2005年 気弱な選手名鑑(投手編)

背番

氏 名

年齢

出身校

年数

身長

体重

投打

昨季成績

コメント

13 中村 泰広 27 慶大 3 174 75 左左 0勝0敗0S
5試合1・80

昨年はキャンプで左ヒジを痛め殆ど働けなかった。さぞ二軍で悔しい思いをしているだろう思っていたが、昨年ウエスタンのTV中継を見ていたら、バックネット裏の関係者席でどっぷり居眠りしているのを目撃してしまい管理人を涙に暮れさせてくれた

今季のオープン戦では四球を連発することもなく見違えるような姿を見せてくれていたが、終盤では四球から失点といういつもの悪いパターンを垣間見せ開幕一軍はならず。万全を期して4月中旬に一軍入りし読売戦8回裏8−0とリードした場面でリリーフに登場したが、マウンドに上がるなり既に顔面蒼白になっておりローズにストレートの四球を与えると即刻降板し二軍落ちした(涙)。

チキンな奴」「もう使えない」と某公式掲示板ではボロカスな言われ様なんだが、結局あの余裕の無さはスライダーと真っ直ぐしか無い彼の投球スタイルに大きく起因していると推察され、スクリュー系の球を覚えれば精神的にも随分変わってくると思うのだが・・・。ぜひご一考願いたい。
 
14 ○能見篤史 26 鳥取城北 1 180 70 左左

自由獲得枠で入団。高校時代は井川らとともに高校左腕三羽ガラスと高評価。社会人時代の日本選手権では03年に2勝を挙げ準優勝に貢献、昨年も準優勝に導いた。

気がついてみると、実はタイガースの投手陣はいつの間にか非常にバラエティーに富んだ面子になっていたりするのだが、「年齢を問わず不器用な投手の集団」という言い方もできたりする。そんな中「正統派の技巧派投手」といった投球ぶりで一番プロらしい投手という感じがするのがこの能見だと思うのだが、喜んでいいのやら悲しんで良いのやら。

真っ直ぐ、カーブ、スライダー、チェンジアップ、スクリューなどをコントロール良くコーナーに決め、開幕から先発ローテ投手として2勝1負(5月15日時点)という成績は立派なもの。ただ、あえて難を言うと「コントロールが良すぎる」つまり「まとまりすぎている」感じがする。真っ直ぐにボリューム感は無く、わずかなコントロールミスが即致命傷になってしまいがちな投球なので見ていていつもハラハラしてしまう。今のところ結果が出ているが恐らく3回目の対戦あたりからかなり厳しい状況が訪れそうな気がするので、その際は「インサイドの厳しいボール」も含めて意識的に荒れてみてはどうか。
 
15 太 陽
(藤田太陽)
26 新屋 5 185 93 右右 1軍登板なし

一昨年6月に右ひじを手術。リハビリに専念したため、昨年は1、2軍を通じて登板がなかったが、4月6日の広島戦で03年4月9日の中日戦(甲子園)以来、728日ぶりの勝利投手となった。

実は太陽の投球はオープン戦で一試合見ただけなのだが、かつての
1.5段モーションから重そうな速球は投げるものの空振りはとれずどちらかというと見せ球扱い、カウントを稼ぐのも決め球もフォークに頼らざるをえず見ているこちらも肩がこる投球スタイル」
から
スムーズな体重移動にスムーズな腕の振り。スピードガンでの計測以上に伸びを感じさせる速球がアウトローにビシバシ決まる投手」
に見事にリニュアール復活してくれた。「昨年の福原のように故障リタイアをきっかけにしてステップアップしてほしい」と願っていた太陽フリークのワタシとしては嬉しい限り(感涙)
。残念ながらその後二軍落ちしてしまったが、故障の再発やリタイヤが無ければ相当に期待して良いと今でも思っている。
 
16 安藤 優也 28 法大 4 184 91 右右 5勝8敗5S
57試合3・58

本来彼は先発として育てていくべき投手。ワタシはこのままリリーフで使い続けることに断固反対なので「実質2年目のジンクスで結果出ず→鳴尾浜で鍛えなおし→先発投手として一軍復帰」というストーリーも内心期待していたりする。不謹慎かなあ(笑)。
でも来年あたり「安藤・太陽・福原の右の先発三本柱」見たいと思いませんか?
 

