2005年 気弱な首脳陣名鑑

1 軍 背番 氏 名 年齢 出身校 コメント

監督

80

岡田 彰布

48

早大

昨年の「気弱な選手名鑑」で
どうも気になるのは、決して雄弁とは言えないヒトなのに「その割りに結構いらんことを喋ってしまう」点。
タイガースの一番の敵は読売でも中日でもなく関西マスコミと強気ファンなので、その言動にはくれぐれも気をつけて欲しい。

と危惧したものだが、口下手なところに加えて聞かれたらなんでもそのまま答えてしまうもんだから見事に現実のものとなってしまい、シーズン終了後のファン感謝デーでのスピーチでは「350万人というファンの皆様にみももまめましたがみながぇ 」と噛んで締めくくってくれた。
阪神ファンの間では「そらそうよ」「もう一緒よ」「期待してもらって結構です」「そんなもん、オマエ……」「グフフ」等、岡田語が大流行。恐らく当分の間は外部から監督を招聘することは無いと思われ、候補というと掛布・木戸・和田・・・と、どう考えても問題コメントを発してくれそうな面子はおらず、数年後には一部のファンの間で「腹の立つことも多かったけど、岡田の頃は面白かったよなあ・・・」という居酒屋トークが繰り広げられそうな気がしないでもない。

今年はオールスターを首位で折り返すなどチームが好成績なので、岡田叩きも沈静化しているが、延長11回裏にサヨナラ犠打を放ったにもかかわらず、同点の九回裏無死一塁でサインなしでバントを試み併殺打となった今岡に「なにを考えているんや、アホ」「クリーンアップを打っているのに…。二塁打以上で勝ちやないか。」と激怒。「今岡が二塁打以上を打つ確率」って恐らく良くて1割程度だと思うのだが、勝負事は結局「勝つために確率の高い方法をいかにとるか」に尽きるわけで

    <打順について>
    確かに、赤星ー金本と続くと、相手のピッチャーはイヤがる。でもな、その分、アイツは自分の打席を犠牲にしとるんや。プロである以上、クリーンアップは、フリーで打たさなアカン。赤星を一塁に置いて、ホームランを打てばエエんや。
    <理想とする監督像>
    ベンチで何もせんでも勝てる監督

という信念は全く変わっていない模様。作戦面でも「赤星の盗塁」「投手の送りバント」以外は殆ど見かけることもなく、一言で言うと「阪神の野球=赤星がFA加入した読売の野球」。背後から中日が追いかけてきているが、僅差の勝負になってきた時中日との野球の質の差に相当痛い目に合わされそうな気がしてならない
ただ、だからといって天王山というか胸突き八丁になって突然思いついたように「エンドランで足を絡めて」とか「スクイズ」とかやってもきっとドツボにはまるだけなので、もう作戦面には何も申し上げますまい。ただ、連続試合出場のかかっている金本は仕方ないにしても、今年は殆ど雨でゲームを流していないので、金本と共にチームの生命線である、赤星・今岡・そしてなんと言っても矢野。この三人は少々無理してでも今のうちから上手く休ませながら使ってほしい。藤川・ウイリアムス・久保田ももちろん同じこと。もちろん、目先の一勝にこだわって藤川を潰したり、濱中を中途半端にスタメンで使って再リタイアなんぞもってのほか。後半戦の貴方の仕事は、もう「コレだけ」で構いませんのでくれぐれも忘れないでいただきたい
ヘッドコーチ 78 平田 勝男 46 明大 昨年一年間はお通夜のように暗いベンチで腕組みをしている以外に何をやっているのかは全く謎のままだったが、久万前オーナーは「今のコーチ陣で誰が問題かといえば(平田)ヘッドでしょう。あいつはノックでも、ヒットになってしまいますから」「島野(管理部長)のように野球にくわしく、目の行き届くのがヘッドになればいい。」と激怒。星野監督政権でのヘッドコーチ・島野氏が「総合コーチ」という肩書きで現場カムバックを果たしてしまった。で、今シーズンはというと試合中岡田監督が打ち合わせている相手は久保・正田両コーチばかりで、何をやっているのか謎は深まるばかりだ。
総合コーチ 91 □島野育夫 61 作新学院 というわけで1年間のフロント職を経て現場復帰。「ヘッドコーチ」と「総合コーチ」の二つの職務の分担は傍目に見ても全く不可解で、今はチームが首位にいるから良いものの首位から転落でもしたら、またいろんな声がマスコミから流れてくるのは必至。本当によく判らない球団だ。
投手コーチ 84 △久保康生 47 柳川商 理論に基づいた指導方法には定評があり、岩隈を押しも押されもせぬエースに育てたのは誰もが知るところ・・・
というカタログスペックなのだが、オープン戦まで結果の出なかった杉山に施したフォーム改造は見事に成功。シーズン当初不安定だった久保田も安定感を増している等、彼の功績は非常に大きいと言える。ただ気になるのはやはりリリーフ投手陣の登板過多。久保コーチに言わせると「酷使ではない」とのことなんだが、もはや彼の言葉を信じて祈るしかない心境だ(涙)
71 中西 清起 43 高知商 就任時から「球児だけはなんとかする」と高知商の後輩・藤川に目をかけてきたが
必要以上にさわりたがるコーチがいた。中西コーチはそれはない。聞きたいときにだけ相談するのでやりやすい。(藤川)」と選手には好評な模様。聞きようによっては「何もしていない」と聞けなくもないが、教えすぎのコーチが多い中、これくらいが丁度良いのかもしれない。
打撃コーチ 87 △正田耕三 43 市和歌山商 現役時代は首位打者2回、盗塁王1回、ゴールデングラブ賞5回、ベストナイン2回と輝かしい実績を持ち、カープの一時代を築いた名セカンドだった。
スイッチヒッターとして球界史上初の首位打者に輝き「努力の人」として有名だったが、試合前の練習中に高橋慶彦と大立ち回りを演じるなど一部のコアなファンの間では「武闘派」としても有名だった。
86 和田  豊 43 日大

