―製品紹介―
 このコーナーでは工房MAG製作のちょっとしたアイテムを紹介します。
簡易ろ過装置“ふじつぼ君”Ver1.0
 食用にしようと、ワタリガニを捕獲してきたものの、水に浸けたら元気を取り戻してしまったので、プラケースで飼育することにしました。はじめは、投げ込み式のろ過装置を入れていましたが、そのろ過装置が他の水槽へ転出することになり、新しいのを買いに行くのも億劫だったので、ペットボトルを利用して作ることにしました。材料は500mlのペットボトルで、頂上と底の部分を使います。注ぎ口は見た目が悪かったので切り落とし、底の部分には穴をあけて水を循環させます。また、上下が重なる部分には、三角形の切れ込みを入れ、上下を重ねるとひし形の隙間ができるようにしました。その隙間のひとつに、チューブを通してエアストーンを接続し、ウールマットを詰めると、簡易ろ過装置ができあがります。
 早速、投入してみましたが、カニがいたずらして、すぐにバラバラになってしまいました。分解してしまっては、ろ過装置の機能は果たせないので、重なる部分の下側に切れ込みを3ヶ所ほど入れ、上側をそこに差し込むようにしました。差し込む部分は、先端を細く、中心を下側の切れ込みより若干太く、根元を再び細くして、“返し”をつけました。これでカニがいたずらしても分解しなくなりました。
 “ふじつぼ”のネーミングは、見た目の印象です。ペットボトルの他には、チューブとエアストーンだけなので、経済的ですが、ろ過能力は市販のものより低めですので、過密飼育の水槽に投入しても効果は上がらないでしょう。また、大きな魚は、尖った部分にこすって怪我をしてしまうので、向きません。
<使用例>
 7リットルのプラケースに“ふじつぼ君”を投入してみました。なお、エアチューブは肩の部分に穴をあけて通してあります。上下はピッタリはまってしまっているので、ろ過材を出し入れする場合は頂上からということになります。
 投入後1ヶ月を経過した水槽です。なんとなくウールマットが汚れてきているようです。大きなゴミを吸い取ることはできませんが、ウールマットにろ過バクテリアが付着することによって、それなりの効果をあげることができます。

名称 形式 寸法 材料
ふじつぼ君
  Ver1.0
ペットボトル製 適宜
(作例:6cmφ、高さ5.5cm)
ペットボトル
エアストーン
ウールマット
簡易間仕切りVer1.0
 プラティさん一家は子沢山。ところが、子供たちがそれぞれ自分の部屋を持ちたがる年頃で、パパ・プラティ氏にとって、子供部屋の確保は最重要課題でした。ある日、パパ・プラティ氏が管理人に相談に来ました。子供用の水槽が欲しいというのです。しかしながら、このところの管理人は多忙を極め、水槽を増やすどころか、大幅に減らさねばならず、新たに子供用水槽を立ち上げることは不可能でした。そこで、管理人はプラ板を使用した間仕切りを提案しました。これは、模型工作用のプラ板と丸棒を組み合わせるもので、水槽の断面に合わせてカットしたプラ板の隅(上部のみ。下部は底砂で固定。)に穴を開け、丸棒を通した後固定するというもので、管理人の提案は、45センチ水槽を4つに仕切り、系統別に幼魚を飼育するというものでした。
 材料のプラ板は、模型店で手に入ります。工作例では、0.5ミリ厚の透明プラ板と2ミリφの丸棒を使用しています。プラ板、丸棒ともに各種ありますが、照明の都合を考えると、透明のものがよいでしょう。
<使用例>
 45センチ水槽の使用例です。ろ過装置は各部屋ごとに入ってますが、プラ板を二重にして中心部分をくりぬき、網をサンドイッチすれば、一台のろ過装置で水を循環させることも可能です。ただし、流れが速すぎると、仕切りが動いてしまいますので、あしからず。作例では、あくまで“簡易”をモットーにしてみました。

名称 形式 寸法 材料
簡易間仕切り
  Ver1.0
プラ板製 適宜
(作例:280mm×190mm×3枚)
プラ板、丸棒
―その他の製品―

◆どじょうつぼVer2.0 ◆どじょうつぼVer2.05
◆飼育箱500Ver3.0

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