2000年度信徒総会報告

 4月9日(日)に今度年の信徒総会が開催されました。主任司祭のご挨拶とお祈りに始まり、資料に沿って教会委員長、事務局長、財務部長、湘南台センター担当による説明の後、質疑応答があり、主任司祭の終わりの言葉とお祈りで無事終了した。

1.主任司祭のお祈りとご挨拶

 この一年の間に色々恵みがあったということ、大聖年を無事に迎えたこととか、教会の共同体の中で大聖年の精神に基づいて活動したことに感謝一杯です。また、共同体として、一年の間に共同体のために社会のために大勢で働いたことに感謝します。今後も宜しくお願いします。

2.藤沢教会の「大聖年」への取り組み(教会委員長)

教皇ヨハネ・パウロ2世が昨年の12月25日のクリスマスに聖年の扉を開けられ、教会の内外でシンボルマークに見られるように、今年は記念すべき2000年の大聖年を迎えています。

藤沢教会でもこの機会に様々な見直しをし、教会を新たにしようと考えています。これは行事だけではなく、皆とともに更に深い祈りの時間を持つこと、より意義ある共同回心式や、巡礼の旅によって、小教区共同体の一致、他の教会との連携を強めることなどが計画されています。

教皇様は、カトリック新聞でも報告されているように、歴史的な回心を目指し、また教会の分裂状態にも心を痛められておられます。我々の教会でも、多様な活動や考え方の中にも皆の一致を求め、食い違いや誤解のあるところには和解を目指していきたいものであると思います。

大聖年に臨んで、2月27日の静修の日には澤田神父様のご指導のもと、大変多くの方々と祈りをともにしました。そして明日4月10日には神山復生病院聖堂と富士吉田教会への巡礼、6月にはアイルランドへの巡礼などが計画されています。一方、当教会の属している横浜教区第5地区宣教委員会でも、相互に訪問し合う巡礼の計画、また巡礼指定地になっている聖母の園での共同巡礼なども計画されます。

大聖年は、喜びの時間でもあります。大聖年大勅書「受肉の秘儀」にあるように、巡礼、門を通る、免償、回心、愛のしるし、殉教の精神(横浜教区報参照)を思いなおしてみる良い機会になる年と思います。ともにこの年を有意義に過ごそうではありませんか。

3.昨年度の報告(教会委員長)

祈り

静修の日、地区黙想会、壮年会・ブロック黙想会など多くの会を持つことができました。

バザ−

共同作業を通して知り合う機会を強化しました。収益は例年通り教会維持と、福祉活動に有効に使われました。

夏のガーデンパーティー

新しい試みである国際屋台村が好評でした。外国コミュニティーとの理解も推進されたと思います。本年もこの趣旨に従った方向で開催を計画したいと思います。

防災委員会の設置

壮年部を中心に、災害などの非常時への対応として防災委員会が発足しました。防災訓練の実施や、救命講習の受講、危機管理計画などの立案を行っています。昨年から本年にかけてのコンピュータソフト問題のいわゆるY2Kにも、様々な資料を集め対応策を検討しました。3月には藤沢市の災害ボランティアコーディネーター養成講座にも参加し、災害時に地域の中での教会としての取り組みも検討を開始しました。

ホームレスの方々への対応

ホームレスの方々への訪問活動を行っている藤沢火曜パトロールの会に参加し、夜間の訪問活動や行政との話し合いを行っています。2月より、月一度の炊き出しと懇談会を開始しました。

4. 教勢報告(事務局長)

 本年3月25日現在、3589名(内不在・不明427名)で昨年より微増している。年齢は高いほうに少しシフトしているようである。結婚は26組で一頃の100組からだいぶ減少しているが、これからもこの位の数字で続くものと思われます。

5.会計報告(財務部長)

昨年度(99年1月〜12月)の会計報告をいたします。

昨年度は収入7597万円に対して支出7651万円と赤字決算になってしまいました。これは、センターの外壁塗装、台所改修を行ったためで、この収支は表2に示してあります。通常の教会活動の収支は表1に示しますが、771万円の黒字が計上されています。しかし、これは一般寄付金で600万円程の臨時収入があったためで、それを除くと黒字幅は170万円程しかありません。

昨年もお願いしましたが、通常の教会活動には年間6000万円程度のお金が必要です。収入の内、祭儀献金・一般寄付金・施設設備使用料などは年々減少傾向にありますし、元々不安定なものです。教会の安定的な運営には信徒が直接教会運営を担う月定献金・ミサ献金・特別献金(イースター・クリスマス)の3種類の献金が8割以上にする必要があると考えています。昨年度それらの献金は合計3842万円しかありませんでした。

