2011年・気弱な選手名鑑(投手編) 

背番

氏 名

年齢

出身

年数

身長

体重

投打

昨季成績

寸評

12 渡辺 亮 29 同大→日本生命(05年大社4巡) 6 175 70 右右 61試合 2.65
2勝2敗0S

貴重な中継ぎ右腕。昨年はデビュー当時の真っ直ぐが復活した感があったが、アッチソン退団、久保田・江草・筒井の不調等があり、リードしていようがビハインドの展開だろうが「渡辺・西村、渡辺・西村、雨、渡辺・西村」といった具合で使い倒された(涙)。

今年は昨年に比べ登板ペースが大幅に減って「良かった良かった」と思っていたら、たまに登板するとその度に失点を重ねる始末で、単に「大事な場面で使えない投手」になっただけだった(涙)

13 榎田 大樹 25 福岡大→東京ガス(10年1位) 1 179 83 左左

小林西高時代は甲子園出場はなかったが、福岡大学に進学しリーグ通算12勝を挙げ、東京ガスに入社。入社1年目から投手の柱として活躍し、09年の都市対抗野球では若獅子賞を受賞し好左腕として注目される。10年の都市対抗戦でも大活躍し阪神から1位指名を受けた即戦力左腕。

ボールのキレ・コントロール共にまさに実戦派で、先発でも充分働ける能力を持っているが、チーム事情から中継ぎでの開幕一軍入りとなり、今や最も信頼できるセットアッパーにまでなっている。

そのため
「今日は勝てる試合なので榎田」
「これ以上星は落とせないので榎田」
「なんとなく、つい榎田」

といった具合で昨年の西村の酷使ぶりを思い出させる使われっぷり。西村と同じ道を辿るのではないかと気が気ではない(涙)
・・・と思っていたら、とうとう疲労を理由に一軍登録を抹消され、気弱ファンの涙を誘った(泣)。一応、一軍復帰は果たしたが、「この先どうなることやら」と気が気ではない気弱ファンも多いと聞く。

14 能見 篤史 32 鳥取城北→大阪ガス(04年自由) 7 180 72 左左 12試合 2.60
8勝0敗0S

09年は開幕から先発ローテーション入りし、プロ入り後初の規定投球回到達となるリーグ9位の165回を投げ、共に同4位の防御率2.62に13勝を記録。10年も開幕から順調な滑り出しを見せていたが、5月2日の対巨人戦で走塁中に右足を痛め交代し「右足楔状骨の剥離骨折」と診断され戦線離脱。9月9日の対中日ドラゴンズ戦で復帰し9月29日の対巨人戦では6回1失点で6勝目を挙げるとともに、前年7月から続く対巨人戦7連勝を達成。9月に自身初の月間MVPに選ばれた。

そんなこんなで最終的には8勝無敗の成績を記録したものの、巨人が相手のクライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦に先発し5回3失点で敗戦投手となるなど、しっかりオチをつけるあたりは、タイガースのエースとしての自覚が芽生えてきたものと思われる。

遅咲きなためもう年齢的にはベテランの域に入ってきたが、使い減りしていないこともあり、その投球スタイルも相まってもうワンランク上を目指せる投手だと思うので、頑張ってほしい。

15 藤原 正典 23 立命大(09年2位) 2 181 82 左左 24試合 3.60
1勝0敗0S

09年のドラフト2位指名で入団。10年はキャンプ中に「左足内転筋挫傷」で出遅れたが、6月29日の対中日ドラゴンズ10回戦でプロ初登板。7月20日の対広島東洋カープ11回戦で2点ビハインドから登板し、その後の味方の逆転サヨナラ勝利によってプロ初勝利を挙げた。主に左のワンポイントとして24試合に登板した。

紅白戦・オープン戦での投球を見ると、昨年はかなりアバウトだったコントロールもまとまってきていたが、開幕一軍はならなかった。まだまだ潜在能力はある投手だと思うので、もうひとランク上のレベルをしっかり目指してほしい。

16 安藤 優也 34 法大→トヨタ自動車(01年自由) 10 184 92 右右 19試合 7.27
2勝3敗0S

09年は開幕投手を2年連続で務め先発ローテーションを守り続けたが全体的に調子が上がらず8勝12敗の成績に終わった。10年は雪辱を期して大ダイエットを敢行し心機一転を図ったが、開幕から不安定な投球が続き、2軍落ちや中継ぎ登板も経験したが、終盤には右肩を故障するなどプロ入り後ワーストの成績に終わった。

