2003年 藤沢教会 信徒総会 資料

はじめに

 今年から、教会の活動年度も教区に合わせ1月〜12月となりました。そのため、これまで復活祭後に行われていた信徒総会を、昨年の会計決算が確定した2月に行うことになりました。

 昨年度もの下の表に示すように、多くの行事が行われました。これ以外にも、大小様々なグループで、いろいろな活動が行われています。今年も、すでにお配りした年間予定表のように、多くの行事が予定されていますが、それらが行事をこなすための行事ではなく、わたしたちの共同体をより豊かなものにし、神の国の実現に近づけるためのものでありたいと願っています。

 今年の信徒総会は、会計報告、委員会規約一部改定の最終案報告、今後の修繕維持に関するプロジェクトチームからの報告などを行った後に、みなさんと一緒に、教会共同体の土台であるブロック制について、これまでをふり返りながら今後の進むべき方向を考えたいと思っています。

 わたしたちの教会が、「分かち合い、支え合い、学び合い、祈り合う」小さなグループを土台にした交わりの内にある共同体になり、そこから新たなチャレンジと社会とのかかわりをとおして、ともに喜びをもって生きる福音を証ししていくことが出来ますように。

2002年の主な行事

1月13日 成人式
1月13日 避難訓練
1月26日 一致のための合同祈祷会

2月3日 「四季の色」を歌う集い
2月11日 横浜教区典礼研修会
2月24日 四旬節静修の日

3月1〜3日 青年会黙想会
3月10日 典礼フォーラム
3月31日 復活祭

4月7日 堅信式
4月14日 信徒総会
4月21日 初聖体
4月28日 スポーツ大会

6月9日 教会遠足

7月20日 教会学校デイキャンプ
7月30日〜8月1日 中高生キャンプ

8月10日 横浜教区平和旬間行事

9月13日 敬老会

10月27日 バザー

11月10日 マーフィ神父金祝
11月10日 七五三祝福式
11月17日 葬儀を考える集い
11月24日 待降節静修の集い

12月14日 市民クリスマス
12月25日 クリスマス

 

会計報告 

 2002年度の財務報告をいたします。前年度との比較を一覧できる表といたしました。

 下の表は全部の合計を示しますが、2002年度は約300万円の黒字を計上できました。しかし、その理由は支出が例年と比べて減少したためで、収入も減少しています。支出の減少は修繕費がなかったことで650万円、バザーの寄付金で150万円などによるものです。 

2002年度決算報告表

収入の部 2002年通期 2001年通期 支出の部 2002年通期 2001年通期
【収入合計】 62,479,414 65,296,435 【支出合計】 59,080,909 69,589,437
【次期繰越金】       3,398,505 -4,293,002
合計 62,479,414 65,296,435 合計 62,479,414 65,296,435

 一般会計の内容は黒字ではありますが、バザーの分を差し引きますと前年度より黒字幅が若干減少しています。その理由は支出の減少以上に収入が減っているからです。月定献金(維持費)・ミサ献金・特別献金が減少しており、教会を維持していくこれらの献金について皆様のご協力をお願いいたします。バザーでは今年度は各種団体への寄付金と修繕会計へほぼ折半しました。指定献金は昨年度はカリタスジャパンの献金が何回かありましたが、今年はそれがなかったため収支とも減少しています。 

 一般会計での剰余金の内、今年度一般寄付金に振り替える44万円を除いた150万円については、修繕会計への積立に振り替えさせていただきたいと思います。藤沢教会の聖堂は築30年を越え、これからも大切に長いこと使って行くには、維持管理にかなりの出費が予想されます。毎年500万円以上の積立が必要との試算もされています。維持費やミサ献金での皆様のご協力を再度お願いいたします。 

 月定献金(維持費)納入状況ですが、下の表からもおわかりのように、わずかずつですが維持費総額が減少しています。教会財政の安定化のためには月定献金は欠かすことが出来ません。ぜひ皆さまのご理解と御協力をお願いいたします。なお、納入方法などの改善について、ご意見がございましたらぜひお寄せ下さい。

維 持 費 2002.01.01 2002.05.01 2002.09.01 2002.12.31
件数合計 823 823 828 827
平 均 額 3,054 3,087 3,045 2,968

 紙面の都合で簡単な説明しかできませんでしたが、ご質問等ございましたら遠慮なく財務部へお問い合わせください。 

 