と昨年の選手名鑑で書いたが、若干経緯は違うものの本当にそうなってくれてこれまた嬉しい限り。安藤だけでなく投手陣全体がリニュアールされつつあり、不安要素も確かに多いが今年のシーズンは去年とは比べ物にならないくらい楽しみだったりする。

ただ、巷言われるように投球間隔が長くリズムが悪いため、中々味方に援護してもらえず「一球が命取り」という試合が多い。相変わらずアウトロー真っ直ぐ(右打者の場合)の出し入れは抜群で「先発で勝てる投手」であることは間違いないので、精進してほしい。 
 
17 ○J・ブラウン 28 メリディアン高 1 188 91 右右

世界一レッドソックスで昨年メジャー初昇格を果たした。メジャーでは未勝利だが、最速145キロの直球にカーブ、スライダー、チェンジアップを織り交ぜる。昨年3Aでは23試合に登板して4勝6敗、防御率4.82の数字を残した。

ボールがよく変化するしコントロールも良い。シーズン通して球のキレが維持できれば先発ローテでやれるとは思うが、ボリューム感のある球は無いので「ひとつ勝ったらひとつ負ける」というタイプの投手のような気がする。
 
18 杉山 直久 25 龍谷大 3 182 80 右右 2勝2敗0S
13試合5・03

2年目の昨季は待望のプロ初勝利など2勝を挙げて頭角を現した。コントロールに課題を残すが、先発陣の一角として期待されている。

オープン戦でメッタ打ちされると、突如中西投手コーチが投球フォーム改造に着手。「じゃあ秋季キャンプとスプリングキャンプは一体何のためにやってたんだ?」というツッコミを入れたいところだが、それ以前に「中西サン、頼むから壊さないでくれよ」と懇願する声が全国の虎ファンの間から上がったことは想像に難くない。

幸い、改造が上手くいった模様で、現在先発ローテで奮闘中。若干「メジャーリーガー・薮さんのテイスト」を漂わせる投球ぶりに、気弱ファンの支持が広がりつつあるというウワサがあるようなないような。
 
19 筒井 和也 24 愛知学院大 2 184 83 左右 1勝0敗0S
1試合1・69

通称「鳴尾浜のスピード王
昨年10月8日の横浜戦では村山以来チーム45年ぶりとなるプロ初登板初先発初勝利。今季はローテ入りを目指す・・・ところだったんだが、山陽自動車道を走行中に法定速度の83キロオーバーの速度違反。罰金50万円と対外試合出場停止、来年3月末までの自動車運転禁止となり、トホ〜(涙)
というわけで開幕は二軍で迎えたものの、下柳が右足の張りで出場選手登録を抹消されたため、急遽一軍登録。4月27日の中日戦でスクランブル先発したが3回2失点で降板、翌28日には二軍落ちしたというのも「鳴尾浜のスピード王」の名に恥じないスピードの速さだった。

実はこの投手、昨年のオープン戦以来全く見る機会に恵まれていないので、コメントは差し控えておきます。
 
20 金沢 健人 26 磯原 7 188 84 右右 1勝1敗0S
23試合3・53

昨年は6月18日の初先発を皮切りに何度か先発のチャンスをもらい、オフには「先発しかやりたくない。それも井川、福原さんの次じゃなくて、1番を目指します」と堂々のエース宣言。今年は更に飛躍の年・・・と思っていたらキャンプ中に右ヒジの張りを訴え結局手術で今季絶望。トホ〜(涙)

昨年に続き、今年は本当〜に大チャンスだったんだが・・・。好きな投手なので早く復帰してほしいが、この故障によるリハビリ期間を上手く生かし自身の投球を見つめなおしてみるのも良いかもしれない。
 
21 吉野  誠 28 日大 6 181 86 左左 0勝0敗0S
23試合16・76

昨年は開幕直前に左第3指屈筋腱炎を患い出遅れたうえ一昨年の勤続疲労もたたり「これがホントに吉野なのか?」と思うほど体にキレの無い無残な投球フォームに変わり果て、ほとんど使えない一年だった。

