はじめに

沖雅也さんが1983年6月28日に他界された時には、

ホテルの高層階からの自殺ということもあって

多くのマスコミが格好の記事として取り扱いました。

自殺の理由探しから始まった報道合戦は

私生活や過去の暴露が主でしたが、当然のことながら

「自殺の理由」にふさわしいものを探そうとするあまり、

憶測やデマが多く含まれていたのは言うまでもありません。

残念ながら沖さんの事務所は個人事務所で、

それらの中傷に対して「沖雅也」を守りきることが出来ませんでした。

というより、説明する側であった事務所の社長で

戸籍上の養父・日景忠男氏の私生活が際立ち、

それがさらなる憶測記事を生み出すこととなり、

金銭問題や親族との確執も取りざたされるようになってしまいました。

ファンである私も、マスコミの報道や記事を鵜呑みにした人々の

何気ない一言に傷つくことを恐れ、

沖さんに対する想いを長く自分の胸の内にとどめることになりました。

どうせ誰もわかってくれない。一人でずっと想っていよう・・・。

ところが沖さんが生きた二十世紀も終わりに近づいた1999年12月、

私はPCの購入を思いつきました。

ウェブサイトという媒体を通して

沖雅也という俳優の魅力や、残された素晴らしい作品について

残す方法があるかも知れないと考えたからです。

いざインターネットを開いてみると、

私の知らない間に衛星放送では沖さんの作品を

いくつも再放送していることがわかり、

生前の沖さんを知らなかった、または意識していなかったという

新しいファンたちが育っていたのでした。

沖さんについて語り合うことが出来る!

それを知った時の私の喜びを想像していただけるでしょうか。


このサイトは、素人が自分の思いを書き綴った部分もあり、

個人的思い出やエピソードも多く含まれていますが、

それも含めて読んでいただければ幸いです。


また、このサイトを始めてから、

生前の沖雅也さんをご存知ない多くの方から

「自殺の理由」についてお尋ねのメールをいただきました。

本当の理由についてはご本人にしかわからないことであり、

何も言わずになくなられた沖さんのお気持ちを尊重したいというのが

管理人個人の気持ちではありますが、

あまりにも誤解と偏見に満ちた報道や記事のみが残されたため、

本当に沖さんを愛する人たちのために、

沖さんを愛する人間の立場から記録したものを残しておこうと考えました。

大変辛い作業ではありましたが、以下にその経緯を書き記しましたので、

生前の沖さんについてご存知ない方はご覧下さい。

経緯については極力個人的感情や出所のわからない話を排除して記してあります。

年表

翌日の報道から

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