教会委員会規約一部改正案 

 すでに八角形にゅーすの教会委員会報告でお知らせしましたように、昨年10月の教会委員会で教会委員会規約の一部改正について原案が提示され、それをもとに各ブロック、その他の集まりなどでご意見をうかがいました。そこで出されましたご意見などをもとに、改正の最終案が作成され12月の教会委員会に提示されました。話し合いの結果、この最終案を信徒総会で報告の上、3月の教会委員会で決定することといたしました。

 以下に、教会委員会規約一部改正案の全文を掲載いたします。

前文

教会活動とはキリストが教会に与えられた使命を果たしてゆく営みであり、すべての信徒がそれぞれの立場でその役割を果たすよう呼びかけられています。教会の日常の運営・管理業務はいうまでもなく、司牧・宣教の分野においても、信徒は司祭と共にみ国の到来のため働くよう招かれています。このような教会活動を円滑に行うために、また信徒が参加しやすい体制を整えるために、カトリック藤沢教会に信徒を代表する教会委員会を設け、以下のような規約を定めます。 

カトリック藤沢教会委員会規約

第一章 教会委員会

(教会委員会の設置)

第1条 カトリック藤沢教会(以下「教会」という)に、カトリック藤沢教会委員会(以下「教会委員会」という)を置く。

(目的)

第2条 教会委員会は、教会の信徒(以下「信徒」という)が司祭と共に教会関係の活動に積極的に参加しうるための体制を整えることにより、信徒による教会活動を円滑に推進することを目的とする。

(審議)

第3条 教会委員会は、教会活動に関る事柄について広く意見交換を行い、教会の基本計画、長期計画、予算及び決算、並びに事業計画その他必要事項について審議する。

(構成)

第4条 教会委員会は、教会委員長、教会副委員長、財務部長、壮年部長、鵠沼・藤沢・辻堂・北1・北2のブロック代表者、外国籍信徒の代表者および主任司祭、事務局長をもって構成する。
(2)教会委員会は、必要に応じて、構成員でない者の出席を求めることができる。

(委員の任務)

第5条 委員の任務は別に定める。
(2)委員の任務を変更するときは、教会委員会の承認を得たのち、主任司祭の同意を得るものとする。

(委員の選任)

第6条 教会委員長及び財務部長は、原則として教会委員会により推薦された候補者の中から主任司祭が任命する。
(2)教会副委員長は、教会委員長が推薦し主任司祭が任命する。
(3)その他の委員の選任は従来の慣行による。
(4)委員は兼任を妨げない。

(委員の任期)

第7条 委員の任期は2年とする。
(2)委員は再任を妨げない。ただし原則として2期4年を限度とする。

(招集および開催)

第8条 教会委員会は教会委員長が招集する。
(2)教会委員会は原則として毎月1回定例会議を開催し、教会委員長が主宰する。ただし教会委員長が必要と認めるとき、または教会委員会構成員の3分の2の者から要請があるとき、臨時にこれを開催するものとする

(定足数)

第9条 教会委員会の定足数は構成員数の3分の2とする。

(議決)

第10条 教会委員会において議決を行うときは、原則として出席している構成員の過半数の賛成による。

第二章 運営委員会

(運営委員会の設置)

第11条 教会委員会の中に運営委員会を置く。
(2)運営委員会は第3条に定める教会委員会が審議するための素案を作成する。
(3)運営委員会は教会委員会の決定に基づき、またはその決定の主旨に沿って、教会の日常の運営に関する事柄を執行または処理する。

(構成)

第12条 運営委員会は、教会委員長、教会副委員長、財務部長、壮年部長および主任司祭、事務局長をもって構成する。
(2)運営委員会は、必要に応じて構成員でない者の出席を求めることができる。

(招集および開催)

第13条 運営委員会は教会委員長が招集する。
(2)運営委員会は原則として毎月1回定例会議を開催し、教会委員長が主宰する。ただし教会委員長が必要と認めるとき、または運営委員会構成員の3分の2の者から要請があるとき、臨時にこれを開催するものとする。

(定足数)

第14条 運営委員会の定足数は、構成員の3分の2とする。

(議決)

第15条 運営委員会において議決を行うときは、出席している構成員の過半数の賛成による。

第三章 活動部

(活動部の設置)

第16条 教会委員会の中に活動部を置く。
(2)教会委員会は、活動部相互の連絡および調整の任にあたる。
(3)活動部の任務および活動部長の任期は別に定める。

第四章 信徒総会

(信徒総会の開催)

第17条 教会委員長は、教会委員会の承認および主任司祭の同意を得て、全信徒を構成員とする信徒総会を原則として年1回開催する。

(招集等)

