
中央区のお店(その1)
![]() |
![]() |
「ひふの かゆみ」様に紹介していただいたお店です。 表通りから一本路地に入ると、重厚な木造建築が時折現れる静かな街並み。レストラン・芳味亭の先に見える、二本の 紺色の幟(のぼり)が居酒屋・「おか吉」。 実家の玄関に使われていた様な、真鋳のドアノブを廻して店内へ入ると、細長い店内の左右に小さなテーブルが並ぶ。 奥に4,5人が座れる小さなカウンター。その奥が店主の立つ調理場。カウンターの右奥では奥さんが呑み物を作る。 昭和30年代の歌謡曲(俺が知っていたのは「アンコ椿は恋の花」、「恋の山手線」ぐらいだけど)が流れ、壁はトタン、 そして白熱灯の灯り。新しい店らしいが昭和情緒満載。 生ビール(\450)を呑みながら、お通しのカレイの刺身をいただく。身がコリコリで甘みも。 次に頼んだのは「本日の目玉」と書かれた「セグロイワシ刺し」。 |
![]() |
|
|
お通し(カレイ刺し) |
アジ刺し(\280) |
|
|
| <飲み物> 生ビール:\450、ホッピー:\450(ナカお代わりは\200)、ウーロンハイ、酎ハイ:\350、 霧島:\380、富貴:\350、〆張鶴、八海山:\480、梅酒:\380、 <定番メニュー> 手作りコロッケ、ポテトフライ:\350、冷奴:\380、ししゃも:\350、お新香、枝豆:280、 さけ茶漬け:\350 ------------------------------------------------------------- 住所:中央区日本橋人形町2-22-5 営業時間:17時〜23時(土曜は〜22時) 日・祝休み お店の名前の由来:店主の苗字+縁起物の「吉」 |
| <05/3/19再訪> 日替わりの刺身が楽しみで今週2度目の訪問。来てよかった、大正解!白身の魚が充実している。 「ホウボウ」はコリコリの食感で、甘くて美味い、旬の味。 店主は「ホウボウは当たり外れが無い魚なんです」なんて言うが、確かに地元の寿司屋で食べた時も 美味かったけど、それより数段美味い。 「コチ」は旬には早い様だが、しっとりとした(歯にまとわりつく様な)食感はまさしく「コチ」。上品な味。 「カワハギなんかも出したいけど、この値段じゃ1切れしか出せないですよ」と店主。 この日は隣のお客さんも魚好きな方で、3人で魚談義に花が咲く。 「カワハギは養殖モノの方が高いですよ」と店主が言う。なぜ?そうか、肝が大きいからですね。 こんな話が出来る居酒屋って楽しいな。 |
||
|
|
<05/04/21再訪> 三ノ輪の「やってるぞ遠太」を出て、本日の2軒目は人形町の「おか吉」。 1ヶ月ぶりの再訪。毎日、河岸に出掛けて新鮮な魚を仕入れているので、 毎回何が食べられるのか楽しみなお店。 8時半を過ぎた店内は、ネクタイ族の皆様でほぼ満席。カウンターのお客 さんに少し詰めてもらって、なんとか席を確保して、「今日のおすすめ」から 「肝付きのウマヅラ」と本日の目玉「生クジラ刺」、飲み物はホッピーを注文。 ウマヅラは透明感のある上品な白身で、肝もたっぷり。先ずは肝だけを 口に入れると、甘くて濃厚な味。肝和えで食べると、コリコリというよりは ゴリゴリって感じの食感で、それが肝と絡んで何とも素晴らしい。 白身魚の上品で繊細な味を充分に堪能出来る。 生クジラはゴンドウクジラだそうだが、ミンククジラと違いドス黒い赤色。 味は見た目通りというか、血の味・香りが強くて、ウマヅラとは対照的な 荒々しさ。でも、身は柔らかくて、赤身なのにトロの様に口の中でとろける。 |
あっという間に外1中3のホッピーが無くなる。美味い魚を食べていると、日本酒が呑みたくなる。 「越の景虎」が有れば最高なんだがと思って、店主に話すと「近所の酒屋に置いてます」とのこと。 酒のラインナップに加えてくれるのかな。 ちなみに、ビールは瓶を置く場所が無いので、生ビールのみなのだそうだ。残念! 「じゃあ、またホッピー」。今日は結構呑んじゃっているし、これから地下鉄に乗って帰ることを考え、 今度は外1中2の配合でチョット控えめに。 次の肴は「ホタテひも」。かなりの量。コリコリの食感が酒を呼びますね。 でもやっぱり、今日はウマヅラ。滅多にこんな値段じゃ食えない。店主に「ウマヅラ、もう1回いい?」。 閉店時間が近いこともあってか、さっきよりも沢山出してくれた。肝もデカイ。 「最終的には白身に行きつくんですよね」と店主が言う。 同感だ。この微妙な繊細な味と食感が判らなきゃ、「大の大人」の酒呑みとしてはサビシイな。 ☆GWの営業予定 |
