EMU300

日本統治時代に建てられた駅舎が残る新竹に停車する、イタリア製の自強号。2007212日、新竹車站にて撮影。

 

 

1989〜

 

←高雄 台北 花蓮→

EM300+EP300+EMC300

3両編成×8本

イタリアSOCIMI製

 

<概要>

1989年、西部幹線の自強号のさらなるスピードアップと、激化する航空機との競争に対抗するために導入された車両で、3両編成8本が製造された。実際には3連×2本=6両編成または、3連×3本=9両編成で運用されている。最高時速は130kmで、台北高雄間を4時間以内(台南のみ停車、3時間51分で走破)で結ぶ「超特快」自強号に充当された。当時は非常に人気が高く、切符がなかなか取れなかったといわれているが、後年、台中に停車させることで所要時間が延長され、再び台北高雄間は4時間以上要するダイヤに改められた。

SOCIMI社が倒産して部品の調達の目処が立たなくなったこと、またはE1000型自強号の大量増備を受け、第一線の運用からは次第に離脱し、現在は海線経由や、停車駅の多い自強号に充当されることが多くなったが、まだしばらくはその姿が見られそうである。(参考:1999年 『台湾鉄路火車百科』 蘇昭旭著 人人出版股イ分有限公司 版)

 

<運用>

運用は固定されている。

調査中

 

<車両別写真>

MC300(パンタなしMc車)

EMC304 2007212日、新竹車站にて撮影。(写真の向きは、高雄←→花蓮)

乗降扉は高雄寄りのみに設置されている。

着席定員は48人。

 

 

P300(パンタ付きM車)

EP304 2007212日、新竹車站にて撮影。(写真の向きは、高雄←→花蓮)

パンタグラフはシングルアーム式が採用されており、屋根上の高雄寄りに設置されている。

乗降扉は、乗降をスムーズに行うため、高雄寄り・花蓮寄りの両方に設置されている。

着席定員は52人。

 

 

M300(パンタなしMc車)

EM304 2007212日、新竹車站にて撮影。(写真の向きは、高雄←→花蓮)

パンタグラフは、当初は菱形であったが、後にシングルアームパンタに交換された。乗降扉は花蓮寄りのみに設置されている。

着席定員は48人。

 

 

<車内・その他>

カーテンはキョ光号の一部客車と同じ、リスの絵が描かれたタイプ。

座席のモケットは、EMU100と同じもので、青色に統一されている。通路のドアは自動扉である。

 

「特急田中3号」ではなく、実際に存在する田中駅行きのEMU300自強号の方向幕。

行き先と号車番号は、サボではなく乗降扉の上に設置された方向幕で案内。