2010年・気弱な選手名鑑(投手編) 6月17日作成

背番

氏 名

年齢

出身校

年数

身長

体重

投打

昨季成績

寸評

12 渡辺 亮 28 同大 5 175 70 右右 46試合 3.40
1勝0敗0S

貴重な中継ぎ右腕。アッチソンが抜けた今年は昨年以上の働きが期待される。

07年に初の一軍昇格を果たしJFKに繋ぐ場面での起用が増えたが08年以降は球速が落ちやや不安定な投球が目立った。今年は07年当時の真っ直ぐが復活しつつある。
『便利屋的な扱われ方をされがちな投手』だが、今年は状態が良いので大事な場面を任せてみてはどうだろうか」・・・と思っていたら、希望どおり終盤の大事な場面を任せられるようになったが、相変わらずビハインドの展開でも起用されるなど『大事な場面でも使える便利屋的な投手として扱われるようになってしまい、使い倒されかけている(号泣)

13 金村 暁 34 仙台育英高 16 187 80 右右 22試合 2.76
1勝1敗0S
98年に最優秀防御率のタイトルを獲得、開幕投手も3度務めたキャリア抜群の右腕。移籍1年目の08年は先発ローテーションの一員として期待を受けるも1勝もできないままシーズンを終えたが、09年は手薄となった中継ぎ陣に加わり活躍した。
今年は紅白戦、オープン戦で見事なくらいに炎上してしまい鳴尾浜で調整中だが、金村が一軍昇格する時は相当な非常事態だと思って良いだろう。
・・・と思っていたら、6月6日に満を持して一軍昇格した

14 能見 篤史 31 鳥取城北 6 180 75 左左 28試合 2.62
13勝9敗0S

09年は開幕から先発ローテーション入り。6月までは打線の援護に恵まれない試合も有って負けが先行したが、7月19日の巨人戦で再び先発して9回を2安打12奪三振で勝利投手となった後は登板した11試合全てに先発して9勝2敗と安定した投球を続けた。プロ入り後初の規定投球回到達となるリーグ9位の165回を投げ、共に同4位の防御率2.62に13勝、同2位の154奪三振といずれもチームトップの成績を記録した。特に読売のエース内海相手に4試合連続で投げ勝つなど巨人キラー振りを発揮した。

岩田が長期離脱・安藤が鳴尾浜行きとなった中、開幕から順調な滑り出しを見せ「能見、アンタがタイガースのエースや、頼むで」とのファンの期待に対し、5月の甲子園での読売戦3連勝目の試合で「右足甲を剥離骨折して離脱」を炸裂させ、「良い期待は裏切り、悪い予感は的中させる」というタイガースのエースらしい見事なパフォーマンスを見せてくれた(号泣)。

15 藤原 正典 22 立命大 1 181 80 左左 09年のドラフト2位指名で入団。立命館大学時代は3年春に3試合連続完封を記録し防御率1位。3年秋に6勝を挙げ、最優秀選手、最優秀投手、ベストナインに選ばれた。球の出所を隠した投球フォームで投げる最速146 kmの直球、スライダー、フォークボールが武器。

紅白戦での投球を見たが、
「如何に「球の出所を隠した投球フォームが武器」といっても、もう少し真っ直ぐにキレとか力強さが出てこないと一軍の主力打者には通用しない。しっかりファームで鍛えて夏場あたりに出てきてくれれば」
・・・と思っていたがキャンプ中に「左足内転筋挫傷」でリタイヤ。当初は「1週間程度の安静が必要」という話だった筈だが、ようやく先日ウエスタンで実戦登板を果たした有様で、近年定番となっている「入団、即リハビリ」パターンをしっかり守るあたり、阪神のドラフト上位指名選手の名に恥じない順調な滑り出しと言える(号泣)。

