99年度 信徒総会

会計報告

 昨年度(98年1月〜12月)の会計報告をいたします。

 昨年度は収入6763万円に対して支出6576万円と黒字決算が 出来ました。一昨年と比較しますと、司祭館の屋根修繕やトイレの 改修が有ったので、支出は250万円程増加しましたがミサ献金が 812万円と一昨年と比べて約倍増したことでカバー出来ましたが 教会維持のための基本となる維持費(月定献金)は約100万円 減少しています。

 維持費の現状につきましては下に細かく示しますが、わたしたち の教会を構成員全員支えていけるよう、ご負担をお願いしたいと 思います。

 昨年度は司教館の建設資金募金や各種の援助金・寄付金が 多々あったことも若干の影響があったかもしれませんが、毎年お 願いしておりますように教会活動・維持管理の元となるべき維 持費が減少傾向にあるという事は将来への不安材料ともいえます。

 支出の内訳についてご説明いたしますと、昨年度は大口の改 修などはありませんでしたが、司祭館の屋根修理(雨漏り)・電気引込み線の改修等があり、修繕特別会計から支出しました。

 一般会計では維持管理費のなかにトイレ改修・外灯修繕・聖堂告解室部分の改修などがあり ます。また、器具備品としては告解室跡にもうけた献金袋棚があります。その他の支出はほぼ 例年通の教会維持・管理のための必要支出です。

 なお、会計事務処理上の問題で、一般寄付金と一粒会献金の支出が今年度にずれ込んだ ため、一般会計次期繰越金191万円の内約30万円は今年度に支払わねばならない金額で、 昨年度剰余金は実質約160万円となっております。

維持費を納めて下さっている方の数は、昨年中に32件(約4.2%) 増え、平均金額の伸びもあり、全体で5%を越える増加となりました。これによって、一昨年の 減少分をほぼ取り戻した形となりました。昨年実施いたしました維持費未納世帯への納入のお願 いによるものであり、御協力を深く感謝いたします。

 しかしながら、実質納入者数が全世帯数の半数に満たないことや、特に若い世代の方々に趣 旨が徹底していないなどの問題点は解決されておらず、今後も継続的できめ細かい呼びかけが 必要であろうと思われます。

 各家庭様々な事情もあることとは思いますが、教区からのガイドラインでは信徒は収入の1〜3 %位を目安に教会維持のために負担して欲しいと記されています。また同一世帯であっても個 人収入のある方々にも応分のご負担をしていただければと思っております。今後とも御協力をお 願いいたします。


バザーアンケート報告

 1月にお願いいたしましたバザーアンケートに関しまして、みなさまのご協力で164件の回答を いただきました。

 バザーを今後も開催するか否かにつきましては、95 %以上の方より今後も開催するようにとの回答をいただきました。ただ、内 容につきましては、現状通りという方と、規模の縮小や隔年開催などという方が、およそ半々となりました。

 回答いただきました用紙の中には多くの貴重なご意見が記載されていましたが、中でもともに 一つの目的のために働くことによって共同体としての意識が高められると言うものが、今後も継続 を希望する理由として多数をしめ、それに次いでは経済的な理由での継続を求める声でした。

 この結果も踏まえて、教会委員会としては今年もバザーを例年通り実施できるようお願いしたい と思います。


湘南台センターの現状と今後

 湘南台は大学が数校あり学生の多い町で す。又、この3月には、相鉄いずみの線が、8月末には、横浜市営地下鉄が開通し、ま すます多くの可能性を持つ地域です。そして、近隣教会である、二俣川、中和田、戸 塚教会と近しく結ばれることになります。

 湘南台センターは今年で設立5年目を迎 え、その活動も定着しつつあります。その成果として、昨年のクリスマス、今年の復活祭 と6名の受洗者が生まれました。

 第2、第4土曜日の御ミサは、平均30名前 後の参加で、両形色も定着し、家庭的な雰囲気のミサが捧げられています。しかしこの ところ参加者が減少気味です。

 現在、キリスト教入門講座は火曜日、水曜 日の2クラス、キリスト教を学びたいと来所された方に対応するクラスが2クラスあります。 その他、英語の聖書などキリスト教関係のクラスが4つあります。

