98年度 藤沢教会信徒総会報告

1998年度藤沢カトリック教会信徒総会が1998年4月19日(日)に行われました。最初に主任司祭バーガー師の開会の言葉と祈りがあり、続いて次の各項目について担当委員より報告がなされました。

藤沢カトリック教会の「福音宣教」について

高野委員長

− すべての人は真の使徒となるよう招かれています −

 教皇様は、「世界宣教の日」にあたって、表記のようなメッセージをテーマに、私たちに一人一人が、『洗礼と堅信の時に受けた「塗油」によって、主の言葉を自分に当てはめ、聖霊が自分たちの上にも「おられ」、福音を告げ知らせるために自分たちを派遣し、その力で使徒職のための率先した行動のすべてを支えてくださることを固く信じている』と、伝えておられます。

 まさに、私たち一人一人が受けた信仰の喜びを、まだ知らない方々へ、伝え、共に喜びを分かち合うことは、「特権」でもあり「重大な義務」でもあります。しかし、すべての人が宣教に出かけることではなく 『私たちは言葉や行いによって宣教者となる前に、…生きる教会であることによって宣教者なのです』といわれ、重要なことは「どこで」ではなく「どのように」という、神の愛に心が燃えている喜びの姿が大切だと説かれます。

 新たな千年に向かって、藤沢教会共同体の私たちは、福音宣教の責任を自分のものとして、教会全体が宣教に自分たちを賭けていくための、新たな第一歩としようではありませんか。

  1. 一昨年来「未来を考える会」で検討してきました藤沢教会のあるべき姿、すなわち教会としてのビジョンを、具体的な行動として発展させていきましょう。
  2. 教会の諸活動のリーダー養成のために、リーダー・トレーニング・コースを開設います。


会計報告

前山財務部長 

97年1月〜12月の一般会計収支報告についてご説明します。

 昨年度の教会会計収支は数年ぶりに黒字になりました。収入が昨年より5百万円ほど増加したのにたいして、支出が2百万円ほど減少したためです。しかしながら教会をとりまく状況は決して安泰と言う訳ではありません。皆様にはいろいろと奉仕活動をしていただいていますが、信徒3500名の教会の維持、地域の中での福音宣教のためにはそれなりの金が必要になります。

 昨年度の財務規模は総額約6500万円でした。昨年は大規模修繕など大口支出はなく、通常の教会活動をするための金額と言えます。

 支出内訳は、おおよそ宗教活動費に1900万円、維持管理費に300万円、人件費に2400万円、事務運営費に1200万円、その他200万円で、合計6000万円程度です。なお、総支出の内湘南台センターには650万円程度かかっており、また表1にある指定献金350万円は収入をそのまま支出しますので除いてあります。

 一方収入面では、信徒の通常の負担分である維持費・ミサ献金・特別献金で3550万円、臨時寄付金である祭儀収入・一般寄付金で1850万円、バザー収益である臨時献金で450万円、その他350万円で合計6200万円程度です。このうち祭儀収入は減少傾向にある結婚式によるものが半分くらいありますし、その他収入も本来維持管理に回すべきセンターの施設使用料や今後余り期待できない利息収入が300万円以上含まれています。

 教会の日常活動費用は本来維持費・ミサ献金など継続的な収入でまかなうことが出来れば教会活動を安定化出来、また高齢化社会への備えにもなるものと思います。具体的には現在60%弱しかない信徒の通常負担の割合を高めていくことが今後の課題と考えています。

 続いて教会維持費の昨年中の推移についてです。

 維持費を納めて下さっている方の数は、昨年中に63件(約7.5%)ほど減り、平均金額の伸びがあったものの、全体で5%近い減少となりました。原因につきましては、帰天や転出によるものもありますが、主として維持費の口座を登録いただいている方が、1年以上未納になっているケースが多いようです。ちなみに、昨年末現在でそのような維持費口座は300件を超えております。滞納されてしまった場合、金額も膨らんでしまうため、つい払いにくくなるなどの事情もあると思います。そのような場合はご相談いただければ、新たにはじめなおすなどの措置を取ることもできますので、ぜひご相談下さい。

 また、昨年末に維持費の納入状況などを分析いたしましたところ、50代以上の世帯主では維持費を納入されている方の割合が6割を超えているのに対し、それ以下の年代では3割程度の方しか維持費を納入していただいておらず、なおかつ平均金額も低いため、金額での割合を見ると維持費全体の80%以上を50代以上の方が負担しており、それ以下の年代では2割に満たない金額しか負担されていないとの現状もあります。それらの方々には、少しでもご協力いただけるよう、お願いのお手紙をお出しすることも考えております。