![]() |
![]() |
|
生クジラ刺(\350) |
ホタテひも(\280) |
| <05/04/30再訪> GW2日目。築地市場が5/4,5と連休なので、美味い魚を食べるなら 今日しかないと思ってやって来たが、「もしかしたら魚が無いかも」 と言っていた、店主の前回の言葉に一抹の不安があった。 だがしかし、この「本日のおすすめ」の充実振りはどうだ! 店主によると、河岸には予想以上にの入荷があり、なおかつ、 今日の内に売り切ってしまいたいという魚屋側の事情もあり、 値段がかなり安く設定されていたようだ。そんな状態だったので、 今日はカワハギを仕入れることが出来たとか。 先ずは、そのカワハギから行くしかありません。 肝は前回のウマヅラよりも小さいが、とっても濃厚。「海のフォア グラ」とも言われるらしいが、フォアグラ食べた経験が少ないので、 よく判らないけど、とにかく美味でございます。 隣のお客さんは、以前話をしたことがある魚に詳しい人。 もちろん、カワハギからスタート。というか、他のお客さんも大体 カワハギを頼んでいる。皆さん判ってらっしゃいますね。 透明感の有る薄ピンク色のキレイな身は、やっぱりコリコリの食感 なんだけど、前回食べたウマヅラはもっと凄かったような気がする。 |
隣のお客さんに、「秋刀魚の中骨をレンジでチンして食べると美味いです」などと話ていると、 店主がアジの中骨を揚げてくれた。 催促したみたいで悪いなぁ。でも、こういう気遣いって嬉しいもんです。ありがとう。 白身の刺身シリーズの後はいつも迷う。だって、まだ魅力的な刺身があるじゃないですか。 熟考の末?(マグロとアジは毎回有ると考えて)北海たこ刺し。 店主がビニールの袋から、紫色の巨大な物体を取り出す。随分とデカイ「北海たこ」(水たこ)。 足よりも美味いという頭(胴?)の部分を頂く。 ものすごく柔らかい。タコなのに口の中で蕩けそうだ。 軽く塩茹でしてあるので、そのまま食べるた方が「北海たこ」の味をより感じる事が出来るかも。 生ビール〜ホッピー外1中3の後、既に酎ハイ(\350)に突入中なので、そろそろカワハギPart2かな と考えているその時、店主が俺とお隣さんに青柳を一つずつ出してくれた。 身がプックリして、磯の香り満載。もうちょっと食べたくなって、「青柳ゆで身」を注文です。 この後、お約束のカワハギPart2、酎ハイお代わりで終了。 カワハギ×2、ヒラメ、北海たこ、青柳、生ビール、ホッピー外1中3、酎ハイ×3で、 〆て¥3970。海の味を充分堪能させていただきました。 |
![]() |
![]() |
|
朝じめ本カワハギ刺身(\380) |
朝じめヒラメ刺身(\350) |
|
|
||
| アジの中骨を揚げてもらいました | ||
![]() |
![]() |
|
北海たこ刺身(\280) |
江戸前青柳ゆで身(\280) |
|
| <05/05/14再訪> 今日は残念ながら白身魚が無いので、イワシとマグロ切り落としを注文。 イワシは新鮮で嫌な臭みが無く、なおかつ脂の乗りも凄い。 こんなイワシを食べるのは本当に久しぶり。これで\280とは! マグロ切り落としは、ほぼレギュラー化しているのだろうか。毎回有る。 とは行っても、この店に来たのは今回で4回目なので、確かではない。 しっとりした食感と、赤身の血の味?が濃くて美味い。 クジラといいマグロの赤身といい、俺は血に飢えているのか?。 店主が「○○○○さん(俺)、白身が無くてすいません」て言うが、 その日に食える新鮮で、美味しい魚を出していただければOKなんです。 生ビール×2の後は、いつものホッピー。カウンター席の他のお客さんも ホッピー。隣のお客さん(毎回会う、魚に詳しい人)は外1中2。 「俺も昔は外1中3だったんだけどな」と言う。 そのお隣さんは常連のようだけど、お会いするのは初めて。外1中4? 「外があと1cm位しか残っていませんけど、中4いくんですか」と聞くと、 「ジョッキに半分くらい残っている状態で、お代わりするから大丈夫。 濃度の問題なんだ」そうです。 |