16 安藤 優也 33 法大 9 184 92 右右 28試合 3.90
8勝12敗0S

09年は開幕投手を2年連続で務め先発ローテーションを守り続けたが全体的に調子が上がらず、8勝12敗の成績に終わった。

「ピンチを背負っても乗り切るピッチングが持ち味」
といえばそうなのだが、
「大崩することは少ないものの毎回のようにランナーを出し、先制・中押し・追加点と小刻みに失点するうえに、ボール先行でツースリーにすることも非常に多く、守っている味方攻撃陣の戦意を確実に殺いでいくピッチングが持ち味」
という説もある(涙)。

今年は雪辱を期して大ダイエットを敢行したが、ものの見事に失敗し、オープン戦・開幕後も大炎上を繰り返して鳴尾浜送りとなった(涙)。
故障さえ無ければ毎年150イニングス以上投げてくれる投手はそうはいない訳で、是非とも復活してほしいところなのだが、既に昨年後半から不調が始まっており、結構厳しいかもしれない。

18 杉山 直久 30 龍谷大 8 182 83 右右 2試合 5.40
0勝1敗0S
05年に9勝を挙げて以降、伸び悩む右腕。毎年好調な時期が短くコンスタントに力が発揮できない。09年も先発ローテーション入りのチャンスを与えられたものの、期待にこたえることはできず、わずか2試合の登板に終わった。

以前は制球力と安定感に課題があるものの、150 km近い直球、高速スライダー、フォークボールが魅力だったが、「コントロールを重視したスタイル」にモデルチェンジしようとたところ、失敗して「コントロール・球威ともに無いスタイル」にモデルチェンジしてしまった(涙)。
キャンプ紅白戦では「今年のキャンプではカットボールに取り組んでいる」とのコメントを残して登板したが、例によってボールを連発しストライクをとりにいったところを阪神の若手打者ごときに痛打される醜態を晒し「カットボールに取り組む前にやらんといかんことがあるんと違うんかい」とのツッコミが地元高知の熱心な気弱ファンの間から上がったことは想像に難くない。

ちなみに昔から登板予定が雨で流れることで有名なのだが、今年のキャンプ紅白戦でも杉山が登板した途端に突如雨が降り出し関係者を驚かせ、その「神の如き雨男ぶり」が健在であることを立証した。

18 二神 一人 23 法政大 1 183 85 右右 09年のドラフトで菊池雄星の外れ1位として指名を受け入団。法政大学では1年秋にリーグ戦デビューを果たし、4年春には5試合に登板して4勝0敗、防御率1.41という好成績でベストナインと最優秀防御率を獲得、チーム6季ぶりのリーグ優勝に貢献した。6月の全日本大学野球選手権大会では全4試合に登板し3勝。MVPに選ばれ、14年ぶりの日本一の立役者となった。

新人ながら一軍キャンプに参加し、紅白戦・オープン戦と安定感のある投球を見せ、一時は「開幕ローテ当確」の声も上がっていたが、その後調子を落とし二軍落ち。
しかも二軍落ち直後に「実は左内腹斜筋筋挫傷でした」お得意の「病院に行かず様子を見ていたら実は故障だった」が炸裂し、「調子が落ちてたんじゃなくて、ただ単に故障を抱えて無理してただけやん!(号泣)」との悲嘆の声が全国の気弱ファンから上がったことは間違い無い。喉から血が出るまで文句を言いたいのだが、一体誰に言えば良いのだろうか(涙)

19 蕭 一傑 24 奈良産業大 2 180 86 右右 1軍出場なし 08年の大学社会人ドラフト1位で入団。一軍登板は果たせなかったがウエスタン・リーグでは7勝を挙げ最多勝利のタイトルを獲得した。最速148 kmのストレートと、縦に大きく割れるカーブが持ち味。

全国の気弱ファンからは「久々に故障持ちでないドラフト1位が入ってきた」嬉しいんだか悲しいんだかよく判らない声が上がったと思われるが、二年目の飛躍が大きく期待されていた今春のキャンプでは早々に急性胃腸炎のため一時離脱し、その後も疲労を理由にキャンプを離れることになった。
お願いだから心身共にリハビリしなくて良い選手を上位指名してもらうことは出来ないものだろうか(涙)

