八丈島の建物

  

    

 

     

 八丈島の在来工法内部

屋根裏(天井)は八丈島産スダシイが使われている。

   

 

八丈島 裏見の滝温泉

露天で無料

こちらの建材も 八丈島産杉

 

 

左 在来工法と違うが 八丈島産の杉 長材が使われ 風 地震に強い。

 

 

 

八丈島での一般的賃貸住宅

外観と内部

1K〜5k

賃料 4万〜13万円

 

一口メモ

 

 

 

 

 

           

  左 鉄筋コンクリート建 中二階

  外観 及び内部

 

  敷地 約1000坪

シロアリの進入を防ぐ為 地下3メートルまで土を全て除去し、

碁盤の目のような地下壁が地下3メールまで張巡らされ、構造はラーメン式、巨大なコンクリート柱が壁、各角2を支え 関東大震災以上(震度8〜9)まで耐えられる作りだ。

 

 

              

 

 

 

 

 

 

 

   左 丸形、

 珍しい形状で 人目を引く

 円形は風 揺れに強い、内部も仕切りが多く 強度は充分。

 手の込んだ建物だ。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

                ロココ式建築

           ルネッサンス様式だが 勿論近代建築である鉄筋コンクリートだ

 

 

  

 あ

  一般木造

 風雨の強い土地に建設されてる。

 コンクリートか木造かと聞かれれば、

 私の場合木造を勧める。

八丈島においては コンクリートは内部へ塩分が侵入するからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mさんの別荘

 八丈島移住の気持ちで建てられ、現在まだ仕事をお持ちなので

 横浜から 休日を楽しみに見えられる。

 

 位置的には大賀郷の簡素で静かな地域、土質は必ずしも良い とは  言えない所ですが、ご覧のように元々あった石を上手に生かし、樹木

 も切って捨てる事無く 地形を生かした自然に優しい建物敷地の空間 だ。

                                                                    

                                                                 

  

 見晴らしの湯温泉(集成材)

 八丈島の最南端集落、末吉にあり 洞輪沢という100メートルを超える稀有な断層

 下の岡上にあるので 景色は良いが、建物のけいじょうは木造で 広い空間を支える

 ため 集成材は使われている、この集成材が使われ始めたのは つい近年の事で

材木の合理的な利用、つまり 不要部分を減らし歩留まりを上がる、乾燥後の収縮、曲がりが出づらい、という

木材の欠点をカバーできるからです。

 

        海岸道路の不要なネット

    愁景美の海岸線を ブルーのネットで囲ってまった?

 

 この愚行の要因は 植生を知らない、自然と人口美の融合に付いて  認識が無い、自然美を楽しむ感覚に欠ける、色に付いての基本的な

 知識が無い(自然界での色は単独では存在せず、色の組み合わせ、  溶け込み、コントラストとしてあるわけで、その色合わせを間違うと と んでもない むしろ環境公害を引き起こす、自然界でなくとも色のコン トラストは非常に大切だ たとえば インテリアに於いて)、等が上げら れる。

 

このような重要な工事にかかる場合、うぬぼれず 謙虚な態度で専門家の意見を聞き、またそのような人達を 計画に入れるべきで、既に公共事業は 大量供給から質の時代に入っている。

ここでいえる事は まず、必要かどうか、綺麗な野草の ハマボッス、ハマ菊等が咲き乱れ 他に無い壮観な美しさだ、工作物が無い方が良く育っていたくらいだ。

工作物の色を考えるだけでも、随分違って 色の自然への溶け込みが得られる、(自然の色(海、山)と同じ色は 神が創り給うた色と人口の色が競合し、在り難い色の鑑賞を邪魔する)。

溶け合う色というのは 決して 同じ系列の色では無い。       

 

           連絡先 nami751@ybb.ne.jp

 

 

宵待ち草(メキシコ原産アカバナ科)

月見草 宵待ち草と混同される

 

                

昼咲き月見草         夕近く 薄ピンク                 明け方 日がさし赤みを帯びる

 

月見草と待宵草は、外来種の多くがそうであるように、どちらも 幕末頃に伝わりました。白い花を咲かせるものが月見草、黄色い花を咲かせるものが「待宵草」。夕方になると咲き、 翌朝には萎んでしまう。  

 

月見草は今ではほとんど目にすることはありません。日本の土が あわなかったのでしょう、宵待ち草の兄弟種であり乍ら、独り白花を開く月見草のみ 生気が弱く、野生化することが出来なかったのです。植物学者の牧野富太郎が 『昭和の初めには既に稀に見る種である』という旨の発表をしているところ から察しても、月見草の命はとても短かったものであったと思われます

 

 『まてどくらせどこぬひとを 宵待草のやるせなさ こよひは月も でぬさうな』で流れ出たのが宵待草という名であります。竹久夢二によって 綴られた詩文の中でも、最も有名なものでありましょう。  (一部引用 18.7.30)

                                                      

 

 

    建築、建設、建設物、建材(八丈島)

 

     上記建築中の住宅ですが在来工法です

 

 

 

 

 『八丈島ロイヤルホテル』

旧ロイヤルホテル、ご存知 ルネッサンス3大様式の一つで、ロココ式 ルネッサンス時代の建築はローマン 

コンクリートでできているが こちらは現代の鉄筋コンクリートで耐震性もあり丈夫だが、なにせ古い建物だ、

しかし諸外国ではこの程度を古いと言わない、日本の建設技術の向上が必要だ。

この八丈島の建築物とゆかりのある ルネッサンス建築に付いては後述します

 

 

    

 三根 柿の木坂   八丈ストアで働いておられた中島さんの居酒屋、朝食(定食)もある。

 刺身が美味しかった、皆さんも一度どうぞ、(一般的木造) 左手からも海が見える 奥に見えるのはダイビンショップです

 

大賀郷   フラットプラン

小泉改革による金融公庫の廃止により生まれてきた 公庫と銀行の連携による住宅資金融資プランだ。

建設代金と土地代金の融資が得られるので便利、ただ 建築物

が完成してからの融資実行で その間の繋ぎ融資が得られない

ので、施工業者、不動産業者とも資金力が必要になる。

  (一般木造住宅の予定)

 

   

             

   こちら 町の(裏見の滝)温泉、    

 お一人入浴中わるいlのですが “町lの

 キャンペーン写真ですので失礼して”、

 すぎ材他全て八丈島産、行かれたかたは

 良くご覧下さい。

 


木材としてのアスナロ(翌檜)

翌檜(アスナロ)    アスナロという昔懐かしい映画がある、字が 材木として檜に及ばないので、明日 檜に成れるかな? と日々努力する木 明日檜になろう、けなげな名前だ。

日本の住宅政策(日本には政治は無いし 政策も無いと言われている)が、戦後の爆発的人口増加による住宅不足にからみ 木材確保のため なりふり構わず、杉、檜の植林を勧めた。

杉、檜が一番優れた材だと思われたからだ、ところがその副作用まで気が付かなかった、針葉樹は 材木としては非常に優れているが、優れている物はその反面 弱点、功罪等あるもので 自分が早く育つ為に常緑で葉は常に青く、多くの日光を必要とするために 地面まで日光が届かない、多く植えれば益々顕著だ。

日光が地面に届かなければ 地面の微生物は死滅し 草さえ育たない、草が育たなければそれを食べる昆虫類、また更にそれを食べる鳥も、つまり生命の連鎖が断ち切られる。


又、山が常緑樹一色になれば 実の付く広葉樹も無く 食物がなければ 動物が困る。


人間社会しか考えなかった付けが回ってきた、動物の衰退は人間の衰退だからだ、ご存知のように人間が生きる為には 色々な動物の遺伝子が必要で だからこそ神様が色んな生命体を作られた。


又 山自体も広葉樹無くしては存続し得ない。
根を張る樹木も無く、雨で山が崩れ去る、山林研究の権威のかたが、日本の樹木は99パーセント近くが自然に生えた種類ではなく 他の地域から人間の手によって持ち込まれたものだ、という、この説に日本中が驚いているが、元々山に合わない木が 長い間かかって その山で育ち なじんでいるはずだが やはりその山の気候地形に適用できず、根の張り具合が弱かったりするので 山の土を支えきれず 山崩れがくりかえされる。


このような日本の悲しい山林だからこそ 日本の杉、檜を皆で使い林業の人々を潤わせ山に手をかける事ができるように持って行きたい。


杉、檜ばかりが珍重される現状があるわけだが、そういう中でやはり他の木材への関心も当然高まってきた、木造住宅は色々な木があってこそ楽しい。



アスナロは杉に及ばないという話は止めよう、及ぶ必要も無いし 元々違うからだ、(世界に一つだけの花)の歌詞がすきだ。


アスナロはもちろん それだけで充分個性のある材木で床柱として使えば非常に趣きがある、板材としても面白い、柱として各部所に使うと良い効果が生まれる。

他と違った家が求められる時代になった、もう一度古い木造建築を見直す時期と思う。

 