今年は故障も癒え03年優勝に貢献したセットアッパーの輝きを取り戻す・・・といきたい所だが、今年の「以前に比べやや腕の振りをやや左上に上げたフォーム改造」は左打者に喜ばれるだけで、そう簡単にコトが運ぶとは思えない。
 
22 藤川 球児 25 高知商 7 184 73 右左 2勝0敗0S
26試合2・61

昨年は右肩痛で出遅れ「やれやれ、またいつものパターンか(涙)」と思っていたが、7月終盤に1軍登録されるといきなり150キロの速球を連発したもんだからさあ大変!
全球場のスピードガンが坊ちゃんスタジアム仕様に変更されたのか!?
なんか悪いもんでも食ったのか!?。それともステロ(以下自粛
と気弱ファンをヤキモキさせた。

以前から
落差の大きいカーブ・スライダー・シュート・フォークと球種が豊富で制球力もある。真っ直ぐは『キレで勝負』というスピードなので、試合中盤疲れが出てくると途端に相手打線に捕まってしまう。しかし投手としてのセンスに恵まれており立ち上がり・フィールディングも上手い藤川は、セットアッパー向きなのでは?
と思っていたが、あれだけ球速がアップすればセットアッパーどころかストッパーも充分勤まる。

というわけで「藤川ーウイリアムスー久保田、勝利の方程式確立や!」と大喜びの虎ファンは多いのだが、これらの話には全て
毎年必ず故障を起こしまともに一年間働いたためしがない藤川が、一年間リタイアせず好調を維持し続けること
というとてつもなく大きな前提があったりする。

恐らく、藤川は今「投げるのが楽しくて仕方ない」という状態だと思う。そらそうだろう、あれだけ真っ直ぐが走れば。入団時から、その柔らかくしなるヒジの使い方がかつてヤクルトで活躍した「伊藤智仁ばり」と言われていたが、まさにそんな感じになってきた。
しかし、藤川の体格であのスピードは明らかに「出しすぎ」だと思うので、藤川がひと試合連投しただけで心臓バクバク状態に陥ってしまう。岡田監督はじめ首脳陣は「何点差だろうが、7イニングス目は藤川に投げさせないと気が済まない」とでも言いたげな起用法を続けており、連日暗澹たる気分にさせられている
 
25 前川 勝彦 27 PL学園 9 185 98 左左 0勝2敗0S
3試合10・05

昨年川尻との交換トレードで移籍、オープン戦で好投を続け「ムーアの穴を埋めるのでは?」と期待したファンも多かったが、ふくらはぎの肉離れ3回、8月には左ヒザ内側靭帯を痛め、6年ぶりの勝ち星なし・・・と、前川はやっぱり前川だった(涙)

昨年オフ、巨人・清原の専属トレーナーとして知られるケビン山崎氏のジムに通い、決意のダイエット作戦を敢行。95キロから85キロへの減量に成功したが、オープン戦でメッタ打ち。今シーズンのお仕事はこれで終了したのかもしれない(号泣)。 
 
26 江草 仁貴 25 専大 3 178 82 左左 0勝0敗0S
9試合2・76

昨季、プロ初先発の10月2日広島戦で7回1失点と好投。今季は中継ぎとして開幕ベンチ入り。まずまずの仕事をしており、先発ローテーション入りを狙える位置まであと少し・・・というところまできている。

しかし、ルーキーイヤーは「真っ直ぐとフォークでグイグイ押し捲る投手」というイメージだったのだが、いつの間にか「スライダー、フォークを中心に飄々と投げる投手」というイメージですっかり「湯舟化」が進行している。球は球速以上に伸びを感じるものの、決してコントロールが良いというわけでもなく、結構打者は絞り辛いだろう。夏場あたりには先発のチャンスがあるかもしれない。
 
28 福原  忍 29 東洋大 7 180 89 右右 10勝15敗0S
29試合3・87

昨年は1年目の99年以来の2ケタ勝利。かつては巨人に2勝しただけで関西地区限定で巨人キラーと呼ばれた山崎投手のような「似非巨人キラー」もいたが、巨人戦6勝0敗というのは大したもの。しかし、残り4球団からはわずか4勝ってのも、それはそれで大したものなのかもしれない。