第18条 信徒総会は教会委員長が召集し、その議長となる。
(2)その他の事項については従来の慣行による。

第五章 雑則

(規約の改廃)

第19条 この規約の改廃は、教会委員会において構成員の3分の2以上の賛成による承諾を得たのち、主任司祭の同意を得なければならない。

[付則]この規約は1992年4月1日より施行する。

(2)○年○月○日一部改正

 

ブロック制のこれまでと今後

藤沢教会でブロック制がはじまって10年が経過しました。その制度のもとに、これまで各ブロックで様々な試行錯誤が行われ、ブロックでの活動を通してブロック制が定着しつつあると思われます。

しかし、現状ではまだ、ブロックとしての当番や活動の実施であるとか委員会の方針の伝達など、ブロックの組織的側面が主体であり、ブロック制のもう一つの側面であり、当初の目的であった共同体作りという点は、これからの課題ではないかと考えられます。

ブロックを暖かみのある共同体の場としていきたい。一人ひとりが家族、兄弟として大切にされる場、お互いが支え合いや分かち合いを通して高められ、そして各々の生活の場で、社会に向けてキリスト者として生き、証ししていく場。そんなものを目指して行けないでしょうか。

そのためには、どのようなことが必要になってくるのでしょうか。今年の信徒総会では、これまでの10年間のブロック制の歩みを振り返って、今後の向かうべき姿を皆で考えていきたいと思います。

参考資料として、現在ブロック委員をされている方々に体験をもとにいろいろな思いを分かち合っていただきました。

“こうした人々が信頼を持って気安く相談することが出来るよう、共同体を地域に育てていくことを提言したいと思います。なによりも、地域の教会がそれぞれの人の苦しみと喜びを共に担い合う、愛と友情に満ちた場となることを、わたしたちは心から願うものです。”

(日本カトリック司教団「いのちへのまなざし」38ページより)

北1ブロック

ブロック委員として、教会からのあるいはブロックからの通知・配布物を携えて担当の信者の家庭を一軒一軒回ります。そうすると、一家庭一家庭の様子が垣間見えます。その中には手をさしのべてさしあげなければ…と思うこともあります。

けれども、どのように私たち一信徒が手をさしのべてよいのか分かりません。その方策が思い浮かばない自分に苛立ち、悩んでしまいます。

その家庭には、いくら同じ信徒としても入りこめないものがあります。人に頼めることでもないし、たとえ頼めたとしても、相手の家庭がその方を受け入れてくれる保証もない不安があります。そして悩みます。

聖体奉仕者を、病院にいらっしゃる信者の方はわりあい素直に喜びをもって受け入れてくださいます。しかし、一家庭にいらっしゃるご高齢の方に「ご聖体をお届けしましょうか」と申し出ると拒否されます。

なるほど、それぞれの家庭には他人が入りこめない「砦」があります。信者の多くは、その「砦」の中にいらっしゃいます。そこで、何もできない「派遣者」である自分に「これでよいのか」と疑問を投げつけ、また悩みます。

総じて、神父様に対する気持ちと一信徒であるブロック委員に対する気持ちは全然違うと思います。神父様には心を開かれる方も、私たちには容易に開かれません。よしんば地域の分かち合いを通じて親しくなったとしても、神父様に対するものと一信徒へのそれとは内容・質が異なることは当然です。

私たちの信仰は、あくまでも個々人と神との問題であって、家庭の宗教ではありません。けれども、私たちは理想として信仰の場としての家庭を考え、ついそれが一人歩きしてしまいます。ビジョンがないということでしょうか。

家庭を一軒一軒訪れ歩いているうちに、人の人生には波があり、親でも、子でも神様から一時離れてしまうこともあるのだなあと思います。ブロックの名簿をジーッと見ていても、配偶者や他の家族の方が信者でない場合、家庭を信仰の場とみなすことに、より大きな配慮が必要であることが分かります。

今の私たちのブロック制度が宗教的にも、世界観的にも多様な社会にあることが、ブロック委員の立場からよく実感できます。

私たちは、信徒の交わりの中で、日常生活の中の奉仕を通じて、時には、その悩みについて励まし、励まされ、時にはいさめ、いさめられて進んでいこうと思います。具体的な実践の道を分かち合いながら。

鵠沼ブロック

鵠沼ブロックとしては、距離的に教会に近く、そのため活動がやり易い点、また他のブロックに比べ平均年齢が高い方ではありますが、個々の活動や人材という点で年を追うごとに、豊富になっているのではないかと思われます。