 

 

    ルネッサンス建築に付いて

     〇ルネッサンス建築の誕生 その時代と場所


   
   サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会 (イタリア)    写真引用

 

 

 

歴史的背景

 

宗教改革と商業の発達で社会が変化

14世紀は ヨーロッパの社会の大きな変革の時代となった

その一つは ルターの宗教改革によってキリスト教会の勢力が相対

的に低下した そして 大航海時代を前にして海

運や交易で財を蓄えた大商人の誕生があった。フィレンツェのメディチ

家は、商業と金融を支配し さらに政治にも強い影響力を持つた。    (一部引用)

 

ルネサンス様式の始まった場所と時

ルネサンス建築は1420年ごろイタリアのフィレンツェに開花しまた その後 ローマやベニスなどのイタリア国内に広がり さらにフランス イギリス スペイン ポルトガルと広範囲に展開して1770年ごろまで続いた。

 

 

フィレンツェの市街

古代ローマの都市と建築が模範

こうした新しい動きの中で 古代ローマの芸術と学問の復興が重要な役割を演じ ルネサンスでは、古代ローマ人の人間的で明るい生活態度をはじめ 壮大で美しい都市と建築が模範とされた         (写真他一部引用)

 

 

 サンタ・クローチェ教会(イタリア)

ルネッサンス建築の展開


ルネッサンスはフィレンツエで誕生

建築のルネサンス様式は 絵画や彫刻、また文学の改革に続いて

イタリアのフィレンツェの町で15世紀初期に生まれ その後急速に

イタリア本土に広まった 16世紀には他のヨーロッパ諸国にも伝

わり 中世のゴシック建築に替わる新しい建築として普及していった

 


 

 
個人の邸宅も建築の対象

中世の建物がほとんど教会の大聖堂を中心とした教

会建築に限られていたのに対して、ルネサンスでは、

教会堂と並んで公共施設や宮殿、また個人の邸宅な

どが重要な建築の対象となった  

(写真他一部引用)

 

古代ローマ建築の復興が目標
ルネサンス建築は古代復興を目指した そこで、

古代ローマ建築で見られた円柱やアーチ トンネル

形ヴォールト ドームなどが視覚効果を高める手段

として用いられ それらは単なる古典建

築の模倣として使用されたのではなかった

 

ルネサンスに活躍した建築家たちは創造的なものを設計し芸術的に完全なものにする能力や そうした設計理論に関する知識によって

高い社会的地位を築き上げた ルネサンスでは宗教からの縛りを逃れ建築家の個性や独創性が重要なものと見なされるようになった。

 

 

 

 

  絶えず新しい技術的課題に挑む
  構造面では古代建築や中世建築の成果を受け継いで

  工夫を加え さらにビザンチンやイスラム建築の長所も

  取り入れ それらを総合的にまとめ上げることを目標

  とした一方 建築設計では絶えず新しい技術

  的課題に挑んでその解決を求めた また、平面や立

                            面は厳格な対称形とし、秩序と威厳を示すことに主眼が

                            置かれた

 

 

  ▲円柱・アーチ・トンネル形ヴォールト
  サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(イタリア)

 

創意工夫ができる建築家が求められた
このような理由から、ルネサンス建築では、広い見識と教養を持ち 美術家としての才能を備え 

創意工夫をする意欲と能力を持つ建築家が必要とされた

 
 
 
 
 
 
 
 

 


 

 

画家や彫刻家から建築家に転進

ルネサンスの建築家は 画家や彫刻家から転じた人が少なくなかった そういった建築家には

ブラマンテ、ブルネレスキ ミケランジェロ ラファエロ レオナルド・ダビンチがいた

 建築上の特徴

構造と技術は多種多様
ルネサンス建築では、古代から中世までの多種多様な構造と技術、そして材料が自由に用いられ また 建物の用途や設計上の意図によって最大の効果をもたらす組み合わせが工夫された

外壁は大理石などで化粧がされる

 

 

▲大理石で化粧が施されたファサード
(建物の正面)
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

 

ルネサンス建築の外壁の多くは 石やレンガ壁の表面部分に石材や大理石 テラコッタ(粘土を焼いた土)などで化粧が施された 

一方 内壁は 石材やスタッコ(漆喰) 木造パネルなどが目的に合せて用いられ また天井は木造の格天井 木造下地のスタッコ天井

 レンガづくりのヴォールト(組積み造りによる構造)にスタッコ仕上げしたものと様々たった


 

ドーム構法が完成
ドームの基部に木材をつないだ環をはめてドームの破裂を防ぐ工夫がされ このドーム構法は ルネサンス以降の基本的な構法となり バットレス(梁)なしでドームを高いドラムの上にのせることが可能になった

 

 

 

▲大ドーム
サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会

 

  外壁の装飾はオーダーが一般的

オーダーと大理石の寄木張りが美しい
サンタ・クローチェ教会のファサード

外壁の主な装飾は圧倒的にオーダー(柱と梁から成る構造形式のこと)が用いられたが

時には外壁の一部にフレスコ画(漆喰が乾ききらないうちに水彩絵の具で描いた絵)が描

かれたり 大理石で寄木張りが施されたりすることもあった

 

 

 

 

 

 

建築は諸芸術の母」が復活

スタッコ細工やフレスコ画で内壁や天井は装飾され 堂内には古典的な彫像が配された ルネサンスにおいては

建築が絵画や彫刻の発展に大きく寄与したため 「建築は諸芸術の母」という立場が復活したと言われる   ※写真他一部引用

 

 

 

八丈島の自然(自然保護)2

八丈島自然と土地利用の融和自然に適した土地の利用コミュニティと自然、土地利用

 

 

八丈島自然土地の利用 (農業酪農林業、漁業他の地場産業八丈島の土地風土果たしてき

役割を含む) のされ方、又そのあり方、望ましい自然を生かす為の、土地利用土地開発を考えると共に、最

近の土地建物売買物件(八丈島不動産取引情報、その問題点)、物件案内、等 より良い多くの情報を、早く

多くお客様へ提供したいと思います。

 

“丈島の土地取引に付いて島外からの違法業者が目立ちます。

不動産業者以外の買地広告(看板)にお気をつけて、被害者続出です。

I堝飴唆伴圓蓮ゞ伴毀勝都知事免許又は、建設大臣免許番号、を明記します、

  測量登録免許等は関係ありません、それらは不法業者です。

 づ效蓮▲轡蹈▲蝓▲螢曄璽燹⇒殖、投資、金融、ネズミ講、等はかつてより悪質業者が入りやすく

  被害が目立つ分野です、従って まっとうな生業を営む者に取っては 迷惑この上ない事で御座います。

 

八丈島国の伊豆箱根富士国立公園法により国立公園として自然が保護されて下ります。

特別保護地域

 本地域を特徴づけている火山地形代表的景観地(八丈富士の火口部)である。

第一種特別地域

 特別保護地区隣接し若しくは準じた火山山頂部周辺及び海蝕崖や、貴重な植生があり、自然

 状態をよく保持せている地区である。

○第二種特別地域

 景観構成要素の一部として保全を図る必要のある山腹及び主要な展望対象地等で比較的自然

 状態をよく保持している地区である。

第三種特別地域

 上記以外の地域のうち、全般的な風致の維持を図る必要のある地区農林業を認めながらも乱開発

 を防ぐ地区である。

普通地域

 特別保護地域特別地域以外の地域。

 ■ 特別地域では、建築物などの工作物新・増・改築木竹の伐採鉱物・土石の採掘土地 形状

    の変更、植物等の採取などが、制限されています。

 

 上記の行為に違反無許可の場合には罰せられることもありますので、特に建築土木工事土地 を 

 買われる場合には十分 注意して下さい。

 


 

八丈島の気候はご存知のモンスーン気候で 雨量 湿気は国内での有数だ、土質八丈富士系溶岩 三原系

火山灰だ。火山灰粘土質八丈富士系溶岩砂礫系に比べると 当然保水力が強く水量は多くかつてから三原

水田も多く過去に於いて 量はともかく 米の生産地だった。

水量の多い地帯に位置する八丈島、更に保水力のある三原山の土質常に水が海に流れ出すほどある島 (島とし

てはあり得ない環境の良さだ) この恵まれた環境が島民のために貢献したかは筆舌に尽くせない。

しかしながら 戦後 米の生産よりも観葉植物生産の方が産地として形成されると共に 田んぼがフェニックス畑

に変わり、観葉先進地として発展をなしてきた。

 

 