実勤年数が少ないためもの凄く若いイメージがあるが、実はもう29歳。というわけで今年は福原が「毎年7勝前後でウロウロする投手」になるのか「リーグ有数の好投手」になるのか大きな分かれ道になる年だと思う。井川の去就が不透明なだけに、ぜひ後者でお願いしたいものだが・・・。
 
29 井川  慶 26 水戸商 8 186 96 左左 14勝11敗0S
29試合3・73

オフはメジャー移籍問題に揺れたが、阪神Vのために投げる決意を固めた。4年連続の投球回200イニングで2年ぶり20勝を狙う。

メジャー移籍問題もあり、昨年から某公式掲示板で「もう、いらん!」「さっさと出て行け!」と叩かれまくり、終いには岡田監督の母・サカヨからも「何がエースや。ハラハラさせて心臓に悪い。髪の毛を切ってこい」と罵倒される有様だった。

デビュー当時のストレートとチェンジアップだけで相手打線を牛耳っていた投球ぶりがあまりに鮮烈だっただけに最近の井川の投球には寂しいものがあるが「3年連続の投球回200イニング」というのは大したもの。それだけに現在の物足りない投球も「仕方ないかなあ・・・」と思ってしまうワタシは優し過ぎか?。

その頑固さは有名だが、昨年は「台風の中、鳴尾浜の浜辺沿いの道を自転車で走ると」いう、無謀な一面も垣間見せてくれた。趣味は「ラジコンヘリ」「サッカーのビデオ収集(推定1,000本)」「犬夜叉、名探偵コナン」「パソコンゲーム」「掃除」と、庶民派として有名な井川投手だが、「推定年俸2憶2千万の高給取りが、台風のさなかコンビニへ自転車行くというのは庶民派の域をあまりに超えすぎている」という意見も。
 
30 久保田智之 24 常磐大 3 181 95 右右 4勝4敗4S
28試合4・04

開幕は先発スタートだったものの、右肩に違和感を訴え5月29日に抹消。8月に再登録されてからは中継ぎ、抑えとフル回転した。今季はストッパー起用を明言され、50試合登板で防御率1点台、40セーブでセーブ王獲得の大目標に挑む。

以前から「久保田ストッパー待望論」は結構多く、実際に昨年からストッパーとして起用されているが、ワタシは久保田のストッパー起用には以前から大反対
こんなことを書くと「福原といい安藤といい久保田といい、おまえは本格派投手のストッパー起用は全部反対なんかい!」とのツッコミを受けそうだが、
・見た目に比べて器用な投手なので、立ち上がりが悪くても試合の中である程度修正できる。
・しり上がりに球速も上がるタイプなうえ、試合終盤になって150キロの真っ直ぐを投げられるスタミナはまさに先発向き。
・ストッパーはあくまで専門職。同じ速球派ストッパーでもヤ・五十嵐に先発は無理だが、久保田は先発完投能力が十二分にある。
・そもそも故障持ちで一年間働いたことが無い。そんな投手にストッパーを任せるのは本人のためにもチームのためにもリスクが大きすぎる。

など、賛成できない理由が多すぎる。

じゃあ、ストッパーがいないじゃないか!」と言われそうだが、チームに足りない部分を補うのが「補強であって、それこそ血眼になって「ウッズ資金(笑)」を使ってでも外国人ストッパーを探すべき。シーツ獲得といい、桧山と併用であくまでサブ扱いのスペンサーといい、この球団の外国人選手獲得には、戦略が全く無く「獲れる選手を獲る」というスタンスしかないから、選手を生かす起用ができない。言っても無駄だろうが、編成には真面目に仕事をしていただきたいし、首脳陣には鳥谷の将来だけでなく久保田の将来も少しは考えてもらいたい

全くカンケー無いが、「球速+体重ダブルUP推進運動中」なのか、胸まわりといい下半身といいパンパンの状態。なんかもう、つい「頑張れ、ハルク君」とでも声を掛けたくなってしまうのはワタシだけか?。 
 