 文化教室として、折り紙教室、コーラスを 楽しむ会などがあります。これらのクラスに、一般の方々の参加が多くあることは嬉しいこと です。

 南米の子供のためのスペイン語教室があり ます。一昨年、昨年と、このクラスのお母さんの発案で、藤沢教会のバザーに親子で参加できたことは、多くの南米の方々が住む地 域のセンターとして嬉しいことでした。

 又、センターでは、土曜学校は月2回、月 1回のビデオを楽しむ会を開催しています。 子供のためのクリスマス会や、講演会を催 す時には、広く一般の方々にも参加を呼びかけています。毎年皆様のご協力を得て参 加しています商店会納涼祭も4回目を迎えました。昨年は、商店会から11月の商業祭り 参加の要請も受けるなど、地域との交流が深まっています。

 センターの役割は、北部地域の教会活動 の拠点であることはもちろんですが、近隣教会との相互連携を図っていくことも、これから の新たな課題と受けとめています。今後も共に考え、多くの協力と祈りで支えていただき たいと思います。


環境委員会の設置

 現代社会に生きるわたしたちは、資源とエ ネルギーを消費して廃棄物を出し、流通では排気ガスで大気を汚染しています。それ を自覚し、環境への負担を出来るだけ少なくし、すべての生き物と共生することが生き残 るためにもこれから強く求められて行くでしょう。

 1990年、教皇ヨハネ・パウロ2世から環境 問題がテーマの「世界平和の日メッセージ」が出ました。それを受けて、1992年、私た ちの横浜教区でも司牧評議会において「環境問題」を4本目の教区の優先課題として取 り上げることになりました。

 これは地球規模の大きな問題ですが、私 たちの藤沢教会もささやかなものであっても「創造主である神と共に、創造されたすべて のものと共に生きる平和」の実現のために力を尽くしていくことは、現代社会に福音を証 ししていくためには必要なことではないかと考えます。そのために、藤沢教会でも環境委 員会を設け、日常の小さなことからはじめて、環境問題に取り組んでいきたいと思って います。

 私たちは現代に生きる教会として、たとえ ば次のようなことを考え、目に見えるかたちで何かを実行して行きたいと考えています。

 このような運動はわたしたち一人ひとりに価 値観の転換を求められますが、創られたすべてのものの所有者は、人間ではなく神な のです。そして教会こそ、その証しとならなければならないと思います。


ブロック制度のめざすもの

 92年の総会で承認された現行の委員会規 約の一つに、ブロックの制定と地区活動の活性化がうたわれました。これにより、ブロック 活動を通して地区の活性化をはかろうとの目的のもとに、この方式がスタートしましたが、 試行錯誤で進め、また、従来の地区との関係なども明文化されていなかったため、7年 を経過した現在でも、不明瞭な点があるのが現状のようです。

 そこで、このブロック制度とは何をめざすの かという点をもう一度はっきりさせたいと思います。

 ご存知の通り、わたしたちの藤沢小教区は 3,200名、1,600世帯を越える大所帯です。この大きな小教区を隅々まで配慮の行き届い た共同体として活かしていくためには、きめ細かい活動を行うための組織が必要となって きます。そこで、下図のような組織が考えられます。

小教区 → ブロック → 地区 → 隣組 → 家庭

 このような組織を確立することで、各世帯に いたるまできめ細かく配慮の行き届いた活動を行え、かつ共同体のメンバーの一人一人 が、大切な一人のメンバーとして扱われることが出来るでしょう。また反対に一人一人が 共同体のメンバーとしての自覚を育てることにもなることが出来るでしょう。