 各家庭様々な事情もあることとは思いますが、教区からのガイドラインでは信徒は収入の1〜3%位を目安に教会維持のために負担して欲しいとと記されています。また同一世帯であっても個人収入のある方々にも応分のご負担をしていただければと思っております。


教会の未来を考える会報告

川辺事務局長

 一昨年より始めました「教会の未来を考える会」の集い、昨年度も5月25日、10月12日、2月15日と3回の全体会を開き、また9月21日には名古屋の日本カトリック研修センターより松田神父様におこしいただき「教会共同体を支え、生かすみ言葉」についての講演会を開催いたしました。

 5月の集いからは、それまでの話し合いの中より浮き上がってきた教会の目指す4つの姿、1.社会に開かれた教会、2.信仰を豊かにする教会、3.信徒の築く教会、4.一人一人を大切にする教会 のグループに分かれていただき、それぞれのグループで、それぞれが目指す姿の実現に向けての道筋を適時話し合っていただき、そこから出てきたことを次回の全体会で報告していただくというかたちを取りました。また、12月から2月にかけて、各ブロックで婦人の集会も行われ、100名近い方々より様々なご意見をいただきました。

 各グループからの報告などにつきましては、八角形ニュースなどに詳しい報告がありますので割愛させていただきますが、各グループから出された様々な意見の共通項として、ブロック(地区)活動の活性化、ブロック制度の確立などがあげられておりました。

 教会共同体をより生きたものとするために、活動部のみでなく、地域を中心とした共同体の活性化を目指してブロック制度が6年前より導入されましたが、一昨年のアンケート結果にもあらわされていたように、ブロック制度の必要性は認めるものの、具体的な姿がつかめずブロックの一員としての実感がもてないとか、婦人部地区制との関係がわからないなどの指摘がありました。そのため、各ブロック委員や世話人方のご努力にもかかわらず、6年たった今も、ブロック活動=親睦会、実際の活動は婦人部の地区当番と言うような意識が主ではなかったかと思います。

 そこで、2月15日に行われた「教会の未来を考える会」では、今年度をブロック活動のよりいっそうの活性化と定着を目指し、教会共同体のメンバーとして、一人ひとりの意識を高めていくための年にする。その具体的な現れとして、今まで婦人部主体であった連絡網を教会全体のものとして位置づけ、全体に関わりのある連絡(帰天の知らせなど)はブロックの連絡係などを通して連絡する、また葬儀の手伝いなど地区全体で関わるべきものについては、婦人部の担当ではなくブロック(地区)の担当とするよう特別に意識する等、意識の変革についての方針が提案され、全体として了承されました。

 また、ブロック活性化など教会共同体が成長していくために、様々な場で奉仕していただくリーダーの養成は欠かすことが出来ません。幸いに今年の9月より、横浜教区第5地区を中心とした教会のための「リーダー養成講座」が当藤沢教会で行われることになりました。これは狭い意味では、「キリスト教講座」のリーダー養成のものですが、そこでのプログラムはそれ以外の場(典礼奉仕、教会学校、地区での聖書の分かち合い、様々な集会、等々)でのリーダー養成にも十分役立つものですので、当教会からも様々な活動部や各ブロックより代表者を参加させるなど、積極的な対応をしていきたいと考えています。

 上記のように、「教会の未来を考える会」では、2年間の話し合いを通して見えてきた私たちの教会の目指すべき姿の実現のために、少しずつ具体的な歩みを始めようとしています。もちろん、これらの実施にあたっては、皆様の理解と協力、支えはなくてはならないものと思います。そこで、この信徒総会で上に記しました2点につきまして、皆様のご了解をいただきたいと思います。


司祭館検討小委員会

高野委員長

 昨年の信徒総会で報告されましたように、上記小委員会は昨年の2月より7回にわたり司祭館・事務所の現状と問題点、聖堂を含む教会施設の未来像の2点に関して検討会をかさね、今年の2月に教会委員会宛の検討結果に関する提言がなされました。提言の骨子は以下の通りです。

事務所・司祭館ついては、大規模な増改築はせずに室内レイアウトの変更、備品什器の見直し、室内のリフォームなどで現在のニーズに対応する。

20年後くらいに必要となろう教会施設の老朽化対策(建て替えを含む)の検討を出来るだけ早い時期に始める。全信徒の理解と協力を得るために十分な時間をかけながら、財政基盤などの整備を行っていく。