34 ○橋本健太郎 25 東北福祉大 1 191 85 右右

D4巡目で入団。191センチの長身から投げ下ろす直球は威力十分で、落差のあるチェンジアップとのコンビネーションで即戦力が期待される大型右腕。

・・・というカタログスペックだったのだが、どうも「タイガースの大柄な投手」というと、つい「福家のギクシャクした投球フォーム」やら、「FA戦士・山沖」やらが脳裏をよぎってしまい、「とんだ一杯食わせ者では・・・?」という疑念が頭を離れなかったのだが、オープン戦で投げるたびに評価はもちろん球速もUP。早くも貴重な中継ぎとして活躍している。

しかし、あの猛烈な落差のチェンジアップは凄い。打者には相当にやっかい・・・というか、とにかく久々にインパクトのある変化球を見せてもらった。今のところ首脳陣はビハインドもしくはある程度リードした場面で起用しているが、もっと大事な場面で使ってみてほしい。

オープン戦の頃、インタビューを聞く機会があったのだが、非常に落ち着いており、そのマウンドさばきといい非常にプロらしい投手。「わかんないッス」やら「そうですね」やらと、まともな受け答えすらできない先輩方にも見習ってほしいと思うのだが、いかがなものか?。 
 
35 牧野  塁 31 山梨学院大付 13 182 86 右右 1勝0敗0S
27試合2・48

オリックスから移籍した昨年は中継ぎとしてまずまずの成績を残した。

昨年のオープン戦で150キロ台の速球とスライダー・フォークをビシビシ決めている投球を見たときには、「これは相当の戦力になる」と思ったものだが、公式戦で中継ぎで勝利を挙げた後防御率一点台にもかかわらず二軍に落とされるなど、首脳陣の信頼を勝ち取るところまでには至らなかった。 
 
36 中林 佑輔 22 金沢 4 186 85 左左 1軍登板なし

昨年は2軍で15試合に先発。規定投球回数をクリアし、防御率も筒井に次ぐリーグ6位。チーム最多の6勝を挙げた期待の左腕。今春のキャンプでも1軍スタートの候補に名前が挙がった。

毎年着実に成長しており、一部には「“井川2世”として期待される逸材」との声もあるが、残念ながら「スケール感」はあまり感じられない。くれぐれも「目指せ猪俣!」といった間違いを犯さないよう注意していただきたい。 
 
37 三東  洋 27 駒大 3 180 74 左左 5勝0敗0S
22試合4・91

8月22日のヤクルト戦でプロ初先発初勝利を挙げるなど、2年目の昨季は無傷の5勝。先発ローテーション入りを狙う。

打線の援護に恵まれた面が多分にあるが、それでも5勝は立派なもの。しかし、10月10日読売相手に5勝目を上げた最終登板後に「ちょっと気になるのが球数。肩? 検査する。完投できるように球威が落ちにようにするため」と実は左肩痛に悩まされていたこと」を岡田監督が激白。よさこいリーグ(高知)の参加予定も急遽キャンセルでトホ〜。優勝争いしてたんならともかく、早く治療させろよ(涙)
というわけで、今年は出遅れ。ファームで登板できるまで回復しており、夏場あたりに一軍復帰してくれると有難いのだが・・・。 
 
40 桟原 将司 23 大阪桐蔭 2 183 91 右右 2勝0敗2S
44試合3・48

横手気味に振られた腕から150キロを超える速球を投げ込みルーキーイヤーから中継ぎ右腕として奮闘。4月中に1軍デビューを果たし、チームで3番目に多い44試合に登板した。

今年もセットアッパーとして期待されたが、「2年目のジンクス」に見事にハマったようで、キャンプの頃から調子が上がらず、開幕二軍。4月に一軍入りしたが、読売戦で火だるまになり中村泰とセットで鳴尾浜送りに。なんだか、今年はこんな感じで終わりそうな気配が漂い始めている(涙)。 
 
42 下柳  剛 37 長崎瓊浦 15 184 94 左左 7勝5敗0S
22試合5・12

7勝を挙げ、ほぼシーズンを通してローテを守った。タフネスぶりはいまだ健在。今年も貴重な先発左腕として期待がかかる。

正直、移籍2年目はかなり厳しいと予想していたのだが、見事に裏切ってくれた。その投球術は更に円熟味を出しており今年も計算できるローテ投手として貴重な役割を果たしてくれそうだ。

