<ファンタジーベースボールとは>

メジャーリーグファンのみなさん、今年はどんな夏を過ごすつもりでしょうか?
メジャーの試合を観ながらビールを飲む...そして、好きな選手、チームの活躍を楽しむ。ふむ、もちろんそれもいいですがその楽しみを2倍にしたくないですか?
イチローがヒットを打ち、盗塁を決める度に、松坂大輔が三振を取る度に、デービッド・オルティスがホームランを打つ度にもっと燃えたくないですか?
あまり有名ではないけど自分だけが期待する選手の活躍を的中させ、自慢したくないですか?
なんでヨハン・サンタナをトレードしちゃうんだーと思った方、それならGM(ゼネラル・マネージャー)なんて自分でもできると思ってる方、ブロックバスタートレード(大型トレード)が起こると興奮する方。自分でGMになってトレードをまとめてみませんか?

これらを全て可能にするゲーム、それがファンタジーベースボール(Fantasy Baseball)です。

アメリカのスポーツサイトを訪れる方ならその名前に見覚えがあると思います。
これはメジャーをカジュアルに楽しんでる人、コアに分析する人どちらも楽しめるゲームです。誰でも簡単に、そして費用はゼロで始めれられます。ゲームに費やす時間も人それぞれ、忙しい人も楽しめてしまいます。

色々な形式がありますが、最も一般的なものを簡単にどんなものかまとめると、12チームほどが所属するリーグに加入し、実際のメジャーリーガーを自分でドラフトしてチームを作ります。その選手たちの実際の試合での成績がそのまま自分のチームの成績となり、その年間合計で他チームと順位を争うゲームです。
チームを構成する選手は先発投手、リリーフ投手、キャッチャー、一塁手、二塁手、三塁手、ショート、外野手と現実の球団を作るのと同じです。
自分のチームの弱点は他チームと選手のトレードをしたり、フリーエージェント選手と契約したりして補強します。
目標は毎日ベストのラインナップを並べ、リーグでもっともいい成績をおさめる事です。もちろん好きな選手を自分のチームに入団させ活躍を期待するのも素晴らしい楽しみ方です。

アメリカでのファンタジーベースボールの人気は物凄く、メジャーリーグ公式サイトをはじめESPN, CBSスポーツライン, FOXスポーツ, スポーツイラストレーテッド、スポーティングニュース、ヤフースポーツ等各メジャースポーツメディアがこぞってファンタジーベースボールを主催しています。さらに専門誌、特集号が5誌ほどシーズン前に出版され、メジャーリーグ専門誌、一般スポーツ新聞にも特集記事、連載コーナーが載っています。スポーツ専門テレビ局ESPNでは特番が組まれますし、スポーツラジオ局でも番組があります。ファンタジー情報専門のウェブサイトに限っては数限りなくあり、ゲームの分析や選手のニュースを毎日提供しています。

また、ファンタジーベースボールの歴史は古く、1980年代初頭にライター/編集者ダニエル・オクレントがアメリカ、ニューヨークにて数人の友人と始めたロティスリーベースボール(ファンタジーベースボール)はスポーツライターや業界関係者の間で瞬く間に広がりました。近年のインターネットの普及により、昔の郵便・ファックスを使った紙の上ではなくオンライン上で誰でも手軽に無料で楽しめるものが増え、バーチャルリアリティゲームのような形態で多くの人を虜にしています。

ファンタジーベースボールの普及は同ゲームをプレーするために欠かせない選手の成績や数字を供給するデータ収集/解析会社(Stats Inc、Sports Ticker等)の設立のきっかけになったとも言われ、今日では成績データ会社はアメリカのスポーツビジネスの一部として重要な位置を締め、各スポーツメディアはより詳細で使えるデータの提供に力を入れています。
ファンタジーがスポーツメディアの発展、データビジネスの確率というようにアメリカのスポーツの発展に貢献したとも言えます。

現在ではロティスリーベースボールから始まったファンタジーベースボールは様々なスタイル(ロティスリー制、ファンタジーポイント制、ヘッドトゥ−ヘッド制、年棒制、オークション制など)があります。またNFL、NBA、NHLの4大スポーツだけでなく、Nascar, F1, Europian/Major League Soccer, College Sports等あらゆるスポーツを題材としたファンタジーゲームが存在します。