85年D3位で阪神入り。88年シーズン最多犠打(56犠打、当時)、97年開幕24試合連続安打と現役時代に2つの日本記録を樹立。01年選手兼コーチを務め、同年限りで現役引退。ベストナイン2回、Gグラブ賞3回。02〜03年打撃コーチ、04年より二軍野手総合コーチを歴任。
13度の完封負けを喫し特定投手への弱さも露呈した打線の強化策として、和田コーチの打撃指導・相手投手対策に秀でた調査能力やデータ解析の正確さを高く評価する球団側の声により2軍野手総合コーチから昇格した。

ちなみに岡田監督は「和田コーチをもう1年二軍に置いて、勝負をかける3年目となる再来年から一軍に上げる」と言っていたらしく、早速「お前に3年目は無いんじゃ!」と強気ファンから罵声を浴びた。
星野政権では当初地味な存在だったが和田日記等で一躍ファンの圧倒的な支持を集め今や次期監督候補のひとりに上げられるまでになった。これはひとえに和田コーチの手腕・・・ではなくファンとのコミュニケーション能力によるもの。記者との会話に先に「ファンがいる」ということを岡田監督にもほんの少しでも良いから学んでほしいが、多分無理だろう(涙)。
いつの日にか監督になる日が来た際にも今のスタンスを持ち続けられたら大したものだと思う。
内野守備・走塁コーチ 85 福原 峰夫 48 法大 その手腕は不明だが、ベンチでのたたずまいを見る限り「コワイおっさん」であることは間違いないようだ。
外野守備・走塁コーチ 76 吉竹 春樹 44 九州産 岡田監督就任とともに一軍コーチに復帰。試合では三塁ベースコーチを勤めている。「通称:壊れた信号機
兎に角チキンな判断が目立つ。ホームは際どいタイミングなので三塁にランナーを止める・・・というのも場合によりけりで「次打者・藤本の一打に期待を賭ける」なんてのは、よほど確率が低いと思うのだがいかがなものか。
バッテリーコーチ 83 嶋田 宗彦 43 箕島 「箕島の嶋田兄弟」といえばオールドファンには涙が出る名前だが、弟の章弘氏はスコアラーと、二人ともタイガースのスタッフとして飯を食っている。
ブルペンコーチ 81 吉田 康夫 44 日大東北 温厚な性格で兄貴分的存在なそうなんだが、確かに雰囲気は感じる。
トレーニングコーチ 90 続木 敏之 47 新居浜商 トレーニングコーチ歴12年目。一部の気弱ファンの間では「阪神といえば続木」「続木といえば阪神」と言うほど有名な存在になっている。理由はあえて語らないが
2 軍 背番 氏 名 年齢 出身校 コメント
監督 70 木戸 克彦 44 法大 阪神のウエスタンの試合結果を見るとよく判るが、とにかく試合でたくさんの選手を使う。暗黒時代と違って二軍に人材が多いというのもあるんだろうが、「勝敗にこだわりながら育成もする」という二軍監督のほとんどが口にするが実践しているヒトは実は結構少ないコトをやり続けているのは評価されていいと思う。
投手コーチ 82 葛西  稔 38 法大 地味なキャラだが実は相当に激しいヒトらしい。こういうヒトってある意味一番怖い(笑)。
75 □遠山奬志 38 八代一 2年間の評論家生活を経て二軍コーチに就任。「松井キラー」として名をはせた晩年はともかく若手時代も「真ッスラ」を武器にするやや変則系投手だっただけに、指導者としてどうなのかは謎。ただ、これだけ様々な経験をしたヒトもそうはいないので、若手はいい話を聞けるのではないだろうか。
