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日本未来問題解決プログラム
調べ学習 「21世紀の学問のすすめ」
福沢諭吉氏が約150年前に『学問のすすめ』で言われたことです。
「平等なはずなのに、貧富の格差があるのはなぜか?学問をしているかどうかの差だ。学問をしなさい」
最近の「格差社会」不安で、再度、福沢氏の教訓が甦っているようにも思います。
私たちは日本初等教育とその混乱を研究しています。今日の初等教育をそのまま、あるいはさらに時間を投入して、子どもたちに注入することは解決策ではないでしょう。スパルタ式にすることだけで解決するものでもないでしょう。初等教育が今やっていること=「教科中心」「日本的教え込み型」「どうなっている?生きる力学習」「どうする?人間関係の苦手」
福沢諭吉氏ならば、きっと問題をとらえ直し、提起するでしょう。 「21世紀、子どもが学ぶべき学問は何?」
各界の方におたずねをしていきます。 「21世紀に子ども、若者に勧めたい学問、学習方法、学習環境は何ですか?」
| 日付 | お名前 | ご意見 |
| 060204 |
M市教育委員会 指導主事氏 |
改革−環境整備と内容変革の2つ M氏 |
| 060316 | 篠原 信氏 | 教科書を使い高校の復習、受験に備える 篠原氏 |
| 060316 | 塩崎義明氏 | 学級を「子育て共同」の基地に 塩崎氏 |
参考)
・福沢諭吉 「活用なき学問は無学に等し」「学問の本趣意は読書のみにあらずして 精神の働きに在り」 『学問のすすめ』
・ビル・ゲイツ 「過去にないくらい問題解決スキルを身につけさせる教育が重要になってきている。変化のきわまりないこの世界で柔軟に生きていく鍵が、問題解決スキルの教育だからである」 『The
Road Ahead』
・中田英寿 「僕のサッカー人生はここまでずっと順風満帆に見えるようですが、実際は違います。・・・何よりも負けず嫌いだってことですね。あとは自分の考えをしっかり
持つことが重要でした。どんな仕事でも考えなければ発展しないしうまくならない。人よりどこか秀でて勝負に勝つには、考えないといけない。考えられる人が
何をしても成功していると思います。僕は特別うまくないし、足も速くない。考えることが一番大事です」
・安西祐一郎(慶大塾長) 「あふれるばかりの情報に取り囲まれた現代の私たち。どんな情報が大切なのか、基本的な問題は何なのか、どうすれば本質的に解決できるのか、こういった問いをつねに突きつけられている。私たちの時代は問題解決の時代と呼ぶのにふさわしい」 『問題解決の心理学』
・山崎正和(大阪大名誉教授) 「いつの世も学問は重要であり、21世紀の脱工業化社会においてますますその意味は高まる。しかし、学問の営みは極めて特殊なものであり、それに適合する人
間は少数だ、ということを忘れてはいけない。20世紀の教育はこの特殊な能力を万人に要求し、それだけを尊重するという、本質的な無理を重ねてきた、と見ることができる。極論すれば、万人をあえて無力化し、万人を子供扱いにする教育だったのだ」
・北城格太郎(経済同友会代表幹事) 「今、企業は創意工夫のできる人、自分で課題をみつけ、人と違った発想ができ、それを説得できる人を求めている。これまでの教育は、最初から課題を与え、学生は答えを求めることばかりだったが、現実の世界は答えは1つでないことを教える必要がある。また、日本でそういう教育を受けていないから、説明能力が大事と急に言われても学生は困るが、聴衆の1人の目を見て、また、次の人の目を見て話す。こういう能力を企業は求めている」『経営者15歳に仕事を教える』
・日清製粉正田会長 「学びは3段階からなる。1に「読む、人から聞く、現場を見る」、2に「自分の頭で考え抜く」、3に「自分で実際に行動して覚える。1を欠けば我流となり、2がなければ借り物の知識のまま。3がないと評論家」 『日経ビジネス』051212
・大前研一 「私は掃いて捨てるほどの日本のエリートを見てきたが、その人のように生きたいと思うような人にはついに遭遇しなかった。しかし、本当にすばらしいと思った
生き方をしている経営者や商売人は、概してエリート的教育を受けていない人だった」
・中坊公平 「(再建業務の問題解決)浮上の道を進めたのも、現場に立ち続けたから。根本原因の発見も、再生の道も、すべてそこにあった。現場には本当に金(きん)が埋まっている。鉄にすぎない私のような人間でも、鉄はこの金脈を掘るのには使える。「現場」はありがたい」
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私たち日本未来問題解決プログラムの考えている「21世紀の日本の子どもが学ぶと良い学問」があります。
http://www.geocities.jp/fpspjapan/
■Who we are
小中高の子どもの問題解決力と創造力を磨くトレーニングで30年の実績のあるFuture Problem Solving Program(NPO。本部フロリダ)。
アメリカ全州、カナダ、オーストラリアなどがプログラムに加盟しており、世界中で毎年25万人以上の子どもたちが参加しています。
日常の学習に加え、州大会、世界大会と勝ち上がる競技形式が子どもたちを魅了しています。
私たちは5年前から子どもたちの「考える力」を育てるボランティア活動をしていましたが、創造的問題解決分野で本件プログラムがあることを知り、研究および実行資源、世界の仲間との連携を求めて、2005年に日本として参加をしました。