ちなみに、最近ようやくウエスタンで実戦復帰し、
「本来のボールには程遠い」(中西2軍投手コーチ)
「去年に比べるとまだまだ」(平田2軍監督)
だそうなのだが、確か昨年の好調だったときも「もう少し真っ直ぐのスピードが欲しい」(中西2軍投手コーチ)との理由で一軍昇格を見送られた筈で、「一体どんだけ力不足なんだ」とツッコミたくなるんだが、どうだろうか。

20 筒井 和也 29 愛知学院大 7 184 86 左右 45試合 3.71
1勝2敗0S
09年は開幕当初、主に中継ぎ投手として敗戦処理を担当していた。しかし、次第に安定感を発揮するようになり、勝ち試合にも起用されるようになった。最終的に45試合に登板し、プロ入り後では最高となる成績を収めた。

リリーフ中心で50試合近く投げて防御率が3点後半というのは「3度リリーフ登板したら1〜2度は必ず失点する」という計算で、確かに一昨年までのことを考えると大飛躍なのだが「ジェフの代役に」的な阪神お抱え解説者連中からの高評価にはいつも首を傾げていたものだった。

真面目な話、
・左投手特有の角度が無いため、左打者からみてイヤラしさが無い
・チェンジアップは中々の武器だが、ピンチで三振を取りにいける球威やコントロールが無い
・ハートの強い投手ではない
ことから、どう見ても先発型。首脳陣も同じ思いだったのか昨年先発起用もされたが失敗に終わっている。

ちなみにキャンプ中に城島が「どの投手が気になるか」との質問に「筒井ですね。この投手が(良いボールを投げるのに)何故今まで結果を残せてこなかったのかが知りたい。」と答えていたが、是非ワタシも知りたい

21 岩田 稔 27 関大 5 178 85 左左 16試合 2.68
7勝5敗0S
09年は第2回WBC日本代表に選出されて中継ぎで2試合に登板したが、大会後に左肩を痛めていたことが発覚し離脱。6月に一軍復し、その後は安定した投球を見せた。

エースとしての活躍が期待された今年は左ひじの変形関節炎を再発させ手術を受けた。「何とか後半戦に」という淡い期待の声もあるが、今シーズンは無理と考えるのが妥当だろう。時間が掛かっても良いので、何とか万全の状態に戻って欲しい。

22 藤川 球児 30 高知商 12 184 83 右左 49試合 1.25
5勝3敗25S

言わずと知れた球界屈指のクローザー。今年も大車輪の活躍が期待される。

今年はマウンド上で明るいというか良い意味でリラックスした表情を見せることが非常に多い。
ちなみに4月29日の対ヤクルト戦では1点リードの最終回に登板し桜井のクソエラーでノーアウト3塁という絶体絶命のピンチを迎えた際もマウンド上で笑顔を浮かべていたが、これは「あまりにバカバカしくて笑うしかなかった」が真相だと思われる(涙)。

26 江草 仁貴 30 専大 8 178 84 左左 62試合 2.71
4勝5敗0S

ウィリアムスが故障で離脱する中、昨年も中継ぎとして活躍。終盤は四球や痛打を受ける場面が多かった。今年も貴重な左腕として活躍が期待される。

昨年は
「勢い任せの便利屋左腕」で終わるのか「左腕ストッパー」まで上り詰めるのか江草のプロ野球人生において結構重要な転機の年
になりそうな気がしていたのだが、「勢い任せの便利屋左腕」の壁を破れないどころ終盤は大失速し、今年は開幕後に二軍落ちまで味わった。 今年は転機の年どころか下手すると正念場の年になってしまうかもしれない。