2軍スタートを余儀なくされた今季、久保の故障で6月12日の西武戦で1軍試合の先発マウンドをつかんだが、「1回2/3、5安打3失点でKO+翌日速攻で一軍登録抹消」と大方の気弱ファンの予想どおりの結果となってしまった(涙)

17 杉山 直久 31 龍谷大(02年自由) 9 182 84 右右 7試合 2.84
0勝0敗0S

05年に9勝を挙げて以降、伸び悩む右腕。毎年好調な時期が短くコンスタントに力が発揮できない。10年は7試合の登板に終わり、オフには右ひじを手術した。

昔から登板予定が雨で流れることで有名だが、昨年のキャンプ紅白戦でも杉山が登板した途端に突如雨が降り出し関係者を驚かせ、その「神の如き雨男ぶり」が健在であることを立証した。

4月14日のウエスタン中日戦では「右前腕の筋肉の強いはり」を感じて途中降板。現在は実戦登板できるまで復帰している。
色々言いながらも「年に一度は杉山の一軍登板を見たい」と思っている気弱ファンは結構いると思われ頑張って欲しのだが、一方で本人のためにも「早く環境を変えてやった方が良い」という想いもある。

18 二神 一人 24 法政大(09年1位) 2 183 85 右右 1軍出場なし

09年のドラフトで菊池雄星の外れ1位として指名を受け入団。10年は新人ながら一軍キャンプに参加し、紅白戦・オープン戦と安定感のある投球を見せ、一時は「開幕ローテ当確」の声も上がっていたが、3月のオープン戦時に左内部腹斜筋筋挫傷、7月に右ひじ内側側副じん帯損傷とケガに泣かされ、一軍公式戦試合出場なし。ウエスタン・リーグでの登板も1試合にとどまった。

「故障歴が無い」というのも売りのひとつだった投手の筈なのだが入団以来故障続きで、ようやく5月に入って育成試合、6月下旬からウエスタンでマウンドに上がりはじめたが、「真っ直ぐでファウルや三振が取れない状況」とのことで、前途は多難なようだ(涙)

19 蕭 一傑 25 奈良産業大(08年1位) 3 180 88 右右 1軍出場なし

08年の大学社会人ドラフト1位で入団。09年は一軍登板は果たせなかったがウエスタン・リーグでは7勝を挙げ最多勝利のタイトルを獲得。10年は一軍の沖縄キャンプに帯同。早々に急性胃腸炎のため一時離脱し、その後も疲労を理由にキャンプを離れることになった。ウエスタンでは先発ローテで活躍し、9月7日にプロ入り初の一軍昇格を果たしたが、結局一軍公式戦での登板はなかった。昨年のファーム日本選手権は8回に3安打1四球で3点を失って降板したものの、7回までは渡辺正人ら1軍経験者を並べた千葉ロッテ打線をパーフェクトに抑えるピッチングを見せた。

春の紅白戦では
「お前は昔横浜にいた小桧山か?」
とツッコミたくなるような左肩を上げて右肩を下げる「ギッコンバッタン投法」にリニューアルしており、気弱ファンを驚かせた。

その後、先発ローテの穴を埋めるため8月10日の中日戦でプロ初登板で先発。黒星を喫したものの5回3安打1失点という結果を残し「よく頑張った」という声も上がったが、投球内容は「真っ直ぐは140キロに届くか届かないか。安藤を彷彿させるような若さのかけらも感じさせないピッチング」で「何だかなあ」と思っていたら、案の定18日の広島戦では四回途中3失点で「降板→鳴尾浜へ送還コース」を辿った(涙)。

20 筒井 和也 30 愛知学院大(03年自由) 8 184 88 左右 23試合 6.65
0勝2敗0S

09年は45試合に登板しプロ入り後では最高となる成績を収めたが、10年は打ちこまれることが多く、1軍と2軍を往復するシーズンとなった。

オープン戦では昨年と代わり映えしない投球を繰り返し開幕一軍入りはならなかった。

先日ウエスタンの中継でその投球ぶりを見たが、昨年と特に変わったところは無かった(涙)