その後、人形町界隈の洋食屋さんの話になり、完全アウェーの俺には貴重な情報を聞かせて貰った。 キラクはビーフカツが有名だけど、実はポークソテーが絶品らしい。グリル・ツカサは3週間掛けて作った、 ビーフシチューをベースにした、デミグラソースの煮込みハンバーグが美味い、とか。 カウンターの我々3人に、店主がアジフライを出してくれた。いつもすいません。 おそらく刺身用のアジなんだろう。身がふっくらしているホクホクしている。ホッピーにもよく合う。 美味い魚が食べられて、楽しい食の話が出来るこの店は、独りで来てカウンターに座わりたい。 |
![]() |
![]() |
|
マグロ切り落とし、イワシ刺身(ともに\280) |
サービスのアジフライ |
| <05/06/04再訪> 久々の白身 |
![]() |
![]() |
|
お通し・タチウオ刺し |
カレイの昆布じめ、ヤリイカわさ(共に\350) |
| <05/06/11再訪> カレイ(鰈・華麗・加齢)な人? 本日の白身の魚は、常磐産(大洗?)の朝締めの石カレイ。透明感のあるキレイな白身。朝締めの為か、 スルメイカは他の店でも当たり外れがあまり無い。この店で食わなくても、と思ったけど、注文して大正解。 |
|
|
|
![]() |
メヒカリは中骨が柔らかいので、塩焼きは頭から尾まで 丸ごと食べる(目は堅いので残す)。 と、隣に座った年配のお客さんに教えてもらいました。 骨が喉に痞えたらイヤだな、と思ったが、俺の方がお隣さん より若いので、教えられた通り、丸ごと頭からかぶりつく。 確かに、中骨は柔らかくて、これなら大丈夫。 中骨同様、身も柔らかくてふっくらで、脂が乗ってる。 磯の微かな香りと程よい塩加減。 とてもバランスのとれた逸品で、一気に平らげてしまった。 店主が言うには、俺は「よく呑みよく食べる人」のイメージ らしいけど、これだけ呑兵衛好みの肴を出されれば... |
|
メヒカリ塩焼き(\350) |
| <05/06/15再訪> 呑みまくり、食べまくり 店の外に出してある看板に、「本日のおすすめ」が貼ってある。 |
お通しはヒラメの昆布〆。 こういう、客が食べたいものをお通しで出すというのは、とても大事なことだと思うが、 現実は半ば席料的な意味合いで、どうでもいいようなお通しを出す店ばかり。 ホントにありがたい。 まずは、コチとカワハギ。もうこれしかないでしょう。たぶん、この展開は店主も予想していたことだろう。 続いてはトロイワシ。脂が良く乗っているということなのだと思うが、どれほどスゴイのか注文してみる。 |
|
|
刺身がコレだけ充実していると、酒のピッチがどんどんあがる。既に、生ビール、ホッピー(外1中3)を 呑みきってしまった。だが、まだ食いたいツマミが幾つもあるので、もう1回ホッピー。 ただ、今度は外1中2にペースを落とすべきだろう。 白身、青魚ときて、次はマグロにするか迷ったが、「江戸前青柳ゆで身」。 三番瀬産の江戸前で、 「バカガイの茹でっぱなし」とも言うらしい。 ワサビ醤油でいただく。身がふっくらで、磯の香りが口に広がる。 〆は刺身用のイカを使った「イカの丸焼き」。一夜干しじゃなくて「刺身用」というのがポイント。 「トロ(イワシ)」、「江戸前(青柳)」ときて、今度は「刺身用」。痛いとこ突くキーワード連発だ。 これを食べないわけにはいかない。 ふんわりとした焼き上がりで、なんとも言えないイカのイイ香りを漂わせている。 一夜干しだとマヨネーズもいいが、これは絶対に生姜醤油でいただきたい。胴の部分だけでなく、 ゲソまで柔らかい。 生ビール、ホッピー外2中5、ツマミ5品で〆て\4050。 |
|
|
|
<05/07/02再訪> 1軒目に行きたい店 お店選びの条件は何でしょう? |