この答申を受け、教会委員会でこの問題に関して継続審議し、教会委員会としての方針を決定していく予定です。


維持、修繕のための計画

高野委員長

 昨年度は総会で報告されたように、センター中心の計画を立てました。計画にありましたセンター外壁塗装、ホール空調機オーバーホール、エレベーターワイヤー新替え、集会室壁補修及び壁紙新替え、受水槽清掃などのうち、ホール空調機及びエレベーター関係に関しましては予定通り実施いたしましたが、外壁塗装と受水槽清掃に関しては見積もりを取ったものの、工期、技術的な面などの理由によりまだ実施されておりません。集会室壁紙の交換などとともに今年度に実施すべく準備中です。

 また、かねてよりの懸案でありました司祭館の司祭執務室の増設や、それに伴う倉庫増改築、聖堂内に維持費袋の整理棚の新設等を今年度中に実施すべく計画中です。

 今年度に計画している修繕等にかかる費用の概算は以下の通りです。

集会室壁紙等センター内装 800,000円
司祭執務室改修 800,000円
司祭館倉庫増設 1,600,000円
聖堂内維持費棚設置 650,000円
聖堂内外改修 400,000円
電気設備補修 300,000円
センター・司祭館外装塗装 5,500,000円
合計 10,050,000円


湘南台センター報告

落 センタースタッフ

 昨年に続き 今年のご復活祭にも 湘南台センタ−から3名の受洗者が生まれました。

現在、キリスト教入門講座は火曜・水曜の2クラスあり、キリスト教を学びたいと来所した方に随時対応できるクラスが2クラス・英語の聖書(バ−ガ−神父)等 キリスト教関係のクラスは9つ、コ−ラスを楽しむ会等 文化教室が6つあります。それらほとんどのクラスに 信者と共に一般の方々の参加があることは嬉しいことと言えます。カトリック教会を身近に持たなかった藤沢北部地域の人々への宣教という点からキリスト教関係のビデオをみる会を既に15回開催し、(参加人数が決して多いとはいえませんが)その意味を持ちつつあります。又 講演会を催す時には なるべく信者だけの集まりにならない様広く一般にも参加を呼びかける様に努めています。

 昨年3月から 受洗して間もない方々の為には 年3回にわたる典礼暦セミナ−を開催しながら 共に信徒としての成長を目指そうとしています。

 第2・4土曜5時からの御ミサは平均40名前後の参加で 多少減少傾向にありますが、昨年末から 御血・御体が共に頂ける両形色の御ミサとなり 湘南台センタ−の小規模・家庭的な雰囲気を生かす様にしています。

 湘南台センタ−は地区集会、ブロック集会の場としても使われていますが 利用している信徒の殆どは藤沢教会(御ミサも含む)へも度々足を運んでいる為 湘南台センタ−が地域に住む信徒の教会活動の拠点としてよりも むしろ教会から離れている地域信徒への働きかけや キリスト教を求めて来所された方へのよりきめ細かな対応に力を注いでいった方がよいのかも知れません。

 湘南台は大学が数校あるため学生の多い町であり 又平成10年度には相鉄いずみの線、平成11年度秋には横浜市営地下鉄が それぞれ湘南台駅まで延伸しますので、湘南台センタ−の存在は多くの可能性を秘めているといえますが 今年9月に2度目の賃貸契約を控え 将来発展するために教会全体の多くの祈りの支え、関心、協力を頂きたいと思います。


上記報告終了後に、「未来を考える会報告」で提案された連絡網の方法変更などと、湘南台センター報告でふれられたセンター賃借契約の2年間延長について参加者の了承が求められ、賛成多数で了承されました。

その後、質疑応答に移り、その中で次のような提案がなされました。

これらについては今年度の委員会で検討していくこととしました。

最後に今年度の委員が紹介されました。

新年度の教会委員は次の通りです。

教会委員長 牧野 進一(T1)
副委員長 高野  修(F1)
副委員長 児玉 和子(F1)
財務部長 前山 茂雄(K2)
壮年部長 篠沢 敏雄(F1)
婦人部長 八木 京子(大庭)
鵠沼ブロック 窪田 直明(K1)
藤沢ブロック 丸茂  斉(F1)
辻堂ブロック 牧野 陽子(T1)
北1ブロック 下村恵津子(善行)
北2ブロック 伊藤 朝子(長後)
事務局長 川辺 克郎    




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