「『沖雅也よ 永遠に』第6回オフ会」

2013年6月29日、没後30年記念も兼ねて、ご命日の翌日ではありますが、
第6回オフ会を開催しました。

今回は管理人の強い希望で「小さな恋のものがたり」を特集。
参加出来なかった皆さまのために、内容を報告させていただきます。


11時より下北沢某カラオケ店にて研究開始。
本日のメンバーは管理人を入れて6名の少数精鋭です。

まずは恒例、ミルキーさんの作品紹介〜♪
それぞれ手作りのマサヤはがきをいただいた後、
掲示板で噂の「ラブリーピローケース(初恋の人似)」が本邦初公開されました!

これはすごいわ〜。寝返りを打てば…。
管理人は飾るのがもったいないほど素敵なポスターを額に入れてプレゼントしていただきご満悦。
さらに、これも話題だった「スコッチ・カレー」もいただきました。

サイドにもきちんと「スコッチカレー」と書いて完璧。後ろにはボンもいます(笑)。

さて、本日の研究テーマは前述の通り1972年放送の「小さな恋のものがたり」から
第一話『いつかだれかと』
第二話『はじめてのデート』
第三話『恋はどこから?』
第五話『赤いピエロのお月さま』

第一話は松木ひろし氏、他は市川森一氏の脚本です。

ちえこ=チッチ(岡崎友紀さん)とつとむ=サリー(沖雅也さん)が出会い、
互いに惹かれて行くあたりで出て来る場所を訪ねてみようというわけです。
映像で場所を確認します。

今回は岡崎友紀さんファンのあにまるっさんにもご参加・ご協力いただきましたが、
岡崎友紀さんは今年還暦記念でさまざまな企画があり、
ファンとの交流も活発になさっているそうです。
岡崎友紀さんがカラオケでこの物語の主題歌
「ファースト・ラブ」を歌っていらっしゃる映像を見せていただいた時は、
感慨深いものがありました。
岡崎友紀さんが今もこの歌を生き生きと歌っていらっしゃる姿を観られるなんて、
このドラマのファンにとっては夢のようなことです。

場所を確認した後、小田急線に乗って成城学園前に移動します。
劇中には小田急線をバックにしたシーンもあり、白い電車がすでに心を躍らせます。

駅から数分歩くと、成城の桜並木が並んでいます。
この中の一本の下で雨宿りをしていたちえこ(チッチ)。
「君、入れよ」
つとむ(サリー)が傘を差し出していたそのシーンは、最終回でも大事な役割を果たします。

左が第一話、右は最終話。
サリーの思い出の中では、自分のTシャツの記憶が曖昧だったようです(笑)。

さて、チッチがサリーから傘を借りた場所は一体どこなのでしょう。
枝ぶりで特定するといっても、あれから41年の月日が流れており、木々は大きく育っていたり枝を切られていたりします。
家々も建て替えられている上に、肝心の傘のシーンは背景があまり写りこんでいないのです。
背景に映っている竹垣から、ここではないかと判断したのがこちら。(世田谷区成城6丁目24-17)




さらに、裏通りにはいくつか怪しい桜並木がありました。



この木が怪しい、こっちも怪しいと桜のシーズンでもないのに桜を確かめる6名は、
明らかに桜より怪しい集団です。

そして、今も残っているのが嬉しい木戸のある家。(成城6丁目31)
     
左はサリーが下宿に戻るところ、右が現在の同じ場所です。
ドラマでは何度も映っているこの木戸がそのまま残っているうちに来られて、
それだけでも今日のロケ地探訪は意味あるものに思えました。

木戸の先にある酒屋はサリーが下宿していたお店。(成城7丁目8-4)
     
改築されてはいましたが、二階の窓を見上げると、気分はすっかりチッチです。

さらに、成城学園に向かいます。
タイトルバックには「協力 相模女子大学」と出ており、
多くの学内のシーンはそちらで撮影されましたが、
サリーがバスケットをする体育館だけは何故か成城大学で撮影されたことを、
管理人は当時の後援会に確認しています。

通りから体育館は見えましたが、どうやら改築されている様子。
     
それでも体育館から聞こえる反響した声が、シュートを決めるサリーを思い起こさせます。
このドラマに特別の思い入れがある管理人は、よじのぼって窓からサリーを見ていたチッチと、当時の自分がすっかりリンクしていたことを思い出して感慨に耽ります。

ここからはちょっと強行軍ではありましたが、国際放映まで足を伸ばしました。 途中、ウルトラマン商店街なる旗があり記念に撮影していると、
「お、撮ってるな」と笑顔で近づいて来る自転車の男性が。
「ウルトラマンおじさん」です。
私たちはウルトラマニア軍団と間違われたようで、駅のそばにある秘密のボタンや電柱の蛍光灯がウルトラマンの目になっていること(それぞれ違う形になっているのがすごい)などを嬉しそうに説明してくれました。

国際放映はすっかり近代的な建物が並び、
おんぼろぼろ〜な時代を知っている管理人は懐かしさを感じません。
むしろ前の通りが当時の雰囲気を保っていて懐かしく、
エキストラをしていた当時、
始発の電車に乗って朝6時の集合時間に胸ときめかせて走った日々が蘇ります。
ここでしばし休憩をしてから歩き始めると、もうひとつ入口がありました。
ここだ!