27 秋山 拓巳 19 西条 1 186 92 右右 09年のドラフト4位で入団。西条高校では1年生秋から4番を打ち、2年生秋の秋季四国大会では自身の投打に渡る活躍で優勝し翌春と夏の甲子園に出場した。最速150 kmの速球が武器。カーブ、スライダー、フォークボール、ツーシームなどの変化球も投げ分ける。恵まれた体格で打者としても高校通算48本塁打のスラッガーとして注目を浴びた。

普段あまり高校野球は見ないワタシが昨年夏の甲子園(八千代東戦:9回 被安打3 奪三振4 四死0 失点2 MAX148Km)でたまたま秋山の投球を見たときの感想は
「ほれぼれする体格に力のある真っ直ぐ。奪三振が少ないのはまだキレが足りないからだろうが、大型投手なのにツーシームも器用に操りコントロールも良いのでドラフト2位までには消えるだろう。タイガースもこういうスケール感のある投手を獲ってほしいけど、どうせ上位指名は即戦力投手と捕手なんだろうな」
と思ったもので、「よく4位まで残っていたな」というのが正直な印象だった。

平田二軍監督の「十年に一人の逸材」という評価はいささか眉唾モノだが(笑)、既にウエスタンで先発ローテに入っており、久々の期待の大型投手であることは間違いない。こういう投手こそ、あせらずじっくり育てて欲しい。

28 福原  忍 34 東洋大 12 180 89 右右 14試合 4.84
3勝10敗0S

08年の右示指末節骨骨折から一からの出直しを図ったが、09年は完投する試合こそあったものの3勝10敗と大きく負け越した。

昨年も先発でそこそこの滑り出しはするものの二順目あたりで簡単に捕まってしまう試合を何度も見せられた。「全身全霊をかけてセットアッパーに転向する」くらいの思い切りが必要なのかもしれない。

29 小嶋 達也 25 遊学館 4 181 70 左左 1試合 0.00
0勝0敗0S
ルーキーイヤーの07年は開幕ローテ入りし開幕3戦目の広島戦ではプロ初登板初先発初勝利の快挙を成し遂げたが、その後は全く泣かず飛ばず。09年は1試合に先発登板しチームを勝利に導いたが、この1試合の登板のみに終わった。ウエスタンリーグでは18試合登板し5勝5敗、防御率3.29(リーグ2位)だった。

今年はオープン戦から好調で開幕一軍ローテの座を手中にしたが、運悪く初登板が読売戦で試合開始5分後にはラミレスに3ランを浴びるなど電光石火の速さで火だるまになり、その後も電光石火の速さで鳴尾浜行きとなった(涙)。

30 久保田智之 29 常磐大 8 181 99 右右 1試合 15.43
0勝1敗0S
09年は本人の希望と真弓監督の意向もあり先発に転向することとなったが、キャンプ中に肩を故障して離脱。7月16日の中日ドラゴンズ戦で5年ぶりの先発となる一軍復帰登板も3回途中4失点で降板し、翌7月17日付で二軍に降格。わずか1試合の登板にとどまった。

以前から「久保田先発論者」だったワタシ的には、真弓監督の方針は大賛成だったのだが、先発転向は大失敗に終わり「ワタシに見る目がありません」でしたと言うしかありません(涙)。
今年はオープン戦から以前とは少し違う「キレのある速球」と新球・チェンジアップを武器に安定した投球を続けていたが、調子に乗った首脳陣が、ついいつもの「年間90試合登板ペース」で起用し続けたためか、調子を落とし鳴尾浜送りとなった(涙)。

34 久保 康友 30 関大 6 181 82 右右 26試合 3.75
9勝8敗0S
05年のルーキーイヤーは10勝を挙げ新人王を獲得。その後は故障などもありやや伸び悩んだ感があったが、09年3月に橋本健太郎とのトレードで阪神へ移籍。当初は好投しながら勝ち星が付かなかったが、5月のロッテ戦で古巣相手に移籍後初勝利を挙げた。7月14日の中日戦で史上7人目、最年少での全球団勝利を達成し、7月30日の横浜戦では4年ぶりの完封勝利を記録するなどシーズンを通して先発ローテーションを守った。