 しかし、これはトップダウンのための組織で はありません。そもそも共同体は各個人という細胞が有機的に集まって構成されているも のです。ですから本来は、

家庭 → 隣組 → 地区 → ブロック → 小教区

と言う組織でしょう。このような組織を生きたも のとしていくことがブロックを形成し、その代表者が委員会のメンバーとなると言うことで す。

 各地区より出来るだけ多くの人々が関わり、地 区の特性などを考慮に入れながら、その時に必要な活動を計画して 行かなくてはならないと思います。それは、ブロック単位での行事の場 合もあるでしょうし、地区、班、隣組単位での小さな集会の場合もあるでしょう。例えば、地 区の中で聖書の分かち合いや祈りの集いが定期的にもたれ、生活に根ざした信仰が強 められていくとしたら、また、教会の様々なことが話し合われて、共同体としての意識が 高められていくとしたらどんなに素晴らしいことでしょう。

 ブロックは今までの婦人部の地区活動と呼 ばれていたものと別次元のものではありません。現在でも2重構造的にとらえられている 場合もあるようですが、ブロックの中の活動には、婦人部の地区で行っている活動もすべ て含まれます。ですから、今までの婦人部連絡員が地区連絡員とされるのがふさわしい でしょうし、その方々がブロックの組織と関係ないのではなく、出来れば世話人などの一 員としての位置づけをされる方がよいのではないでしょうか。

 これらの組織を通して、一人一人の思い、 意見が尊重され、また教会の情報が一人一人にまで十分に伝えられる、生きた、キリス トに結ばれた共同体の建設がブロックの制定にこめられた目的です。


大聖年に向けての取り組み

 2000年の大聖年は、新しい第3の千年紀 へのスタートの年です。この年は『三位一体の神』をテーマとし、喜びと感謝を持ち、分 かち合いのうちに、特に聖体の秘跡を中心にわたしたちにキリストのからだとして生きる決 意を新たにするよう呼びかけられています。

 この大聖年に、わたしたちは20世紀に頂 いた神の大きな恵みと慈しみに感謝します。それと同時に21世紀に向けて、新たな心で 神の国の実現をめざして、希望のうちに進んでいく決意をします。

 そのために、藤沢の小教区としてもいくつ かのふさわしい行事を準備したいと考えています。それは例えばいくつかの講演会や黙 想会、だれでもが参加できる巡礼の旅などもあるかもしれません。また、プロテスタントの 教会との合同の集い、地域との関わり、対日外国人との交わりの集いかもしれません。そ して、大聖年の終わりは、それに続く21世紀への希望を与えてくれるような、祈りを持っ た集いで締めくくれればと考えています。

 その準備として、今年は、わたしたち一人 一人にとってもそうであるように、小教区としての回心の年としたいと考えています。

 わたしたちの小教区の現状を見つめ直し、 そこで行われている様々な活動をもう一度皆で見直してみたいと思います。見直す基準 は、それがうまくいっているかそうでないかではありません。人々がそれを望んでいるかど うかでもありません。基準は、あくまでも福音的な視点であるはずです。神の国の実現の ためにこの地に遣わされた教会として、今、この時代にどうあるべきか、何をなすべきか を見直したいと思います。

 これは教会委員会やそこから委嘱される小委員会に任せておけばよい仕事ではありません。わたしたち一人一人すべてが関わって いかなければならないことです。委員会からのいくつかの具体的な材料提供を参考に、 皆で地区や活動の場で考えてください。そしてそれをまた小教区全体で分かち合う場も必 要となるでしょう。これは時間がかかる作業だと思います。結論を出せるものもあれば、ま るで方向性の見えてこないものもあるでしょう。また、その見直しを通して、様々な変革が求 められるかもしれません。わたしたちが意識を転換していかなければならないような現実を 見いだすかもしれません。しかし、それこそが回心のプロセスであり、それを受け入れ、 変えられるものを変えていくときにわたしたちはキリストの教会としてより成長し、未来への希望がもたらされるのではないでしょうか。



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