主人はとても元気な人ですが2005年の5月に突然心筋梗塞におそわれました。カテーテル治療で幸い一命をとりとめ現在も元気に暮しておりますが、,血統的に心筋梗塞になりやすい家系である事、心身ともにストレスが続いた事、不規則な生活が続いた事が今回の発症の原因のようです。原因となる同じような心配をお持ちの方の参考になればと思い掲載することにしました。

 (心筋梗塞発症の頃の生活環境)
 ここ数ヶ月間仕事が忙しく帰りが夜中になることもしばしば。仕事が遅くなると
 お腹がすくので皆さんで夜遅くビールを1杯飲みながら食事をして夜中に帰宅・・・・
 という日がしばしばの生活が続きました。

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主人の心筋梗塞闘病記

 X−0 主人のプロフィール

  年齢:2005年5月7日の発症時点で55歳
  体型:中肉中背(割とスリムかな)
  血液型:A型
  仕事:会社員(コンピュータシステムを開発する会社)
  趣味:絵画・盆栽・彫刻・ウォーキング・他いろいろと多才
  健康状態:毎年一度人間ドックを受診し、少しコレステロールが高いが血圧等
         その他は特に問題なし
  嗜好品:たばこは1日20本、お酒は日本酒で1日1〜2合
  注意事項:主人の父が心筋梗塞で他界、父方の叔父も心筋梗塞で他界

 X−1 突然の発症
 
                 2005年5月7日(土)

  毎日時間があれば主人と二人で近所を散歩する事を日課にしていますが、この日も朝水を
  1杯と野菜ジュースを飲んで朝6時頃から散歩に出かけました。主人はちょっと肩がこって
  いるようでしたが特にいつもと変わった様子もありませんでした。暫く歩いていたらちょっと
  背中に違和感がある
らしく、しきりに腕を回したり肩甲骨の辺りを叩いたりしていましたが
  痛がる様子もなくそのまま散歩を続けました。
    今日の散歩も終わりが近づきもう少しで自宅という所まで来た時、主人は突然前屈み
  になりその場に蹲ってしまいました
。見ると顔面は蒼白。冷や汗が吹き出ています
  私はどうすればいいかわからず、ただオロオロするだけ。近くにあった石に腰掛けてもらい
  暫く主人の背中をさすっていました。主人はしきりに背中を痛がり息遣いも苦しいよう
  でした
。「大丈夫?大丈夫?」と何回も声をかけていたような気がします。何分位こうして
  いたでしょうか。それでも暫くすると主人は少し落ち着いたようで「よし!」と声をかけると
  また歩き出しました。でも顔面は蒼白。冷や汗が吹き出ています。息遣いも苦しいようで
  したが気丈な主人は何とか家まで辿り着きました。

 X−2 救急車で病院へ                2005年5月7日(土)

  家で暫く横になっていましたが一向に良くなる様子もなく相変わらず顔面蒼白。冷や汗が
  吹き出ている状態です。今迄こんな事もなかったので”ただ事ではないな”と感じました
  すると主人が「わるいけど救急車呼んでくれ」と言いました。すぐに救急隊員に来てもらい
  救急車で病院へ急行
。救急車の中で体温を測りましたが低過ぎて測定不能、血圧も
  かなり低い状態でした
。病院は主人がいつも人間ドックに行っている馴染みの病院です
  が、あいにく休日で専門医が居なくて救急処置の先生だけでした。心電図をとったり、
  胸部のCTスキャンをかけたりしましたが原因がわからず時間が経過。そのうち主人も
  だんだん落ち着いてきて良くなってきたように思いました。。先生と話して結論としては
  今日・明日(土曜・日曜)は自宅療養し月曜日の朝一番で専門医に診てもらう
事に
  しましたが、とっても不安な土曜・日曜で食事も喉を通りませんでした。

 X−3 カテーテルで緊急治療            2005年5月9日(月)