先日初めてこれまで拒んできた甲子園でのヒローインタビューを受ける等「シャイな人柄で有名」という話を聞くが、シャイな人がオフにプロレスラーと自主トレやったりファションショーに出演したりするはずもなく、単なる「マスコミ嫌い」「ファンうざい」な人という説もある。
 
47 佐久本昌広 31 久留米工大付 10 176 82 左左 0勝0敗0S
3試合0・00

移籍後の2年間で1軍登板はわずか9試合。区切りのプロ10年目は中継ぎ左腕の地位確立を目指す

佐久本が投げると何かが起きる」と、一部の気弱ファンの間では非常に人気の高い左腕ではあるが、正直かなり厳しい立場になってきた。
 
48 石毛 博史 35 市立銚子 17 189 105 右右 0勝0敗0S
2試合0・00

昨季1軍での登板イニングはわずか1回。今シーズンに全てを賭ける。

背水の覚悟でオフも肩は休めず投げ込み続け、新春は千葉・ジャンボ尾崎邸で恒例の合同自主トレに臨んだ。平下・梶原と過去ジャンボ尾崎の自主トレに参加した選手はことごとくトレード・解雇の憂き目に会っており、石毛の今後が心配でならない。
 
49 新井  智 23 花咲徳栄 3 179 72 左左 1軍登板なし

2年間で2軍の計21試合に登板したのみ。飛躍の三年目にしたい。

4月にファームで登板している姿を初めて見たが、体の線が細く「カーブはまずまず」くらいの印象しか残らなかった。
 
54 J・ウィリアムス 33 SEルイジアナ大 3 183 83 左右 2勝4敗14S
51試合3・28

優勝イヤーは守護神として大活躍したが、昨季は4敗を喫するなどいまひとつの成績。しかしオーストラリア代表で参加したアテネ五輪の日本戦好投が評価されて残留が決定。外国人リリーフ投手としては異例の2年契約を結んだ。今年もセットアッパーとして大車輪の活躍が期待されている。

一昨年前半や日本シリーズでの投球、そしてアテネ五輪と、アドレナリンが出れば出るほど力を発揮するタイプなだけに、複数年契約は絶対に避けるべきだったと思うのだが・・・。 
 
56 田村 領平 21 市和歌山商 3 178 85 左左 1軍登板なし

2年目の昨年は春季キャンプ中の紅白戦で赤星、鳥谷を打ち取ってアピールしたが、結局、昇格はおろか2軍でも白星なし。16試合に登板し0勝2敗、防御率7・77と尻すぼみに終わった。

それほど長身ではないが体格がガッチリしておりフォームがダイナミック。紅白戦やキャンプで必ず名前が挙がってくるのは素材の良さからなのか関西スポーツ紙の大本陣営報道なのか判断に苦しむところ。
4月に二軍での登板を見たが、以前に比べ迫力が薄れたような気がする。久保投手コーチからは、「全力ではなく5割程度の力での投球練習」を指示されたそうで、ステップアップするための途中段階だと、好意的に解釈しておくこととしたい。 
 
59 ○ダーウィン・C 33 ENB高 1 87 85 右右

昨年は3Aで24セーブを挙げた球団史上初のベネズエラ出身右腕。昨秋のキャンプでテスト入団を決めた、球団史上初のベネズエラ出身右腕。昨年は3Aで24セーブを挙げた。細身の体をしならせてキレのいいボールを投げ込み、テストでは148キロを計測。実績あるウィリアムス、先発候補のブラウンとライバルは強力だが、虎視淡々とチャンスをうかがう。

昨秋のキャンプでテスト入団を決めたものの「クビアン入団」とのスポーツ紙の見出しに「クビなんか入団なんか、どっちやねん!」とツッコんだ虎ファンが数多くいた・・・というのはいくらネタとはいえあまりにベタすぎるので書かなきゃ良かった。しかし誰しも考えることは同じなようで登録名は「クビアン」でなく「ダーウィン」にさせられた模様。

オープン戦で一度見たが球も速いしタイミングを外すサークルチェンジと縦に沈むナックルチェンジも中々面白いが、いかんせんコントロールが甘すぎる。あと、これは直感なんだが、どうも「チキンな投手」のような気がしてならない。
 

61

 

