2008年11月18日 NHKニュース9

 東京大学医科学研究所中村裕輔教授が開発したペプチドワクチンに著しい効果!

 政府は18日に医療開発特区政策に採用し、臨床試験を行う機関を50数箇所に拡大し、5年後を目途

 に商品化する目標。

 

 がんペプチドワクチン療法 中村祐輔 2008/10/22

 
中村祐輔 東京大学医科学研究所
 (動画)51分33秒


2008/10/22
大学院 臨床腫瘍学/基礎腫瘍学
がんプロフェッショナル養成プラン「全人的ながん医療の実践者養成」
       
 

 


 

国内初、がんワクチン外来開設へ  

                             福岡・久留米大 2008/12/03 17:40

 久留米大医学部(福岡県久留米市)は3日、患者の免疫特性に合わせてがんワクチンを投与する国内初の「がんワクチン外来」を来年4月ごろ、同大病院に開設すると発表した。がんワクチンは医薬品として承認されていないため自由診療扱いとなり、治療費は数10万円に上る見込みという。

 

 同外来は、ほぼすべての種類のがんが対象。化学合成したペプチド(アミノ酸化合物)ワクチンを使い、がん細胞だけを集中的に攻撃する免疫細胞を増殖させる治療を行う。約30種類のワクチンの中から、がん患者の免疫状態に応じて最大4種類を選んで注射するため「テーラーメード型ワクチン」とも呼ばれる。

 久留米大はこれまで、がん患者約500人に臨床試験を行って安全性を確認。進行性前立腺がんでの延命効果も確認できたとしている。がんワクチン治療は、外科手術や抗がん剤、放射線による治療に比べ、副作用が少なく患者の負担も軽い利点があるという。

 

 医薬品としての承認を得るには、さらに数年間の臨床試験が必要で、記者会見した伊東恭悟教授(免疫治療学)らは「医薬品承認を目指しているが、それを待てない患者も多いので外来設置を決めた。外来を通じてもデータを集め、ワクチンの承認へ向けた対応を急ぎたい」と話した。

  【共同通信】

 

全国初のがんワクチン外来、

               久留米大病院開設へ 2008年12月4日

 久留米大医学部(福岡県久留米市)は3日、来春から大学病院内に「がんワクチン外来」を設置し、全国初のがん患者らへのワクチン療法を始めると発表した。

 

 がんの治療法は手術で患部を切除する外科療法、抗がん剤を投与する薬物療法、放射線療法の三つ。ワクチン療法は免疫機能を高めてがん細胞を排除する「第4の治療法」として注目される。

 

 同大の伊東恭悟教授(免疫治療学)、山田亮教授(がん免疫学)らによると、それぞれの患者のがん細胞の表面にあるペプチドと呼ばれるたんぱく質を特定し、同じタイプの「ペプチドワクチン」を患者に投与する。ワクチンががん細胞を攻撃する体内の細胞を活性化、増殖させ、がん細胞を排除する仕組み。

 

 吐き気などを催す抗がん剤などと違って副作用が少ないほか、週に1度注射するだけで入院も必要ないなど、従来の治療法に比べ患者の負担が少ない。

 

 前立腺がん、膵臓(すいぞう)がんなどの患者500人余に対する臨床試験で安全性を確認。延命効果が得られた患者も多かったとして、がんワクチン外来の新設を決めた。患者には少なくとも計6回、ワクチンを投与する。

 

 ペプチドワクチンは医薬品として国の承認を得ていないため、公的医療保険を使えないが、患者の治療費を数十万円(6回分)に抑え、残りは大学側で負担する方針。5年以内の医薬品承認を目指している。

 

 ワクチン療法は、ほかに東大や札幌医大なども研究しているが、外来を設けるのは久留米大が初めてという。同大の薬師寺道明学長は「どの治療からも見放された『がん難民』と言われる患者への治療法を考えてきた。患者に『第4の選択肢』ができたのではないか」と話している。

                                                                                                      (読売新聞)