21 岩田 稔 28 関大(05年大社希望) 6 179 88 左左 1軍出場なし

エースとしての活躍が期待された10年は左ひじの変形関節炎を再発させ手術を受けたため、一軍登板は無し。V逸の大きな要因となった。08年には2ケタ勝利を挙げるなど実力は折り紙つき。今季はケガなくローテーションを守り完全燃焼したい。

今年は開幕からローテーションに入り、5月5日の読売戦で09年10月4日の中日戦以来578日ぶりに勝利投手となった。
その後も味方の援護に恵まれない試合が多く勝ち星を伸ばせていない。「ここ一番で踏ん張れない」と強気ファンに叩かれているが、先発投手が防御率2点台前半で叩かれたのではたまったものではない(涙)

22 藤川 球児 31 高知商(98年1位) 13 184 86 右左 58試合 2.01
3勝4敗28S

トラの守護神。10年は開幕から16試合連続無失点を記録し好投を続けていたが、中継ぎ投手の不調でセットアッパーが固定できず、イニングをまたぐ登板が増え(シーズン全体で12試合)終盤の不安定な投球の一因となった。

長年バッテリーを組んできた矢野の引退試合でもあった昨年9月30日の対横浜戦では村田に逆転本塁打を打たれた。「最後は藤川が打たれてジ・エンド」「村田の一発で引導を渡される」といった光景は、もはや「例年の恒例行事」「浪速の秋の風物詩」といった趣さえ出てきた(号泣)

27 秋山 拓巳 20 西条(09年4位) 8 187 90 右右 7試合 3.35
4勝3敗0S
09年のドラフト4位で入団。10年8月21日の対読売戦でプロ初登板・初先発、6回4失点で負け投手になる。8月28日には対東京ヤクルト戦先発し、5回1失点で阪神の高卒ルーキーとしては遠山昭治以来24年ぶりとなるプロ初勝利を挙げる。9月12日の対ヤクルト戦では阪神の高卒ルーキーとしての1986年の遠山以来24年ぶりの完封勝利を挙げた。

「優勝争いが佳境となる9月にこれだけの救世主的な選手がでてくれば、優勝できる」と普通思うのだが、そうならないところにタイガースの暗黒パワーの凄まじさを感じたのはワタシだけではないだろう。

テークバックが小さいのが特徴だったのに球速アップのためなのか昨シーズンに比べテークバックが大きくしたあたりからイヤ〜な予感がしていたのだが、現在も鳴尾浜で勝ったり負けたりの投球を繰り返しており、見事に「二年目のジンクス」嵌ってしまっている(涙)

28 福原 忍 35 東洋大(98年3位) 13 180 93 右右 19試合 5.18
0勝1敗0S

08年の右示指末節骨骨折から一からの出直しを図ったが、09年は完投する試合こそあったものの3勝10敗と大きく負け越した。10年は前半で先発失格の烙印を押され、シーズン後半より中継ぎに再転向。シーズン終盤は球威が増し、150キロ台の真っ直ぐが復活した。

速球の威力が復活したのは良いのだが、
「敗戦処理で良い投球をしたからといって信用して大事なところで使うと打たれる」
「連投すると好投しない」

といった『福原の法則』の存在がまことしやかに囁かれる難しい投手。結局はこの投手が抱える「ハートの弱さ」という根本的な問題を解消しない限りは万年若手的な投球スタイルからは脱皮できないと思われる。

29 小嶋 達也 26 遊学館→大阪ガス(06大社希望) 5 181 78 左左 4試合 12.46
0勝3敗0S

ルーキーイヤーの07年は開幕ローテ入りし開幕3戦目の広島戦ではプロ初登板初先発初勝利の快挙を成し遂げたが、その後は泣かず飛ばず。10年はオープン戦から好調で開幕一軍ローテの座を手中にしたが、初登板の読売戦でKOされるなどチャンスを生かしきれなかった。

今年投手陣で最も驚いたのはこの小嶋の変貌ぶりで、ややサイド気味のフォームに改造し球速が増しつつあったところに加え本人がコツを掴んだのかオープン戦終盤あたりからそれまでのゆったりしたフォームから短いイニングを全力投球するスタイルに完全にモデルチェンジし140キロ後半を連発するようなり中継ぎとして開幕一軍入りを果たした。かなりの短期間の間に大幅にモデルチェンジし、しかも成功しているのは珍しいケースだと思う。