打撃コーチ 73 水谷 実雄 58 宮崎商 広島では江藤、前田、近鉄ではノリを鍛え上げた手腕は有名。桜井・林・喜田といったところをなんとか一人前にしてほしい。
72 平塚 克洋 39 明大 当初は1軍打撃コーチとして招聘されたものの星野監督の就任で2軍へ降格。
昨年は岡田監督の就任とともに再度1軍に上がったものの、「(中日・山本昌に対してのコメント)失投を逃さず打て」「(中日・川上に対してのコメント)甘い球を一発で仕留めないと」をはじめ「好球必打」「センター返しだ」等の見事な試合中のコメントを繰り返し「平塚のアドバイスは高校野球レベル」「今日の三浦はここまで甘い高めの球なんか1球もないやろ。どこ見てるんや!」とMBS解説者・一枝修平氏から何度も罵倒され、見事に2軍へ降格。 こうしている今日も鳴尾浜で「球が速いから気をつけろ!」等の名フレーズが飛び出していることだろう。
守備・走塁コーチ 88 △立石充男 48 初芝 立石なんて南海が結構好きだったファンにとっては涙がちょちょぎれそうになる名前ではなかろうか?ワタシもダイエー後は良く知らなかったんだが経歴を見ると「南海−ダイエー−中日−台湾・和信−近鉄」と、中々波乱万丈の人生を送ってらっしゃる。しかし、その立石が何故阪神のコーチに就任したのかは全くの謎だ。
89 □山脇光治 43 浪商 昨季まで球団スコアラーを務め、3年ぶりに現場復帰。現役時代は地味なバイプレーヤーだったがチームが暗黒時代だったので、その働きが評価されることは無かった。その手腕は謎だ。
バッテリーコーチ 79 中尾 孝義 49 専大 昨季は2軍打撃コーチ。今季は2軍バッテリーコーチに配置転換。「中日」のイメージが強が実は兵庫県出身で岡田監督の1学年先輩。専大時代から「早大・岡田」とは親しく、全日本では同じ釜のメシを食った仲。
もはや矢野の後継者育成は待ったなしの状態になっており、バッテリーコーチの責任は非常に重い。
トレーニングコーチ 98 ○福田厚治 32 大体大大学院 陸上競技ひと筋で、野球経験は「小学校でソフトボールをした程度」とのこと(笑)。ただ、野球界は変な常識が平気でまかり通る世界なので、そんなヒトの方が適任なのかもしれない。
3 軍 背番 氏 名 年齢 出身校 コメント
(育成・リハビリ)コーチ 97 加藤 安雄 55 明大 腰痛の悪化を理由に、04年10月に退団。しかし辻本の入団で呼び戻された。「辻本育成プロジェクト」の責任者だそうな
岡田監督が二軍監督時代にリハビリ部門の強化のため球団に掛け合い実現させたのがこの三軍制度。藤川がリタイア後に「150キロ右腕」に生まれ変わっていたのも、このシステムに負うところが大きいらしいので責任は重大だ。三東・金澤あたりどうッスか?。
74 □伊藤敦規 42 福井工大 3年ぶりの現場復帰。現役時代はその地味だけどスーパーな仕事ぶりに何度も心打たれたものだが、今回の仕事は故障選手のリハビリと15歳ルーキー・辻本の教育係。きっと今回もいい仕事をしてくれると思う。

○は新人 △は移籍 □は復帰

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