「沖雅也よ 永遠に」第3回オフ会

2012年6月23日、「祝・沖雅也生誕60周年記念」と称してオフ会を開催。
ユウさんのご尽力で特別ゲストにまで登場していただいたので、ここにまとめて残しておくことにします♪


朝10時15分、JR石川町駅に集合。ここで8名集合予定でしたが、最後にユウさんが登場して、
「実は柏原監督が来て下さっているんです」
「え、ええ〜?!」
恐れをなして、遠巻きに固まる素人の面々(笑)。

なんということでしょう〜。
参加者の顔も一気にビフォーアフターに。

素人管理人企画のショボいオフ会が、ここで一気に立派な会になったのは良かったのですが、
柏原寛司監督といえば、もちろんこんなマニアな集まりに来ていただくような方ではありません。
私たちの沖さんへの想いが通じたのでしょうか。

実はユウさんは3年前にこのサイトからも募って参加した「ハードボイルド・ヨコハマ」の委員を務めるプロのライター。
その顔で監督にお声をかけていただいたのです。

柏原監督はNYヤンキーズのジャンパーを粋に着こなし、ただものではないオーラを放ちつつも笑顔がキュート(←失礼?)で、
私の不躾な質問にも、ひとつひとつ親切に答えて下さいました。

ユウさんは更に長谷直美さんともつながっていらして、
会の様子を長谷さんに実況でお知らせして下さいました。
おかげで、私たちは三十余年も前の作品の舞台に、
すうっとすべり込むように歩き始めることが出来たのです。


まずは、西の橋に出て、「大追跡」第三話で沖さん演じる矢吹がガラスを蹴破ってビルの中に入ったシーンを振り返りました。
もちろんビルは当時のものではなく、上に高速道路が出来てしまったために面影はなくなりましたが、
監督から沖さんは特撮ではなく本当にビルの窓から飛び込んだというお話を聞き、
さらに橋のたもとに「体験時代」で主人公たちのアジトとなっていた船がまだ実在していたのを確認。
今はどなたかが住んでいらっしゃるようです。










そのまま川伝いに歩き、前田橋へ。
ここは「大追跡」第25話で、クスリを打たれた矢吹が車から放り出された場所です。

当時は南門と呼ばれた中華街の入り口は、今は朱雀門という名前の色鮮やかな門に変わっています。
遊撃班が縦横無尽に駆け回った小さな路地も、観光に適した綺麗な通りに変貌。
反対側からみると、『MOTOMACHI』の看板はまだありますが、当時のものとは違います。
監督の説明では、当時は車を全部止めた上で、引きで橋の上から撮影したとのこと。
映像を確認すると、ちょっと坂になっている感じがするのは、橋の上から撮影したからなのだそうです。
橋の車道側も全部交通を止めて撮影したそうで、
「早朝ロケだったんですか?」という質問に、
「いや、昼間でも当時は車を全部止めて撮影した」とのこと。
そういえば、当時は撮影といえば皆さん、どいてくれていました。
今はどうなのでしょう。

人が沢山観ているところで転んだり朦朧としながら歩いたりする沖さんを想像しながら元町へ入ります。








元町といえば喜久家のラムボール。
二階は現在使われていませんが、中島ゆたかと水さんがお茶した場所。
「おお〜」と、二階の写真を撮る面々をみて、不審な表情で買い物客たちが通り過ぎて行きます。

さらに奥へ行くと、やはり25話で矢吹と柴田恭兵さん演じる滝本が
軽口をたたきながら入る紳士ブティック「ミズタニ」があります。
残念ながらまだ開店していませんでしたが、お店がそのままの姿で残っているのが嬉しいです。
ここから柏原監督の脚本の真骨頂である銃撃戦が始まるのですが、
当時撮影を観ていた小学生だったという方によれば、リハではシャツのボタンを止めていた沖さんが、本番の声がかかるや否や、
わざとボタンを外して撮影に臨んだとのことでした。
監督に確認すると、笑いながら「そうそう」。


代官坂を上り、クリフサイドへ。
ここは、25話で悪者たちの巣となっていたナイトクラブ。
前回のオフ会の時には内部を見せていただき、建築法で建て替えは出来ないので、
このままで営業しているという支配人さんのお話をうかがいました。
おかげで、当時の姿そのままを見ることが出来ます。
柏原監督はオーナーとお友達とのことで電話をして下さいましたが、
あいにくその日オーナーはゴルフ。人気のない建物の前で写真を撮りまくり歓声を上げる我々に、
私が配った資料を覗き込みながら歩く人もいました。

矢吹が足をかけたガードレールは当時とは代替わりしたかも知れませんが、高さは同じ。
足の長いひとじゃないと足なんかかけられないわね〜、と、またまた空想モードな面々。





















クリフサイドのロゴは、そのまま悪の軍団のマークに使われています。

長谷直美さん演じる結城が潜入捜査でホステスになり、
ママと歌を歌いながら帰宅するトンネルを下にみながら坂の上に出ます。





右に少し進むと「体験時代」第3話で沖さん演じる森が、
映画「卒業」さながらに奪い去られる(花嫁の方じゃないのがミソ)場面が、ここで繰り広げられました。










道を反対方向へ戻り、さらに進むと山手資料館があります。
観光地としても有名で、ちょうど薔薇のシーズンでお庭が綺麗に整備されていましたので、
写真を撮っても少しも不自然ではありません。
安心して(?)カメラを向ける面々。
ここは「体験時代」で主人公・クミコ(相本久美子さん)の家という設定だった場所。沖さんも訪れています。