日本海外貿易型先進国海外との貿易により経済発展を遂げた 又 八丈島日本を写す鏡と言われる。

つまり 食生活犠牲にし発展した、本円が まだ1ドル300円以上で 沖縄の返還も無い時期、八丈島東洋

のハワイと言われ、高度経済成長の最中 人々の南国への憧れは強く老女男女を問わず余暇過ごすため八丈島を目指した

基幹産業においても 日本人生活の向上(最近使われない言葉だが エンゲル係数の向上)と共に 人々の観葉

植物への憧れ(取りも直さず 南国文化への憧れ)が進み、八丈島観葉植物全盛時代が始まった、日本の

観葉植物産業繁栄八丈島の繁栄でもあった 八丈島全国シェアの殆どを占めていたからだ。

 


 

狭い八丈島の面積、この中で自然を壊さない土地利用 土地を利用する事で尚更自然が美化されいきてくる、

生き生きした自治体を作り、これが土地利用の目的です。

国内の地方全てそうだが、戦前の八丈島農業、漁業基幹産業で人々は 米、野菜、雑穀を作り 又、カヌー

で沖へ小魚をとりに、一部は黄八丈により生計を立てていた。地の利用は肥料の無い過去に於いて

焼畑が一般的だった。焼畑による切り替え畑、樹木を切り木炭に、残った枝など焼き 灰を肥料に雑穀、野菜を

作り、利用後は 又 樹木を植え山林に戻す ゴミの出ない 究極のリサイクル社会だった。

 

酪農戦前より盛んで むしろ日本酪農を考える上で八丈島の果たした役割は大きい、過去においては 自家

消費は勿論だが、本土へ出荷する、外貨獲得のための手段、産業だった、 生乳本土へ出荷できないので

バターなどの加工品として出荷され森永乳業がその加工、産業の促進を担った、今で言えば 町の行政による

産業の育成に近いことをやっていた。

又 八丈島日本の酪農に於いて先駆的なやく割りを果たしたという下りは 当時 欧米の酪農は 地に着いた

産業であったのに対し 日本に於いては手探り状態で 実験が必要だった、南国の八丈島で 冬場でも青草がある

温暖な八丈島牛がどのような成長を見せるか、また乳量は、森永乳業にとっても日本拓農にと取っても正に

注目に値する実験だった。

  

八丈島の生活     株式会社フレック八丈島営業所 

 

つづく  不動産事情関連リンク先

建築 建設物 建材(八丈島)    八丈島不動産 建築 及び建設物

建築、建設、建築物、建材 不動産 リンク   八丈島農業研究会

不動産情報のんびりくらしのすすめ     八丈島の生活

八丈島売買物件情報   八丈島不動産情報プロダクト

 

八丈島に於いては土地建物の利用と自然環境を一体のものとみなし行政が進められなければならない。エコロジーが叫ばれている昨今だから、という意味合いのほかに もっと大所から見て、人と住みかと自然は、元々一体であらねばならないからです。

アールヌーボーの創始者であり巨匠の アントニオ・ガウディ、或いは かっての俳人・方丈記作者の鴨 長明の一節 “ゆくの流れは絶えずしてしかも元の水に有らず よどみに浮かぶ泡沫は かつ消えかつ結びて久しく止まりたるためしなし、人と住ともまたかくのごとし”  などに叙述に現われている。

 

※ 鴨 長明(かもの ちょうめい、1155年(久寿2年) -1216年(健保4年))は、平安時代末期から鎌倉時代 にかけての日本の歌人、隋筆家である。

 

アールヌーボーの アントニオ・ガウディ は、建築、芸術を一変させた。 直線的な創造物(建築等)を否定し、樹木または生物のように曲線でなければならない事を示した。鴨 長明 に付いては、読んで字の如しです。

 

 

 

写真引用

ガウディの作品は芸術そのものであり、自然、生物 を建築のコンセプトとし、その概念が隅々まで行き届き、見る者に感動を与えます。真に自然と一体、自然が建物の中に溶け込んでますね、ガウディ以降の芸術家でガウディの影響を受けないものは無いとされて下ります。

 

※椅子も見てください、どれ一つ真っ直ぐな物が無いですね、建築学の奇跡、革命ですね。   偉大な芸術家であると共に建築学の天才で 曲がりくねった構造でも、しっかりした強度計算ができていて、強い地震に耐えられます。

 

 

  

 

 <室戸岬からの風景>  ○景色に疎外感がありません            写真引用

 

 

 

 

 

写真引用 ドイツ領内 : ライン川  

ライン川の淵が 切り立った断層になっておりその調和が素晴らしい、また、城の配下にある中世からの町並みが、簡素で時代錯誤を覚える、諸外国では このような環境、建物の保存を行政、住民が一体となり、ライフワークと位置づけている。

  

写真引用 : ローヌ氷河を源流としてアルプスを流れる河がいったん湖となり、ジュネーヴから再びローヌ河としてフランスに流れていきます。 湖の南岸はフランス領内       写真引用

  

レマン湖の東、湖に突き出た小島に作られた古城、バイロンの詩「ションの囚人」で一躍有名となりました。まるで本当に湖に浮かんでいるかのよう、自然と人工美建築) の一体化ですね 写真引用

   

港町 ナポリのヌォーボォ城  地中海、サンタ・ルチア港をのぞむ戦いに備えた堅牢な城です

綺麗な城とは言い辛いですが 街並みとの一体感が好いです そこが大事なところ 右手の枠内風景は 城の窓から見た物です   ※写真引用

 

 

 

                               

      

   

   

      

   ○八丈町大賀郷の物件です

    

○絶景 ほぼ平坦 都道沿い 

奥に見えるのが八丈小島、右手が物件です。

自然公園法普通地域 面積約4970坪 売買総額4000万円 一括売買 仲介物件

 

物件提供者 株フレック八丈島営業所 免許 東京(6)61770 電話04996-2-1801

担当者 八丈島不動産事情事務局 メイルー namio.k@d5.dion.ne.jp

 

 

 

          下記は八丈町三根の物件です

                              

絶景 八丈町三根の高台に建つ明媚な土地と建物

鉄骨造二階建(建築後約15年)土地 約200坪弱 建物延べ面積 約50坪弱

売買金額総額 2.300万円

物件提供者 株フレック八丈島営業所 免許 東京(6)61770 電話04996-2-1801

担当者 八丈島不動産事情事務局 メイルー namio.k@d5.dion.ne.jp

 

 

 

八丈島の地理的位置                         

                                                                   

 

 

 〇 日本海溝が日本列島に沿ってると言うのは嘘です

   東北方面から伊豆諸島に沿って小笠原方面へ連なって下ります

 

 〇 1万年後はプレートの異動で日本列島に連なった大きな大陸の出  

    現が予測できます  

 〇 右手が太平洋プレート 左がフィリッピン海プレート 北側が北米  

   プレート 左上がユーラシアプレートで4プレートの境界点にあるの  

   が伊豆諸島です         

 

 

 

 

 

青ヶ島特集 

      

 

 この辺で青ヶ島特集を挿入致します。ご興味が御有りの方はご覧ください   

 

 

 

                       

                                  

                             ○上記は総合的なマップ 下記は要所要所を書き出した物です。

                                                                                                   

                                          

                                                                      

                                                                                                          

                                                                 

                                                        

                                                               

                                    

                                                                                                                                                              

                   青ヶ島売買物件                           

                                                         

                                  

         

             

   

 

 

                                         

                         

 

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                     物件提供者 株フレック八丈島営業所 免許 東京(6)61770 電話04996-2-1801

                  担当者 八丈島不動産事情事務局 メイルー namio.k@d5.dion.ne.jp ○住宅ローン各種:フラット35等 取扱店

 

 

 

 

 

 

 

 

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イベント情報

 27回島嶼囲碁選手権

 

 

                    


左   土屋 8段    右  沖山 義孝 4

 

                


  左 津村 勲 審判長による講評     右  記念撮影風景

 

 八丈勢好調
 
7
9日 日曜に 、総勢80名弱の人数で開かれた(主催七島新聞社、後援各社 各団体)


最強者部優勝 − 土屋 久 8段 (八丈町産業課長) 
A
クラス優勝 − 沖山 義孝 4段 (八丈町助役)

主催者発表がまだなので詳細を控えます。

 

 

 

八丈島ギャラリー

写真 絵画 彫刻等 八丈島にちなんだ作家の作品を掲載して行きます。

 

                         マイデスク 1

 

 

 

                            階下 2

 

 

 

                  通路 1

 

 

 

                        階下 1

 

八丈島ギャラリー

写真 絵画 彫刻等 八丈島にちなんだ作家の作品を掲載して行きます。

 

                         居室 生活臭1

 

 M,Kikuchi      八丈島在住     平成 25.9.20 

  ※  作者の狙い ー 『混沌とした中の美』

 

 

 

                                    居室 生活臭2

 

