GORIPHONICSは、自宅録音で作成した楽曲を紹介している宅録暮らしサイトです。




あの街はだれかのもので 完成版 6:05
… デモの素材をもとに仕上げた完成版です。一度ミックスを終えていましたが後から確認するとバランスがわるく、繰り返しやり直したミックスでもって何とかまとまりました。メインの伴奏はキーボード類にしようと思いながらも結局相変わらずの左右のギターですが、初めて自宅の生ピアノやシンセのソロを使ったのがアレンジ面の工夫です。拍子の変わる短い間奏が手応えのあるパートで、続くギターソロの部分は弾けもしないスティールパンやラップスティールでの試行錯誤を諦めてやっと着地した指弾きフレーズです。平べったい歌とアレンジ不足のコーラスはもうひとがんばりと言ったところです。
 これまでは弾けないなりに力を込めて仕上げたギターソロや重ねたギターに満足する傾向がありましたが、今回久し振りに音源を完成させてみて全体的なアレンジに気配りしたところが以前と違うところかな、という気付きがあります。こんなのは作者にしか分からない独り言ですが、手応えを感じたということで…


あの街はだれかのもので(multitrack demo) 6:04
… 転居してからやっとこさ作った2曲のうちの一つで、まとまった録音物としては約1年半振りに作成した全尺のデモです。曲調は相変わらずですが、今の生活に合った曲作りができたような実感があります。


161222 - piano track 4:23


椰子の実 (作詞:島崎藤村 作曲:大中寅二) 3:05
… 戦前の唱歌「椰子の実」をピアノ弾き語りで演奏しました。簡単なライブ録音ですが、歌とピアノ伴奏がバランスよく録れたのでアップしました。
 過去に学生合唱団の手伝いで林光編曲の「日本抒情歌曲集」に収められた「椰子の実」を歌った時に自分でもやってみたい!と強く思ったのですが、聴きなれている現代のポピュラー音楽とは構成もリズムも異なるため、なかなか簡単には行きませんでした。原曲は望郷の想いを美しい情景描写で綴った素敵な歌です。


音もなく夕凪は 7:06
… 昨年の秋に取り組んだ曲を手直ししたものです。


夏の空は見知らぬ色 - multitrack demo mix 2 6:46
… 2014年に録音した楽曲のドラムとギターを録り直したものです。アコースティックギターのコード感に合うアンサンブルに仕上がって、印象が大分変わりました。



2016年2月作成のミニアルバムより

1. Love Love Ekoda 04/12
2. tsuneo ha gohan ga daisuki
3. 秋(唱歌 1924年)
4. カルガモが鳴いている
5. 夕暮れの駅
6. あの街の長い道を行く







>>> 他のトラックはこちら




2018年
■アルバム
1. 石若駿 / SONGBOOK(2016)
2. ものんくる / 飛ぶものたち、這うものたち、歌うものたち(2013)
3. ものんくる / 南へ(2014)
4. JYOCHO / 碧い家で僕ら暮らす(2017)
5. CRCK/LCKS / Lighter(2017)
6. CRCK/LCKS / CRCK/LCKS(2016)
7. 吉田省念 / 桃源郷(2017)
8. 小田朋美 / グッバイブルー(2017)
9. ものんくる / 世界はここにしかないって上手に言って(2017)
10. 青谷明日香 / いつか歌になる(2017)
11. 角銅真実 / 時間の上に夢が飛んでいる(2017)
12. Phoebe Bridgers / Stranger in the Alps(2017)
13. Homecomings / Symphony(2017)
14. Taiko Super Kicks / Many Shapes(2015)
15. Homecomings / Sale of Broken Hearts(2016)
16. Solange / A Seat at the Table(2016)
17. Dirty Projectors / Bitte Orca(2009)
18. Waxahatchee / Out in the Storm(2017)
19. 小田朋美 / シャーマン狩り(2013)
20. Pink Floyd / Piper at the Gates of Dawn(1967)
21. Big Thief / Capacity(2017)


2017年12月27日(水)
 何か書き留めておかないとしばらく答えの出ないことをあれこれ考えてしまいそうだから書いておきたい。
 ふくろうずの解散について、どんな風に感じたかうまく言葉に出来ないが、いたましいという表現が思い浮かんだ。
 ふくろうずは12月24日にワンマンライブを行った。その翌日、Webサイトにて解散を知らせる声明を出した(僕は解散を報じるキュレーターサイトで知った)。そこにはこう書かれている。

