上は初代PC−9801(PC−9801無印)の後継機以降に採用された二代目のキーボード。PC-9801E、F、Mあたりの機種に付属していた物(のはず)。F1、F2キー上に細長く白い部分がありますが、これは前所有者が貼ったシールの跡が日焼けせず残ったもの。つまりこれが本来の色なのです。
下はPC−9801VFやVM、VXに付属のキーボード。寸法は概ね同じですが、ケーブルの色が本体と統一になったりキートップの角を丸くしたり細かなデザインの変更が見られます。
上はPC−98XA(PC−9821Xaではない)に付属のキーボード。下のVキーボード(上記参照)とは同寸法で外見も準同型。vfキーの追加とそれに伴いROLL UPキーとROLL DOWNキーがそれぞれINSキーとDELキーの下に移動している点がVキーボードと異なります。また、Vキーボードを含めた他のPC−98キーボードで見ることの出来ないHOMEキーがカーソルキーの真ん中に在る所が面白い。あと、L型コネクタの向きがVキーボードと逆(上がXA用、下がV用)。Vキーボードに比べて黄色味がかっていますが、これは日焼けによる変色で元々は同色です。
下ははPC−9801UVやUX(PC−9801Uも?)辺りの機種で採用されたキーボード。上は比較のVキーボード(上記下)で一見同じデザインに見えるのですが並べてサイズが違うのです。キートップやケーブルなどは同じ物が使われているようですね。
下はPC−9801CVに付属のキーボード。上は比較の為のUキーボード(上記参照)。ロゴと色が違うだけで、他はUキーボードと全く同じ。ケーブルの色も異なります。CV本体の色に合わせてグレーの成形色。
下はPC−98用キーボードの中でも特に評価の高いPC−9801RAやRX付属のキーボード。ボディカラーの変更に伴いキーボードもキー配列キー以外はがらりとデザインが変わりました。ただしキー配列もvfキーの追加によりINS、DELキーの上にあったROLL UP、ROLL DOWNキーがINS、DELキーの下に移動しています。厚み以外は概ね同寸法。
上は上記のRキーボード、下が恐らくPC−9801ESやEX辺りから付属のキーボード。ロゴを除けば外観的には全く同一ですが、キーボードマニア言わせるとキータッチが異なるらしいです。確かに私が触って見てもRキーボード比べやや擦れた感じがしました。「PC−9800 SERIES」のロゴには初期の98に見られる丸みを帯びた物と写真の四角い感じのロゴの物が存在するらしいです(未保有)。PC−9801FAやUS、およびPC-98GSなど、PC−9821が登場するまで使用されました。
PC−9801UFとURに付属していたキーボード。UR、UVは省スペースであると同時に低コスト機でもあったため、キーボードも当時のフルサイズのデスクトップ機に付属していたPC−9800SERIESキーボード(上記参照)そのままではなく、廉価版のキーボードが付属していました。PC−9800SERIESキーボードと準同型ながらCAPS、カナのLEDとvfキーが省略されています。なお、同系列でも最終機であるUSは上記のPC−9800SERIESキーボードが付属しました。
下はPC−98DO+用でPC−9801DO用(未保有)もロゴに+が無いことを除けば全く同じ。上は比較のPC−9801UR、UV用(上記参照)でこちらとも形状的には全く同一です。ただし、基盤はDO+(おそらくDO用も)とUR、UV用で異なるものが使用されています(上がUR、UV用、下がDO+用)。
下はPC−9801Tに付属のキーボード。Tはラップトップタイプですが、キーボード部が着脱可能で、コネクタもPC−98標準のものを装備しているため、他機への流用が可能です。通常のデスクトップ機用キーボードに無いNUMキーがあるのがおもしろいですね。キーボード側面にはシャッターがあり、開けるとテンキーボード用のコネクタがあります。その横にあるのがTのオプションとして設定されているPC−9801T−02テンキーボード。上は比較に並べたPC−9800SERIESキーボード(2つ上を参照)。