 M,Kikuchi      八丈島在住     平成 25.9.20 

  ※  作者の狙い ー 『混沌とした中の美』

 

 

 

江戸期浮世絵の時代にカラー岩絵の具描き、巧みな線描で、

近代日本画がの走りを見るようだ。保存状況は非常に良かった。  (一部引用)

花の都江戸から役人船に乗って来島した幕府お抱え絵師の作と見られる。八丈島民の風俗(生活ぶり)を写した物。

 

 

◎ 島内産野菜の流通

 八丈島で流通している島内産野菜や果物の多くは、農家がJAに出荷し小売店がセリで落札したものです。トマトや里芋などは出荷量が多く、入手は容易です。しかし、トウモロコシやパプリカのように人気が高いものの出荷量が少なく、入手が難しい品目が多数あります。また、八丈町の給食センターは、食育や地産地消、鮮度から島内産野菜や果物を使いたいと考えていますが、現状の使用量は1割未満です。そこで、八丈事業所では島内産野菜の出荷拡大を支援するため、栽培技術を確立する試験を行っています。

栽培試験

 例としてトウモロコシを挙げます。八丈島でのトウモロコシ栽培で問題となるのが強風です。そこで、強風対策として種を播いた後に60cmの高さのトンネルを設置することにしました(図1)。トンネルを設置した区としない区で生育を比較したところ、トンネルを設置した区では生育初期の風害を防ぐことができました。トンネルを外した後も、土寄せして根元に土を被せれば順調に生育し、美味しいトウモロコシが収穫できました。

図1 トンネルを設置した区(奥)としない区(手前)

 写真1 トンネルを設置した区(奥)としない区(手前)

 

 給食での利用

 八丈町の食育や地産地消を支援するため、栽培試験で収穫したパプリカを給食センターに提供しました。一度に赤と黄色の果実を合わせて10kg使い、大鍋で煮込まれた様子が図2(上)です。図2(下)は、八丈島の海で獲れたムロアジと一緒に調理されました。苦味が無く、甘いパプリカは、ピーマンが苦手な子どもでも食べることができるため、小・中学生に大好評でした。こういった感想を農家に伝え、パプリカの栽培を普及していきます。今後、様々な栽培試験を行い、島内産野菜の出荷拡大に向けた取り組みを支援していきます。

図2 キャベツと豚肉の煮込み図2 ムロアジの酢豚風

写真2 栽培試験で作ったパプリカを使った給食

(左)キャベツと豚肉の煮込み (右)ムロアジの酢豚風 

(※八丈島農業試験地場引用)

 

 

 ◎ 八丈島のクサヤモロとは

 クサヤモロ(写真1)は世界の暖海域に広く分布するムロアジの仲間で、伊豆諸島から小笠原諸島では普通にみられる魚です。八丈島においては、キンメダイ、トビウオ、カツオと並び重要な漁業資源です。しかし、近年は加工品であるくさや需要の低迷もあり、漁獲量は100〜150t程度になっています(図1)。

クサヤモロ写真

 写真1 クサヤモロ

図1 八丈島におけるクサヤモロ漁獲量推移

図1 八丈島におけるクサヤモロ漁獲量推移

鮮度試験の目的

 クサヤモロの刺身は淡白な味であることから、島では島唐辛子を醤油に少し入れ、「ピリッ」と辛味を効かせて食べることが多く、また、島焼酎との相性も良いことから、地元の人はもとより、観光客にも人気があります。

 しかし、鮮度落ちが早く、島外で刺身として食べることは困難と言われていました。そこで、島外においても、こうした島の食べ方の可能性を検証し、ムロアジの消費拡大と島焼酎文化の振興に寄与するため、鮮度試験を実施しました。 

 

    魚の鮮度

 筋肉中に含まれるエネルギー源のATP(アデノシン三リン酸)は魚の死後、ADP(アデノシン二リン酸)→AMP(アデニル酸)→IMP(イノシン酸)→HxR(イノシン)→Hx(ヒポキサンチン)の順に分解が進みます。ATP分解生成物全体に対するイノシンとヒポキサンチンの割合

  [(HxR+Hx)/(ATP+ADP+AMP+IMP+HxR+Hx)]×100(%)

はK値と呼ばれ、広く鮮度指標として利用されています。

 一般的にこの数値が20%までは刺身として適当とされています。

 

    鮮度試験

 平成28年10月20日、漁業調査指導船「たくなん」による調査で漁獲したクサヤモロを島しょ農林水産総合センター八丈事業所内の冷蔵庫で氷蔵し、漁獲8日後までK値を測定しました。

 その結果、K値は4日後16.4%、5日後24%、8日後40%となり、漁獲4日後まで刺身で利用できることが明らかになりました(図2)。

図2 クサヤモロ漁獲後のK値の変化

図2 クサヤモロ漁獲後のK値の変化

 

島外輸送試験

 12月、地元船が漁獲したクサヤモロを用いて輸送試験を行いました。八丈島から浜松町にある島しょ農林水産総合センター本所に氷蔵で空輸し、4日後にK値を測定したところ、15.7%と八丈事業所の冷蔵庫で氷蔵した場合と近い数値となりました。この結果からも漁獲したクサヤモロは島外輸送しても4日後まで刺身で食することが可能であることが判りました。

 漁獲翌日に定期船で島外出荷し、夜に都内へ到着した場合、保存状態が良ければ3日間は刺身で利用できることになります。  

 島外出荷の可能性が広がることを期待します。

 (※八丈島水産試験地引用)

 

 

 ◎JA女性部加工部会とは

 JA東京島しょ八丈島女性部では、「島でとれる様々な農産物を有効に活用したい」との思いのもと、平成26年5月に部員の有志8名により加工部会を結成しました。  

八丈フルーツレモンを活動の軸に

 現在、加工部会では「八丈フルーツレモン」を使ったジャムやマーマレード、ピール、塩レモンなどの製造・販売(写真1、2)が活動の軸になっています。

 特にジャムは好評で、島内のスーパーや土産物店を中心に、1年間で約6,500個(140g/個)を販売しました。また、島内乳製品メーカーのジェラートや、食味と品質を高く評価した有名菓子メーカーのロールケーキなどにも利用されています。

      写真1 八丈フルーツレモンジャム

 

             写真1 八丈フルーツレモンジャム

 

 活動を継続させるために

 加工場の運営は、部員の地道な努力に加え、経営の専門家より事業計画についての助言を得たことから、少なかった売上も年々伸びてきています。このため、業務に携わった部員に対して報酬を支給することができるようになり、会の運営は積極的かつ継続的に行えるようになりつつあります。

      写真2 ジャム製造の様子

             写真2 ジャム製造の様子    

 

      新しい加工場への移転

  平成28年9月には、活動当初から利用していた施設が、契約期間終了により使用できなくなったことから、新たな施設に移転しました(写真3)。新しい加工場は、作業スペースが広く、調理器具等の増設も可能なことから、これまでの「八丈フルーツレモン」の加工品に加え、島内産の野菜を利用した惣菜の製造・販売も計画しています。

 事業所では、施設移転後に維持管理費用が大きく増加することを受け、今後も健全運営が継続できるよう、資金計画の作成や原材料調達の環境づくりを支援しています。

      写真3 新しい加工場の外観

       写真3 新しい加工場の外観

           (※JA島嶼部引用)

 

 

漁業用海岸局

漁業用海岸局は漁船の安全な航行と効率的な操業のため、陸上に設置された無線局です。漁船からの無線の聴守ほか、周辺海域の気象や航行安全情報、漁業調査指導船による海洋観測情報などを放送しています。東京都には今年の4月に大島漁業用海岸局と八丈島漁業用海岸局が統合して開局した伊豆諸島海域を交信可能な範囲とする東京都漁業用海岸局と、小笠原諸島海域を交信可能な範囲とする父島漁業用海岸局があります。また、全国には同様の無線局が38局存在します。  

実通試験

 実通試験は漁業用海岸局が通信する電波の感度・明瞭度など伝搬状況を調査し、無線設備の機能を確認するための試験です。電波法では定期的に行うことが義務付けられている検査のひとつであり、その結果は総務省電波管理局に提出しなければなりません。

  東京都漁業用海岸局では5月から漁業調査指導船「たくなん」が定点水温観測を行う海域と、漁場に到着するまでの航海中に適宜、実通試験を行っています。

 試験の手順は、「たくなん」が東京都漁業用海岸局(識別信号「とうきょうぎょぎょう」)を呼び出し、現在位置(緯度・経度)の通報に引き続き、自船及び海岸局の感度・明瞭度を確認します。試験に使用する周波数など、電波の種類は地元漁業者が主に使用しているDSB 27.580MHzとしました。

 また、受信した電波の感度・明瞭度が良好でない時は、受信局から送信局へ使用する電波の種類を変更して、試験を継続します。交信ができない場合は衛星電話により海岸局へ現在位置の報告と自船からの通信状況を確認します。

      「東京都漁業用海岸局」通信室

          写真1 「東京都漁業用海岸局」通信室

 

 より安全な漁船の航行と操業のために

 今回、実通試験を行ったことにより、電波の伝搬状況があまり良好ではない場所や不感地帯が確認できました。こうした場所において、漁業者は海岸局と連絡が取れないため、船間での交信など他の連絡手段を確保する必要があります。島しょ農林水産総合センターとしては、今後、実通試験の範囲を伊豆諸島北部海域へ広げて行くとともに、その結果を示したエリアマップを作成し、漁業者のみなさまへPRするなど、漁船の安全な航行と操業を一層支援していきます。

       「たくなん」通信室

        写真2 「たくなん」通信室

        (※東京都漁業海岸局引用)

 

    ◎ 漁業調査指導船「たくなん」のドックについて

 神湊(かみなと)漁港に停泊している島しょ農林水産総合センターの漁業調査指導船「たくなん」について、八丈事業所トピックスNo.18号で、「たくなん」の業務を紹介しました。今回は、船の安全航行に欠かせない「ドック」について紹介します。  

 「ドック」ってなに?