|
|
お通しはヒラメ!こんな感じで、いきなり主役級が登場したりするので、この店はお通しも楽しみの一つになってしまう、 居酒屋としてはホントに貴重な店。ヒラメはソゲ(ヒラメの稚魚)サイズで、店主はイマイチと言っていたのだが、甘みが あって充分美味しい。味わいつつも一気に食べきって、ビールも終了。これからが本番、ホッピーに移行する。 アイナメ昆布〆のこの身の光沢。脂が乗っているのだろう。でも、上品な脂なので、つけ皿の醤油は脂で濁りはしない。 使用する昆布は利尻産の最高級で、淡白なアイナメの旨味を存分に引き出している。歯に纏わりつくような食感で、 旨味がどんどん出て来る。 豆アジの唐揚げは10センチ弱のサイズで、、香ばしく身がふっくらと揚がっている。骨も柔らかいので頭から食べる。 もちろん?手づかみ。頭の部分に旨味が凝縮していて、これはよりいっそう酒が進みますね! 「メニューには無いけど、鯨ありますよ」と店主が言う。以前、鯨料理の食べ歩きをしていたぐらいの鯨好き(ただ、値段 高くて続かなかったけど)。こうやって、「ありますよ」って言ってくれる店も何軒かある。 鯨は近海物のゴンドウクジラで、色はミンクのキレイな赤に比べると赤黒い。これもとても柔らかい。口の奥の方で、 不思議な香りを感じる。ミンクよりずーっと奥が深いなぁ。 ホッピーをいつもより濃い目の外1中4で呑みきってしまったけど、何かまだ食べ足りない感じがしたので、ウーロンハイ と「本日のおすすめ」の中でほぼ定番化した感のある、マグロ切り落とし。いつもながら香りと味が強くて、トロより赤身の 人間にとっては堪えられない逸品。 白身魚に力を入れ、それ以外のツマミもバリエーションに富み、しかも外れが無い。金と胃袋に余裕があれば、幾らでも 食べたい。いつも「本日の〜」で手一杯で、レギュラーメニューには未だ辿り着いていない。 やはり、この店は1軒目に行きたい。 |
|
|
|
<05/07/09再訪> おいしいものを、より安く(驚異のお通し&充実白身) 今日の白身魚は、石廊崎産の天然マダイと常磐産のマコガレイ。 |
そういう訳で、白身が出てくるまでマイセンライト一服。 いろいろな人から、「食べ物の味が判らなくなるからタバコ止めた方がいい」と言われているのだが、タバコも酒も 止められない。今までの最長禁煙時間...14時間。タバコを止められるというのは、一種の才能ですな。 結論。お通しの一気食いは止めましょう。 さて、本題。 天然マダイ刺身はやや透明で、弾力のある白身。さっぱりした甘みと口に広がる微かな香り。高価なイメージの為、 日本人(庶民)の好きな魚TOP5には入れそうにはないが、やはり白身魚の王道(KingsRord)であるのは間違いない。 そして、マダイより少し透明度の高い、マコガレイ(通称マコちゃん、眞子様)はというと、よく締まった身で、 歯を当てると上品な旨味が溢れ出る。 こちらは、いぶし銀。長嶋ジャパンの主将・ヤクルトの宮本だろうか。 古い話で恐縮だが、赤ヘル広島の大下にも近いかも。 雨の土曜日ということもあり、お店があまり忙しくなかったので、店主から興味深い話がいろいろ聞けた。 門仲の某有名店の仕入れとか、危なくて書けない話が多いのだが。 で、危なくない話題、「安くて美味い魚を出す秘訣」をご披露しましょうか。 足繁く築地に通い、仕入れた魚をきちんとした処理を施すこと、だそうです。手間に勝るもの無し! ...いや〜、耳が痛いネ。 安さの限界を追求したい、とも言っていた。なんとも頼もしい。 で、トリはやっぱり松井(秀←稼のわけない)、「マグロの切り落とし」。こちらは赤身の味、香りが強い。 いつもながらの逸品。 生ビール、ホッピー外1中4(いつぞやのお客さんに中4の秘訣を伺ったので)、ウーロンハイ、ツマミ3品で、 〆て\3030。 今日(7月16日)は休みです。 |
|
|
| <05/07/30再訪> サイトの読者さんに遭遇 カウンターのいつもの席に座って、本日1杯目のキリン一番絞り・生を呑んでいると、一人のお客さんが入ってきて |
![]() |
![]() |
|