コントロールがアバウトな点は変わっておらず、6月に鳴尾浜送りとなったが、先日一軍に復帰した。若手が出てこない状況の中、数少ない可能性を感じさせる投手に変貌しただけに、首脳陣は上手く使って育ててほしい。

30 久保田智之 30 常磐大(02年5巡) 9 181 94 右右 71試合 3.20
6勝3敗0S

09年の故障から復帰し、10年は5月に調整のため二軍に降格したものの、復帰後は57回2/3を投げて防御率1点台と安定した成績を残し、いずれもチーム最多の71試合登板、28ホールド、34ホールドポイントを記録した。

特に昨年後半は本来のストレートの威力が戻り、藤川が調子を落とし、西村や渡辺の調子も下降したため、シーズン終盤の大事な時期に「信頼できるリリーフは久保田のみ」という状況になっていた。
「今年は久保田→小林宏→球児のKKK(トリプルケー)で優勝や!」との開幕前の景気の良い声が上がる中「コバヒロは去年も不安定やったし、結局今年も去年の後半戦と変わらないのでは・・・」と危惧する気弱ファンの気弱な予想を上回り、当の久保田まで去年前半の不調時の投球に逆戻りして鳴尾浜送りに。お陰で榎田が潰されそうな勢いだ(涙)

34 久保 康友 31 関大(04年自由)→ロッテ 7 181 79 右右 29試合 3.25
14勝5敗0S

10年は故障や不調で手薄だった先発陣の中で唯一、先発ローテーションを最初から最後まで守りきり、打線の援護にも恵まれて勝利を重ねた。8月12日の対広島戦で10勝目を挙げて5年ぶりの2桁勝利を達成。8月29日の対東京ヤクルトスワローズ戦では、自己新記録となる11勝目を挙げる。最終的には14勝してリーグ最高勝率となる勝率.737を記録し、自身初のシーズン200投球回に到達した。

今年は開幕から久保の登板日は金本がスタメンから外れることがずっと続いたため「阪神・久保が自分が先発の試合には金本をスタメンで使わないことを条件にする契約をした?」という噂が流れた。こういう話が出ること自体現在の体制の歪み具合を表していると思うのだが、どうだろうか

36 一二三 慎太 19 東海大相模(10年2位) 1 184 86 右右

10年のドラフト2位指名で入団。東海大相模高では2年秋からエースとなり、3年春の甲子園に出場するが、1回戦で敗退。3年夏の甲子園は準優勝。
元々はオーバースローからの最速149 km/hの速球と縦のスライダー、フォークボール、チェンジアップ、カーブを投げ分ける完成度の高い投手だったが、高校3年時の選抜で「どうやって投げたらいいのかわからなくなった」とフォームを崩し始め、その後サイドスローへフォームを変更した。打者としても春夏の甲子園通算25打数15安打(1本塁打含む)をマークしており、プロで年間20本を打てる素材だと評されている

「ええの獲ったで」「秋山の再来や」と虎党が喜びの声を上げていたのもつかの間、キャンプ中に「去年の夏くらいから痛みはあった。その中で投げていた」と衝撃の告白。昨年のセンバツ大会後に上手投げからサイドに転向したが、フォームが固まりきっていなかったことで疲労が蓄積し右肩痛につながったとみられているが、「たまには故障もちでない投手を獲得してください」との気弱ファンの魂の叫びはまたも叶わなかったようだ(号泣)。

40 鄭 凱文
(ジェン・カイウン)
23 台湾・文化大 3 176 77 右右 1試合 0.00
0勝0敗0S

09年に沖縄・宜野座キャンプで入団テストを受け、キレのある直球、多彩な変化球を評価され入団。9月20日の対広島戦では3度目の先発で7回を2失点に抑え来日初勝利を挙げた。10年は4月9日に一軍昇格するが一試合の登板のみだった。