  「ドック」とは、「船の建造・修理や荷の揚げ卸しなどに用いる設備や施設」のことであり、一般的には船を陸に揚げ、船体の定期点検や修理・改造などを行う場所を言います(車の修理工場のような場所です)。

船を長期間、安全に使用するには定期的に整備を行うことが必要です。島の漁船は漁港内の船揚げ施設で整備を行います。しかし、「たくなん」は点検整備や修理などに多くの専門技術者が必要で、またコスト等も考慮し、年に2回定期的に内地のドックに行くこととしています(写真1)。

             写真1 陸揚げした「たくなん」

写真1 陸揚げした「たくなん」

 

    どんなことをするの?

ドックでは、船体やエンジンのほか、観測機器などの設備の定期点検と清掃を行います。

定期点検は国で定められた法定検査のほか、無線設備や航海灯、救命設備等を定期的に点検し、老朽化した部品などの交換を行います。また、普段海の中で見ることができない船底のプロペラや舵部などの点検も行います(写真2)。なお、法定検査ではエンジンを船から降ろして分解整備することが義務付けられるなど、厳しい検査を受けます。

清掃はサビ落としやペンキの塗り替えなどを行います。甲板上の施設だけでなく船底についても、汚れや貝がらなどを落としてきれいにします。

さらに、漁業設備や観測機器についても点検整備を行い、新しい機器の設置もドックで行います。

               写真2 プロペラと舵

写真2 プロペラと舵

    

   安全な業務のために 

 海洋観測や試験操業等の業務を着実に実施し、島の水産業振興に貢献することが「たくなん」の仕事です。

そのため、ドックにおける船体整備を定期的に実施し、船の安全航行を確保しながら万全の態勢で業務に従事できるよう、船員一同心掛けています。

(※引用 漁業調査船たくなん)

 

 

 

◎ ハマトビウオ漁について

  八丈島において、ハマトビウオは「春トビ」という通称名で親しまれ、町のシンボルにもなっています。本年のハマトビウオ漁は1月29日に漁が始まり、5月13日の水揚げを最後に約4ヶ月におよんだ漁が終わりました。

 ハマトビウオはイワシと同様、資源量の変動が激しい魚種として知られています。八丈島でも1990年代に漁獲がほとんど皆無となった時期がありました。こうした背景もあり、東京都では2000年から漁獲量に上限を設定し、乱獲に陥らないよう都TAC制度を導入しています。

 

       表1

本年の漁模様

表1に2006年以降の八丈島におけるハマトビウオの漁獲尾数及び漁獲尾数上位3隻ののべ出漁隻数並びにCPUE(1隻1日当たりの漁獲尾数)を示しました。今年の漁獲尾数は2006年以降、昨年に次いで2番目に少なく、10年平均の71%の値でした。また、のべ出漁隻数は過去10年の中で最も少ない101隻でした。CPUEは2006年以降、3番目に低い値で、10年平均の94%の値でした。

 次に2016年と10年平均の月別漁獲尾数の推移を図1に示しました。八丈島では黒潮に乗り、産卵のために回遊してくるハマトビウオを漁獲します。今年は全漁期を通じて八丈島の近くを黒潮が通過していたことから、トビウオ漁にとって良い状況が続いていました。しかし、トビウオの水揚げは操業開始から2月下旬までは低調に推移しました。3月上旬から4月中旬にかけて伸びましたが、その後、漁期終了までは伸び悩みました。今年はハマトビウオの八丈島周辺への回遊が遅く、出漁隻数が少なかったことが、漁獲尾数の少なかった要因の一つと推測しています。

  

      図1 

     図1 2016年と過去10年平均の八丈島漁況所属漁船のハマトビウオ漁獲尾数の推移

 

 

 

 

 

八丈島では、これまでに何度も害虫の大発生がありました。平成26年のマイマイガの大発生は、記憶に新しいところではないかと思います。昨年はマイマイガの発生が少なかったですが、主要な原因と考えられるのが八丈島に生息する「土着天敵」です。下の写真はその一部で、特に寄生バエは島内で非常に高い確率で確認されました。また昆虫以外にも、マイマイガの体内で増殖するカビやウイルス等の「天敵微生物」も活躍していました。

    寄生バエの卵 寄生バチの繭と、ハチの幼虫に体内を食い尽くされたマイマイガ

     寄生バエの卵                    寄生バチの繭と、ハチの幼虫に体内を

                                                               食い尽くされたマイマイガ

     マイマイガ(成虫)を襲うキュウシュウクチブトカメムシ カビが生えて死んだマイマイガの蛹

     マイマイガ(成虫)を襲う                カビが生えて死んだマイマイガのサナギ

     キュウシュウクチブトカメムシ 

  天敵は、害虫の増加を防いだり、何らかの原因で増えすぎた害虫を減らしたりすることで、自然界のバランスを保つことに役立っています。 

農業と土着天敵    

  農薬は害虫防除に便利ですが、使い過ぎるとその薬が効かない害虫が増える等の問題が起きます。農薬の使用量を減らしながら効果的に害虫を防除する技術として、土着天敵の利用が注目されています。 

         土着天敵を守る!農薬を選ぼう

 「昔の農薬はよく効いた」というはなしを聞くことがあります。すべての虫を殺す「非選択性」の殺虫剤が以前は多かったからですが、こうした農薬を使うと、かえって害虫が増えてしまうことがあります。これは「リサージェンス」という現象で、農薬が天敵にまで効いてしまうことが原因の一つです。そこで大切なのは、天敵にやさしい農薬を選ぶことです。例外はありますが、有機リン系やピレスロイド系の農薬には、天敵に影響が大きなものが多いです着ゃくでするえられるのが、いところではないかと思います。昨年、。成分が同じ農薬でも、水に溶かした剤を植物の上からかけると天敵に影響があるのに、粒状の剤を株元にまくと天敵への影響が少ないものもあります。農薬のラベル等をよく読んで特徴を理解し、上手に使いましょう。

      土着天敵を増やす!バンカープランツ

 「バンカープランツ」は直訳すると「銀行員植物」で、「天敵を貯える植物=害虫の天敵の住みかとして栽培する植物」という意味です。ナスの周りにソルゴーを植えて、ナスの害虫の天敵であるヒメハナカメムシやクサカゲロウ、クモ等を増やす方法に、都内の多くの農家が取り組んでいます。ポイントは、農作物と共通の害虫が少ない植物を選んで栽培することで、八丈島にも応用できる技術です。

       天敵を農業に活かそう

  今回は八丈島における事例としてマイマイガの天敵を紹介しましたが、他の害虫にも必ず天敵が存在します。天敵を畑の味方につけて、効率的に害虫を防除しましょう!