更に月定献金は、昨年に納入された金額的には若干増えましたが、納入いただいた人数は一昨年度より50人程減ってしまいました。信徒の高齢化や不況など厳しい状況かとは思いますが、皆さまの更なるご協力をお願いいたします。

6.湘南台センターの現況と今後(湘南台センター担当)

 湘南台は、相鉄いずみの線、横浜市営地下鉄が相次いで開通し、未知数の発展性を秘めた若々しい地域です。その湘南台で、センターは昨年開所5周年を迎えることが出来ました。そして記念ミサと講演会には、100名を越える方々の参加をいただきました。

 現在、キリスト教関係のクラスが8つ、その他のクラスや集いが8つあります。エルダースの会や南米の子どもの母国語保持を目的としたスペイン語教室、南米の大人のための日本語教室、アルコール依存症の方々の為のA.Aの集いなど。色々な国籍、年齢、立場の方々が利用してくださっています。1ヶ月間の延べ利用者数は約520人です。

 又、地域の方々に湘南台センターを身近に感じていただけるように湘南台商店会の納涼祭には例年信徒の皆様のご協力をいただきながら、中古衣料のバザーをしておりますが、昨年は宣教の種まきが出来ればという思いから、お買い上げいただいた商品と共に“心のともしび”をつけました。

 恒例になりました、親子で集うクリスマス会は、教会員でない方々の参加も多く、中には毎年必ず来てくださる親子もあります。特に昨年度は青年会から司会者、中高生会から6名の中学1年生も参加して、合奏、指人形劇などを披露してくれました。親しみのある若々しいクリスマス会でした。そしてクリスマスの本当に意味がわかったという声が聞かれたり、又それをきっかけにキリスト教のクラスにはいられた方もあるのは大変嬉しいことです。

 近頃はキリスト教を学びたい方々がセンターを訪れてくださるようになり、地域の皆様にセンターの存在を知っていただけるようになったと感じています。毎年、センターを通じて受洗者が生まれていることは大きなお恵みと感じています。

 センターが北部地域の教会活動の拠点であることはもちろんですが、湘南台は、大学が数校あり、多くの学生を抱える地域です。センターが今後若い彼らとのコミュニケーションをどのように図っていくことが出来るか、共にあることが出来るかを真剣に模索していくことも大切な役割と思っています。

 又、鉄道の開通によって近しくなった二俣川、中和田、戸塚教会との相互の連携を図っていくことも本年度の課題と受けとめています。

7.新たな教会を目指して・本年の活動方向(教会委員長)

祈りを深める教会に向けて

昨年度の報告にもありましたように静修の日、壮年会やブロック黙想会など多くの会がもたれました。今年度も積極的に多くの機会を設け、祈りの内に「霊的エネルギー」を高めていくことが出来ますよう願っています。また、待降節、四旬節前には主日のミサに続いてふさわしい準備をしながら共同回心式を行えるよう準備する予定です。教会の様々な活動計画も、祈りの心を中心にしたものであるように努めていきたいと思っています。

社会に開かれた教会に向けて

すでにバザーなどの活動を通して、また福祉部のネットワークを通じて地域の福祉団体などとの協力体制を築き上げてきましたが、今年より始まった藤沢災害ボランティアネットワークやホームレスへの対応などでのかかわりから、地域での教会への期待が大きいことを知りました。これらに出来る形で教会としてのビジョンを持ちながら積極的に関わっていくことは、福音の証としても大切なことだと考えます。福祉や社会活動の分野で教会内部だけではなく、地域の諸団体とも手を携えて進んでいく姿勢を持って行きたいと思います。

一人一人が大切にされる教会に向けて

イエスの告げられた福音は一人一人、特に小さくされた人、病んだ人、迷った人へ向けられた救いのメッセージでした。その福音を生きようとする私たちの教会も、同じ心で歩みたいと思います。教会に集う一人一人が疎外感を持つことなく、互いに愛と尊敬を持って交われる場を目指したいと思います。お年寄りや若者が自分たちの特徴を生かした持ち場があり、活動的な人も引っ込み思案の人もそれなりに参加できる場がある教会。様々な活動や集いの計画の計画に、そのような視点があるように努めていきたいと思っています。

信徒の築く教会へ向けて

3月には、本教会に実習に来られていた梅崎師、また横浜教区でも菊名教会出身の保久師が新しく叙階され、新司祭が誕生しました。しかし、今後もしばらくは司祭数の減少傾向は続き、司祭の平均年齢も高くなる一方です。それだけ信徒の果たさなければならない役割も大きくなって来るでしょう。私たちはその現状もふまえて、一人一人が、福音を述べ伝え、神の国を築いていくという教会の使命に、より積極的に参画して行くことが出来るよう準備していきたいと思います。