今年はサイド気味のフォームに改造しコントロール、ボールのキレが格段に向上。外国人4選手が一軍で揃って活躍していたため昇格機会が無かったが、前半戦最後の9連戦である7月16日の横浜戦で前半戦の登板機会を終えたメッセンジャーとの入れ替わりでシーズン一軍初昇格・初先発登板し、6回2/3を投げ2失点に抑え、加えて味方の大量援護もあり664日ぶりの一軍白星を挙げた。
09年の初勝利以降パッとしないので心配していたが、今年は「二軍では敵なし」の段階までレベルアップできた。スタンリッジ、メッセンジャーの成績が素晴らしいので、チャンスが与えられにくい厳しい立場だが、二人とも来年はメジャーに復帰しているかもしれないので(涙)、日々精進してほしい。

41 小林 宏 33 春日部共栄(96年4位)→ロッテ 15 183 80 右右 57試合 2.21
3勝3敗29S

10年からクローザーへ転向。最終的に3勝3敗29セーブ防御率2.21と好成績を残した。オフには夢であったメジャーリーグを目指しFA権を行使。メジャー契約のオファーはなかったため、久保田・藤川球児に繋ぐ中継ぎの軸として獲得意思を表明していたタイガースと交渉し、阪神入団を表明した。

開幕前は「今年は久保田→小林宏→球児のKKK(トリプルケー)で優勝や!」との景気の良い声が上がる中、「昨年ロッテでストッパーを務める中でも三人でピシャリと締めるイメージは全く無かったうえに、シーズン終盤は打たれることが多くなり実質大事な場面では使えなくなっていた投手なので、あまり期待しない方が良いのでは」と思っていたところ案の定不安定な投球を繰り返し強気ファンから罵声を浴びせられている。
しかし、本当に罵声を浴びなければならないのはそんな状態の投手なのに「8回コバヒロ・9回球児」という形にこだわって起用し取れる星を落とし続けた首脳陣に他ならない。

42 下柳 剛 43 八幡大中退→新日本製鉄君津(90年4位)→ダイエー→日本ハム 21 184 91 左左 19試合 4.32
7勝8敗0S

昨年は7勝を挙げたがシーズン通してローテーションを守ることは出来なかった。だが毎年毎年「流石に今年はもう無理やろ」と思わせながら、結局毎年ローテーションに入っているという凄い投手。

今年は打線の援護に恵まれない試合もあったが開幕から6試合先発したものの勝利が無く、6月6日のオリックス戦で今季最短の2回1/3 6安打4失点でKOされ二軍へ降格。先発ローテは今一枠空きがある状態で、候補とされていた下柳・秋山のうち秋山が先日一軍昇格した。チーム的には昨年同様に秋山が活躍してくれたほうが有難いのだが、年齢・立場共に厳しくなってきている下柳に再度チャンスが与えられることも無くなってしまう。「リアル岩田鉄五郎」への階段を更に一歩上がれるかどうかを見たいワタシとしては微妙な心境だ。

43 西村 憲 25 九州産業大(08年4位) 3 182 82 右右 65試合 3.89
7勝3敗0S

10年はオープン戦から良い投球を続け開幕一軍。3月27日の横浜戦(京セラドーム)でプロ入り初勝利をあげ、城島健司とともにお立ち台にあがった。その後一軍に定着し、5月12日から2日続けて自己最速の149km/hをマーク。貴重なセットアッパーとして活躍したが シーズン中盤以降は疲労から次第に打ちこまれることが多くなり、終盤には二軍落ちとなるが中継ぎの要として活躍した。

昨年の選手名鑑では
「今日は勝てる試合なので西村」
「今日は落とせないので西村」
「これ以上点はやれないので西村」
「なんとなく、つい西村」
といった具合で久保田の年間登板数記録を更新させようとしているかの如き使われっぷり。シーズンの一番大事な時期には一軍にいないのではないかと気が気ではない(涙)。
とコメントしたが、案の定、疲労のため調子を落とし、終盤は二軍落ちした挙句、2年目の今年も右肩蓄積疲労のため出遅れ。6月6日に1軍へ昇格したが12日の西武戦で1回4失点と打ち込まれ、その後鳴尾浜へ強制送還された(涙)。
先日ようやく一軍復帰を果たしたが、やはり昨年のような真っ直ぐのキレは無い。

46 鶴 直人 24 近大付(05年高1巡) 6 180 78 右右 21試合 3.77
2勝4敗0S
10年は5月に一軍入りし5月29日の北海道日本ハム戦で先発登板するとダルビッシュを相手に6回2失点でプロ初勝利・初先発勝利を挙げた。その後8月まで先発ローテーションの一角として活躍していたが、勝ち星は2勝どまり。9月以降は背筋を痛め二軍落ちとなった。

