私の庭へようこそ。
ここをお訪ね下さるのですから、あなたの爪は先が曲がるほど長くはなく、気にしながらもソバカスのある陽に焼けた肌の、つまり庭を作り花を咲かせることの大好きな方だと存じます。      

  私たち素人園芸家にとって思い描いたとおりに咲いた花に囲まれる至福の時はもちろんのこと、つらい作業もそこそこ愉しいものなのです。
でも、一番愉しいのは同じ想いの花好きが訪ねて下さった時です。
時間を忘れ話はつきません。
      



      


























 訪れる人のいない庭は食べる人のいない料理のようなものだと思います。
だんだん温かさが薄れ、やがて無用でもてあまされる存在になってしまうでしょう。だから、お訪ね下さって本当に嬉しいです。
        
 表紙の写真  2017/04/27

   ホソバシャクナゲ(細葉石楠花) ツツジ科

 愛知県に自生している日本のシャクナゲです。
日本シャクナゲの中では一番暑さに強いので、酷暑の高崎でもどんどん大きくなります。私は毎年剪定してあまり大きくはしません。これが長年持ち込む秘訣です。

 庭ではサクラに続いてハナミズキが満開です。
この家を建てた時に植えました。丁度その年に末の息子が生まれたので、ハナミズキは彼の歳と同じです。正確には植えた時には10㎝位の太さだったから、ハナミズキの方が10歳ばかり年上なのでしょう。
地面には春の山野草が、空には花木が、春爛漫の私の庭です。
  
 先週の土曜日に、ハナミズキと同い年の息子から電話がきました。
「内覧までに木を植えたいって建築事務所が言ってきたけど、どうしよう」
「明日行くからヘンな木を植えないでヨ!」
彼は目下マイホームを建てています。
今住んでいるマンションは前が信濃川で土手には桜も咲き、とても気に入って住み続けるつもりでした。ところが突然、隣の部屋のじいさんから「子供がうるさい」とクレームが来るようになりました。
このことに背中を押されて、急遽家を建てているのです。
5年生と1年生と幼稚園児の男の子3人、煩くないわけはないのです。
でも、今どきのマンションですから、上の階と下の階の住人に聞いても別に普通だと言います。じいさんは一人暮らしで、どうやら何でも気に入らない人なのでしょう。
この頃の年寄りは学校や幼稚園に騒音クレームを付けるのがお好きなようで、同じ年寄りの私としましては(アホかいな)と思っているのです。
いくら煩くても昼間だけなのですから、ちょっと我慢してやれないのでしょうか。

それはともかく、息子と嫁さんから、
「庭はお母さんお願いします」
と頼まれています。
左の写真が玄関前の狭い庭スペースです。たった15坪あるかないかの庭ですが、頼まれるのは嬉しいものです。


去年は150坪の市のローズガーデン、今年は15坪の息子のガーデン、大きさは違ってもガーデナー冥利に尽きる老後の出来事です。

 息子も嫁さんも庭など作ったことはないし子供も小さいので、ごくシンプルでローメンテ、そしていつか嫁さんがガーデニングに目覚めた時に改造しやすいように、欲張った条件で考えました。
 建築事務所の社長さんに勧められたのはアオダモとオトコヨウゾメなどの雑木でした。家は地中温度が15度前後で一定していることを利用した環境に優しい居心地の良い設計です。だから雑木を勧めて下さったのでしょう。
 でも、若い夫婦と元気な男の子3人がいる賑やかな家庭には、もう少し楽しく明るい樹木が似合うと私は思います。
私が勧めた(と云うか強引に押し付けた)のは、オリーブとジューンベリーとヤエザクラです。
オリーブは向かいの家の視線を遮るために常緑樹が必要でしたので。
それからジューンベリー。春の花も甘い実も秋の紅葉も楽しみ多い中木です。
そして「え~???」と拒否反応が出たヤエザクラ。
「サクラは大きくなる」だの「虫が着く」だのいろいろ言ってくれました。
だけど、サクラに限らず樹木は永遠に大きく育ってゆくのです。それを上手に剪定するのがガーデナーの腕です。
5年生の孫は賢い子ですから、私が教えれば毎年適当な剪定をしてくれるでしょう。嫁さんだって身長が171㎝もあるのです。
身長を無駄にしないで剪定をしなさい!





そしてサクラに良く着く害虫アメリカシロヒトリは、卵から孵るとみんなで群れて葉を食べるのですぐに見つけられるのです。ハシゴと高枝落としで枝を切れば解決です。

 右上のヤエザクラの写真は高崎公園のサクラです。
ほどほどの大きさで、ソメイヨシノが終わってから10日後くらいに華やかに咲きます。
庭には「ステキなあの家のあの木」と言われる樹木が欲しいものです。そう言われるからこそシンボルツリーなのです。

 大した面積ではないので、庭スペース全部にランダムに石版を敷き詰めます。モルタルは使わずにただ置くだけです。
木を植えるところは開けて、隅に空いたスペースには雑草対策も兼ねて好きな灌木や草を植えます。子供が夏休みの宿題でミニトマトを植えてもいいでしょう。
そして、いつかバラを植えたくなったら石版を取り除きます。

  

このやり方のいいところは、メンテが下手でもまとまって見える所です。
ただ、モルタルを使わないので石版の隙間から雑草が生えてくるのは仕方ないですね。
サクラの下でバーベキューをしたり、早起きしてジューンベリーの実を食べたり(早起きしないと食べごろの実は鳥が食べてしまうのです)ケンケンパをしたり楽しめる庭です。

いかが?
       

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