岩田、能見の故障、安藤の不調で、現在、唯一の7回〜8回あたりまで投げさせることの出来る先発投手。頼むから故障しないで下さい(涙)

40 桟原 将司 28 大阪桐蔭 7 183 93 右右 15試合 1.89
0勝1敗0S
1年目の04年に44試合に登板して以降、伸び悩んでいたが、09年7月に2年ぶりとなる一軍昇格。9月21日の横浜戦で救援登板し、清川栄治を抜いて初登板以来115試合連続無敗のプロ野球新記録を樹立した。しかし10月3日の東京ヤクルト戦で鬼崎裕司にプロ初ホームランを献上し敗戦投手となり、初登板以来の連続無敗記録は116試合でストップした。

「連続無敗」なんて記録を年々伸ばしているなんぞ全く知らなかった。日本記録なので素晴らしいといえば素晴らしいのだが、見方を変えれば「日本球界史上、勝敗に関わらない場面で最も投げ続けてきた投手」とも言えたりする(涙)

41 上園 啓史 26 武蔵大 4 184 84 右右 1試合 4.76
0勝0敗0S

1年目の07年は8勝を挙げ新人王を受賞したが、昨年はオープン戦から不調で開幕一軍を逃し不本意なシーズンだった。

普段は大人しい性格だが、マウンドに立つと人が変わったように攻めの投球を見せ、投球テンポも良いので不思議と打線の援護を受けることが多い。

「速い球がある訳でなくフォークの落差がやや大きいくらいでコントロールもアバウト」なのに、プロの一軍で先発出来てしまう摩訶不思議な投手。
「実はジャイロボーラー」との噂もあるが、未だに「何故、上園がそこそこプロの世界で通用しているのか」を判るように説明してくれた解説者に巡り合ったことが無い。
そういう訳で、ど真ん中に投げても打たれないことも多いのだが、キレが落ちてくるとこれ程危険な投手もおらず、いつも早めに交代させられるのは、この辺りが理由だったりするのかもしれない。

42 下柳  剛 42 長崎瓊浦 20 184 96 左左 22試合 3.62
8勝8敗0S

09年はシーズン中盤から調子を落とし、8勝8敗と5年連続2桁勝利を逃してしまった。7月20日には怪我から復帰した矢野輝弘と史上初の40代バッテリーを組み登板した。

毎年毎年「流石に今年はもう無理やろ」と思わせながら、結局毎年ローテーションに入っているという凄い投手でリアル岩田鉄五郎への階段を更に一歩上がろうとしている。

ただ、そんな下柳も凄いのだが、そんな状況に毎年なってしまう阪神若手投手陣の不甲斐なさ更に凄かったりする(涙)

43 西村 憲 24 九州産業大 2 182 80 右右 6試合 5.63
0勝0敗0S

08年の大学・社会人ドラフト4位で入団。09年は新人ながら2度一軍に昇格。ウエスタンではチーム最多登板となる36試合に登板し、4勝3敗、防御率2.20だった。キレのある直球、縦に割れるスライダーと、コーナーに投げ分ける制球力のよさが魅力。

オープン戦から良い投球を続けていたものの「確かにキレはあるが圧倒的な球威は無いので、競った場面で起用するのはちょっと厳しいかな」と思っていたのだが、開幕後も投げる度に結果を残し、球速も上がってくるなど、今や最も信頼できるセットアッパーにまでなっている。

そのため
「今日は勝てる試合なので西村」
「今日は落とせないので西村」
「これ以上点はやれないので西村」
なんとなく、つい西村
といった具合で久保田の年間登板数記録を更新させようとしているかの如き使われっぷり。シーズンの一番大事な時期には一軍にいないのではないかと気が気ではない(涙)