         身近な土着天敵 クモ

               身近な土着天敵 クモ

         ( ※引用 八丈島農業試験地 )

 

 

 

           ◎サメ類の展示

八丈事業所では、八丈島周辺の海に生息している魚類の水槽展示を行っていますが、昨年末から5つある水槽のうちの1つでサメの展示を始めました。サメは、昨年末に、当事業所の職員が底土港で釣獲したもので、現在、フトツノザメ4尾(約40〜50cm)とホシザメ1尾(約70〜80cm)が水槽内を泳いでいます。

      写真1

               写真1 サメを展示している水槽

               サメの種類

    

フトツノザメ(写真2)は「ツノザメ」という名の由来どおり背鰭の前の部分にツノのように見える棘(きょく)(写真3)があるのが特徴です。深海性のサメで西太平洋、オーストラリア、インド洋などに分布し、生息する水深は100〜500mぐらいです。八丈島ではC型流路(※)のときに浅場に上がってくるようです。静岡県の沼津港深海水族館や茨城県の大洗アクアワールドでも展示されています。

 

          写真2 写真3

                  写真2 フトツノザメ            写真3 背びれのツノ状の棘 

 

ホシザメ(写真4)は背中に白い斑点があるのが特徴です(写真5)。日本、朝鮮半島、中国、ベトナムに分布し、沿岸の砂泥域に生息するサメです。いずれも、人を襲うことはなく、主にカニなどの無脊椎生物を食べています。また、サメ類の特徴の一つであるアンモニア臭が比較的少ないため、肉は食品として利用され、フトツノザメはにぎり寿司のネタにもなります。

 

           写真4 写真5

                 写真4 ホシザメ            写真5 ホシザメ体表面の白い斑点

 

                 子ザメ誕生への期待

 フトツノザメ、ホシザメともに卵胎生で、体内での妊娠期間を経て子サメになって生まれてきます。今回展示しているサメjはすべてメスなので、今後子サメを出産する可能性があります。ホシザメは4月ごろに子ザメを生むかもしれません。フトツノザメも4尾のうち2尾のおなかがかなり膨らんでいるので子ザメを生む可能性があります。

※八丈島が黒潮の内側に入り、低水温になる黒潮流路の型

        (八丈島水産試験地引用)

 

 

 

          ◎ 学校教育に対する支援活動

 八丈事業所では、学校教育に対する支援活動に取り組んでいます。今回は、今年度島内の小中学生に対して行った、出前授業と職場体験受入について紹介します。

 

         出前授業

 6月26日に水産振興係の職員が八丈町立三根小学校を訪問し、「八丈島のさかなについて知ろう」というテーマで授業を行いました。

 対象は5年生で、八丈島を代表する魚であるハマトビウオやキンメダイの生態や研究についてレクチャーをした後、その卵や稚魚の標本や、キンメダイの実物を見たり触れたりしました。

 生徒達は、教室でメダカを飼育・観察した事も影響したのか、卵の大きさがキンメダイとメダカとでほとんど変わらない事に驚き、キンメダイの体に触れて歓声をあげるなど感動していました。

        写真 レクチャーの様子  写真2 キンメダイに触れる生徒達

        写真左 レクチャーの様子           写真右 キンメダイに触れる生徒達

  

          職場体験

 11月4日から6日にかけての3日間、八丈町立三原中学校2年生(1名)の職場体験を受け入れました。

 初日は、八丈事業所の業務説明等のオリエンテーションが中心となりましたが、2日目からは、朝の職員ミーティングへの参加に始まり、飼育生物の管理、データ整理、調査船見学など、水産関係の職場体験に加え、農業関連の研究施設を見学しました。

 生徒にとって緊張が続く3日間でしたが、後日「職員一同への感謝と、調査船の操縦席に座ることができた感激」について書かれたお礼状が届き、貴重な体験になった様子がうかがえました。

 八丈事業所では、今後もこのような活動を通じて、八丈島の農林水産業と地域貢献に努めていきます。

 

          写真3 水産振興係職員による指導の下、展示魚水槽を掃除する様子 写真4 園芸振興係職員から、八丈フルーツレモンの栽培に関する研究の説明を聞く様子

          写真左 水産振興係職員による指導の下、水槽を掃除する様子

      写真右 園芸振興掛職員から八丈フルーツレモンの栽培に関する研究の説明を聞く様子 

             (八丈島水産試験地引用)

 

 

 

             ◎ アシタバの採種

  八丈島の特産品のひとつであるアシタバの栽培は、10〜11月に種を播き、2年後の同じ時期に種とり(採種)をします。昆虫などが花粉を運んでくれるので人の手を掛けることなく種はできますが、多くの種を播いて栽培したい場合には効率的な採種が必要です。今回は、島しょ農林水産総合センター八丈事業所が行っているアシタバの採種法をご紹介します。

 

            採種畑の管理

 アシタバは、花芽ができると新芽が地表面より一段高い位置で伸長してきます(図1)。34月に、半数以上の株にこの兆候が認められた畑を採種畑とします。採種畑では4月以降は収穫を止め、大きい株を残しながら株同士の間隔を約20cmに調整します(図2)。また、最終的な草丈が180200cmになるように十分な施肥を行います。ウドノメイガ等は花にも加害するので適宜防除を行います。

       図1 図2

               図1 花芽ができたアシタバ          図2 20cm間隔に調整したアシタバ畑

                  赤丸は一段高い位置の新芽

  

                   採種と種子の貯蔵

 採種畑では8月に開花が始まり、9月下旬にはほぼ終了します。10〜12月に、5割の種子が茶色に変わった時点で花房(図3)ごと採取し、2〜3日天日干しし、その後陰干しすることで、採種は終わります。すぐに種を播かない場合は、2月の晴天時に1週間程度陰干しし、紙袋に乾燥剤とともに詰めて冷凍(−20℃)または冷蔵(5℃)することで、高い発芽率を維持できます。

          図3

                図3 約5割の種子が茶色に変色した花房

 

              農家のみなさまへメッセージ 

 今年の8月は平年の1/3程しか雨が降りませんでした。こうした天気が続くと、種があまり採れなくなるので、土が乾燥しないよう水分に注意し、たくさんの種が採れるようにしましょう。

 (※引用 八丈島農業試験地)

 

 

          ◎レイプランツのアンケート調査について

  現在、当事業所ではフラを踊る際などに身に付けるレイ(写真1)の素材となる「レイ・プランツ」の生産振興に取り組んでいます。2015年3月、関東地域のフラ・スクール157校を対象としたレイ・プランツの需要に関するアンケート調査を行い、24校から回答を得ることができました。

 

           アンケート調査の結果

    Q1.活動の中で生の植物を使ったレイを利用する場面はありますか?

     ・ある  100%

     内訳 完成品を購入する   41%

      自分たちで作成する  59%

 

  Q2.「ある」と答えた方は具体的にどのくらいの頻度ですか?

   ・年に1〜2回 57%  ・半年に1〜2回 25%

   ・月に1〜2回 17% ・週に1〜2回   0%

 

   Q3.レイ・プランツの入手先はどちらですか?

        図1

  

           Q4.八丈島のレイ・プランツを使用したいですか?

図2

            〜寄せられたコメント〜

          ・ハワイより近いので利用しやすい。 

          ・八丈島の地域振興のために良いことなので購入したい。

          ・ホームページがあると注文しやすい 等。

       写真  

              期待に応えるために

  アンケートの結果から、3割以上の方がハワイからレイ・プランツを輸入している一方で、八丈島のレイ・プランツに寄せる期待が大きいことも明確になりました。また、アンケート調査後、4月から6月までのレイ・プランツの出荷量は、過去5年の同時期の平均値と比較して約5割増加しました。今後は、レイ・プランツの需要に応えることができるように、生産体制の強化に一層、取り組んでいきます。

 

(※引用 八丈島農漁業試験地)

 

 

 

◎パッションフルーツの不思議

  

 夏になると、八丈島の店先に並ぶ紫色の果実、パッションフルーツ。切るとオレンジの果肉が鮮やかで南国の香りが部屋中にただよい、食べると爽やかな酸味と甘さが口の中に広がります。現在、みなさんが口にしているパッションフルーツは、「大きいけれど自分の花粉では受粉出来ない、酸味が強い」黄色い品種と、「小さいけれど自分の花粉で受粉出来、甘味が強い」紫の品種をかけ合せた、「中ぐらいの大きさで自分の花粉で受粉出来、甘味と酸味のバランスが良い」品種「台農1号」です。

      パッションフルーツ

                 夏の特産品「パッションフルーツ」

 

            果肉がたっぷり入っているのは・・・

  

ミツバチなどが少ない八丈島では、パッションフルーツは人工受粉(人間が花粉を雌しべの先に付ける)を行わないと種子が出来ず、その周囲を取り巻くオレンジ色の果肉も出来ません。果肉がたっぷり入っているのは、生産者さんが一花、一花、丁寧に受粉を行ったからです。

受粉作業は、長い時間真上を見上げ、バンザイの姿勢を長時間続ける、大変苦しい作業です。

●受粉しても実がならない花があるの?

 正常な花はめしべが倒れますが、めしべが立ち上がったままの「奇形花」が咲くことがあります。この形の花は、人工受粉しても実がなりません。

●なぜ、奇形花になるの?

 実がたくさん着いている時や、水や肥料が足りない時、日照不足や急に気温が低下した時に多く発生します。樹がエネルギー(光合成生産物)不足で、これ以上の果実は育てられないと判断して、実の数を調節していると推測されます。

●奇形花で収穫量は減っちゃうの?