○辻本賢人

16

マタデーハイスクール

1

181

75

右右


史上最年少の15歳でドラフト8巡目指名を受け、話題を呼んだ。入団する前に142キロを計測するなど潜在能力は高く、阪神以外の球団も獲得に動いていた。中学1年時から米国留学を3年間経験した異色の経歴の持ち主。トレーニングを行ってきた元ロッテの立花トレーナーによれば、将来は、クレメンス級になると評価している。

辻本に関しては、

<1年目>体作りを主体に時々実線登板
<2年目>二軍ローテで鍛錬、夏場までに一軍入り。中継ぎで経験を積む。
<3年目>後半戦あたりから一軍ローテ入り。
<4年目>先発で二桁勝利。

これくらいはやってもらわねばならない。

4年目って、高卒ルーキーと同じやん!。そんな無茶な!」とのツッコミは当然だし、事実ワタシもそう思う。でも、これくらいやらなければ15歳でプロ入りさせた理由が無い

阪神が
15歳の投手を育成するためのプログラムを持っている、もしくは今後作っていき、来年以降も能力があれば積極的に高校入学前選手の獲得を目指していく
そのため、他球団・コミッショナーに支配下選手60人の枠撤廃に向けてた働きかけをおこなっていく
というのならともかく、そんな事を考えているはずもない。
ワタシは基本的にまだまだ古く封建的で昔に比べてマシにはなったものの選手を酷使しそれを美談とする高校野球とそれを喜ぶ人々が大嫌いなんだが、それでも15歳の選手には同世代の選手たちと野球を通じて学ぶべきことは沢山あると思う。もちろん誤った指導者を選んでしまい潰されてしまう可能性もあるかもしれないが、それはそれでまた人生。
百歩譲って4年目二桁勝利は無理だったとしても、3〜4年経っても全く芽が出なかったらどうするつもりなのか?。この質問にまともに答えられる関係者はいるのか?。
担当スカウトのスタンドプレーなのか話題作り狙いなのかは知らないが、「4年目で先発・二桁勝利させるくらいでなければ、この獲得は非難されるべきだ」と言いたい。

ところで全く関係ないが、彼の「出身校がマタデーハイスクール」という記事を読むたびに「サタデーナイトフィーバー」のテーマ曲が頭をよぎるのは、ワタシだけだろうか?。 
 
62 ○玉置 隆 19 市和歌山商 1 181 71 右右

D9巡目で入団。50メートル5秒9、遠投110メートル超と高い身体能力を誇る逸材で野手での評価も高い。高3時の夏甲子園に出場して、母校を37年ぶりの初戦突破に導いた。ドラフト後に打者転向プランも浮上したが、本人は投手で勝負するつもり。

4月に早くも2軍で実戦登板。1イニングだけだったが、非常にオーソドックスな本格派で真っ直ぐは恐らく140キロを超えていたのではないか?。それ以上に、この時期に登板できていることがGOODだし、マウンドでの表情も中々ふてぶてしそうで好感が持てる。
 
65 ○水落暢明 20 信太 1 183 82 右右

D10巡目で入団。特待生扱いで強豪・平安高に入学したが、練習中2度も熱中症に見舞われ生死の淵をさまようことに。これが原因で野球を辞め、高校も1年時に退学。その後、1年遅れで地元の信太高に入学。野球が忘れられず、野球部の門を叩いたため19歳で念願のプロ入りを果たした。
女手1人で水落を育ててきた母に「今まで心配ばっかりかけてゴメン。これから頑張るから」「契約金で母に何か買ってあげたい」とのコメント。ク〜ッ、おっちゃん、こういう話に弱いねん(涙)。この選手にはぜひ頑張ってほしいッス。 
 
67 伊代野貴照 25 沼津学園 3 180 81 右右 1軍登板なし

ルーキーイヤーに初勝利を挙げ、昨年は飛躍を期待されたが、右ひじの違和感などもあってファームの登板に終始した。

元々そう緻密なコントロールは無く、インサイドを突くシュート気味の真っ直ぐと、それを恐れずに投げ込むハートの強さが持ち味だったのだが、そこからステップアップできていない。昔から何故か「サイドハンドの中継ぎ投手」を獲得するのも育てるのも好きなチームなので、上手くハマってほしいのだが・・・。 
 

○は新人 △は移籍 □は復帰

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