ザクFZ(ザク改) 制作記

     

FZは「ポケットの中の戦争」でアレックスと並ぶ主役機のはずなのに、
近年まで立体化に恵まれなかった(劇中同様)悲運の機体です。
製作時点ではHGUC化される気配のかけらもなく、
キットはこの旧1/144のみ。

衝動的に作りたくなって神戸〜大阪の模型店を探すこと二週間・・・
地元の寂れた模型屋さんの片隅でやっと発見しました。


インストには 「’89.4 」とあるので製作時より18年も前のキット。
腰がアーマーも含めて2パーツ構成だったり、エッジやモールドが甘かったり
現代の目で見るとさすがにつらいものがありますが、足首がちゃんと色分け
されていたり、意外にパーツの縁が薄かったりとなかなか侮れません。
結構いい感じの各部の形状を活かしつつ、今のHG水準に近づけていきましょう。
        
例えば、HG旧ザクの機構を少し前のHGザクに移植する場合だと、
各部の形状やポリキャップの位置などに大きな違いはないのですが、
旧キットはそうはいきません。
HG用のポリキャップを仕込もうとしても位置も大きさも違いますし、
関節ごと移植しようにもやたらぶっといダボ受けの支柱が邪魔だったり
そもそもパーツ割りが縦横違っていたり・・・T T

そこで旧キットを使う部分でも、強度を維持する最低限のダボだけ残して
中をできるだけカラッポにしてから構成していこう、と方針を決めました。

        

  
胸部パーツは左右のはりだした部分だけを残して撤去。
メカ色の中央部にMG Z2.0のジャンクを合わせて
胸部フレームとします。

ウェーブのプラサポ、ズダのジャンクにHGザクの
肩フレームを差し込んで引き出し+上下スイング可能に。

      

首の基部(胴体側)のポリキャップを長方形のプラ板で囲って、簡単なスライド機構を作りました。
実際はほとんど首を前に出した状態から動かしませんけど、まあ自己満足で;^^

      


腰のベースは、旧ザク改造機に
武器を全部取られたザクスナイパー。
フンドシ部はザクスナのそれを、
腰との接続部だけ残して切り飛ばし、旧キットを移植。 
かなり「漢」らしい感じに(爆)

腹部はゲルググJのものを接着面で幅つめし、
各部を削り込んでいます。
胸部フレームと「関節技」で接続。

       

       脚部は太もも、スネパーツの中身を空洞にして・・・


このように流用パーツ、市販パーツで
内部フレームを構成しています。
         
@、E「関節技」
AMGネモの腕フレーム
Bコトブキヤディテパーツ
Cヅダの足首
DHGザクスナの足首
         
足首ソール部は前後で分割して、
かかと側をDに固定。

         

腕の機構は基本的にはザクスナ。
肩ブロックと上腕の接続には後ハメが必要ですが、今回はHJ作例などと同じ
腕フレームにポリキャップを仕込む方法を採用。
前腕はFZキットをほぼそのまま使っています。
接続も元からあったダボ受けに「パチンッ」と♪

       


頭部はHGザクを接着面で幅ツメ。
パイプ基部は「モビルパイプ」とアドラーズ・ネストのアルミパイプ。
口は市販パーツとエバグリプラ板で、パッケージ絵の二重構造を再現。

モノアイはおなじみの手芸店パーツに、
たーちゃんに教えていただいて購入したICパーツを組み合わせて。
真鍮パイプの軸に通した基部は「ヒートン」、モノアイ本体は「カンシ」、
左右の金色パイプは「カシメ」だったかと思いますが、
なんせ買ってくると包装はすぐ捨てちゃうんで
この名前はあまり信じないほうがいいです(汗)

大きな手芸店やハンズのような所に行けば、
多分簡単に見つかると思いますので;^^

        

 
後期型ザクマシンガンはHGリックドムUのものを使用。 
グレネードは画像では旧キットのものですが、
後で金属パーツベースのものを新造しました。


ヒートホークは柄を延長。
刃をプラ板で新造し、パイプを真鍮線+ツブシ玉に。


バックパックの三連バーニアは、G-SYSTEMの
アルミバーニア(アドラーズより安い!)のインナー部分。
基部にネジパーツとICパーツ×2を使用。

私もブラックスマーフさんの所で知ったのですが
ICパーツ同士はなんと連結が可能!

一方をバックパック側に埋め込んで、
接続・着脱を容易にしています。

      
         

シールドはキットとHGザクの組み合わせ。

サイドアーマーの一部と予備マガジンケースをプラ板で新造。
ケースは真鍮線で開閉ギミックを製作。

     


ほぼ工作が終了した時点の画像です。 
各部の形状がいいといっても
やはり気になる所はあるので、
少しづついじってバランス調整を行っています。

            

  
スパイクアーマーはHGグフから。

コクピットはエポパテで型を取って新造。
            
フンドシのスラスターは、市販パーツの中に
一回り小さい同形パーツを開口してはめ込み。

手はいつものように、親指付け根のえぐれた
部分をアルテコで修正。

          

フクラハギの上に光硬化パテを盛って、
スジ彫りのライン変更。
 
足の甲を少し奥に引っ込めて接続。

ヒジの裏、スカートアーマー裏など、
見えそうな所には簡単な自作カバーをしています。

         


手首パーツはザクスナで使ってしまったものもあるので、
旧ザク、ヅダからかき集めてます;^^

フロントアーマーはスプリング接続。
サイドはザクスナのPCをそのまま利用。

太い動力パイプは「モビルパイプ」+「A・スプリング」。
腰のパイプは芯に針金を、足のそれは
0.8mmワイヤーを使っています。 


ラッカーパテの代わりにならないかと思って
サフ500を筆で塗ったりしてみましたが、
削りにくいだけであまりいいことはないようですね〜


 
洗浄→乾燥後、
サフ1200→キズ処理、で基本塗装へ。

            

            
本体色: (C)ガンダムカラーグリーン18+(C)イエローFS33531

濃いグリーン: (C)ガンダムカラーグリーン17+(C)イエローFS33531
           +(C)グリーンFS34092

レッド: (G)ピュアレッド+(G)サンシャインイエロー+(C)艦底色

動力パイプ: (C)イエローFS33531+(G)ピュアホワイト

メカグレー: (C)ガンダムカラーグレー28+(F)ファンデーショングレー
     
足の甲など: (C)ガンダムカラーグレー28+(F)ファンデーションホワイト

インストや劇中のカラーリングは鮮やかすぎる気がしたので、
配色は同じにしつつ彩度を落とすように調色しました。 
軽めにでもグラデをすればよかったと後で反省(;_ _)

            

ここからウェザリングを施して完成となります。



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