一時託児所


フランスでは子供を預かってもらう託児所は2種類あるのである。
Crecheはフルタイムで子供の面倒を見てくれる完全な託児所。共働きで仕事を持っている親あるいはこれから次の子供を出産という母親のためにあるのである。したがって専業主婦の子供を預かってもらうことはできない。

一方、Halte-garderieはいわゆる一時託児所であり、正当な理由があれば母親の職の有無にかかわらず預かってもらうことが可能である。いざ預かってもらうとなるといろいろと手続きがあるのである。では早速ご紹介。といいたいところであるがシステムはそれぞれの町によって異なるのである。ということでここで紹介するのはうちのあるMagny les Hameauxでの実際およびSaint Quentin en Yvelinesのガイドブックに載っているものの2つである。

必要な書類はMagny les Hameauxの場合。
Carnet de sante de l'enfant(子供の健康手帳)予防接種履歴などをチェックされます。BCGが必須で求められます。
Nom et coordonnees des employeurs des parents(両親の勤務先名と連絡先)
Nom et coordonnees du medecin de l'enfant(子供のかかり付けの医師)
Justificatif de domicile(住所を証明するもの)住居の賃貸その他契約書、電気の請求書など
Photocopie du dernier avis d'imposition(最近の納税証明書のコピー)請求書のほうではなく納税後にくる証明書のほうです。
これらをもってGarderieに直接行って手続きをしてもらいます。契約書には免責事項や事故の際の救急車による搬送などの取り決めがあり、それにサインするだけです。

一方、Saint Quentin en Yvelinesの町のガイドブックに載っている内容では必要な書類は
Justificatif d'allocation familiale
Bulletin de salaire
などをさらに求められて、手続きはmairieで行われることになっている。それだけ町によってシステムが異なるのである。
手続きが済んだらすぐに預かってもらえるというわけではなく、まずは環境に慣れさせるところからはじめる。今日は5分、次回は10分、その次は30分・・・というように徐々に子供を託児所の雰囲気に適応させるのである。託児所使用の限度は一週間に半日託児を4回まであるいは12時間までと決まっている。

さて、肝心の費用のほうであるがこれもまた町によって違う上に、恐らく町によって大いに隔たりがあるだろう。ウチの村では年収によって料金は3段階に分かれておりそれぞれ一時間あたり5F20、10F00、14F60となっている。破格である。もちろん税金でまかなわれていることをお忘れなく。請求は月末にその月の使用量に応じた金額で請求書が送付される。役所の窓口で直接支払ってもよいし、小切手を役所に郵送することもできる。

追記
後にSaint Quentin en Yvelinesの中の別の街Montigny le Bretonneuxでも入所手続きを行ったのでそのときの手順もここに記す。
前述の「村」には託児所が1つしかなかったが、ここは大きな町で託児所はいくつもある。最寄の託児所は町の役所/Hotel de Villeで教えてくれる。最寄の託児所が見つかったらさっそく手続きである。先の村では、なにしろ村に1つの託児所だったので飛び込みでもだれか応対してくれたのであろうが、ここでは園長(?)クラスの人しか入所手続きをしない上に常駐しているとは限らない。電話であらかじめ予約が必要である。
必要な書類は前述とほぼ同じ
Carnet de sante(子供の健康手帳)BCG接種はやはり必須です。加えて、急な発熱の際にどのような薬を投与するかの指示を、主治医から正式な書面で求められます。
Nom et coordonnees des employeurs des parents(両親の勤務先名と連絡先)
Les cordonnees telephoniques d'une tierce personne majeure autorisee a reprondre votre enfant en cas d'urgence ou de retard(要は緊急な場合や遅れる場合代わりに迎えに来れる人の連絡先である)
Numero d'allocattaire de la C.A.F.(Allocation Fammilialeの番号)
Justificatif de domicile(住所を証明するもの)住居の賃貸その他契約書、電気の請求書など
Livret de famille家族の名前や出生が記載された公式な帳面である。渡航してきた外国人はこれを持っていないしあらためてこれが発行給付される必要はない。Fiche familliale d'etat civilという書類で代用できる。これは日本の戸籍謄本と同様の内容(籍を同じくする家族構成員の氏名、出生、婚姻が一つにまとめられている)の書類でHotel de villeで作製してくれる。家族全員の出生証明(公式仏訳)、婚姻証明(同じく仏訳)を提示する必要がある。
Extrait d'actte de naissance(出生証明書)
以上です。

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