 ふくろうずは昨日、12月24日に解散しました。

 僕たちが解散を知ったとき、既に彼らはもういないのだ。何かを知ろうとしても知ることが出来ない。もう、いないのだ。でも何時いつに解散します、というよくある予告をせずにこのような終わり方をしたのは「最後のライブを楽しく終えたかった」からで(解散が悲しいことであると言葉をかえて言っているようだ)、バンドとして明確な考えがあったのだろう。そして「これ以上続けられないと思いました」とも綴っている。その平易な言葉には、心中のつらさが滲んでいる、そんな風に感じる。これまでに目を通してきたインタビューでの発言では、様々な心情を吐露しながらも決して後ろ向きな印象は持たなかっただけに、こうして突然終わりを知り、そして知ったときバンドはもう既にないという現実にやりきれなさが増してしまう。しかしバンド、彼らふくろうず自身にとってはこうした終わり方がポジティブな形だったのかも知れない。ファンはバンドがいなくなってから知り、バンドは青春そのものだったものをもう続けられないと思いその歩みを終える。いたましいと言いながら他にもっと良い表現がありそうだが、今はそんな言葉しか思いつかない。
 自分は学生の頃と比べると今やずっと移り気で、リスナーとして気ままに同時代の色々なバンドを並行して聴いている。日本のポピュラー音楽をごく狭い範囲で見聞きしてきた中で、00年代は90年代と地続きなところがあったように思うが、今や世代も移り変わり、どちらかと言うとそんな地続き感を感じさせるふくろうずのかわらなさに安心感と気掛かりもあった。若いおしゃれな人たちがメインのファン層で、もう若くはない自分はそこにフィットしないと思うが故にライブにはたった一度行っただけだった。と言った具合に勝手に距離を置いていたのにずっと聴き続けてきたのは、その作品が好きだったからだ。作家でない安西と石井はこれからどうするんだろう、新作はプロダクションが足りないような感じがしたがサポートはしっかり得られていたのか、バンドの解散はレーベルの内田へのソロ志向だろうか、など考えても仕方のないことをいろいろ考えてしまう。
 ふくろうずは解散してしまった。何枚もリリースしてきた中には余り通して聴いていないものもあるが、"できない"や"ユニコーン"、"春の惑星"など間違いなく心に残っている曲がある。好きなバンドだった。


2017年12月25日(月)
 ふくろうず解散。残念だし寂しい。昨日のライブでは何も話さず、今日の声明で昨日を以て解散、と発表した。青春、まさにそうだったのだろう。ファンでありながら最新作のソロ感に心配もあったのだが、目に見えないところではいろいろなことがあったのかも知れない。2枚目の"ごめんね"が発売されたとき、タワレコ新宿店でジャケットをあしらった不思議ないろどりの展開が目に入ったのを思い出す。2010年の秋に最初の2枚を一緒に買って、あれから新譜は出るたびに購入してきた。買って聴くまでに時間がかかることも多かったけど…
 好きなバンドがなくなるのは余り経験したことがない。寂しくなるよ。


2017年7月15日(土)
 今日は港町のカフェ・イベントスペースで演奏した。午後からだったが、寝坊してその上歌詞のプリントを忘れてしまい、ひどい状態で移動した。会場に着いてどきどきしながら他の人の演奏をきいていた。いざマイクの前に座り遅れたお詫びやみっともない話をすると、割合気持ちは落ち着いた。しかし満足のいく演奏が出来たかと言うとそれは別の話で、いろいろ思うようにはいかないものだ。出来なかったことは仕方ないので、思うようにいくようにするにはどうしたら良いか考えよう。
 終演後、時間があればものんくるの新譜を買いに行きたかったが、思いの外時間が過ぎていたので今住んでいる町に戻り、予約していたおおはた雄一の弾き語りライブを聴きに行った。身近な場所で良い音楽に触れられるのは良いことだ。
 打ちひしがれもするが、出来たこともある、と自分に言い聞かせるように前向きに考えていろいろやってみよう。それにしてもくたびれた。電車での移動の際に変な姿勢で立っていた時間が長かったからか、腰がいたい。


2017年6月30日(金)
 6月の初めから取り組んできた新しい歌の歌詞と構成がやっと出来た。歌い回しがしっくりこないところもあるが、馴染むようにやってみよう。引っ越してからものそのそと曲作りをやって来たが、曲の全体の構成と歌詞が仕上がったのはこれが多分初めてだ。約1年半かかった。望郷の念がなくなった以外は、歌の内容は以前と余り変わらないような気がする。しかしそれはそれでいいのだ。


>>> ゴリの日々・バックナンバー

・「あの街はだれかのもので (完成版)」を追加しました。(2017/9/22)
・「あの街はだれかのもので (multitrack demo)」を追加しました。(2017/9/10)
・「椰子の実」を追加しました。(2016/11/4)
・「音もなく夕凪は」を追加しました。(2016/9/24)
・「夏の空は見知らぬ色 -multitrack demo mix 2」を追加しました。(2016/7/16)
・2016年2月26日のCDの6曲を追加しました。(2016/3/7)
・「夕暮れの駅(ラフミックス)」を追加しました。(2016/2/17)
・「とおざかる(デモ)」を追加しました。(2016/1/20)


fumio 2016