活動内容についても、ブロック集会やブロック連絡会等の定期的な開催により、情報の共有化を図り、それぞれの活動に参加できることにつながっていると思われます。ブロック黙想会、ブロックミサなどの霊的な活動に加え、新年会、高齢者の方へのバースデーメッセージの配布など親睦を中心とした行事も行い、静と動がバランスよく運営されていると思います。特に、一昨年のカンボジア支援バザーは特筆に値するのではないかと考えています。

しかし、ブロック活動の実態を知らない人もまだいるという現実もありますし、各家庭の事情などもあり、全体主義的になるのは好ましくないので、個々がそれぞれの事情の許す中で、自然体で行くことが大切ではないかと考えています。

ブロック連絡員を引き受けられた方が、必ずしも今までの教会の活動に関わっていた方でなく、順番のような形で出てこられ、戸惑う場合があります。これは、教会活動の裾野を広げる意味では良い機会となるのですが、引き受けて下さったことを大きな意義とし、無理のかからないような進め方と、必要な場合のサポート体制を取ることが大切でしょう。

以上のような状況から、鵠沼ブロックの活動については、基本的には修正を行う必要があるとは考えていませんが、一方、従来に増して、近隣の信徒への声かけなどを行い共同体の一員として、一人ひとりが信仰を深めていけたらと考えています。

活動を苦とするのではなく、楽しく活動できる雰囲気、共に信仰の喜びを味わう場として、ブロックが位置づけられたら良いのではないでしょうか。

北2ブロック

ブロック制を通して、大きな教会の中で身近な方々との交流が深まり、良かったと思う。また、婦人部のように女性だけではなく、男女、家族が同じ立場で色々な行事に参加できて良かったのではないでしょうか。

北2ブロックでは、ブロック委員にだけ大きな負担がかからないように次のような係をきめました。

(1)電話連絡係(2)地区集会係(3)当番月係(4)黙想会係(5)バザー対策係(6)カード配り係(7)ミサ当番係

そしてそれぞれに担当委員をきめ、全員に自分が出来る係を申し出て頂き、なるべく多くの人がブロック活動に参加するように決めました。これはとても良かったと思っています。

当番月はその月がんばれば後はほっとするというところがあって、大変だと思う反面、だから今月頑張ろうと云う気持ちになるように思います。

今後にむけてのことですが、今年から75歳以上の方へ手作りのお誕生カードをお届けする事にしました。お届けしながら、日頃あまり教会に来られない方とも何か分かち合えたらと思いますし、またそのカードを作る集まりなども出来たら、それを通していっそう交わりの輪が広がっていけるのではと思っています。

辻堂ブロック

辻堂では、発足当初「福祉と親睦」を2本の柱としてスタートしました。

「親睦」については、カレーを作ったり、黙想会や集会を通して無理なく交流を深める事が出来ました。又、ミサ当番やブロックミサの分担が根づいた事で、少しづつ「共に捧げるミサ」としての意識を持つようになりました。

しかし、福祉の窓口を作りはしたものの、開店休業のまま今日に至って居ります。「福祉」に関して、共同体が教会の内にも外にも開かれたものとなるために、ブロックがどのような立場で関わる事が出来るのか、又手助けを必要としている方の役に少しでも立つために、何が出来るのか・・・

燃えていない炭は、周りを暖める事は出来ません。信仰の恵みをいただいた私達は、感謝や喜びを感じているかを自問しながら、今後「福祉」を最優先の課題として、皆で模索し実現して行きたいと思います。

藤沢ブロック

ブロック活動の中での種々集まりは、顔ぶれが固定し且つ人数も多くありません。これはブロック内の世帯が多く、他力本願に成り勝ちなことが原因と思われます。これまでの経験を通して、ブロック全体の意思の疎通、集約は困難極まりないと感じています。

その解決案として、現ブロックを細分化してみてはどうでしょうか。ブロック長の役割は@連絡のトップ伝達者、Aブロック全体活動の際のまとめ役にとどめ、各地区を活動の責任単位とすることによって、意識高揚に繋がるのではないでしょうか。

そして福祉活動や典礼へのかかわりについては、上記のように各地区内に専門委員を置くことにしてはどうでしょうか。その方々が福祉部や典礼部の構成メンバーになり、地区の中の方々が様々な役割を担えるようにしていってはどうでしょうか。

 

教会委員会組織図

教勢表



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