読み合いの博打性と対抗策についての考察

・ランダム戦略とは?
お互いに次の行動の選択肢が2つ以上できてしまった時に、普通なら「読み」によってどの行動を取るかを決めます。
しかし、ここで「読み」を使うのではなく、「運要素」により行動を選択することもできます。
「運要素」によって行動を選択する事を個人的には「ランダム戦略」と呼んでいます。

では、具体的にどのようにすれば「運要素」を使って行動を選択することができるのだろうか?
その答えはいたって簡単で、何か運要素を生み出す道具を用意すれば簡単に出来ます。
例えば、6面ダイスを使う場合だと、「1〜3が出たらaの選択肢、4〜6が出たらbの選択肢」といった具合に行動を決定していきます。
別に6面ダイスで無くても、10面ダイスでもエクセルの乱数表示でもコインでも別に問題はありません。
ただ、ここで注意しておきたいのは、感情が入り込む余地を無くさなければならないということです。
(感情が入ってしまった地点で、それは「読み」となってしまうため)
勿論、各々の選択肢が選ばれる可能性は同じにしなければなりません。
(各々の選択肢が選ばれる可能性が違っていた場合、
「どの選択肢を高い確率に設定するか」ということを感情で判断しなければならなくなるため)
どうでも良いですが、私はエクセルを使用してました(聞いてない

・ランダム戦略のメリットと注意点
この戦略の特徴として、相手がどのように読んでも、結果的に良い選択肢を選ぶ可能性が50%(お互いに選択肢が2つの場合)になるということです。
(お互いに選択肢が2つで無い場合については、今の所「実際にそんな場合が起こり得るのか」ということも含めて解明されてないと思います)
また、「読み(心理戦)」という理論では解明しにくいものを、「運要素」とい う理論で簡単に解明できるものに置き換えることが出来ます。
これらの特徴から、次のようなメリットが生まれてきます。
読みが上手い人と読み勝負をしなくて済む
読みが上手い人と勝負すると、読み勝てる確率が50%を下回りがちです。
そこで、この戦略を使用すると、読み勝てる確率が50%を下回るといったことは無くなり、
少しは有利に戦えるようになります。
連続で読み負け無ければ勝てる時に、かなり確実に勝ちにいける
ポケでは、連続で読み負けなければ勝てる場合が生じることがあります。
ただ、相手にほぼ完全にこちらの精神状況を把握されている場合、
それでも負けてしまう場合が多いです。
そこで、この戦略を使用するとかなり確実に勝ちにいけます。
例えば、お互いに2択の選択肢があり、4回連続で間違えなければ勝てる場合、
負ける確率は確実に僅か1/16になります。
理論的なテストにおいて、従来よりも正確なデータが出せる
理論的なテストをする時に、理論で解明しにくい「読み」を、 理論で簡単に解明できる「運要素」に置き換えることにより、
更に正確なデータを出すことが出来ます。
例えば、「あの場面では、○○%の確率で勝てた」とか、「この新開発のコ ンボを使うと、○○%の確率で勝てる筈」といった具合でしょうか。
つまり、この戦略がポケ対戦界の理論面での発展に貢献する可能性があるということです。

ただし、理論で解明しにくい「読み」を、理論で簡単に解明できる「運要素」に置き換られることにより、
恐ろしいデメリットが生じるかもしれません。
具体的に言うと、心理戦は、対戦の楽しみの一つであると考えられますが、
この戦略を使用することによりその楽しみが削がれてしまう可能性があるのです。
(実際に、私もこの戦略を発見してから対戦をあまり楽しめなくなりました)
仮に、あなたが「心理戦は対戦の楽しみでも何でも無い」と考えていたとしても、
他の方もそう考えているとは限らないので、正直乱用は薦められません。
私も誘惑に負けて何度か使用することはありましたが、基本的には封印していました。




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