コチ刺身(\380)、スズキ昆布締め(\380) |
ホタテひも(\280) |
|
|
||
| <05/08/06再訪> 白身魚の美味しさは? 師匠達と呑んでいる時に、白身魚は獲れたてが美味いのか、時間が経過してからの方が美味いのか、という話題に |
|
|
| <05/08/20再訪> カンパチは白身魚なのだ! |
||
![]() |
![]() |
|
房総勝山産の朝〆のメジナ(\280) |
朝〆の天然カンパチ(\350) |
|
連日満席のおか吉だが、土曜日だけは例外で店主といろんな話が出来るのだが、前回は満席になった。 果たして今夜は? 外の看板に張ってある「本日のおすすめメニュー」をチェックして中に入ると、先客はカウンターのソロ客と手前の テーブルの2人客のみ。 カウンターの左端のいつもの席に座って、生ビール(一番絞り)を注文する。お通しはマグロのほほ肉。国産牛肉の ように柔らかくて脂が乗っている。相変わらず、お通しから飛ばしているな。 今日はメジナと天然カンパチという珍しい刺身がある。どちらも一度しか口にしていない。 メジナは腰越漁港の目の前にある釣り船屋兼食事処「池田丸」、天然カンパチは昨年の夏に訪れた沼津の 居酒屋「海鮮天国」で食べた。漁港の近く出なければ刺身では食べられない。特に、天然カンパチは市場に5%程 しか出回らない高級魚なのだ。回転寿司にあるハマチに似た、脂ギトギトのカンパチは養殖物。あのハマチもどき しか知らないと判りづらいが、カンパチは白身魚なのだ! 養殖というのは市場に安定的に魚を供給する事が目的。このカンパチのように天然物とあまりにも内容が異なって いるのは、養殖技術の問題なのだろうか。それとも、これが今のニーズなのだろうか。 さて、飲み物をホッピーに移行して、白身魚を注文。 まずはメジナから。朝〆の身はよく締まってコリコリで、磯臭さも無くさっぱりした旨味。この280円はお値打ち。 最後にもう1回行きたいところだが、この間に客が続々入ってきて、皆さんメジナとカンパチを注文している。 売り切れになるんじゃないか(実際には別の理由で「もう1回」は断念)。この他、茶豆も人気があるようだ。旬だから 当然か。皆さん、ツボを抑えていらっしゃる。 次に頼んだ天然カンパチは半透明の身。モチっとしていて、程よい自然の脂の乗り。甘みがあって美味い。 お次はインドマグロの切り落とし。マグロの切り落としは、本日のおすすめメニューの中でも定番化しているが、 通常はバチマグロ。赤身好きとしてはインドマグロは大歓迎。透明感のあるしっとりした赤身は独特の香り。 |
![]() |
![]() |
|
インドマグロの切り落とし(\350) |
刺身用の極上品サンマの塩焼き(\380) |
サンマの棒受け網漁も始まり、大型のサンマが揚がっているようだ。サンマ刺身とサンマ塩焼きがメニューに あるが、翌日にサンマ食べ放題(無料!)のイベントがあるので、今日は注文しないつもりだった。 だが、サンマの塩焼きを注文するお客さんが多く、その度に目の前でお腹のプックラした大型のサンマに 振り塩する光景を見せ付けられては、最初の計画など一瞬にして崩れ落ち... 「やっぱり、サンマ塩焼き」。(←メジナ「もう1回」断念のワケ) 店のご夫婦も毎日、「美味しいね」といって食べているというこのサンマ、ふっくらとした焼き上がりで美味いが、 特に腹が絶品。サンマの旨味が凝縮されている。こんな腹を残しちゃう人がいるなんて信じられないネ。 生ビール、ホッピー外1中4、ウーロンハイ、ツマミ4品で、〆て3510円。 |
| <05/09/03再訪> 旬の魚とスゴイ海草パワー! 今日のラインナップは天然カンパチ、カワハギ、タチウオの白身魚に秋刀魚、そして定番のマグロ、アジ、と松坂世代に |
![]() |
![]() |
|
お通し(タチウオ) |
カワハギ(\350)、天然カンパチ(\380) |
|
![]() |
![]() |
|
新サンマ塩焼き(\350) |
ギバザ(\280) |
| <05/10/08再訪> ついに出た 土曜日は比較的すいていることが多いのだが、今日はほぼ満席状態。 |