 生産者さんが一生懸命管理し、受粉しても、天候が不順な年は2〜3割の花が奇形花になり、収穫量が減ります。

 

      正常な花 奇形花

   正常な花(めしべが倒れている)  奇形花(めしべが立ち上がったまま倒れない)

 

   お日様たっぷり、愛情たっぷり、ビタミンたっぷり!

八丈島の太陽をたっぷりあび、生産者さんが愛情をたっぷり注いで実ったパッションフルーツ。動脈硬化や心筋梗塞を予防し免疫力も高めるβカロチン、またビタミンCをたっぷり含んでいます。パッションフルーツを食べて残暑を乗り切りましょう!

(※引用 八丈島農業試験地)

 

 

 

 

 

 

     ◎八丈島の春は害虫に要注意

 八丈島は温暖・多湿な気候に恵まれ、農作物が良く育つ一方、農作物に被害を与える害虫の生育も盛んです。今年度、八丈フルーツレモンで化学農薬(殺虫剤)だけに頼らない害虫防除技術の試験を実施したので、その結果をご紹介します。

 

     ネットを張る

 一般的に、作物の周囲をトンネル状のネットで覆ったり、ビニルハウスの開口部にネットを張る等すれば、害虫が農作物に触れないようにできます。当所の八丈フル―ツレモンでも、1mm目合いのネットを全面に張ったハウス(図1)を使いアゲハチョウの侵入防止や、アブラムシ、ハモグリガを少なく抑えることができました。ただし、目合いより小さな害虫には効果が低いことや、一度害虫が中に入ってしまうと被害が大きくなる欠点があります。

 

試験用のネットハウス

図1 試験用のネットハウス

 

          天敵を使う

 害虫には様々な天敵がいて、これを人の手で増やし、害虫防除に使えるようにしたものを「天敵農薬」と呼びます。様々な種類がある中で、今年度は「スワルスキーカブリダニ」のパック製剤(図2)の効果を試してみました。スワルスキーカブリダニは、植物に被害を与えるハダニ等を食べる天敵ダニで、もちろん、農作物や人畜には無害です。また、天敵ダニがパックに入っているので、農薬にもある程度耐えられます。今回の天敵ダニの導入の結果、ハダニ等の発生が抑えられ、殺虫剤の使用も大幅に削減できました。ただし猛暑の時期と寒い時期には効果が低いことなどが、今後の検討課題です。

天敵ダニのパック製剤とハダニ

図2 天敵ダニのパック製剤とハダニ(右 体長0.3〜0.5mm)

 

         フェロモンを使う

 昆虫には、雌が出す「性フェロモン」というにおいに雄が誘われて交尾・産卵するものがいます。これを利用したのがフェロモン剤(図3)です。今回は、レモンのハウスにフェロモン剤を大量に置いて、ハウス内にレモンの害虫であるチャハマキの雌のにおいを充満させ、雄が雌を見つけられなくする技術について試験を実施しました。数か月間フェロモン剤を設置し続けたレモンのハウスではチャハマキが少なくなっており、効果が認められました。

フェロモン剤とチャハマキ幼虫

図3 フェロモン剤(オレンジ色の紐)とチャハマキ幼虫(右)

 これらの技術は一長一短あり、単独で完全に害虫を防ぐことはできませんが、化学農薬を含む様々な技術を組み合わせた「総合防除」を行うことで、効率よく害虫の被害を軽減することができます。当所では八丈フルーツレモンを中心に、今後も様々な害虫防除技術の研究を進め、「総合防除」技術の確立を目指します。

(※引用 八丈島農業試験地)

 

 

     ◎ブドってなに?

  八丈島では、お祝い事や集会の席で食されるブドという郷土料理があります。ブドはカギイバラノリという海藻を煮溶かして、貝や魚のほぐし身などの具を加え固めた料理です(図1)。カギイバラノリは、春〜初夏にかけて島の沿岸に繁茂します。しかし、生える時期が限られていること、また年によって生える量も大きく差があることから、安定した供給を目指して養殖技術の開発に取組んでいます。

図1-1 図1-2

  図1 左:カギイバラノリ、右:ブド

     養殖に適した条件は?

 カギイバラノリの??に適した環境条件(?温、光の強さ、必要とする栄養)を調べたところ、?温18℃〜27℃、光強度100μmol/m2/s 以上、栄養は硝酸態窒素を培養液500ml あたり25μmol 以上与えることで良好に??することがわかりました。また、採取した天然藻体を?いて屋外?槽での培養を?いました。?法は、エアレーションにより藻体を撹拌しながら培養するフリーリビング培養とし、農業?の遅効性化学肥料(肥料成分が徐々に溶出)を肥料として使?しました。3 段階の?槽規模で培養を?いましたが、いずれも14 ?間という短期間で、2〜3 倍に増やすことができました(図2)。ただし、培養できる期間は天然藻体が確保できる3~7 ?に限られます。

図2

図2 屋外円形水槽でのカギイバラノリ天然藻体の培養結果(14 日間)

      養殖技術の開発にむけて!

 施肥培養により増やした藻体と、天然の藻体との主成分を調べたところ、組成に差はなく、いずれも?物繊維が多く含まれていることが明らかとなりました。また、フラスコ内で継代培養していた藻体を成熟させ、胞?を得ることにも成功しました。
 今後は、天然藻体と??採苗藻体を併?し、安定した??倍率が得られる周年養殖技術の開発研究に取り組む予定です。

 

 

 

 

    ◎再利用

八丈農業を支えるフェニックス・ロベレニー(写真1)の生産現場では、多くの老朽木(ろうきゅうぼく)が出荷されずに圃場(ほじょう)に放置されている現状がみられます(写真2)。若木への更新には、老朽木(ろうきゅうぼく)の処分と活用が課題でした。また、水産業を支えるクサヤなどの製造では、多量の内臓が活用されずに廃棄(はいき)されていました(写真3)。このフェニックス・ロベレニー(以下,ロベ)およびクサヤ等の加工残渣(以下,残渣(ざんさ))を資源として循環利用するために混合堆肥化(こんごうたいひか)方法について検討しました。 

フェニックス ロベレニー

                     写真1 フェニックス ロベレニー

   残渣(ざんさ)とロベチップを混ぜて堆肥(たいひ)に

廃棄されたロベ老朽木

                    写真2 廃棄されたロベ老朽木 

水産加工現場

                     写真3 水産加工風景

残渣(ざんさ)はそのまま放置するとすぐに腐敗(ふはい)し,強い臭いを発生させます。しかし,米ぬかを混合し,発酵(はっこう)させることで臭いを低減でき,腐敗(ふはい)することもなく保存性の向上が可能となることがわかりました。また、米ぬかで処理した残渣(ざんさ)と、チップ化したロベチップ(写真4)を混合し3ヶ月間堆積(たいせき)すると、重金属含有量(じゅうきんぞくがんゆうりょう)も肥料取締法(ひりょうとりしまりほう)※1に基づく基準値以下の安心・安全な堆肥(たいひ)が出来ました(写真5)。

         試作堆肥(しさくたいひ)の作物への効果は?

ロベチップ

写真4 ロベチップ作成風景

 

堆肥

写真5 試作堆肥

 試作堆肥(しさくたいひ)の作物生育への効果を知るためにコマツナ、オクラ、サンダーソニアを用いて試験を行いました(写真608)。コマツナ、オクラおよびサンダーソニアでは試作堆肥(しさくたいひ)を施用(せよう)すると市販堆肥(しはんたいひ)と同等かそれ以上の収量を確保できました。
 今回の方法で,廃棄処分(はいきしょぶん)されているロベ老朽木(ろうきゅうぼく)と水産加工残渣(すいさんかこうざんさ)を混合して堆肥化(たいひか)すれば,未利用資源から安全で作物栽培に有用な堆肥(たいひ)を作成でき,島内に普及可能な技術であることがわかりました。

                        オクラサンダーソニア

                     写真6 オクラ生育試験                  写真7 サンダーソニア

コマツナ

写真8 コマツナ生育試験

 

                         ※引用 八丈島農業試験地

 

 

 

           ◎島しょセンター八丈島教室を開催

 八丈事業所では、平成21年2月1日に第2回八丈島教室を開催しました。この八丈島教室では、当事業所の調査・研究の取り組み内容、成果を、わかりやすく漁業関係者や島民・都民の皆さんに紹介しております。第2回目となる今回は、八丈島商工会会議室において、多くの方々に参加いただき下記の3題について、発表を行いました。

1.黒潮流路とその予測について
 黒潮は世界最大規模の海流の1つで、九州の西から本州南岸に沿うように流れ、伊豆諸島海域を通過します。黒潮はいつも同じところを通るのではなく、様々に変化しながら流れています。特に蛇行が八丈島をはじめとする伊豆諸島の漁業に大きな影響を与えるため、漁業者関係者はこの蛇行のコース、規模に注目しています。2009年6月までの黒潮流路は、「八丈島の南側を通る規模の大きなC型流路で推移し、4〜5月に一時的にB型流路となる」という予測が紹介されました。