46 鶴 直人 23 近大付 5 180 76 右右 0勝0敗0S
1試合−
08年は6月15日の対千葉ロッテ戦で一軍初登板初先発を果たしたが、打者6人に対し被安打5・与四球1で6失点を喫し、1つもアウトを取れずに降板。09年はウエスタンで17試合に登板し、1勝3敗2セーブ、防御率5.00。10月のフェニックスリーグでは3試合に先発して2勝0敗。ストレートはMAX147キロを記録し、平田勝男二軍監督より「今、一軍がシーズン中なら間違いなく、鶴が一軍昇格NO.1候補になっているよ」と高い評価を受けた。

ストレートは140キロ前後で「MAX147キロってどういう訳やねん」なのだが、スライダー、チェンジアップ、シュート、フォークと球種は多彩。フィールディングも良く、右投げ左打ちな点も含め、若い頃の球児のスタイルに良く似ている。
打席では左足を鳥谷以上に上げる野手張りの打撃フォームで、「プロ初勝利よりもプロ初ヒットの方が早かったりするかもしれない」と思っていたが、5月29日の日本ハム戦でダルビッシュを相手にプロ初勝利を挙げた。その後もローテーションに留まっており、数少ない若手投手だけになんとか頑張ってほしい。

47 白仁田 寛和 25 福岡大 3 187 80 右右 1軍登板なし

07年の大学・社会人ドラフト1巡目指名で入団。09年は一軍キャンプに帯同したものの左足ふくらはぎ肉離れでリタイア。その後も投球フォームの固定に苦しみ、ウエスタンでも4試合の登板に留まり1勝1敗防御率16.62に終わった。

今年は故障はしていないようだが、ウエスタンでも大した成績は残せておらず、岩田、能見の故障、安藤の不調、という若手投手の大チャンスにも全く無縁の状態となっている(涙)

48 石川 俊 25 上武大 3 184 82 右右 3試合 7.20
0勝1敗0

ルーキーイヤーの08年は2勝をマーク。飛躍を期待された09年は開幕ローテ入りしながら、1軍登板はわずか3試合に終わった。

今季は春の高知安芸2軍キャンプ中に右ひじを痛め出遅れたものの、ウエスタンでリリーフを中心に実績を残し5月7日に一軍入りしたが、リリーフで失点し同20日に二軍落ちした。本来は先発タイプだけに、中々難しいところなのだが、この投手はもう少しチャンスを与えてやっても良いのではないだろうか。

49 若竹 竜士 23 兵庫育英 5 178 80 右右 1軍登板なし 150キロ近い速球と90キロ台の緩いカーブを交えた緩急が武器。08年には二軍戦ながらノーヒットノーランを達成。しかし好不調の波が激しく09年は一軍昇格なし。ウエスタンで18試合登板し、3勝3敗、防御率3.70。

今年はキャンプ、オープン戦と好調を維持し「ついに開幕一軍か」と思われた矢先、3月17日の読売とのオープン戦で内野フライを自分で捕ろうとした際に、一塁を守っていた葛城からタックルを食らい「左ひざ内側側副靱帯損傷」でリタイアした(涙)。

54 ランディ・メッセンジャー 29 スパークス高 1 198 119 右右 99年にドラフト11巡目でフロリダ・マーリンズに入団。05年にはメジャーで59試合に登板。08年にシアトル・マリナーズに移籍し、中継ぎで13試合に登板し防御率3.55, 09年は3Aで52試合に登板、防御率2.86で25セーブの好成績を残した。

オープン戦の頃から「真っ直ぐで空振りが取れない」点が指摘されていたが、案の定公式戦では結果を残せず、二軍落ち。現在は先発投手として再生を図っている。
ちなみにマリナーズ時代の同僚の城島から「彼なら絶対できる」と評価されていたが、まさか「鳴尾浜で」という意味だったなんてオチなんじゃないだろうか(涙)。