白身(ウマヅラ、カンパチ)からやっつけますか。ともにコリコリ感は薄れているが、カンパチは旨味がでて甘みがある。ウマヅラは 魚体はまだ痩せているそうだが、肝が濃厚で美味い。カワハギ系は殆ど毎回お代わりするのだが、他にやっつけたいツマミが 目白押しだし、この満席の状況下で美味しいもの独り占めは気が引ける。お代わりは自重しておこう。 続いて、「ついに出た」とのPOPが書かれた「カキフライ」は、おか吉の冬の看板メニュー。通常は厚岸産らしいが、今日は三陸産。 「上モノの牡蠣は揚げても縮まない」(大将談)そうで、かなり大きめのサイズ。身がギュッと詰まって濃厚な味。10月下旬位から 定番化する予定だそうだ。 |
|
![]() |
|
天然カンパチ刺身(\350)、ウマヅラハギ刺身(\380) |
生カキのフライ(\380) |
〆はもちろん「さんま塩焼き」。「超でかい」と書かれては素通りは出来ない。いつもながらの綺麗な焼き上がり。切れ目から ジュウジュウいってる。あまりのデカさに、長方形の皿に斜めに乗せられている。脂の乗りも悪いワケが無い。このサンマは 11月末位までやるそうだ。 今の時期、スーパーとかで100円未満で売られているが、旬真っ盛りで単価が安いので最高品(何百円の世界だろうが)を 食べたい。家で食べてるから店では注文しないない、っていうのは、ちょっと間違ってると思いますよ。 結局、満席の謎は判らずじまいだった。満席のお客さんは「本日のおすすめ」よりも、定番メニューの方を注文しているのだ。 ??? ウマヅラお代わりを自重した、私の心遣いも無駄だったようだ。 本日の成績:生ビール、ホッピー外2中5、ツマミ4品で3540円。 |
|
| <05/10/29再訪> おかわり君
「衣を薄めにしてみました」と店主が言うカキフライは、見た目ふっくらした感じ。中は半生でジューシー。生カキの
(この店には)珍しくイナダがあるので、店主に「次、イナダいってみようと思うんだけど」と言うと、「イナダなら
|
| <05/11/19再訪> 白身全部と越乃景虎 バブル期の頃、女友達がおぢ様と伊勢丹の靴屋に行って、 |
ただ、酒のラインナップを含めたお店のメニューって、「店主のこだわり」、「お店のポリシー」なワケで、客の要望なんて 別に聞かなくてもイイ、とは思っていたんです。 人気の酒を片っ端から揃えているとか、日本酒を500種類以上も置いてる店って、「何も考えてな〜い(一切の思考を 停止しておりま〜す)」状態じゃないかしら。 だけど、淡麗超辛口の越乃景虎は、絶対に白身の刺身に合うはずだ。 生涯初となるメイタカレイは、コリコリで繊細な旨味。ヒラメはちょっと熟成した感じで、その分旨味がたっぷり出た白身の 王道。そして、タチウオは若干身が柔らかいものの、独特の香りは健在。 タチウオと言えば、新宿の「釣り人 水乃」が頭に浮かぶ。釣り好きな女将は週4回ほど海に出る。主に三浦半島の 走水に行っているのだが、そこで釣ってくるタチウオとアジが新鮮で美味い。 ちょっとした接待にも使えそうな店なんで、値段はちょいお高いけど。(ランチをやめちゃったのが残念。)
右隣のお客さんはイヤホンでラジオを聞きながら、静かに日本酒を呑んでる。ホッピーがグラスに残っているので、
ビール、景虎×2、ホッピー外1中3、ツマミ4品+α(ヒミツ)で、〆て3930円。 |
| <05/12/24再訪> X'mas Eve 24日は営業します、と店主から聞いていた。年内最終週になると河岸も正月仕様になってしまい、白身魚を食べる事が
透明がかった美しい白身は厚切り、肝もたっぷり出してくれた。身の味を確かめる為に、醤油で一切れ食べてみる。
この後、もう1杯景虎を呑んで(ここで景虎は終了)、ツマミはギバサ、農家直送の野沢菜へ。 |
![]() |
![]() |
|
北海道の小さいししゃも |
朝じめアイナメ刺身(\350) |
白子ポン酢も気になるが、待ち合わせの時間が迫ってる(否、遅刻しそう)。女将さんに見送られて、浅草に出るべく 都営浅草線の駅に向かう。今日もよく呑み・よく食べた。 |
