フロアーカーリング
ルール完全版


フロアーカーリング  〜用具の準備からゲームの終了まで〜


1 用具
 ターゲット 1個 (4輪、グリーン)
 フロッカー 8個又は6個 (3輪、レッド・イエロー)
        共に重量2,3s 直径24.0p 厚み7,3p
 メジャー (3〜5m)
 スコアシート


  ターゲット フロッカー スコアシート


1 2 3 4 5 6 7 8 9
先攻
後攻


2 人数

 フォース(4対4)  フロッカー8個使用
 トリプル(3対3)  フロッカー6個使用
 ダブルス(2対2) フロッカー8個または6個使用
 シングルス(1対1)フロッカー8個または6個使用

3 場所

 平坦な床面か、平坦で固いところ

4 コートサイズ
 
 フロッカー8個使用時:幅4,05m×14,40m
 フロッカー6個使用時:幅4m×10m
 ライン幅4〜5p
 (コート設営に余裕がない場合はコートを縮小し行ってください。

※ゲーム前、下図のようにターゲット及びフロッカーを配置し、ゲームを開始する際はプレーヤーの妨げにならない場所に移動してください。
※ゲーム開始時はレッドフロッカーをコートに向かって左側に置きます。2セット目は右、3セット目は左と交互に移動します。(選手の移動はありません)


5 送球方法

 片膝か両膝を床面についた姿勢から、ターゲットもしくはフロッカー(グリップを握り)を軽くスイングさせたのち目標に向け押し出します。その際、プレーヤーはフロッカーが手から離れるまでの間、ラインに触れたり、踏み越えられませんが送球ゾーンのサイドラインについては触れたり、踏み越えても良いです。しかし、フロッカーは必ず送球ゾーン内のサイドラインに触れないように送球しなければなりません。

※ ターゲット、フロッカーは、滑走し慣性が弱まれば右か左に曲がりますので練習時にコツをつかんでください。
※ フロッカーのハンドルを、左右どちらかにひねって滑走させるとその方向に遠心力がはたらきカーブします。右に曲がるのをインターン、左に曲がるのをアウトターンといい、作戦によって使い分けます。
※ 滑走させる順番は自由とします。キャプテンはターゲット近くに立ち、プレーヤーに目標を指示することができます。

6 ゲームの進め方

(1) 両チームのキャプテンによるジャンケンで先攻権を決め(以後セット毎に先攻権は移動)、先攻チームの一人がグリーンゾーンにターゲットを送球します。グリーンゾーン内(オンラインは有効)に停止しない場合は1回だけ送球をやり直すことができます。2回とも無効の場合は相手チームにターゲットの送球権のみ移り、フロッカーの送球の先攻権は移動しません。

(2) 常にセットの先攻チームはレッドのフロッカーを、後攻チームはイエローのフロッカーを使用します。

(3) ターゲットがグリーンゾーン内に制止した後、審判の支持で先攻チームの一人がフロッカーの送球を開始します。

(4) 次ぎに後攻チームの一人が先攻チームのフロッカーよりターゲットに近くに停止するようにフロッカーの送球を行います。この際、後攻チームが送球したフロッカーが先攻チームのフロッカーに当たり共にコート外に出た場合は次の送球は後攻チームがします。
(セット途中でターゲットを残し、A又はBチームが送球したフロッカーにより、コート内のA,B両チームの全てのフロッカーがはじき出された場合は、送球したチームが次の送球を行う。)

(5) 第一投目の先攻チームのフロッカーがコートの外に出た場合は、2投目を後攻チームが送球します。なお、2投目の後攻チームもコート外に出してしまった場合、3投目は先攻チームが送球します。

(6) その結果、ターゲットに近いチームが優勢(下図Aチーム)、遠いチームが劣勢(下図Bチーム)となり、送球はターゲットにより遠いBチーム(イエローフロッカー)からおこないます。(逆転するまで行う)

※同距離になっても逆転ではないため、続けて送球することになります

6(6)の事例
   

(7) Bチームが2個目のフロッカーを送球した結果、ターゲットに近かったAチームよりターゲットに近づけた場合、送球はAチームに移りターゲットに相手チームより近づくまで送球を行います。

6(7)の事例
     

(8) ターゲットからより遠いAチームが、全ての送球を終えたが逆転できなかった場合Bチームが残りのフロッカーを送球し、そのセットは終了します。
(もし、アウトになったフロッカーがあれば、審判は間違って使われるこのとないようにそのフロッカーを相手チーム側に返球する)

6(8)(9)の事例
   

   

(9) この場合の得点はターゲットを中心に一番近い相手チームのフロッカー(図A1)の内側にあるBチームのフロッカーの数が得点になります。この場合はBチームが1点獲得し、次のセットに入ります。(7勝敗と得点の(2)参照)


7 勝敗と得点
(1) 9点先取したチームが勝ちとなりゲームが終了します。そのほか、大会の規模により勝敗の得点を変更することができます。
(2) 得点は、ターゲットの中心に最も近いフロッカーのチームに与えます。ターゲットに最も近い相手チームより内側にある自チームのフロッカーの個数(1個1点)がそのまま得点になります。
(3) 送球したフロッカーが、ターゲットをコート外に弾き出した場合、そのセットは終了します。ターゲットを弾き出したチームは相手チームに2点又は相手チームの未送球フロッカーの数のいずれか多い方を得点として与えます。
(4) 送球したXフロッカーが別のYフロッカーを弾き、それによりターゲットがコート外に弾き出された場合は、Xフロッカーがターゲットをコート外に出したと見なし、Xフロッカーを送球したチームの相手チームに(3)と同様に得点を与える。
(5) A・Bチームともターゲットに最も近いフロッカーが同距離の場合は、1点ずつを与えます。また、Bチーム2個とA チーム1個が同距離の場合も優位とは認められないので1点ずつとなります。

7(5)の事例

8 判定
(1) ターゲット及びフロッカーがオンラインのときはコート内とみなします。
(2) 送球したターゲット及びフロッカーが、一旦コート外に出たものの、再びコート内に戻り静止した場合は有効となります。
(3) 送球した送球したXフロッカーによりコート内のYフロッカーがコート外にはじき出された場合は、そのはじき出されたYフロッカーは無効となります。Xフロッカーはコート内に残れば有効。コート外に出れば無効となります。

9 審判の義務と権限
(1) 競技規則が守られているか否かを監視します。
(2) 送球の支持をします。
(3) ゲーム中に必要に応じて距離の確認を行います。(両チームのキャプテンと共に)
(4) 得点の確認を行います。(両チームのキャプテンと共に)
(5) 勝敗の決定を行います。
(6) ゲームがスムーズに行われるように進行します。

10 競技上、審判上の注意
(1)選手の整列、挨拶、握手、ジャンケンは送球ゾーン内で行うこと。
(2)送球の指示は腕を水平にあげて両チームに分かりやすく行うこと。
(3)距離の判定以外は、コートの外に立ち送球等を指示すること。
(4)アウトフロッカーの処理について、事前に両チームに協力を依頼すること。
(5)審判が一人の場合、事前に距離の測定時には両チームキャプテンに協力してもらう旨を依頼すること。
(6)フロッカー送球時はグリップを握ることが基本だが、子供や高齢者など
安定した送球ができない場合、フロッカー本体に触れて送球することを認めること。