55 ジェイソン・スタンリッジ
31 ヒューイット・トラスビル高校 1 191 110 右右 1997年のMLBドラフトで、翌年に設立される新球団タンパベイ・デビルレイズより1巡目指名され契約。2001年にメジャーデビュー。主にリリーフで、メジャー通算90試合に登板、3勝を挙げている。2007年6月、福岡ソフトバンクホークスと契約。新外国人では史上3人目の先発5連勝を記録するなど7勝を挙げた。2008年は開幕から2試合連続で打ち込まれ、その後故障もあって二軍降格。結局1勝も挙げられないまま10月に解雇された。2009年はフロリダ・マーリンズとマイナー契約、2010年のキャンプでフィラデルフィア・フィリーズのロースターから外されたところを、岩田の故障離脱やフォッサムの不振などで弱体化した先発投手陣の補強として、阪神と4月5日に契約した。

5月2日の読売戦で5回0/3を4失点ながらも打線の援護に助けられ来日初勝利。しかし、その後も不安定な投球が続き、一時期は防御率が10点台を超えていたが、最近ようやくある程度試合を作れる感じにはなってきた。ただ、やはり安定感を欠く投手なので、緊急補強であることを忘れず、見切りをつけるなら早めにした方が良いと思う。

56 阿部 健太 26 松山商 8 184 76 右左 19試合 3.27
0勝1敗0S
08年は自己最多の32試合に登板し、勝ち星こそ無かったものの防御率2.96と大きくチームに貢献したが、09年は安定感を欠き登板数も減らした。

今年はウエスタンでも成績が振るわず、未だ一軍登録は無い。
ちなみに岡田前監督の著書によれば、先発ローテの谷間が来る度に久保コーチから「阿部先発で行きましょう」との進言があり却下していたらしい(苦笑)。

58 フォッサム 32 テキサスA&M大 1 185 75 左左 99年にプロ入り。01年にレッドソックスでメジャーデビュー。タンパベイ・デビルレイズで2005年と2006年は主に先発投手として投げ、2005年には規定投球回もクリアしたが、2006年9月には肩の手術を受けた。2008年にはデトロイト・タイガースで中継ぎで31試合に登板。09年にはニューヨーク・メッツとマイナー契約、4月にメジャー昇格を果たしたが、3試合に登板しただけで4月に高橋建と入れ替わる形で戦力外通告を受けた。5月にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を交わしたがメジャー昇格のないまま解雇され、7月3日にシカゴ・カブスとマイナー契約。その後FAとなり、2010年からの契約を阪神と結んだ。

オープン戦の頃は「誰がこんなもん獲ってきたんや」と言いたくなる投球だったが、開幕後はそこそこの投球を続けている。スライダー、カーブにキレがあるのが特徴だが、球威があまり無く、コントロールもアバウトな投手なので、交流戦があったのが幸いしているが6チームで何度も同じ投手と対戦するNPBで一年間ローテを守れる投手とはどうしても思えない

ところで、入団時からキャンプ中にかけて関西スポーツ紙上を賑わした
「最遅43マイル(68・8キロ)の魔球・フォッサムフリップ」
を未だに見たことがないのだが、アレは一体何だったのだろうか(涙)

59 黒田 祐輔 24 静岡 3 190 85 右右 1軍登板なし

07年の大学・社会人ドラフト4巡目で入団。長身を活かした角度のある速球は、大きな魅力。先発投手として大成できる可能性秘める。

09年は1軍キャンプに参加するなど潜在能力を首脳陣が買っているのだが、未だにウエスタンでも実績を残せていない。

62 川崎 雄介 28 九州東海大 5 180 83 左左 45試合 4.74
1勝1敗0S
2005年大学・社会人ドラフトで千葉ロッテマリーンズに4巡目で指名され入団。2008年はリーグ2位の65試合に登板し31ホールドポイントを記録、この年の最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。2009年は調子を落としたが、数少ない左の中継ぎとして45試合に登板。2010年、開幕二軍スタートとなっていたところ、左の中継ぎ投手が不足していた阪神からトレードの申し入れがあり、4月6日に移籍。わずか数日間で話が決まったためロッテ側では交換選手の人選ができず、金銭でのトレードとなったらしい。