日本の初等教育に危機感を持たれる企業の協力を歓迎します。企業は教育の需要者です。多くの若者を雇用し、使い、育てています。企業の教育に対する声を教育界に伝えていきます。教育界は現在のものの品質を維持し、変化が大きい子どもを見守ることで一杯です。教育の供給者サプライ・サイドに立ってしまうという限界もあります。企業に期待するところが大きいのです。
教育関係者にお願いします。学校の授業として、学校の部活として、進めてください。
ボーイスカウトなどの団体の活動、また、保護者が近所の子どもを集めてチーム結成してと、多様な形態が可能です。
■日本の初等教育 私たちの認識
・受験型勉強が多い日本の子の基礎学力は、依然OECD中で上位。
日本の子が本当に弱いのは、実際の問題を認識し解決を考えること、人とつきあい協力していくこと。
・文科省の総合的学習(私たちと同じ問題意識です。問題発見と解決の教育を意図)が現場に考える力をきたえるノウハウが少ないため、困難にあっており、私たちは文科省の応援をする必要がある。
■未来問題解決プログラムの目的について
1. 子どもがやがて大人になり、社会の中で生きていくために必要な能力の1つは、創造的問題解決力であると考えています。
2. 社会や自然のいろいろなトピックにふれて、好奇心・視野が高まってくれるとよいと思っています。
3. Futureはチームで学習します。仲良く、協力しあって動く訓練になると思います。
■アドバイスをいただいている参与の方
参与 松本三朗 西町インターナショナル・スクール名誉校長
http://www.nishimachi.ac.jp/
参与 熊坂賢次 慶應大学SFC環境情報学部教授
http://web.sfc.keio.ac.jp/~ken/profile/
参与 円谷洋一 (株)QRC(文化放送開発センター)社長、 慶應中等部同窓会長
http://www.keio-cd.org/
参与 久保田了司 財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事
http://www.avcc.or.jp/
参与 松本純夫 東京医療センター病院長 (独立行政法人 国立病院機構)
http://www.ntmc.go.jp/
参与 薗部明史 経営コンサルタント(前エクソンモービル副社長)
参与 岡村信克 経済産業調査会顧問(前 日刊工業新聞社長)
http://www.chosakai.or.jp/
参与 國則守生 法政大学人間環境学部教授(環境経済論など)
http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/seminar/25th.htm
参与 井沢敬 LOHAS研究者 コロラド州ボールダー(元 日本オペル社長 )
http://www.aikikaitsj.com/aboutatsj.htm
参与 若竹俊雄 環境企業 (株)エフテック 代表取締役
参与 吉村直紀 ウォルト・ディズニー ファンシー企業 (株)ヨシムラ社長
参与 飯盛直子佐賀市立芙蓉小学校教師(国語学力向上担当者)
http://www2.saga-ed.jp/school/edq10116/
ディレクター 高橋りう司
慶大卒、日本開発銀行、問題解決コンサルタントKepner-Tregoe 社を経て、当プログラムのディレクター 。
著訳書 『問題解決コンピテンシー・チェック』メディア・リンク社 e-learning
『効果的な解決策を導くクリティカル・シンキング』Jキャスト社
『創造的問題解決力を鍛える』 Future出版部
『子どもの社会性づくり10のステップ』金子書房
『業績改善の技法−部門と部門を効果的に結ぶ3レベル分析』ダイヤモンド社 等
■指導者研修会、セミナー参加者の感想
・嶌村 麗子氏( 母親、 元CPA講師 )「アメリカの子どもが書いたブックレットを見て、すごいなと思いました。社会のことを考える力を自分の子、日本の子につけてあげられたら良いな」
・国立新居浜高専機械工学科 吉川教授 「解決策が既知の勉強ばかりやっていると、実生活・社会がわからない。そしてエンジニアリング開発は未来問題解決だ。思考プロセスを学ばせることによって、生徒が自分の思考の品質を自分にフィードバックできるようにすることが、未来問題解決を学ばせる大きな理由だ」
・慶應藤沢高校 山本先生 「FPSPでは、2ヶ月前からのリサーチが非常に意味を持つ。子どもたちも、問題解決とリンクして、リサーチの重要性を自然に理解できる」
・慶應藤沢高校 金杉先生 「現代の子は、コミュニケーションがとれない子が多い。FPSPはコミュニケーションの学習になる」
・佐賀市立芙蓉小学校 飯盛先生 「考える時は言葉を使っている。FPSPは国語の学習の意味・大切さを子どもに教えることができる」
・日本女子大 岡本さん「学校では日常生活に応用できるようなことをあまり教えてもらえません。それは私が1番ほしいもの。FPSPによって、子どもは自分の頭でもいろいろなことが考えられることを知るんじゃないかな。
学校の勉強は、答えのあるものばかりなのに対して、自由に考え、想像力をはたらかせれば良い。それは自信につながる」
・獨協大学 宮本さん 「学校の総合学習は何をやってるのか分からない。FPSPは、総合学習に背骨を与える」