「そうは言いながらも、昨年の経験は大きい筈。怪我さえなければセンスはかなり良い投手なので、きっと今年は大きく成長してくれるに違いない。」と密かに期待していたのだが、真っ直ぐ・変化球のキレ・コントロール全て昨年よりレベルダウンしており、また鳴尾浜生活に逆戻りした(涙)。

47 上園 啓史 27 武蔵大(06年大社3巡) 5 184 84 右右 25試合 4.75
3勝4敗0S

1年目の07年は8勝を挙げ新人王を受賞したが、その後は不本意なシーズンが続き、10年は不調のフォッサムに代わりローテーションに入り4月10日の対ヤクルト戦で633日ぶりの勝利を挙げたが、その後は目だった活躍はできなかった。

なんだかんだ言いながら「毎年ちょっとだけ活躍する投手」というイメージが定着してきたのだが、今年はどうもこのまま終わってしまいそうな気配だ(涙)。

48 石川 俊 26 上武大(07年大社3巡) 4 184 82 右右 4試合 5.79
0勝0敗0

ルーキーイヤーの08年は2勝をマーク。飛躍を期待された09年は開幕ローテ入りしながら1軍登板はわずか3試合。10年は5月7日に一軍入りしたが、リリーフで失点し同20日に二軍落ち。オフには右ひじ関節形成手術を受けた。

先日、二軍での投球を見たが、まだ一軍レベルには遠い感じで、鳴尾浜は伸び悩んでいる若手投手で目白押しだ(涙)

49 若竹 竜士 24 兵庫育英(05年高3巡) 6 180 86 右右 4試合 7.50
0勝0敗0

150キロ近い速球と90キロ台の緩いカーブを交えた緩急が武器。08年には二軍戦ながらノーヒットノーランを達成した期待の若手右腕

今年も昨年に続きキャンプ、オープン戦と好調を維持。特に真っ直ぐはかなりの威力を着けており「開幕一軍はならなかったが、シーズン途中、貴重な中継ぎとして大きな戦力になってくれるのでは」と密かに期待していたが、5月の一軍昇格時にはまたすっかり「若さの無い投球ぶり」に戻っており、早々に鳴尾浜へ逆戻りした(涙)。結局、この「好調を維持できない」点を克服しない限り、一軍定着は無理ということなんだろう。

54 ランディ・メッセンジャー 30 マリナーズ 2 198 119 右右 26試合 4.93
5勝6敗0S

10年シーズン当初は中継ぎとして起用されていたものの、不安定な投球が続いたことや先発投手の駒不足からスタンリッジと入れ替わりで4月23日に二軍落ち。その後先発へ転向しフォッサムの不振から先発投手として一軍昇格。7月11日の対横浜ベイスターズ10回戦で来日後初先発し、6回2失点で勝利を挙げた。その後は先発ローテで起用されたが、好不調の波が激しかった。

昨年オフは「メッセンジャーより良い投手を探してこれるかどうかは判らないから」という消極的な理由で残留を決めたが、今や先発ローテで無くてはならない存在になっている。しかし、スタンリッジ、メッセンジャー、マートン、ブラゼルと、外れが皆無という球団史上はもちろん他球団でも類を見ない大当たり外国人選手勢を抱えながら「今日勝てば五割復帰」というセリフを何度も聞き続けているチームというのも、ある意味凄いモノがある(涙)。

55 ジェイソン・スタンリッジ
33 ロイヤルズ→ソフトバンク→3Aニューオーリンズ 2 191 110 右右 23試合 3.49
11勝5敗0S

主にリリーフでメジャー通算90試合に登板し3勝。07年6月に福岡ソフトバンクと契約し7勝を挙げたが08年は故障もあって10月に解雇。09年はマーリンズとマイナー契約、10年のキャンプでフィリーズのロースターから外されたところを、岩田の故障離脱やフォッサムの不振などで弱体化した先発投手陣の補強として、阪神と4月に契約した。
序盤は不安定なピッチングが見られたものの、その後は持ち直し、7月6日の倉敷での東京ヤクルト戦で初完投、7月19日の甲子園での広島戦で初完封、9月7日には自身初となる二桁勝利も達成し期待に応えた。