| <06/02/18再訪> 祝!3周年 2月12日に3周年を迎え、この日は「3周年記念セール」 |
本日の目玉「セグロイワシ」と、白身は今が旬のホウボウを注文する。 この日は女将の知り合いの家族連れが数組と、他にもお客さんが大勢入って、ほぼ満席状態。セグロイワシを 頼む人が多い。 隣の常連さん、入口近くのテーブル客と同じロット(ラーメン屋じゃないんでこうは言わないかも)で出てきた。 セグロは魚体が銀色に輝き、身には透明感がある。新鮮じゃなければ刺身で食べる事が無い魚なのだが、 これは間違いなく新鮮。臭みが全く無く、小さいながらも濃厚な青物系の味がする。 ホウボウはモチっとした食感で、ユーモラスなその姿からは想像できない様な甘味。白身魚のなかでも、 甘味の強い白身魚だろう。「当たり外れの無い魚」と店主が言った事があるが、正しくは「外れが無い、いつも 美味しい魚」だと思う。 |
![]() |
![]() |
|
お通し「マグロ中とろ」!!! |
ほうぼう(\350)、セグロイワシ(\180) |
実は3周年記念セールのことは知らずに来た。前回訪問時に大満足したハムカツが目当てだったのだが、 メニューには無い。ダメ元で確認してみたところ、「出来ます」とのこと。ハムの在庫が多くなく、メニューには 書かなかったのだろうか。 ハムカツが嫌いな人って少ないと思うが、中々「コレだ」というハムカツに出会えていないと思う。最近の ハムカツって、ハムの風味が勝ち過ぎて衣とのバランスが崩れちゃっていて、何かイメージと違うんだな。 で、研究熱心な店主が選んだハムカツに最適なハムは...チョップドハム。 プレスハムの規格より肉塊が小さく、つなぎの割合が多い、いわゆる安物のハム。 薄っぺらいハムカツだと衣が強すぎ、部厚いハムだとその逆になるのだが、このハムをちょっと厚切りに すれば、衣とハムのナイスなコラボからノスタルジックなチープ感が生み出される。 ソースをたっぷりかけて食べたい。 この新メニューが、いきなり人気メニューになったのも納得である。 |
![]() |
ハムカツ |
この日はこの後、セグロをお代わり、ホッピー外2中6、ウーロンハイで、〆て\3210だったっけ? |
| <07/03/26再訪> 「ご飯の国の人」のランチ 昨年末から昼の営業を始めた「おか吉」(@人形町)。 |
|||
| 今日の「良き日」はよく晴れて、最高気温20℃の予想。今年になって初めてコートを脱いだ。 午前中の用事を終わらせるのに手間取り、おまけに電車も遅れて、人形町の駅に着いたのは1時過ぎ。 暖かな陽射しに包まれて歩く街は、夜とはまた違う顔をしているようにも感じるが、落ち着きのある大人の 佇まいは変らない。春の風になびく「ランチ」の赤い幟が見えてきた。 ピークを過ぎているのか、お客さんは入口に近い席に数組。話に花が咲いてかなり賑やか。 「奥へどうぞ」とカウンターのいつもの席に案内される。この席に座ると通常、第一声は「ビール」か「ホッピ ー」なのだが、夜の酒(&酔っ払い)には寛大でありながら、昼酒には大変厳しいお国柄。 顔に出ないんだから一杯ぐらいいいんじゃない?と気持ちは大きく揺れつつ(本当)も、良識ある大人の 選択で...「刺身定食をお願いします」
|
| ランチメニューは金額まで全品記憶しており、何を食べるかはココに来る前に決定済。「アジ丼」や 「マグロのづけ丼」にも惹かれたが、魚だけじゃなく米にも造詣の深い店主が「ごはんが美味い」と 言うのだからと、「定食」に決めた。 「迷ったら両方!」という「大人食い」も頭をよぎったが、それをしていればその時点でご飯が切れ、 次に来たお客さんは「アジ丼」を食べられなかったはずだ ( ̄ー ̄)ニヤリッ 米は長野産コシヒカリ・「柳澤けんたろうの米」。産地の佐久地方は気温の日較差が大きく、水が良い。 それに加えて、蕎麦の産地よりも肥沃な土地の為、良い米を作るのに大変適しているらしい。 この長野産コシヒカリは料亭などでも使われる米で、一部の悪徳業者では魚沼産コシヒカリとして売る ことも有るとか。 また、この生産者は豚を飼育しており、その有機農法で作る米は僅かな量という。 まさにコア&レアな「幻の米」!
