いた。
その際、「今年からもう田植えはやめた」と話していた。
農家が減るのは高齢化と後継者不足。
なぜ育てずにいたのだろうか。

故郷の同級生は、農家の長女で跡取りとなった。
女性が農家を継ぐ、単に名前を継ぐだけではなく
親の生業を引き継ぐ、そういう女性もいる。

農家の長男だった父はサラリーマンとなり
家督を放棄した。決断をしたのだなと今になって思う。
人生の選択、岐路は皆に平等にある。
その中で好きな道に進める人は数少ない。
時々「好きなことで仕事ができる」ということを言う人が言る。
とてもうらやましい、挫折をしてしまうとそれがずっと傷になるのだから
選択はし難い、が、好きなことが仕事とは悪くない。

朝からの雨、かなり強い。梅雨入りの発表はもうすぐ。


6月 5日(火) 晴れ

枇杷の実

梅雨入り間近となって、枇杷が実る時節となった。
昨日、岐阜のニュースで枇杷を盗んでいた女に
畑の持ち主だろうか、声を掛けたら包丁で襲ってきた、という。
枇杷畑で何をしていたのだろう、包丁まで持って、と不可解。
李下の冠瓜田の靴…怪しい動きはせぬことと思う。

枇杷の実の日毎色づく雨の畑  細谷 康子

枇杷の表皮の細かな毛羽たちとは違い
枇杷の葉裏のうぶ毛とは呼べない棘のようなものを
取り去ってお茶にすると利尿作用があり
腎臓系には良いらしい。
作って飲んでみたのだがどうやらアレルギーがあるらしく
喉がイガイガして飲むのを辞めてしまった。
種が大きく食べるところが少ないと
子供の頃母が言っていたことを思い出す。
思いのほか大きな黒いその種
実は簡単に発芽して育つので、観賞用に育てることもできるらしい。
枇杷は食べられないが種がほしくなった。

先日撒いた朝顔の種が発芽した。
頂いた種なのでどうなのか、半信半疑で種まきをした。
明日は芒種、見事に芽を出してくれた。
自然の命の営みを目の当たりにして少しわくわくしている。


6月 1日(金) 晴れ

水無月

今年も折り返しの6月到来。
梅雨入り前の晴れ渡る空、心地よい風に吹かれていると
昨日までのぐずついたお天気が嘘のよう。

水無月は、雨の季節。
今年の梅雨は結構な雨量なのだそう。
傘の花が開いた、などと悠長な雨ではなさそう。

水無月の朝の朝顔すずし朝の月  三浦樗良

芒種が近いので朝顔の種を撒こうか。
銀行の窓口でなぜか頂いた。
昔のような朝顔の色だといい・・・

衣更の季節。春と夏を行ったり来たりしている内に
風は確実に夏のものとなっているような気がする。
しとしとと降ってくれたら嬉しい雨も
外歩きをしている時の土砂降りは途方に暮れてしまう。
できたらほどほどに、そう思う朝。

桔梗の蕾が膨らんでいる。まだ少し日数がかかるが
この蕾が開く頃梅雨入りをするのだろうな。
この時期の桔梗は雨雲を呼ぶ花かもしれない
そう思うほど雨の日が良く似合う。


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