上は初期のPC−9821シリーズに付属していたもの。それまでのキーボードから一新して全体に丸みを帯びたデザインに変更さていました。コストダウンの為か、このキーボードからキースイッチがメカニカルからエンブレンゴムに変わっています。下は9821中期の物でスペースキー下にあった凹モールドのロゴは写真のようにvf・5キーの上のペイントに変更されました。またコネクタもL字からストレートに変更される等細かいところで差異があります。寸法的には全く同一。Windows95プリインストールモデルが登場するまで採用されていました。
上は上記のPC−9821用中期の物、下はWindows95が発売されて以降に採用された後期の物。Windowsキーとアプリケーションキーが追加された以外全く同じです。あと、コネクタにキーボードのアイコンが追加されたりCAPSとカナのLEDの記載が文字からアイコンに変わったくらい。
後期の9821キーボード(windows95キーボード)には2種類が存在します。上は上記と同一の物で、下は、ケーブルがカールコードではなくストレートになっている物。コストダウンの為か、キートップのトップコートにも差がみられます。下の方が文字がくっきり写っているのは処理の違いの為であり、別に光の加減で違って見えているという訳ではないのです。
下はPC−98用M式キーボードである「楽々キーボード(ラッキーボードと読む」で、PC−9801−98の型名が着けられています。上は比較のPC−9821標準キーボード(初期型。M式キーボードは森田正典氏が考案した日本語の為のキーボードで、その優れた設計思想はキー操作にとどまらず、本来はキーを扇状に配置して人間工学的にも配慮されているのですが、この楽々キーボードでは従来のPC−98のキー操作の互換性を持たせる必要からJISキーボードとの中間的なデザインになってしまっています。標準キーボードに比べコンパクトな反面テンキーが付いていませんが、右側面にテンキーを追加するコネクタが付いています。キー形状はむしろAT互換機に近いですが、スイッチはメカニカルを採用。ドライバはNECのサイトからDL可。日本語変換としてはATOKが対応しています。M式については森田氏自ら運営されておられる「M式の世界」などをご覧下さい。
下は業務用(オフィスコンピュータ用)OSのPC−PTOSがプリインストールされた機に付属のキーボード。NECのオフコンN5200シリーズ配列のキーボードです。単品としてもPC−PTOSのオプションとしてPC−9801−114の型番で販売されていました。見てのとおり、特殊キーが多く、キー配列もやや異なる為少々操作しづらいところがあります。さすがに業務用として過酷な使われ方を想定しているせいか、キースイッチにはメカニカルスイッチを採用。PC−PTOSはこのキーボードが繋がってないと起動しないようになっているようです(An/U8Pではそうでした)。上は比較用に並べて写した後期9821キーボード。PTOSキーボードは結構大きいのです。
下は文豪配列のキーボード。「文豪DP OFFICE」インストールモデルに付属。「文豪DP OFFICE」パッケージ品のオプションとしてPC−9801−115の型番で単品の発売もされました(「文豪DP」シリーズも?)。スタンダードな98用キーボードによく似ていますが最下段にスタンダードの物に見られない特殊キーがあります。ロゴなどに前述の初期9821キーボードの特徴が見えるので比較に」並べてみました(写真上)。また9821以降エンブレンゴムスイッチになっていたキースイッチがメカニカルスイッチになっています。Win95、98ではNECのサイトでドライバがDL可。ATOKが特殊キーに対応しています。
下はDOS/V配列キーボード、いわゆる106キーボード。一見PC/AT互換機用キーボードに見えますが、れっきとした98用キーボードでAT互換機に接続することはできません。オフィスなどでAT互換機と使用感を統一するためのキーボードです。型番はPC−9801−116。上はスタンダードな後期9821用キーボードで106キーボードの方が大きいですがAT互換機用フルサイズキーボードとしては普通の大きさ。

モドル
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