|
| そんなお米を炊き上げたご飯はとても艶やか。立ち昇る香りの良さと甘味が素晴らしく、おかず無しでも 「ご飯がすすむ」。主役とも言えるこのご飯で、具無しのおにぎりを食べてみたいと思うのは自分だけでは 無いはず??? もちろん定評のある刺身も主役。この日はマグロ、アジが4切れずつに、イカミミ。酒のツマミとしてなら、 生ビールとホッピー外1中3ぐらいは呑めそうな量。夜だとこれだけで1000円近くはする。それでいて 夜と遜色ない新鮮さは、やはり毎日築地に仕入れに行っていればこそ。 |
![]() |
![]() |
|
| 時間的、経済的等々の制約から、燃料補給的に慌しくご飯をかっ込むのが、巷でみられる一般的な ランチの姿。某居酒屋チェーンのご飯・味噌汁お代わり自由のワンコインランチや、路麺屋のセット メニューなどがそれを象徴している気がする。 埼京線某駅の店で前者の日替わりランチをたまに食べるが、ご飯を一心不乱にかっ込んでいると、 獲物に貪りつく野生への回帰を体感でき、アレはアレで楽しいとは思う。 だがしかし...美味しいご飯をよく噛んで食べれば、自分自身が米を主食とする「ご飯の国の人」で ある事がよく分かる。そんな当たり前のことを感じたランチだった。 |
| 【ランチ情報】 ●月〜金の11:30〜13:30(祝日は休み) ●注文時、前払い ●ランチタイムは禁煙 ●ご飯の大盛無料サービス |
| <07/12/01再訪> 〆ラー撲滅運動#2「炭水化物呑み!」 秀吉本陣、むろ屋、味噌一、九州じゃんがら(以上、ラーメン系)、たぶち、カレキチ(以上、カレー系)...
【おことわり】 |
| 【マグロづけ丼】 | ||
![]() |
![]() |
|
| 甘さ控えめのシンプルな漬けダレが決め手。マグロの旨味と合体して、ツマミ力がグ〜ンとUP!甘味と 香りの際立つご飯との相性もとてもイイ。最初はツマミとしてマグロ単体で食べて、次にご飯と御一緒に〜 de 美味しさ2倍! 月見そば・うどんも同様なのだけど、中央に乗る卵どうしよう?コレ、結構意見が分かれそう。 なぜなら、「処遇」の観点として@潰して混ぜ混ぜA丸飲みB見るだけ(お月見)。その「タイミング」も @最初にA途中でB最後に。 最初に潰して混ぜ混ぜ!っていうのも、ある意味、潔くて漢な感じがするけど、どん欲な私は「処遇」@& 「タイミング」A派。マグロが少なくなってきたら、「卵掛けご飯 Featuringまぐろヅケ」 de 美味しさ3倍! を狙っちゃう。 |
| 【さんま丼】 | ||
![]() |
![]() |
|
| このメニューは来年の8月位まで食べられません(2週間前ならあったんだけどネ)。 相変わらず、仕事(更新)が遅くて申し訳ありませんm(_ _)m 「さんま丼」に使われるのは、トロトロの脂が乗った生サンマ。もちろん新鮮。サンマから脂と一緒に旨味が 溶け出して、サンマの美味しいエキスが温かいご飯を包み込む見事な一体感。 でも、大量のネギ(万能ネギ、長ネギ)が掛かっていて、過度の脂っこさや臭みは感じない。その絶妙な 中和具合が面白く、酒も呑まずに一気に食べてしまう。 (「炭水化物de呑む」というよりは、〆めしになっちゃうけど) 夏頃にランチで食べたイワシ丼より、ご飯との一体感といった面ではコチラの方が好み。 |
| 【皿うどん(ハーフ)】 | ||
![]() |
![]() |
|
| このメニューは夜でも食べている人が結構いるので、オーダーしても大丈夫そう??? ランチで出している量と同じながら、呑みながらの場合は少々キツイかも(2〜3人で1人前が適量か)。 店の人からも「多いですよ」と言われ、ハーフサイズでオーダーしてみた。 麺は油で揚げた細麺(バリ麺)。これにキャベツ、モヤシ、人参、シイタケなど、たっぷりの野菜の餡が かかる。野菜の旨味がイイ出汁になっていて、塩分控えめな上品な仕上がり。連戦続きで疲れた胃にも 優しい。 酢、ソース、醤油などで、自分流にカスタマイズすることも可能。デフォルトか、酢がお気に入り。 |