という訳で、昨年の久保に続き、千葉ロッテからの頂き物です(苦笑)

64 鄭 凱文
(ジェン・カイウン)
22 台湾・文化大 2 176 77 右右 13試合 5.46
1勝1敗0S
WBC台湾代表にも選出された投手。09年に沖縄・宜野座キャンプで入団テストを受け、キレのある直球、多彩な変化球を評価され入団。4月26日の広島東洋カープ戦で1軍初登板、6回を無失点に抑えた。その後、中継ぎで数試合登板するも安定感を欠き、2軍降格。9月20日の対広島戦で3度目の先発。味方の大量点に守られ、7回を2失点に抑え来日初勝利を挙げた。

若いだけに昨年の一軍での経験を踏まえ大きく成長することを期待していたのだが、ウエスタンでも失点する事が多く、昨年より悪くなってしまった(涙)。

65 清原 大貴 21 常総学院 3 180 75 右右 1軍登板なし

入団初年度から安芸キャンプ紅白戦で登板し、ファームでも開幕から登板するなど実戦的な投手。

スライダーに切れがありコントロールも安定している。まずはウエスタンで実績残したい。

68 横山 龍之介 22 日本文理 4 182 84 右右 1軍登板なし

06年高校生ドラフト4巡目で入団。09年はウエスタンで21試合に登板し、2勝1敗、防御率5.12。二軍でプロ初勝利をあげた。過去2年間と比較し登板数は大幅に増加し成長を見せた年となった。

近年絶滅種になりつつある「ややサイド気味・インコースはシュート回転で大きく落とし、アウトコースはスライド回転で大きく落とす・一見打てそうで実は打ちにくい」というタイプに育ってきているので、一軍で使ってみたら意外と面白いかもしれない。

117 金村 大裕 27 大商大 5 184 88 右右 1試合 0.00
0勝0敗0S

入団以来怪我が多く一軍入りの足がかりが掴めないまま育成選手として再契約した。腰痛からの早期復帰が待たれる。

育成枠の自体は良い制度だと思うのだが、阪神の育成枠は「故障した選手の解雇猶予枠」の色合いが濃すぎるのではないだろうか。

118 玉置 隆 24 市和歌山商 6 181 75 右右 1軍登板なし 08年は二軍でリリーフとして44試合49回1/3を投げ、6勝2敗3セーブ、36被安打、51奪三振、19四死球で防御率2.19の好成績を残し、ウエスタン・リーグの優秀選手賞を受賞。期待された09年だったが、右肘を怪我してしまい12月に自由契約となり育成選手として再契約した。

力のある真っ直ぐとチェンジアップが武器で年々を力を着けており「今年こそ」という矢先の故障だっただけに本当に残念だった。先日ウエスタンで実戦復帰を果たしたので、なんとか怪我する前の状態に戻ることを祈りたい。

123 高田 周平 25 創価大 北信越BCリーグ・信濃 1 178 79 左左 09年の育成ドラフト1位で入団。09年はBCリーグ・信濃で開幕投手として登板。球速は最速で147 km、127イニングを投げ119奪三振と前季の85を大きく上回り、防御率は2年連続2点台の好成績を残している。

安芸キャンプの紅白戦で実際に投球を見たが、「最速147 km」にはとても思えずコントロールもバラつきまくり。正直「育成枠とはいえ、モノになる見込みはあるんだろうか」というのが感想だった。

124 吉岡 興志 24 常磐大 2 187 105 右右 1軍登板なし

08年育成枠で入団。恵まれた体格から150キロ前後のストレートを投げ込む大型右腕。一日でも早く支配下登録され、大学の先輩でもある久保田のようになりたい。 

こちらも「150キロ前後のストレート」という触れ込みだったが、実際には140キロ前後がアベレージのどこにでもいそうなスライダー投手。やはり正直「育成枠とはいえ、モノになる見込みはあるんだろうか」というのが感想。

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