  主人の勤めている会社はこの日に新しいシステムが導入される大切な日とかで、
  さんざん止めたのですが主人は朝早く娘に送ってもらって会社に向かいました。顔色も悪く
  とても心配です。少しするとやはり体調が悪く「具合悪いから病院へ行く」と言って戻って
  きました。まだ朝早かったので主人が会社へメールで休む旨を連絡し、暫く家で休んでから
  娘に送ってもらい病院へ行きました。この日は娘がお休みだったので助かりました。私は家
  で家事。主人を送っていった娘も暫くして戻ってきましたが、病院では大変な事が起こって
  いました
。循環器科に辿り着いた主人は早速心電図をとった途端、診察室のベッドに寝
  かされ絶対安静
。専門医の先生方が緊急ミーティング。やがて主治医の先生が来て
  「主治医の○○です心筋梗塞の疑いが濃厚です。命に関るので緊急でカテーテル
  で検査します。場合によっては緊急治療します
。・・・・すぐに家族の人を呼んで下さい。」
   ・・・・・
     いきなり電話が鳴りました。何だか悪い胸騒ぎが的中した感じで目の前が真っ白。
  その場に屈み込んでしまいました。娘と病院に着いた時には既に主人はカテーテル室に
  向かう途中でした。カテーテルでの検査結果やはり心筋梗塞で、緊急治療になりま
  した
。詰まった冠動脈(1箇所)にステント(血管の組織に近い金属で作られた
  網状の管)を入れ無事緊急治療が終りました。
主人の心筋梗塞体験記へようこそ

 X−4 緊急治療が無事終了             2005年5月9日(月)

  カテーテルでの緊急治療が終わり主人が戻ってきました。右腕動脈部分の局部麻酔
  なので、言葉もはっきりしゃべれますし割と元気そうな様子で、そっと胸を撫で下ろしました
  。でも病気が病気なので不安がいっぱいです。中央集中監視室のベッドに移され少し
  して主治医の先生が挨拶と説明をしてくれました。主人は一番太い中央の冠動脈の途中
  が詰まっていましたので、この部分にステントを入れました
。でも完全に詰まった訳では
  なく、90%詰まり10%は血流があったので心筋が死滅する事無く助かりました。これが
  あと1日遅れたら冠動脈が完全に詰まり大変危険な状況だったそうでその話を聞くとぞっと
  します。主人の元気さが嘘のようです。背中の痛みや胸の苦しさはもう殆ど無いようで、
  むしろカテーテルを入れるために切った右腕の動脈部分を止血する器具でかなりの圧力で
  押さえているので、その部分をしきりに痛がっていました。でも主人は心筋梗塞と思えない
  程元気で主治医からも「心筋梗塞じゃないみたい」と言われました。本当に無事で
  良かったです。

 X−5 一般病棟へ移動                2005年5月11日(水)

  カテーテル治療の良いところは通常の手術と違って、患部を切開する訳ではないので
  回復が早い事です
。主人も中央集中監視室に運ばれた翌日からは自力でおトイレまで
  行けるようになりました。3日目にはもう大丈夫という事で一般病棟に移されました
  食事ももう出ていますが制限があり、油気無し、塩分控えめ、糖分控えめのあまり美味し
  くなさそうな食事
です。何だか痩せちゃいそう。薬も飲み始めました。血液さらさら薬2種
  類を朝晩、心筋強化薬を朝、胃を守る薬を朝昼晩服用
で、これだけでお腹がいっぱい
  になりそうです。

 X−6 1週間で退院し自宅療養           2005年5月14日(土)

  主人は順調に回復し1週間で退院し自宅療養になりました。退院にあたって注意事項の
  説明がありました。@冠動脈に入れたステントは血管細胞に近づけてはいますが一応金属
  なので、人によってはステントを取り囲むように肉が盛り上がって血管を細めてしまう場合
  があるようです。この症状が現れるのは半年以内で、半年が過ぎてもこの症状が現れな
  ければ一生大丈夫
との事です。もし残念ながらこの症状が現れた場合には再びカテーテル
  で患部の血管を拡げる治療をするとの事。主人には絶対にこの症状が現れないように祈り
  ます。半年間は目が離せません。A主人は決して太っている訳でもなく(むしろスリム)、
  血圧が高い訳でもなく、コレステロールがやや高めですが特に問題もなく元気です。それで
  も心筋梗塞を発症しました。油断大敵ということでしょうか。主人の場合原因は不規則な
  生活が続いた事(夜中に仕事が終わった後、食事をして帰宅する事もしばしば)。
  ストレスが続いてしまった事。そして遺伝子的に心筋梗塞を起こし易い体質である事
  
。のようです。退院した後一番注意しなければいけない事はストレスのないゆったりとした
  生活を送るようにすること
です。私も主人もA型人間でじっとしているのが苦手で、何かして
  いないと気がすまない性格ですが、これからは出来るだけゆったりとした気持ちで毎日
  過ごす
ように主人も私も気をつけたいと思います。

 X−7 6月から仕事に復帰              2005年6月1日(水)