教会委員会の改組について

教会委員会は、地区ブロックと活動部がともに討議に参加し、運営に直接参加する方向で現在試行しています。その現状を踏まえつつ、教会委員会のあり方などについてのフォーラムの開催も含め、広く意見を聞きながら時間をかけて検討し、よりよい組織にしていきたいと考えています。

各活動部、地区の動きから

8.修繕報告と今年度の計画(事務局長)

昨年度の大規模修繕として、センター及び司祭館の塗装工事とセンター台所の改修工事が行われました。センターは建築以来15年以上を経過し外装の塗装やサッシ周りの防水などにも傷みがみられたため、司祭館も含め全体の工事といたしました。センター台所に関しては以前より使い勝手の面でいろいろな声がありましたが、それに加え衛生面での観点より手洗い場や熱湯消毒できる流し場の設置など保健所よりの助言も参考に、環境面にも配慮した設備に改修いたしました。

今年度は傷みの目立ってきたセンター2,3階の内装の補修や、テーブル、椅子などの補充を計画しています。

9. 自由意見と質疑応答の中から

 最初に、川辺事務局長から既に教会に寄せられている質問と意見が紹介された。

▼本年度の活動方向の中で、「一人一人が大切にされる教会に向けて」とあるが、具体的な取り組みはありますか。リーダーの養成がまず必要に思います。

▼「信徒の築く教会へ向けて」とありますが、具体的には、入門講座の刷新・メニューの多様化、典礼への参加拡大等はお考えですか。

▼現状の役割マップを作成し、公開した上で、一人一役運動とか、責任者の兼務・任期の制限等を検討しても良いのではないか。

▼一人一役に賛成です。3000人以上の信徒がいて、五分の一の参加があっても600人になので、ぜひ推進して欲しい。しかし、それには声掛けが必要であろう。

▼今年も婦人部の役員を決める会議は重苦しかった。今は働く主婦が多いので、婦人部の仕事や行事を見直して欲しい。婦人部、壮年部の分け方をなくしてブロック単位で活動するという話はどうなったのでしょうか。

以下は会場での意見と質疑応答ですが、活発な議論がなされました。

▼現在の教会委員会の運営は委員会規約から外れているのではないか。委員会規約に則って運営して欲しい。

△ 現在の規約は1992年に出来たもので、司祭、委員長、副委員長、財務部長、壮年部長、婦人部長で構成される運営委員会で運営することになっている。今は、一つの一致の心を求めて行くことが大切であると考えて、便宜的に委員会の運営をしている。

▼ 在現の規約を作った者の一人として、規約改正の問題が生じている間、何も聞いてくれなかったのは淋しく思っている。また、法律も規約も同じですが「条文は人を殺す。精神は人を生かす」という言葉を忘れてはなりません。

△ これまでは委員会の中で議論してきたので、おっしゃる通りです。これからは広く意見を求めていきたいと思っています。

▼委員会改組のためのフォーラムの開催をどうするのか早く決めて、一刻も早く開催すべきではないですか。委員会改組の話は断片的に入ってくるので何が問題なのか話が良く分かりません。また、どのくらい掛けて検討するのですか。

△ 委員会改組の経緯は八角形ニュースの中に逐一報告されていますが、基本的な問題は活動部の皆様方の活動が反映しきれているかということです。検討の時間についてはあまり拙速はしたくないし、あまりだらだらとやるのも良くないと思うので現在答えが御座いません。

▼ 司祭の数が減っていく、召命も減少していく中で信徒の役割が重視されています。教会はどうしたら良いかというと、活性化されなければなりません。そのためには組織は淀んではいけないということです。

▼教会の運営がどうしたら旨くいくかということの考え方の中で、教会委員が教会活動全般に精通することが先で、教会委員会に活動部の代表を参加させて教会の活動を理解しようというのは逆ではないですか。そのためには、教会委員は先頭にたって教会活動の中に入り込んでいき、話を聞き、話もして、一緒に汗を流すべきではないですか。

△耳の痛い話が多く、大変参考になります。貴重なご意見ありがとうございました。

▼ 一人一役運動は非常にすばらしいことなのですが、教会のために何かやりたいと思っても誰にどのようにいってよいのかいう場所がない、働く場所がない、分からないというのが現実のようです。そこで、一人一役運動を今度の委員会改組の中に採り入れて欲しい。

△一人一役運動はぜひ推進していきたいのですが、それには入念な準備が必要です。そこで、基本的な計画を立てた上で、来月ぐらいから一人一役運動に一役として参加してくれる人を募集して、その人達が集まって準備を進め、来年度ぐらいから定期的に行なえるシステムを今年中に作たらと思っています。早めに進めたいと思いますので、宜しくご協力お願いします。

10. 主任司祭の終わりの挨拶と祈り

 皆の教会であるという意識のもとに、弱い人や困っている人を助けるように心がけ、愛を大切にしていきましょう。



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