このようにアメリカの野球(スポーツ)ファンにとって、MLB(スポーツ)とファンタジーベースボール(ファンタジーゲーム)は切っても切れない関係にある言ってもいいでしょう。 日本でも日本人選手の活躍とともにメジャーを見る人が急激に増えました。それに伴い、このゲームを楽しむ人も徐々に増えていると言われます。昨年あたりからプロ野球版ファンタジーベースボールなどの広告も見かけるようになりましたが、そのシステムの確立はまだできてないのが現実です。

さて、ファンタジーベースボールの楽しみの一部を少し詳しく見ていきましょう。

1 ドラフトで自分のチームを作る!
ファンタジーをプレーするにあたっての最初のそして最大の楽しみです。 ドラフトした選手が自分のチームのメンバーの基本となりますね。最も一般的な方法は主催者が用意するドラフト用ジャバアプレット上で行うものです。ライブドラフトと言われ、他のチームのGMとチャットをしながら楽しめます。運良く1巡目1位指名が当たれば誰でも獲得できる事になります。アルベルト・プホルス、アルフォンソ・ソリアーノ、イチロー、AーRod、ヨハン・サンタナ....迷うところですね。自分のチームが埋まるまでドラフトは続きます。
ドラフト前に自分なりの戦略を練る事が大事です。ドラフトでは好きな選手を取ることができるかどうかドキドキする事間違いないです。はまりますよ!

2 実際の選手の成績がそのままゲームに反映される!
通常の野球シミュレーションゲームと最も違う点はあなたのチームの成績は実際のメジャーリーグでの選手の活躍次第ということです。例えばイチローが自分のチームにいて、彼が4打数4安打で盗塁を3個決めました。そうすると盗塁3個がチームの成績に加算され、チーム打率が上がります。松坂が12奪三振でノーヒットノーランをすれば、自分のチームに勝利が1つ、三振が12個加算され、チーム防御率がグーンと下がることになります。目の前のテレビの中での選手の活躍が自分のチームに影響していくのです。
すなわち、自分の好きな選手の活躍が2倍楽しめるわけです。燃える事間違いなしです!

3 トレードで交渉手腕が試される!
自分のチームの弱点補強や好きな選手を他チームから獲得するためにはトレードができます。1対1のものから10人以上が関わる大型トレードまで思いのままです。根気強く交渉した末にトレードが成立した際には本当にうれしいものです。ドラフトと並んで
ファンタジー最大の楽しみの一つですね。現実ではありえないような松坂大輔とデレク・ジーターをペドロ・マルティネスとアレックス・ロドリゲスに交換するといった衝撃的なトレードも起こせます。敏腕GMになれるか試してみましょう!

4 メジャーリーグや選手の事をもっと知ることができる!
選手の成績、数字には間違いなく強くなります。
全てのメジャーリーガーがゲーム中にいますがし、自分のチームが全員オールスターにはなりませんので、まだ初心者の方であまり選手を知らないという人もこのゲームをプレーする事で素早く覚えるができます。
さらに、いい成績を残していても所属チームの人気が低いなどの理由で、普段見落としがちな選手も知る事ができます。自分はメジャーに詳しいという方にもきっと新たな発見があるはずです。

5 メジャーリーグの違った楽しみ方ができる!
ファンタジーベースボールをプレーする事で、これまでメジャーを観戦、応援するといった受け身的な楽しみ方が普通だったのが、チームオーナー/GM/スカウトとして選手構成(ドラフト・トレード・FA契約)を決定する、チーム監督/コーチとしてのチーム管理、データの収集・分析、といった感じでひと味違った楽しみ方ができるようになるはずです。さらにリーグ内の他のGMとメジャーについて語る事もできてしまいます。

このようにファンタジーベースボールはあなたに戦略・交渉・会話の楽しさ、知識の増幅そしてより大きな興奮をもたらすームです。
あなたも一度プレーしたら、きっとファンタジーのない夏は考えられなくなりますよ!

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