  主人は5月下旬に定期検診の為に病院へ行きました。私も心配なので家事が終わった後
  から病院へ駆けつけました。いろいろな検査が多く時間がかかりましたが、無理をしないで
  重労働を避けて規則正しい生活に心がけるという事で、6月から仕事に復帰できること
  になりました
。私としてはもっとゆっくりと自宅療養して欲しかったのですが、残念ながら
  そうもいかないようです。主人は会社の方とお話して暫くの間、残業をしないで早めに
  帰らせていただく
事にしました。また昼食が外食だと油ものとか味が濃いものになりがち
  なので、油気控えめ、塩分控えめ、糖分控えめ、野菜多めのお弁当を当分の間持って
  いってもらう
事にしました。それからきっぱりとタバコも止めました。主人も何かと大変です。
どうぞ参考にして下さい

 X−8 薬が1種類増えました             2005年6月29日(水)

  定期検診は1ヶ月に1回になりました。主人は6月下旬に定期検診の為病院へ行きました。
  いろいろな検査をおこない、人間ドックの時もそうなのですがコレステロールが高めで、
  心筋梗塞を発症してからも変化無く高めが続いているということで、心筋梗塞の再発防止
  の為コレステロールを下げる薬を服用する
ことになりました
。これで血液さらさら薬
  2種類を朝晩、心筋強化薬を朝、コレステロールを下げる薬を晩、胃を守る薬を
  朝昼晩服用
することになり、主人はますます大変です。

 X−9 順調に安定しています            2005年7月27日(水)

  主人は7月下旬に定期検診の為に病院へ行きました。(今のところ毎月一回病院へ行って
  います)全ての検査結果が割りと良いようで一安心です。でもたくさんの薬は依然として
  飲み続けていて、主人は決して愚痴は言わない人で口には出しませんが、薬の副作用が
  かなりきつい
ようです。早く薬の量が減ればよいと思うのですが、残念なことになかなか
  そうもいかないようです。何とか体調を崩さないで暑い夏を乗り切ってくれればと思います。

 X−10 半年検診はNGでした          2005年11月11日(金)

  早いもので主人が5月に心筋梗塞で倒れてから半年が経ちました。11月5日〜11月7日
  に半年後の検診で検査入院しました。右腕の動脈と静脈の両方からカテーテルで検査
  しました。心臓は元気に動いていて、ステントを入れた個所以外は問題ありませんでした。
  しかし、残念なことに肝心なステントを入れた個所の両端の血管が少し細くなって
  いました。
主治医の説明では今すぐどうこうという事はないが、何年か後に心筋梗塞が再発
  する可能性があるので、もう一度ステントを入れましょう。という事でした。主人は好きな
  たばこも止めたし、お酒もほんの少ししか飲みませんし、フライなどの油物も控えていますし
  頑張っているのですが・・・主人も私もとてもショックです。12月5日〜7日で短期入院し、
  
再びステントを入れます。今度こそきちんと治ることをせつに願っています。主人が
  家庭ではゆったりした気持ちで過ごせるように私も今まで以上に気をつけるつもりです。

ティータイム
  ちょっと休憩しませんか。


 X−11 2回目のカテーテル治療を行いました       2005年12月6日(火)

 先月行った半年検診の結果、残念ながら再びステントを入れることになり、主人は
 12月5日〜7日で短期入院し治療を行いました
。半年検診から1ヶ月間主人は特に
 体調が悪いこともなく過ごすことができました。(少し血管が細くなっているということで
 ちょっと心配でしたが何事も無くよかったです)半年検診から1ヶ月しか経っていないので
 腕の血管がいやがって、なかなかカテーテルが入らなかったようです。(カテーテルでの
 治療が終わって4日5日して腕が青あざのようになってしまいました。)ステントは現在
 出回っている中で一番良いステントを使い、半年前に治療したステントと連結する形
 なりました
。これで後は定期検診を行い、半年後に再びカテーテル検査を行います。
 今度は半年後の検査も全く問題なく無事であることを願ってやみません。

主人の心筋梗塞体験記

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 X−12 2回目のカテーテル検査OKでした          2006年9月5日(火)

 昨年の12月に2回目のカテーテル治療を行って以来、割と順調に過ごすことが出来ました。
 カテーテル検査も9ヵ月後に実施することになりました。今度こそはどこも問題なく
 OKになりたいものです。9月5日カテーテル検査が始まりました。もうドキドキです。
 今回は割と早く30分ほどで検査が終了しました。40分ほどして病室に戻ってきました。
 主人は顔色も良くうれしそうです。手でOKサインです。ステントを挿入した個所も元気に
 血が流れていて嬉しい限りです。
これでやっと安心できます。今後は2ケ月に1度検診し
 状況を確認する事と、この良い状態を維持するために薬を飲み続ける事です。カテーテルの
 検査は何も問題なければ10年後位でいいそうです。良かったです。
 いろいろな皆さんからパワーをいただきありがとうございました。

Happy

皆さんありがとうございました。