これこそ当時の正門で、守衛室の位置は反対側になっていましたが、
その奥のスタジオの様子などがそのままで、
あそこに沖さんは車を止めていた、あそこでサインを…と、
一気に管理人の脳内タイムマシーンが1976年に飛びます。

国際放映は「太陽にほえろ!」「俺たちは天使だ!」など、
他のドラマでも沖さんが足繁く通った仕事場。
他の皆さんもその空気を感じて…あれ?ちょっとお疲れモード?!
管理人の思い入れにお付き合い下さった皆さんに感謝するばかりです。

それでもめげず(有無を言わさず?)、さらに歩いて「大蔵運動公園」を目指します。
途中、「1・2・3と4・5・ロク」の舞台となった大蔵団地を通ると、何やら怪しい歩道橋が。
あにまるっさんがプリントして持参して下さった
他の友紀さんファンのサイトにあった情報によれば、
確かにここは第10話で登場した歩道橋です。(世田谷区大蔵三丁目『日大商学部』交差点)


さらにその向こうには、同じく第10話でチッチが「雛菊の首飾り」を歌った陸橋を発見。
     
あにまるっさんが団地の4階から撮れば左の映像と同じアングルになると語りますが、
「じゃあ行って来て下さい。私は行きませんわよ」と、疲れから冷たい管理人(笑)。

さらに5分ほど歩くと、やっと目的の大蔵運動公園に到着。
チッチとサリーがはじめてデートをする時に待ち合わせた場所です。
目印は三角の建物、体育館です。
      この建物は他のドラマでも何度か登場します。
特にこのドラマの前のクールで放送された「だから大好き!」でも何度も登場し、
そばのテニスコートでは沖さんがテニスをする珍しいシーンもありました。

チッチはこの建物の前の噴水でサリーとたわむれる妄想をしますが、
現実は山下くんのおかげで大変なデートになってしまいます。
     
噴水は今は垣根がなくなり、子供達が水浴びをするにぎやかな場所となっています。
もし、当時もこのような形態だったら、
間違いなく山下くんが水中へ落ちるシーンがあったことでしょう。

「帰りはバスに乗る子、手をあげて。はーい!」
全員が手を挙げ、ここで本日のロケ地探訪は終わります。
参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
一人ではきっとこんなに楽しめなかったでしょう。
思い出を共有していただいた皆さんに感謝!
なお、参加されたあにまるっさんのブログにもこの探訪記が書かれていますので、
そちらもご覧になってみて下さいね。
あにまるっのステディカムでtekux2(テクテク)


     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

※おまけ
昨年11月、相模女子大学の文化祭(相生祭)に行き、
懐かしい撮影現場を確認して参りましたので、
そちらも合わせてここでご紹介しておきます。

チッチが初めてサリーと出会ったのは、正面玄関から入ったところに続く銀杏並木の道。
左が部活中のサリー、右は2012年会相生祭の時に撮影したものです。
     
チッチはランニング中の大学のバスケット部の中に、運命の人をみつけたのでした。

文化祭中なので人が多いですが、撮影中はそれこそ黒山の人だかりでした。
アイドル主演のドラマを土曜の放課後の女子校で撮影なんて、無理に決まっていたのでした。

左は撮影の合間の控室に使われていた守衛室が映っているシーン。
分かりにくいですが、サリーは「徐行」サインのすぐ横です。
初めて管理人が沖さんと目が合ったこの場所は、2012年11月にもちゃんとありました。(右)
「徐行」ではなく「止まれ」になっていますね(笑)。
     

さらに、第三話でサリーに「オス!」と言われたチッチが、
返事がしたくて先回りをするシーンで、
何も知らないサリーが駆けてくる場所も、
バリアフリーになったものの、そのままでした。
     

バケツを持ったまま横切るプールは改装されてなくなっていましたし、
チッチがトン子ちゃんとベンチに座って話すシーンの後ろにあった
テニスコートもなくなっていました。
二人が座ったり寝転んだりした芝生も、すっかり様子が変わっていました。
     

それでも変わらない建物が多く残っていて、
初めて沖さんに会ったあの日が昨日のことのように思い出されました。自分が小学生時代毎日通った場所ですが、再訪した時に思い出されるのは沖さんの姿ばかりです。



「出演作品紹介」の「小さな恋のものがたり」のところにも書きましたが、
初めて本物の沖雅也さんと出会ったのは、
正にこの番組で主役の二人が出会うシーンでした。
上の右から二番目の写真が、守衛室の窓。
ここから、休憩している沖さんをガラス越しにみつめていると、
おバカなミーハーたちを憐れむような表情の沖さんは、
じっと私をみつめました。
制服姿に混じって、私と友人だけが私服だったからでしょう。
おバカに輪がかかった私たちは、奥の部屋に着替えに入った沖さんを追って裏手に廻り、
窓から中が見えないかとぴょんぴょんとジャンプしました。
そして、いきなり…。

「そこでのぞいているのは誰だ!!」

人の気配に気づいた、芝居がかったともいえる沖さんの怒声。
脱兎のごとく逃げ出した私たちですが、怒られてしまったことに随分長い間くじけていました。
今考ると子供をからかっただけなのかも知れません。そう思いたいです(笑)。

以上、私の個人的な思い出にもお付き合いいただき、ありがとうございました。





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