苦し紛れで獲得したスタンリッジだったが予想を遥かに上回る活躍ぶりで、彼の活躍が無かったらどうなっていたことやらと思うが、それにしても彼に加えてマートンが最多安打、ブラゼルがランディ・バース以来となる助っ人外国人40本塁打を記録本塁打と、球団史上はもちろん他球団でも類を見ない大当たり外国人選手勢を抱えながら優勝できなかったチームというのも、ある意味凄いモノがある(涙)。

56 阿部 健太 27 松山商(02年4巡)→近鉄→オリックス 9 184 76 右左 1軍登板なし

10年は3年ぶり、阪神移籍後では初めて一軍公式戦登板がなかった。ウエスタンでは19試合に登板し1勝1敗防御率4.01だった。

今年も目立った変貌ぶりは無く、かなり厳しい立場になってきている。

59 岩本 輝 19 南陽工 1 180 82 右右

10年ドラフト4巡目指名で入団。スムーズな重心移動から投げられるストレートは高校投手ではトップクラス。2年春のセンバツでPL学園相手に完投勝利を挙げた最速144キロ右腕。

高卒ルーキーながらウエスタンでは先発起用されることも多い。一度観戦する機会があったが、確かにそのレベルには既に達している。今後の成長に期待したい。

62 川崎 雄介 28 九州東海大→ホンダ熊本(05年大社4巡)→ロッテ 5 180 83 左左 45試合 4.74
1勝1敗0S

05年大学・社会人ドラフト4巡目指名で千葉ロッテに入団。08年はリーグ2位の65試合に登板し31ホールドポイントを記録、この年の最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。09年は調子を落としたが数少ない左の中継ぎとして45試合に登板。10年、開幕二軍スタートとなっていたところ、左の中継ぎ投手が不足していた阪神からトレードの申し入れがあり、4月6日に移籍。

「ナニッ!08年の最優秀中継ぎ投手? 有難や、久保に続きまたロッテから頂モノや」と喜んだ虎党も散見されたが、いくらなんでもそうそう上手い話が転がっている筈もなく、殆ど戦力になっていない(涙)

63 加藤 康介 33 日本大(00年2位)→ロッテ→オリックス→横浜 11 181 83 左左 49試合 7.81
0勝2敗0S

00年に千葉ロッテを逆指名し2位で入団。01年に9勝を挙げ02年には11勝を挙げ、初の2桁勝利を達成。しかし03年以降は故障がちで07年に金銭トレードでオリックスへ移籍。08年はオフには戦力外通告を受けトライアウトで横浜に入団。10年も主に中継ぎとして起用されたが、49試合に登板するも防御率7.81と結果を残せず、10月1日に戦力外通告を受け、左の中継ぎ投手を探していた阪神が獲得を発表した。球のキレが最大の持ち味であり、奪三振率は高い。

ワタシは結構この投手はそこそこ良い投球をしているイメージがあって「どうして投手の足りない横浜が戦力外にしたんだろう」と思っていのだが、その投球ぶりを見て納得しますた(涙)

64 白仁田 寛和 26 福岡大(07年大社1巡) 4 189 83 右右 1軍登板なし

07年の大学・社会人ドラフト1巡目指名で入団。09年は一軍キャンプに帯同したものの左足ふくらはぎ肉離れでリタイア。その後も投球フォームの固定に苦しみ、ウエスタンでも4試合の登板に留まり1勝1敗防御率16.62に終わった。10年も一軍登録なし。ウエスタンでは10試合に登板し、1勝4敗・防御率5.73。わざわざ大分まで遠征してもらった7月18日の対福岡ソフトバンク戦での先発のチャンスの際には頭部に打球を受け、リハビリを行い8月18日まで登板ができなかった。

今年もウエスタンで4試合の登板(7月17日時点)に留まっている。肩やヒジ等に故障を抱えている訳でもない筈なのだが・・・(涙)

65 清原 大貴 22 常総学院(07高年4巡) 4 180 75 右右 1軍登板なし

07年の高校ドラフト4巡目指名で入団。10年に台湾で開催された第17回IBAFインターコンチネンタルカップの日本代表に選ばれ、セットアッパーとして4試合に登板、5回2/3を投げ、被安打1, 与四球1, 奪三振9, 自責点0の2勝0敗という成績を挙げた。

