発行のいきさつ(2001.02)

 「i-mode 聖書のメッセージ」をご購読いただきありがとうございます。

 メルマガを発行して一ヶ月がたちました。この一ヶ月間にみなさまからいろいろな感想やご意見をちょうだいいたしました。ありがとうございます。

 その中で、このメルマガを読んでいる方々、またこれからキリスト者の立場で新しいメルマガを発行しようとする方々のために、わたしがなぜこのメルマガを発行するに至ったかを明らかにしておくことは意義のあることだと思いました。
 以下、簡単にこのメルマガが発行するまでの経緯をしたためたいと思います。

■発端
 わたしは、地方都市の小さな教会の牧師です。牧師の仕事をするうえで、たえず勉強することが求められます。それがなかなかできませんでした。

 一月に一度、牧師仲間の読書会に参加していますが、それでは満たされてないものがありました。単に神学(キリスト教の教義や聖書の教えなどの勉強)を学ぶのではなくて、自分の「霊的な養い・訓練」の場の必要性を感じました。

 結論だけを申し上げれば、そのための場をわたし自身がメールマガジンを発行するという形で作ろうと思いました。これが、そもそもの発端です。

■導き
 メルマガの申請を出したのは今回が2度目でした。最初は、まぐまぐから却下されました。ホームページなどは整っていましたので理由はわかりません。わたし自身はその内容があまりにも宗教色の強いものだったからだと受け止めました。そして、もしメルマガを発行するならば、聖書のメッセージしかないと思いました。

 聖書のメッセージを配信するときの聖書箇所は、「ローズンゲン」にしようとすぐに思いました。

 牧師ですから、日曜日に説教、簡単に言えば礼拝の中で聖書にもとづいたお話しをしています。その週の説教メッセージをまとめることは簡単です。しかし、それでは自分のためになりません。

 また、読者がキリスト者ではないかもしれないと言って、耳障りのよい聖書の言葉ばかり選んで語るのは、わたしにはできません。

 わたしは御言葉の真理を求め、自分自身がそれに服する生活を求めています。聖書の御言葉は、時にわたしを悔い改めに導くような厳しさをもっています。だからこそ御言葉はわたしにとって真理の言葉であり、慰めと力に満ちたものなのです。

 「わたしにとって慰めと力に満ちている御言葉の魅力を、どのような意図であれ、つまらない人間の仕業で小さくしたり、減じてはならない」といつも自分に戒めています。

 わたしは、毎日の祈りのときに「ローズンゲン」を読んでいますが、この御言葉にいつも慰めと力をいただいています。この「ローズンゲン」を読むばかりではなく、これに従ってワンポントメッセージを実際に書くことは、自分のためになると思いました。そして、わたしばかりではなく、多くの人にとって、ローズンゲンの御言葉は慰めと力になるに違いないと思いました。

 なお、「ローズンゲン(日々の聖句)」については、宮田光雄著「御言葉はわたしの道の光」(新教新書)税別1,000円をご覧ください。

 2度目の申請を考えているときに、携帯でメールをやりとりしている若者たちのことがテレビで放映されていました。どうせメルマガを発行するならば、携帯で読めるものにしようと思い、携帯対応の聖書のワンポイントメッセージに決定しました。携帯対応にすることによって、いわば現代の路傍伝道になると考えました。

 このメルマガは、わたしのために神様が備えてくださり、同時に聖書の御言葉に興味関心をもっている人たちのために神様が用いて下さっているものだと思っています。

■迷い
 メルマガを始めて一ヶ月がたちますが、迷っていることもあります。たとえば、配信時間です。最初は午前0時にしましたが、朝おきて新しい一日が始まると考えれば早朝の配信が望ましいのではないかと、今は考えています。これは思案中ですので、これから変わると思います。

 最初は、「日刊をめざします」と書きました。しかし、今は週に3回あるいは4回が良いと思っています。
 忙しくてできないのではありません。一ヶ月やってみて、日刊は可能だと確信しています。はやく日刊にしたくてしょうがない、という気持ちがあります。
 その気持ちを自分なりに分析し、今は日刊にしないことに決めました。メルマガにめり込まないようにブレーキが必要だと痛感したからです。

■One of them
 以上記しましたことは、「i-mode聖書のメッセージ」を特徴づけるものだと思います。このメルマガは「完全」を求めていません。むしろ、他の多くのメルマガやホームページと補いあいながら、聖書のメッセージを一人でも多くの方々に伝えたいと願っています。

 欲を言えば、むずかしくもなく、やさしくもなく、読む人に考える余地を与えるメルマガを提供し、読者ひとりひとりにとって聖書の言葉が直接心に響くようになることをめざしています。

 これから聖書のメッセージを伝えるいろいろなメルマガが発行されると思います。その中で、このメルマガの使命がなくなることも十分にあると思います。その時はいさぎよく廃刊する覚悟を忘れずにいたいと思います。
 そして今は発行できることを喜び、一回の発行ごとに神様に感謝の祈りをささげ、読者のみなさまに感謝の気持ちをメールにのせてお届けしたいと思っています。


 みなさまのうえに、主イエス・キリストの平安をお祈り申しあげます。

                    2001.02.20
                    発行人 佐々木栄悦