山手十番館を横目に外人墓地を左手にみて進むと、右にゆるやかなカーブがあり、
左の先にはマリンタワーが望める場所へ出ます。
ここは「大追跡」第15話で矢吹の運転する車が通り過ぎる場所です。
有名な場所が画面に映り込んでいると、場所の特定が楽になりますね。

右にあるレストランは確か当時からあったはず…。
監督にうかがうと、ここは昔からあって、よく撮影に使ったとのこと。
山手十番館で外の絵を撮って、中はこのレストランを使ったこともあったそうです。






左に曲がればアメリカ山から元町へ戻りますが、まだDVD鑑賞会の場所に行くには時間があったので、
港がみえる丘公園へ足を伸ばしました。
監督情報によれば、当時はこの周辺でのロケをする時は、
公園そばのパーキングに車を停めておいたそうです。
当時よりすっかり綺麗に整備された公園ですが、
後で「体験時代」の映像を観た時にkyokoさんから、
主人公たちが通う女子大は「小仏次郎記念館」ではなかったかとのご指摘。
今度確認してみましょう。


丘の上に登った面々が一番に目を向けたのは貯木場。
あの小屋がまだ残っているのか。確かに去年はありましたが、あんなにボロだから心配もありました。
今回はお天気の心配もあり、また大人数で歩いて行くにはちょっと地の利が良くないのであきらめた場所ですが、
カメラの望遠でみると小屋はどうやら残っている様子。
去年放映された柴田恭兵さん主演の「越境捜査」は、1も2も、この貯木場から始まりました。
このシーンが柴田さんのオマージュだったらいいなあ、いや、そうに違いない!と勝手に力を入れて観ていたこともあり、
あの小屋にはどうか残ってもらいたいと願うばかりです。
きわめて平凡な発想ですが、宝くじに当たったら買い取りたい場所のひとつです。











気さくに記念撮影に応じて下さった柏原監督と。













元町からDVD鑑賞のためにカラオケ屋さんに入ります。
ここでさらに2名合流。
夕方から長谷直美さんとお芝居を観に行く約束があるという監督をお引止めして、
足跡をたどるために「大追跡」25話を鑑賞。

「アクションは沖さんが一番だったね」
「銃の打ち方も沖さんが一番絵になった」
監督から甘露のシャワーが私たちに降り注ぎます。

「ん〜、まっ!」は、いったいどこから始まったんですかという質問に、監督は
「沖さんが始めたんじゃなかったっけ?」
「これも流行らせようと気配はありましたよね」
「そうそう、あったあった。とにかく、みんないろんなことを勝手に始めちゃうから」
オットーの大成功が遊撃班のメンバーに火をつけたのでしょうか。

当初の設定からだんだん離れて、矢吹も最初の堅すぎる男から
「遊撃に入って堕落したんだ」
という台詞通りに快活なキャラに替わって行った話なども監督からお聞きしました。

もっともっと質問があったのですが、
どうやら監督から近日良いお知らせがあるようなので、
その節にでももっとお話をうかがうことにしました。 何しろ舞い上がって、質問が上手く出来ませんでした。
う〜む、惜しい。

ここで監督退場。
お知らせについては、詳細が決定したらわがサイトでもお知らせしますので、どうぞお楽しみに。


その後は「体験時代」を今回たどった道を確認しつつ、ツッコミも入れつつ鑑賞。

さらに当日は仕事だったトコさんも駆けつけて下さり、
お宝の「ウィスパーカード」の声や
ラジオ番組に出演された際のインタビュー音声を聴かせていただきました。

「北都物語」(一番のクライマックスを見せてしまった!)、
数少ない手持ちのバラエティー番組に出演された際の映像を観たりしながら歓談。


当時の月刊平凡を持参して下さったミカン・シボッタ-さん、
沖縄ロケ地探訪を何度も敢行された法眼弁護士秘書さんから塩ちんすこうのおみやげ、
独自にアルバムを三冊も作成して写真集を作られたミルキーさんからは、
シールやしおりのプレゼントもありました。
ミルキーさん自作の沖さんTシャツに狂喜する我々は、
もはや正常な集まりではありません。









監督が帰られたためにひとつ余ったアイスクリームをイントロクイズで決めることにして
管理人が選んだ曲は『陽かげりの街』。
イントロが始まるや否やミカン・シボッタ-さんが手を挙げて
アイスクリームをゲットしました。
「今日、聴きながら来たんですよ〜」


4時に店を出て、山下公園まで歩いて、
矢吹や森、さらにハヤト王子も訪れた場所で解散。


一日であまりに沢山の出来事があり、忘れないうちにまとめてみましたが、
高齢のためもう今日は使い物にならない脳と体なので(!)、まだ忘れている部分があるかも知れません。
随時足して行きます。
参加して下さった皆様のおかげで、充実した素晴らしいオフ会になりました。
感謝をこめて、ここに残します♪




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