入団初年度から安芸キャンプ紅白戦で登板し、ファームでも開幕から登板するなど実戦的な投手。スライダーに切れがありコントロールも安定している。まずはウエスタンで実績残したい。

68 横山 龍之介 23 日本文理(06高年4巡) 5 184 86 右右 1軍登板なし

06年高校生ドラフト4巡目で入団。サイドスローにモデルチェンジして挑んだ10年は6月22日に初の一軍昇格を果たし27日の東京ヤクルト戦でプロ入り初登板。 二軍では球団最多登板記録となる50試合に登板し、4勝1敗、防御率2.51、46回2/3を投げ、29奪三振、41被安打、18与四球の好成績を残し、球団が制定するファーム年間MVP(投手部門)を受賞するなど成長を見せた。

近年絶滅種になりつつある「ややサイド気味・インコースはシュート回転で大きく落とし、アウトコースはスライド回転で大きく落とす・一見打てそうで実は打ちにくい」というタイプ。個人的にはかなり期待している投手なので、なんとか一軍でまたチャンスを与えてやってほしいが、コントロールはまだアバウトな感じなので、もうワンランク上にステップアップしてほしい。

116 ロバート・ザラテ 24 群馬ダイヤモンドペガサス 1 191 92 右右

05年にトロント・ブルージェイズに入団。10年8月に来日しBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスに入団。13試合に登板して1勝2敗、20.2回 被安打12 19奪三振 5四死球 防御率0.87の成績を残した。同年オフ、リリーフ投手の強化を目指していた阪神が獲得に向け入団交渉を行い、10月29日に育成選手契約を結んだ。
191cmの長身から最速153 km/hの速球を繰り出すほか、スライダーやフォークボールなども投げる。球の速い左腕という共通点から、BCリーグ時代は「群馬のチャプマン」と呼ばれた。

ウエスタンでの投球を一度見たが、右打者のインローの真っ直ぐは確かに特筆すべきものがあり、変化球のコントロール等の精度が上がれば間違いなく一軍のリリーフで活躍できる素材だと思うので期待したい。

117 桟原 将司 29 大阪桐蔭(03年4巡) 8 183 93 右右 6試合 6.43
0勝1敗0S

10年は一軍公式戦登板6試合に留まった。9月10日のヤクルト戦で古傷の左ひざを痛め、左ひざ関節鏡視下によるクリーニング手術を受けリハビリを開始。11年は育成選手としての契約となった。

ウエスタンで実戦復帰を果たしたので、なんとか怪我する前の状態に戻って老け顔ネタでツッコミができる日の来ることを祈りたい。

118 玉置 隆 25 市和歌山商(04年9巡) 7 181 73 右右 1軍登板なし

08年は二軍でリリーフとして44試合49回1/3を投げ、6勝2敗3セーブ、36被安打、51奪三振、19四死球で防御率2.19の好成績を残し、ウエスタン・リーグの優秀選手賞を受賞。期待された09年だったが、右肘を怪我してしまい12月に自由契約となり育成選手として再契約した。

こちらもウエスタンで実戦復帰を果たしたので、なんとか怪我する前の状態に戻ることを祈りたい。

123 高田 周平 26 創価大→北信越BCリーグ・信濃(09年育成1位) 2 178 79 左左 1軍登板なし 09年の育成ドラフト1位で入団。

初年度の安芸キャンプ紅白戦以来投球を見ていないのでノーコメントです。
124 吉岡 興志 25 常磐大(08年育成2巡) 3 187 102 右右 1軍登板なし

08年育成枠で入団。

今年はウエスタンでの登板機会が増えており支配下登録へ向けアピール中。確かに去年に比べ「プロの投手っぽくなった」という感じはするが「140キロ前後がアベレージのどこにでもいそうなスライダー投手」というイメージは変わっていない。

126 島本 浩也 18 福知山成美(10年育成2位) 1 176 63 右右

10年の育成2位指名を受け入団。福知山成美高では2年秋の京都大会で準優勝、近畿大会では1回戦のPL学園戦で10奪三振1失点で完投勝利をおさめて8強入りを果たす。甲子園出場なし。華奢な身体だがスライダーなど多彩な変化球が持ち味。制球力にも優れている。

実戦登板を見ていないのでノーコメントです。

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