写真1黒潮流路パターン

 

2.八丈島のテングサはなぜ減ったのか?
 テングサは寒天の原料海藻として知られていますが、八丈島のテングサは1980年代以降、急激に減少しています。当センターでのこれまでの研究の結果、八丈島のテングサは大島のものより生長が、葉の長さ、重さともにかなり劣っているということが分かりました。また、海藻の生長に影響を与える3要素(水温、光、栄養)のうち、近年の海況変動の影響により海の中の栄養が少なくなっていることが、テングサの生長不良に最も大きく影響していることが分かりました。

写真2テングサの潜水調査

写真2テングサの潜水調査

3.八丈島の海にすむサメたち
(サメの餌から観た漁業との関係)
 八丈島周辺の海には、9科30種に及ぶサメが棲んでおりますが、漁業へ被害を与える種類は5科15種でした。漁業被害金額は八丈島だけで年間2千万〜1億円に及ぶと推定されました。出現するサメの種類は漁場によって異なり、沿岸で操業する漁業種類ほど出現種数が増える傾向が確認されました。また、食性調査から同じ漁場に出現するサメ類でも種によって、捕食している魚の割合が異なることも明らかになりました。サメ類の分布域と胃内容物の比較から、漁業被害は、漁業者とサメ類とで同じ資源を奪い合うパターンと、漁業活動によって、サメの分布域まで釣り上げられた餌生物(漁獲物)をサメ類が捕食するパターンの2つに分けることができました。

写真3捕獲したサメの引き上げ

写真3捕獲したサメの引き上げ

 今後もこのような発表会を通じて、多くの皆様に漁業や海のこと、さらに当事業所の研究成果について理解を深めていただけるように心がけてまいります。

写真4八丈島教室開催風景

  写真4八丈島教室開催風景    ※引用八丈島農業試験地

           

 

     ◎東京湾内生息魚情報

   平成29年2月27日 内湾水質調査結果       

 

   平成29年2月27日内湾水質調査結果 

   

 

St.1

羽田洲

St.2

 羽田沖

St.3

15号地 

 St.4

 三枚洲

St.5

お台場

調査開始時刻

10:52

11:35

10:04

9:38

12:11

調査終了時刻

11:12

11:55

10:21

9:56

12:35

底曳開始緯度

N35 31 54.5

N35 33 27.9

N35 36

45.3

N35 37

20.0

N35 37

41.5

底曳開始経度

E139 47 36.6

E139 47 46.1

E13950

16.0

E139 51

23.4

E139 46

06.1

底曳終了緯度

N35 31 53.6

N35 33 27.0

N35 36

45.5

N35 37

21.1

N35 37

42.0

底曳終了経度

E139 47 37.5

E139 47 47.0

E13950

17.5

E139 51

23.8

E139 46

07.3

曳網距離(m)

36±3

35±3

37±3

35±3

36±3

天候

風向

E

NE

NNE

ENE

NE

風速(m/sec)

2.3

3.2

4.5

4.5

1.0

風力

2

2

3

3

1

気温(℃)

7.1

6.5

6.3

6.0

6.7

実測水深(m)

4.0

5.0

4.8

4.0

2.8

透明度(m)

2.5

2.5

2.0

2.0

2.0

水色

5G5/4

灰緑色

5G5/4

灰緑色

 5GY6/4

灰黄緑色

10GY3/4

暗緑色

10GY3/4

  暗緑色

水温(℃)

表層(0.5m)

10.13

10.15

10.25

9.87

10.61

底層 (B-1m)

10.12

10.17

10.27

10.00

10.63

塩分

表層(0.5m)

31.0

30.2

30.6

30.8

29.6

底層 (B-1m)

31.0

30.9

31.5

31.4

29.8

DO(mg/l)

表層(0.5m)

9.76

9.93

9.41

9.93

10.31

底層 (B-1m)

9.46

8.52

8.80

9.48

9.95

DO(%)

表層(0.5m)

105.7

107.0

102.0

106.8

111.9

底層 (B-1m)

102.5

92.4

95.9

102.6

108.1

pH

表層(0.5m)

8.33

8.33

8.30

8.36

8.33

底層 (B-1m)

8.26

8.16

8.18

8.26

8.25

濁度

表層(0.5m)

1.8

4.5

3.5

2.9

2.0

底層 (B-1m)

2.0

2.8

3.6

3.5

3.5

電導度(mS/cm)

表層(0.5m)

34.3

33.4

34.0

33.9

33.3

底層 (B-1m)

34.3

34.2

34.9

34.6

33.5

      

    調査点図  スズキの稚魚(St4)       

図1調査地点                                          図2 St4(三枚洲)サンプル瓶の中は、

                      ゼラチン質のクラゲに満され、中央付近に

                       2尾のスズキ稚魚が見えます。  

      紛れて見えないギンポのシラス稚魚 ヒメイカ(St2)

    図3 St3(15号地)            図4 St2(羽田沖)ヒメイカ  

    ギンポ類のシラス稚魚1尾が、アミ類の中に

    紛れています。今回St3以外にも、St4(三

    枚洲)・St1(羽田洲)などで複数尾、採取

    されました。 

     ※引用 東京都水産試験地

 

 

◎平成29年1月26日 内湾水質調査結果 (からいわし 幼魚)      

 

平成29年1月26日内湾水質調査結果                         

 

 

St.1 羽田洲

St.2 羽田沖

St.3 15号地

St.4 三枚洲

St.5 お台場

調査開始時刻

10:48

11:27

9:53

9:27

12:10

調査終了時刻

11:05

11:47

10:08

9:44

12:28

底曳開始緯度

N35 31 55.4

N35 33 28.8

N35 36 45.6

N35 37 20.4

N35 37 41.3

底曳開始経度

E139 47 35.4

E139 47 44.8

E139 50 15.3

E139 51 23.2

E139 46 07.1

底曳終了緯度

N35 31 54.8

N35 33 27.8

N35 36 46.4

N35 37 21.5

N35 37 42.1

底曳終了経度

E139 47 36.6

E139 47 45.6

E139 50 16.3

E139 51 22.6

E139 46 08.1

曳網距離(m)

35±3

37±3

35±3

35±3

35±3

天候

風向

ENE

E

ENE

E

WNW

風速(m/sec)

1.8

2.0

1.3

1.2

1.5

風力

2

2

1

1

1

気温(℃)

8.4

5.9

8.4

4.4

13.3

実測水深(m)

3.2

5.9

5.3

4.2

4.3

透明度(m)

3.6

3.3

2.3

2.7

3.5

水色

10GY4.5/7          黄緑色

10GY4.5/7          黄緑色

5GY5/8           黄緑色

5GY5/8           黄緑色

5GY5/8           黄緑色

水温(℃)

表層(0.5m)

10.52

9.98

10.04

9.85

10.70

底層 (B-1m)

10.19

10.58

10.57

11.13

11.72

塩分

表層(0.5m)

31.7

30.0

30.9

30.1

30.6

底層 (B-1m)

31.7

31.9

32.2

32.4

32.3

DO(mg/l)

表層(0.5m)

8.63

8.99

8.91

8.04

7.76

底層 (B-1m)

8.27

8.28

8.31

7.75

7.33

DO(%)

表層(0.5m)

94.7

96.4

96.3

86.1

84.9

底層 (B-1m)

90.1

91.1

91.6

86.6

82.9

pH

表層(0.5m)

8.10

8.22

8.21

8.18

8.08

底層 (B-1m)

7.88

8.12

8.10

8.03

7.93

濁度

表層(0.5m)

1.0

1.7

2.8

2.1

1.1

底層 (B-1m)

1.7

1.5

8.3

3.6

5.5

電導度(mS/cm)

表層(0.5m)

35.3

33.1

34.1

33.2

34.3

底層 (B-1m)

35.0

35.6

35.8

36.6

37.0

      

     調査点図  カライワシの葉形仔魚      

図1 調査地点               図2 St4(三枚洲)カライワシの葉形仔魚

                     成魚が外洋性で、未成魚を河川湖沼の汽水

                    域でみかけるのは、すでに浮遊仔魚期から内

                    湾域へ到達しているためです。

 

      主にイサザアミ クルマエビ属の稚エビ

図3 St3(15号地)            図4 St1(羽田洲) 

採集瓶の中身は主にイサザアミ         クルマエビ属の稚エビ 

 

    カワハギ稚魚 ハゼ科仔魚、スズキ仔魚

      図 5 St2(羽田沖)             図6 St5(お台場)

      カワハギ稚魚                 ハゼ科仔魚、スズキ仔魚  

 

               ※引用 東京都水産試験地